49 海の見える坂道
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ありがたく宿の名前お借りしますね。
オスカー君は真面目ですよね〜 でも跡取り息子だから、 いつかはお嫁さん貰わないとですね。
[頬をつつかれる様子を微笑ましく眺めつつ]
あ、行きは船酔いが酷くて。 帰りには酔い止め買っていくことにします。 ミッシェルさんの保証付きなら、酔いにはすごい利きそうだし。
あー、宵越しの銭よりお酒ですか?
[溜息を吐くミッシェルに愛ですねぇと呟き、 見送りの言葉へは、困ったような、曖昧な笑みで頷く]
そうですね…、ちゃんと見送らないと。
(116) 2011/04/18(Mon) 01時頃
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私も、まだどこかに居るみたいで。 頭では判ってても、だめですね。
[ミッシェルの素直な言葉と苦笑。 受け取り、に、と笑んで気を取り直す]
利かなかったら船の上から、 たっぷりと手紙を綴っておきます。 酒瓶に入れて流すので浜で受け取って下さいね。
友達でも、愛ですよ。
[赤らむ頬に、ぽふぽふ肩を叩いた]
(118) 2011/04/18(Mon) 01時半頃
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私もオスカー君大好きですよー。 隣の部屋のやっぱり胸の大きな水商売風のおねーさんも。 オスカー君食べちゃいたいって言ってましたよ。 案外その手のおねーさんの間で口コミ流れてるのかも。
[大変ですねーと他人事。にこやかに言って]
あ、そろそろ虫干しの方に行ってきますね。 もう終わってるかもしれませんが。また、後で。
[二人に手を振り宿を後にした*]
(119) 2011/04/18(Mon) 01時半頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/04/18(Mon) 01時半頃
おーおー、なるほど。
ま、嫌いだとかそういった類の嘘は吐けないな。
[顎に手を添えて、唇の端だけで穏やかに笑う]
ランタン集めの理由か……。
うーん、生きてる奴らのため、かな。
俺は適当だけど、此処に住んでることも、
一緒に飲んで騒げるアンタらも、嫌いじゃないんでね。
[ベネットを指差して、それからぐるりと坂道を見回して]
謝んなよ。んじゃあ行ってくる。
あと、何を考えているのかは知らないが、
多分考えすぎだと、俺は思うぞ。
[最後にははっきりとした笑顔を見せて、
肩を叩いてベネットと別れ、やってきたバスへと乗り込んだ]
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―― 郵便局 ――
[どれ位そこでそうしてたか。
"我らが友人ヴェスパタインを哀悼して、 来る彼の誕生日、ランタンを灯しませんか"
待合用の椅子に腰掛けたまま、その2行より先が綴れない。 何故死んだのか、いつ死んだのか。 皆の頭上にも浮かぶであろう疑問符を想像できても、 空白を埋められないまま時は過ぎる。
すぐに出さなければ片道の手紙でも間に合いそうも無いのに]
(160) 2011/04/18(Mon) 22時頃
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[答えが出ぬままさらに52(0..100)x1分。 余白ばかりの葉書から顔を上げれば、 ふと目に入るのは、ラックに並ぶ絵葉書。
時にはネルも筆を添えたであろう彼からの手紙は いつも、他愛もなくて、ありきたりで――ありのままだった]
…確かに、ここのパン・オ・ショコラは最高。
[声と共に抜ける息。 ほんの少し軽くなったペンが続きを綴る。
"彼の故郷でも同日、 蛍火の様にたくさんのランタンを集め灯します。 当日はそちらへは伺えませんが、是非ご検討を。"
簡素すぎる手紙は、けれど今の精一杯。 署名を添えて、手紙を窓口に預ければ郵便局を後にした]
(163) 2011/04/18(Mon) 22時頃
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流石にランタン自体は間に合いそうも無いですよね。
[船便の足の遅さに呟きつつ、本屋への道を歩く。 何処かの金持ちが自前のヨットで来るならば或いは と、そこまで考えて、軽くなった肩がまた少し重い]
あ、ベネットさん。 虫干し…もう終わっちゃいました?
