人狼議事


84 戀文村

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メモを貼った。


【人】 本屋 ベネット

 いいえ、毎日ご無事が確認出来るのは嬉しいことですよ。

[何時もの椅子は、相変わらず其処に用意されている。
ブローリンの話には、頷きながら口を開いた。
朝方から、青年の一日は何時もと変わりない。
たとえ昔馴染みが静かに狂い旅立って行ったとて
知る術が此処には無いもので]

 ……ついに軍人が動きましたね。
 此方へもブローリンさんが、いらっしゃったんですよ。
 本を、引き取って欲しいと。
 代金無しで良いのか問うたんですが、持ってゆけないのだと。

[ちら、と視線を向けた先
栞を並べていた机には、置き去りの本が幾冊か]

(52) 2012/03/30(Fri) 22時頃

【人】 本屋 ベネット

 おや、御代金を渡し忘れておりましたね。
 昨日はてっきり私抜きで
 酒場に出かけたものとばかり思っておりましたが
 ……飲みそびれた、というのは?

[首を傾ぎながらも、奥から預かっていたブランデーを持ち出し
本屋のカウンターにグラスを二つ置いて、静かに注ぐ]

 ダーラが店を開けていなかったとか?
 それとも、お酒がもう村には無いんですか?

[酒の出所が途切れたのだろうか。
不思議そうに、いくつかの可能性をあげる]

(54) 2012/03/30(Fri) 22時頃

ベネットは、ごそごそと仕舞いこんでいた金銭取り出し、袋ごとミッシェルへ渡した。

2012/03/30(Fri) 22時頃


[歌に導かれた先に並んだ二つの影
 その姿に目を見張り、駆け寄った]

 ……セレス、ヨーランダ!
 居たのか、すまない。
 墓場を守らなくて。

 ……ベネットが手紙に気づいてくれるといいんだけれど。

[幸せそうなセレストの顔を見たら、もうそれで良かった]


メモを貼った。


【人】 本屋 ベネット

[四冊の本。一番上にあったものは月世界旅行。
捲り易かったことだろう、何度も読んだのだろうなと
青年は初めて彼をまっすぐに見つめて、静かに頭を下げた昼間のやり取りを思い出す]

 彼、ああ見えてロマンチストだったようで。

[ミッシェルがページを捲る音がする。
青年は向かいの椅子に腰掛けて、グラスを手に取った]

 ……ダーラと喧嘩、ですか?
 それはそれは、彼女はあれでかなり頑固ですよ。
 いったんそうと決めたら曲げないんです。
 見解の相違なら、きっと何処までも平行線だったでしょう?
  どっちかが折れるしかないっていうのに
 ダーラが折れることなんて、今まで一回も無かったんですから。

[喧嘩が原因で飲みそびれたと、青年はなるほどと納得する。
彼女を昔から見てきたが故に見てきたかのような言葉を吐く]

 ヤニクさん、急でしたね。

(60) 2012/03/30(Fri) 22時半頃

【人】 本屋 ベネット

―本屋―

 まあ、彼にとっては戦地に向かわされるよりも
 先に旅立った方がよかったんでしょう。
 クラリッサさんも、そう願ってらしたようですし。 

[彼の死は雪ノ下。
春は未だ遠い]

 ……随分、村が寂しくなりましたね。
 ダーラもきっと、商売あがったりでしょうに

[グラスを傾けて、乾杯の真似事をしてみせる。
一口、アルコールが喉を通り過ぎる]

(61) 2012/03/30(Fri) 22時半頃

[機械は無いのに、それでも悲痛な声は聞こえてくる
 残すことは本当に辛い、でも……]

 ……――ホレーショー!
 アンタ、本当にバカだよ。

 ちゃんと二人には会えたから。大丈夫。
 でもね、幸せだって言うにはまだ先になりそうなんだ。
 アタシの家族には、アンタの席だってある。
 三十年ぐらいは待っててあげるから。

 だから、ジイサンになったら出迎えてやるよ。

 それまでは、全部お預けだ、バカ。



 村に居る人、皆、幸せになってくれればいい。

[ナタリアの元に集まる、皆の心も。
 それぞれの手元から、大切に思う相手に伝えられれば、きっとそれが一番。
 でもそれがかなわないからこそ、彼女の元に集まるのだろう。

 夕刻のナタリアの家で。
 生きていたときのように、物思いに沈むナタリアの傍で座っている]


【人】 本屋 ベネット

 おや、有難う御座います。

[注いでもらったグラスを軽くあげて礼を]

 ……ヴェルヌですね。
 彼の作品、とても夢があるものばかりで楽しいんですよ。
 宜しければ、そのままお持ちになりますか?
 彼が戻ってくるまで、お貸ししますよ。

[軍人である彼は戦争が終われば自身の生まれた場所へ戻るのかもしれなかったが、ごく自然に「戻るまで」と口から毀れる]

