人狼議事


202 月刊少女忍崎くん

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[そうして陸上部の練習がない時には
手伝いでなくとも、たびたび上り込むようになっていた駿が
彼の部屋でふと見つけたのが"珠玉"である。

その日も何故か白銀に追いかけられていて
ストレスを部活で発散させようと放課後が待ち遠しかった。
だが、生憎の天気模様で部活が休みになったので
なんとはなしに忍崎の部屋に寄ったのだった。

はやくこんな色の下で走りたい。
そう思って綺麗な空色の表紙に手をのばし、
家主の断りなくぱらり、と開いた事はよく覚えている。]


[ぱらぱらとめくった駿の目にその作品が止まったのは
難解な漢字や表現が紙面を踊る他の作品とは趣向が異なり
ひらがなが多い童話だったから。ただそれだけであった。

が読み進めるうちに、駿でも理解できる簡素な表現であるのに
どこかじんわりと暖かく描かれる情景。
感情豊かに生き生きと動く登場人物たち。
ちょっぴり切なくてちょっぴり不思議でとても優しい物語。

そんな"星"を集める子どもたちの話に夢中になった。

読み終える頃には感じていたストレスも
走り終えた後の様にどこかに吹き飛んでいたのである。]


[作者の名前はすぐに確認し、覚えた。
"早乙女スピカ"先生。
名前と作風からしておそらく女性だろうか。

忍崎にも作品を読んで聞かせてこの素晴らしさを伝えたが、
何故か女子に怖いと大評判の真顔で
何やら唸っていたように駿には見えた。]


[忍崎やその他クラスメイトなどから
聞いた"珠玉"の入手方法は非常に難易度が高かった。

基本的に、1年に1回の文化祭での
定期発行を除けば、発行は不定期。

作者たちのやる気次第、部誌が発行できるほどの作品が
集まり次第に発行するのだという。

発行部数もページ数や
前回の配布状況に左右されるらしくまちまち。

配布場所――これが一番厄介で、
図書室の本棚の間や美術室の隅。
人目につかないところに
『ご自由に』という張り紙だけ貼られて置いてあるのだという。]



何でこんな手に入れにくいんだ?
読んでほしくて書いてるんじゃないのか?

[とあまりの難易度に思わず呟いた駿に]

『自分の書いた物語を読んでほしい。
 でも感想は怖いし恥ずかしい!
 って複雑な作家心なんじゃないか。』

[なんて言ったのは誰だったか。

作家とは顕示欲が強い生き物だと思っていたので目から鱗。
なるほど、と納得して日々"珠玉"入手を試みたが
未だ自力で手に入れることはできていないのである。]


[何故か、毎号手に入れている忍崎のおかげで
"早乙女スピカ"先生の作品はすべて
読むことはできているのが幸いである。

それにしてもどうして毎号手にできているのだろう。
日々ネタ探しの為に学校の至る所に
出没したりしているからだろうか。

忍崎に直接聞いても、
何やら慌てた様子を見せて教えてはくれなかった。

彼の文芸部に対する態度は度々首を傾げるものもあったが
忍崎のおかげで"早乙女"先生と出会え、
心穏やかな時間を貰えているのである。

些細なことは気にしないことにしている。]


[そして本日、文化祭。
1年でこの日だけはどこで
何部発行しているか判明している"珠玉"。

それを手に入れようと密かに気合を入れていたのだが
運動部である駿に与えられたお化け屋敷の出番は多かった。
もちろん文化祭の主役、
文化部の忙しさを見ればNOと言えるわけがない。

朝一番からお化け役をこなしていたが
正直いつ売り切れになるかと気もそぞろだったのである。

気になりつつも、代役をしてもらってる身で
まさか自分の用事を済ませることもできない。
今現在も未だ部誌は手にできておらず。
――その結果、つい色々配慮を欠いてしまった伝言>>2:*3になってしまったのは、そう。しょうがないのだ。*]


メモを貼った。


【人】 忍者隊 ジェームス

[坂の上、高台になった公園からは、
橋のかかった川と町並みが見えていた。

よしっ、と鷹野まどかが、ファインダーを覗いたその瞬間、


その切り取られた風景に、
さっと、人影が重なった。


シャッターを切る指を止める間もなく、
ごっっ と 一陣、風が過ぎ去る。]