[店の前あたりで見かけた姿に声を掛ける。 ネルやラルフの姿もあれば、こんにちわと合流する]
(169) 2011/04/18(Mon) 22時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/04/18(Mon) 22時頃
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あー、やっぱり。すみません、鈍臭くて。 宿に一度戻る心算でしたのでご一緒に。
[微かに聞こえた鳴き声に、おや、と箱を外から覗く]
気づいてないってわけじゃないですよね?
[間違って箱の中に紛れてやしないか、念のために確認]
(171) 2011/04/18(Mon) 22時半頃
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残り2割は、夕方くらいまでなら。
[ネルの片目を瞑るサインに瞬いて。 ベネットからも補足が入れば、わざわざ隠してのお届けもの。 捨て猫を拾う心境と例えていたオスカーに、事情はさておき合点]
なるほど。なにも聞こえません。
[耳を塞ぐ仕草をしてから、微かに笑う]
(176) 2011/04/18(Mon) 22時半頃
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酔ってるベネットもあれはあれで、ほっとしますけどね。 いつもにこにこしてる人は逆に心配。
[二人の息抜きらしき会話を聞きながら、 どちらを見るともなくそう言って]
今夜は星見酒でもしようかなって、ネルを誘ってたんですけど。 良かったらベネットも息抜きにどうですか?
(188) 2011/04/18(Mon) 23時頃
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奏者 セシルは、メモを貼った。
2011/04/18(Mon) 23時頃
セシルは、ネルへも、どうかな? と、同意を求めてみたり。
2011/04/18(Mon) 23時頃
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遅れた分を返上しますよ。 本当に、天気安定しないですね。 当日は雨が降らないといいけど。
[雲行きを見上げながら、ネルの話に頷いて。 ちょっと不器用そうな本屋へと、同じく慰めますよと笑む]
そのまま入ります?
[宿屋もそろそろといった頃合。 正面から箱ごと連れていくのかと二人へ問いかけた]
(195) 2011/04/18(Mon) 23時半頃
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[尋ねるまでもなく、扉を潜るネルに続いて店内へ]
こんにちわ、ゾーイちゃん。 お留守番…? オスカー君は奥かな?
[受話器片手の少女に、首を傾げつ店内を見回してみた]
(196) 2011/04/18(Mon) 23時半頃
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[行き違いになるほど。 ネルが置いたランタンを預かり、 ひとまずはベネットと共に適当な所へ置かせてもらうか]
あ、ゾーイちゃん受話器置かないと。 上げっぱなしだと、ね。
[首を傾げている少女は、 通話中でもなさそうなので促した]
(204) 2011/04/18(Mon) 23時半頃
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ヨーランダさん? 風邪でも引いたのかな。
[置けば直ぐに鳴る電話に吃驚しながら。 ゾーイの応答で大体の察しはついて]
お酒はまた今度でもいいですよ。
[なんとなく、ベネットの翠色を見上げて一言]
(206) 2011/04/18(Mon) 23時半頃
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セシルは、ベネットの問いかけに、ゾーイの方が把握しているだろうと話を待つ
2011/04/19(Tue) 00時頃
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ゾーイちゃんがね、 寝込んでる時に一人は寂しいって言っていたので。
[意味深だと言われた視線。目を細めて悪戯な笑み]
いってらっしゃい。 元気になったらって、ヨーラさんも誘っておいて下さいね。
[本の残りも片付けておくというなら、そのまま任せ。 ベネットを見送り、一息ついても戻ってこない姿に首を傾げる]
ネル遅いねぇ
[様子を見に行けばゾーイも来るだろうし。 ゾーイなら大丈夫そうだと思いつつどうしよかなと思案する]
(219) 2011/04/19(Tue) 00時頃
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[ランタンを借りる旅の始まり。
軽快に走り出したバスの窓から、ぼおっと外を眺めた。
暫くの間お別れだと思うと、少しだけ名残惜しかったから]
ははっ、何してんだよ。
あー、やっぱり急だったかな。
[自らの店の傍をバスが通りがかったとき、
扉の前で頬を叩くミッシェルの姿が目に入って、小さく笑い]
なぁ、行ってくる。
[窓枠に肘をついたまま、目を緩やかに細めて楽しそうに呟いた**]
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