 おや、あのダーラが折れるなんて
 年月は人を変えてしまいますね。
 ……いやですね、年を取るというのも。

 ヤニクさんなら、戦争が終わったらまたいらっしゃるかもしれませんよ?
 何しろ、随分この村のとある方を気にしていらっしゃいましたから。

[飲みながら、神妙な様子のミッシェルに、明るい話題としてヤニクの事を話す。
真実も知らず]

(66) 2012/03/30(Fri) 23時頃

【人】 本屋 ベネット

[青年は命を絶たされたヤニクの事、死を選んだダーラの事
ウェーズリーの事、どれひとつ知らぬまま
穏やかに微笑みながら、ちらと時計を見た]

 ……今日は配達もなかったようですね。

[代わりの男が、本屋に寄らなかっただけであるが。
カタンとカウンターが鳴る]

 私に礼状が届いたとして?
 そうですね、私はその方にお任せしますね
 大事な方が、同じように私を大事に思っているとは限りません
 忘れてしまっても、罪ではない

 ただ私が
 いつまでも覚えているでしょう
 それだけで良いと思っていますが。

(67) 2012/03/30(Fri) 23時頃

[駆け寄って来たダーラをぎゅっと抱き締める。]

 いいんだ。
 ベネットならきっと、私達との約束を
 果たしてくれる。

 ベネットは辛いだろうが、
 彼に赤紙が届かない事を祈るよ。

[この状況になっても召集されない。
 その事で心無い村人からやっかみを受けるだろう彼を心配はするけれど、それでも──と。

 ベネットが永らえる事を望むのは女の我が儘か。

 彼には戦争のない世で伸び伸びと生きて欲しいと、ずっと窮屈そうな姿を見て来た女は思う。]


【人】 本屋 ベネット

[元より底無しというよりはザル、というほうが正しい。
顔色変わらず、何杯目かのブランデーを片手に
空いた彼女のグラスにボトルを傾ける]

 おや、もしかしてあの詩集でしょうか。
 先日栞と一緒にお買い上げ頂いたんです

 ……あれ、ミッシェルさんも気づいていましたか。
 やっぱりどう見ても彼、クラリッサさんに……ですよねぇ。

[くすくす、と声をこぼし笑った。
空になったボトルをちらと見て、店の奥に。
晩酌用にダーラから貰った酒瓶を持ち出して
カウンターに置いた]

(71) 2012/03/30(Fri) 23時頃

【人】 本屋 ベネット


 私らしいでしょう?
 ふふ、薄情だとよく言われます
 もっと束縛して欲しいだとも。

[冗談めかす彼女の顔をじっと見て]

 ……貴女が一番大事な人が
 貴女を一番大事に思っていたなら

 其れは、難しいんじゃあありませんか?

[少し困ったように微笑んだ]

(75) 2012/03/30(Fri) 23時頃

【人】 本屋 ベネット

 おや、そうでしょうかね?
 ……そうだと良いんですが、どうだか。

[困ったような微笑は、苦笑いに変わる]

 鈍感なんですよ、其の方。
 私が知る昔からずっとね。

(76) 2012/03/30(Fri) 23時頃

[涙は弱いから流すのではなく。
悲しみを癒すために流すもので。

……それは、彼女自身が強くなるための儀式。

生きる意志を自ら選ぶクラリッサは。
儚げなか弱いものではなく。

強くなろうとするもの。

やがて、彼女もドナルドの死を受け入れ。
寄り添うことで故郷を護っていくメアリーみたいに。

ひとりになっても、孤独ではないものになるのだろう。

風にそよぐ草花のように。
しなやかに伸びやかに生きていくのだろう。]


[ぎゅ、とヨーランダを抱きしめる]

 ああ、もうベネットに届かないことを祈るしかできない。

[それでもまだ、彼には届いていないから
 当人はかなり気にしているのだろうけれど
 それは心強くもあり、だからこそこうして勝手ができた]


 押し付けられて迷惑かもしれないけれど。
 アタシらの弟だから、仕方ないね……


[どこかにエリアスの気配もある。
 あまりにも早く、逝ってしまった。
 あまりにも、あっけなく。]

 生きる希みのない戦いに何故送り出す──…。

 戦がひとを、くにを変えるのか。
 それでも、現し世から戦の絶える事はないのだろう。

[疑問は細波のように寄せては返す。]

 なら私は、こちらに来て良かったと思う。
 ここでなら、もう、誰も泣かずにすむから───。


 ……そうだね、ほんとに、はやく戦争が終るといい。

[ナタリアのつぶやきに、聞こえないとわかっている言葉を返す。

 母も、姉もまだ生きている。
 父はどうだろう――大分前に徴兵されたのだから、きっと己のように使い捨てにはされていないはずだ。
 父が生きてかえってくれれば母はきっと大丈夫。
 姉も、生きていてくれれば幸せを見つけてくれると信じている。