(60) 2014/11/15(Sat) 21時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[フレームに映りこんだのは、横顔だった。

朝日へ向かって駆け出すひたむきな。

微かに息を切らしながらも、
前を見据えた真剣な眼差しで、


首裏に湿布を貼った男子の横顔だった。]

(62) 2014/11/15(Sat) 21時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[鳥の羽ばたきが頭上を登っていく。広い肩が上下して、
走っていた足が緩やかに止まる。]



 ……だめだったか……

[憂いを帯びた横顔が、朝の清涼な空気の中、青空を見上げた。
追っても捕まらない青い鳥を名残惜しむように朝日に目を眇め、
長身の青年は、緩く息を吐いた。]

(63) 2014/11/15(Sat) 21時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[風のごとく、フレーム内に飛び込んだ青年は、
そのまま暫く空を見上げていたが、
そのうちに、なにかを諦めたのだろう。

湿布の貼られた首後ろを押さえて、黒いジョギングウェアを来たその男は、視線を地上へと降ろした。
カメラを構えていた手も緩やかに体の横へと下ろす。]


 ───?

[と、首をめぐらせた先、
踏み台の上で少女が、
一眼レフをもって立ち尽くしていた。]

(69) 2014/11/15(Sat) 21時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[踏み台にのって漸く首を曲げずに話せるくらいの、
小柄な背丈にはややも大きく見えるカメラが目に止まる。]



 ……それ 

[視線をカメラに固定したままで、
男の手がもちあがった。
無愛想な声と共に、指が、カメラの目をさす。]

(70) 2014/11/15(Sat) 21時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス


 ………

[ゆっくりとそちらに歩み寄ると、寧ろ慌てた様子で
少女の方から駆け寄ってきた。
町を取っていた。という謝罪の言葉と同時に、
持っていたカメラがずいっと差し出される。]



 …

[一回り以上は大きな手が、小柄な一年用のジャージを羽織った少女からデジタル一眼レフカメラを受け取る。]

(74) 2014/11/15(Sat) 22時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[ひっくり返すと、小窓に先ほど彼女がとったと思しき画面が映し出されていた。

撮れていたのは、走りこんできた自分の横顔と、
空の向こうに豆粒のような黒点になった鳥の姿。]

───…

[その後ろには、朝日に照らされる町並みと
川の表面が、キラキラと映っていた。
手前の顔にピントが合わされてはいるが、
町と川幅の広さが、よくわかる。]

(75) 2014/11/15(Sat) 22時頃

ジェームスは、マドカの写真を暫く黙って見つめ

2014/11/15(Sat) 22時頃


【人】 忍者隊 ジェームス



 これ、

[たっぷりの間を挟んで、顔が上がる。
無愛想な顔が、正面からそこにいるカメラの持ち主を見止めた。]


        もらってもいいか。

[軽く、渡されたカメラを持ち上げる。
低い声が緊張した面持ちへとむけられた。]

(76) 2014/11/15(Sat) 22時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

   写真の方だ。

(81) 2014/11/15(Sat) 22時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[一息に生じた誤解を否定して、怯えた様子を見やる。]



 …焼き増しでいいから。

[よく言えば落ち着いた、淡々とした声が話を続けた。
渡されたカメラを差し出す。]


 ……

[じ。と私服の上に羽織られたジャージを見て、
す……と一眼レフを返して空いた手が、
まどかの頭あたりで水平に動き高さを測っていった。]

(82) 2014/11/15(Sat) 22時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[見やる視線はジャージの上に置かれている。
145pの高さを測り終えて、
ジョギングウェア姿の忍崎は頷いた。]



 人楼高校の、鷹野だろう?

[── 美術の選択で一緒の。と、
添えて頭のつむじをみて、
うん。と改めて確認したように、
長身の同学年生は、少女の名前を口にした。]

(83) 2014/11/15(Sat) 22時頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[カメラを返した少女が叫ぶ。]




 ……身長?