 ナタリアが夜の支度を始める前に外へとでて。

 あてもなく、さまようように。
 生きているうちには殆ど出来なかった、夜空の下の散策を、している**]


メモを貼った。


[ダーラとヨーランダが抱きあうのを見つめる]

…ダーラ…

[そっと二人に寄り添い、二人の会話を聞いていた]

もう赤紙なんか来なければ…いいのにね。

[自分のたどった末路、ヨーランダに癒されたとはいえ、未だ記憶から消えない身ゆえ、顔を顰める。]


[帰路につくクラリッサをそっと見守る。

多分、彼女には見えないだろうが。
せめて、ブローリンが戻るまではそうしていたいと。

戦争が終われば、彼は帰ってくるに違いない。
例え魂だけになっても、彼女は彼の故郷なのだから。]



 ああ。
 本当に、貧乏くじを引いたな、ベネットは。

 我儘だからな、私達は。

[唇をニ、と歪めてダーラを見た。]


【人】 本屋 ベネット

 ダーラがたまに持ってきてくれるんです
 何時もの酒は飲み飽きた、と零したらこれを。

[思い出したように、そう言って]

 ……でしょう?
 ヤニクさんくらい判りやすければ、流石に気づかれたんでしょうけど
 私と彼とは、違いますしね
 これでいて、彼のことは大分……気に入っていたんですよ。
 旅立つ前にご挨拶くらいには来てくれるかと、勝手に思っていました。

[少し寂しげに笑う。
澱まない視線は、見つめ返されると照れた様子で逸らされた]

 嬉しいけど、寂しい……ですか?
 寂しいのは、残される方でしょうに。
 
 
[笑うところらしきには、どうにもぎこちない苦笑いが浮かぶ。
ため息はそっとしまっておいた]

(81) 2012/03/30(Fri) 23時半頃

ベネット…大変だ

[二人の姉の会話を聞いて
酒場と墓場と本屋を引き受けるのかと苦笑する。
ミッシェルかクラリッサが残れば手伝うのだろうかと思案してみる。]


[ふと、ひとり佇むホレーショーのつぶやきが。]

……それは、「自身と神のみぞ知る」ですね。

[多分、彼の耳には入らない。
そして、彼のいう"あんた"は別人だろうが。
ぽつりと返した。]


 セレス、おかえり。
 歌をありがとう、お陰で目覚めた。

[ヨーランダに回していた手を片方、セレストへと伸ばし
 一緒に抱きかかえようと]

 ふふ、それは生まれを諦めてもらうしか無いな。
 大変らしいよ、真ん中や下の子は。


 ───。

[顔を顰めるセレストの手に、手を伸ばす。

 刻まれた傷は深かろう。
 魂が傷付いたのなら、忘れる事はないのかもしれない。

 ──だから共に、傷付く事を望む。]

 おいで。

[ぬくもりを分けよう。
 痛みも、恐怖も、二人ならきっと耐えられるから。]


[ダーラに支えられ、ヨーランダに甘える]

…うん、ありがとう。
私は優しいお姉さんたちのお陰で幸せだよ?

[二人の姉にぬくもりをもらいつつ、徐々に傷が癒されてゆくのを感じていた。]


[セレストに手を伸べるダーラに、目許を和らげる。
 そう、ここでなら、独りで食卓を囲む朝はない。
 病に喘ぐ夜もない。

 皆のこころを間近に感じ、共に手を携えて、平和を祈る。]


 アタシは妹たちには甘いんだよ。

[良かったねえ、なんてわしゃわしゃ撫でてから
 ぎゅっと抱きしめた、少しでも受けたものが癒えるように]

 さっさと、終わっちまえばいいんだ。


【人】 本屋 ベネット

 あ、ちょ……飲みすぎですよ、ミッシェルさん。
 酔いつぶれたら、おいしく頂いてしまいますから気をつけてくださいね。

[グラスを開ける彼女へ、軽く忠告めいた言葉を一つ]

 ……しかし、ヤニクさん
 クラリッサさんにも言わなかったんですか?
 そんな方では……確かに、妙ですね。

[思考が上手く纏まらない。
首を傾ぎながら、新たな酒を飲み干す]

 どうせ戻ってくるんでしょう?
 なら、待ち人が寂しいとは、思いませんよ。
 貴女を待っている間も、それは楽しい一時に違いありません
 ……あ、いえ
 私ならそう思うと言うだけですが。

(86) 2012/03/31(Sat) 00時頃

【人】 本屋 ベネット

 おや、じゃあそろそろ店仕舞いしましょう。
 夜遅くに一人歩きは危険でしょう
 お酒もたしなんでいらっしゃいますし
 宜しければ一晩宿を貸しますが。

[おいしく頂きますといった其の口で
柱時計を見上げるミッシェルに首を傾いで笑う]

 どうしますか?

(87) 2012/03/31(Sat) 00時頃

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