[──と、ジャージで覚えていたのだが、
カメラを使うのだとは知らなかった。

見下ろしたままでいれば、ほとんどはじめて、
小さい鷹野の顔を、正面から見ることになった。]

(92) 2014/11/15(Sat) 22時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[美術の授業で、写真を模写していたな。ぐらいの認識はあったものの、顔をはっきりと見た記憶はない。

だから認識は、ジャージ姿とよく見えるつむじと、
作品の下に貼られた「鷹野まどか」という名前だった。]


(意外と目がでかいな)

[上から見るとあまり見えない部分をまじまじと見返しながら、
たどたどしい名前に、ああ。と声を返した。

──どうやら、相手からも認識はされていたらしい。]

(93) 2014/11/15(Sat) 22時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス

[焼き増しするから!>>91と、意気込む様子に、
ありがたい。と、礼を添える。]

 わかった。
 教室にいけばいいか?

[人楼高校の選択授業は数クラス合同だ。
鷹野は何組だっただろうか。そんなことを思いながら、
また今度。とそういうのに頷いた。]

(94) 2014/11/15(Sat) 22時半頃

【人】 忍者隊 ジェームス




  ──ああ。じゃあ、また学校で。


[それが、初めて鷹野と交わした会話だった*。]

(95) 2014/11/15(Sat) 22時半頃

忍者隊 ジェームスは、メモを貼った。

2014/11/15(Sat) 22時半頃


メモを貼った。


―お化け屋敷前廊下・少し前―

違います。

[デート中?と言う花園には敬語で即答でした。
普段から追い回されて迷惑しているのは
同級生である花園ならば知らないはずないだろう。
まさか彼女が白銀側についてこっそり
手助けしたりしているつもりなんて知らない駿は首を傾げる。]

………?!

[『知り合いだったけど、知り合いになった』と言う氷見山先輩
『私のことを知られていたの』と言う花園を見比べる。
駿の顔には疑問符が浮かんでいた。]


あ、あー………。なるほど……?

おめでとうございます?

[要するに氷見山先輩が一方的に花園の事をずっと見ていた。
たぶんそういう意味で。
そしてそれが伝わり知り合いに、今日なったと。
そう解釈し、お祝いの言葉を贈る。

まだ"知り合い"であるから遠い道のりになりそうだな
とかふらりと視線を逸らす氷見山先輩の押しの弱さを思えば語尾は疑問形。]


そうか。嬉しいけど、……花園の出番はもっと後だったか?
後になればなるほどリピーターを
驚かすのは大変になるだろうな。…頑張れ?

[嬉々として語る花園には応援の声をかけてから
いいよと頷く氷見山先輩に伝言を頼む。]


ありがとうございます!お願いします!

[氷見山先輩のどんよりした瞳>>*1も内心にも
浮かれている駿は気づかない。
今日一番の笑顔でお礼を言った。]

『榊原ー?!なーにやってんの?
 俺のたこやきはー?』

ん?ああ、ごめん。っておお。
そっちもがんば、ってください。

[そうこうしていればおつかいを
頼まれたクラスメイトに見つかり、連行される。

背中から聞こえた花園の声にお化け屋敷頑張るぞ。
と反応しそして2人いや主に氷見山先輩に向けてなんとか"知り合い"より上になれるように声をかけながらお化け屋敷に消えて行ったので、どう受け取られたかは不明だった*]


− 回想・お化け屋敷付近

えーっと、どうなんでしょう?
“デート”という定義によりますけど…。

[真理に『デート中?』とはりきって聞かれて、
“デートとはなんぞや?”に思いを馳せる。

が、速効で否定する声が隣から聞こえれば]

…違うみたいです?

[と、曖昧ながら追従の姿勢、ただし疑問系。]


お二人のがデートならデートかも、なんて。

[なんだかよくわからない関係らしい二人に、
そう水を向けて、やり過ごそうとしつつも。]

流石、氷見山先輩ってことでしょうか。

[真理の発言に何やら納得しつつ、
男子二人がこっそり内緒話している間に、
今までの成果を見せてもらう。]

すごい…ですね。

[見事に氷見山づくしたった。
その量に圧倒されながらも、嬉しそうな真理をみて、
つい釣られて笑顔になりつつ、
自分もそれまでの話を報告する。

書道部へ行って栗栖先輩に会ったこと。そしてー。]


どうやら榊原選手の一番の理解者は、忍崎先輩のようです。
…私も負けていられません。

[静かに決意表明をした。それからはふつーに文化祭の話をして。]

あ、後、栗栖先輩がたこやきあーんってしてました。

[中途半端な情報を落として、連行される榊原に気づけば、
改めて二人に挨拶して、ひょこひょこと後を追った。]


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(2人 23促)

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