人狼議事


158 雪の夜に

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 一度、その子に会うことはできないかのう。



[さて、それは叶うか否か。
 ともかく、そう呟いたあと、老人は咳き込むと、手のひらには、赤いものが散った。

 ああ、寒い牢の中、もう年老いた体は、感覚も鈍らせてはいるが、
 たしかに、それは崩れていきはじめている]




[そして、しばらくすれば、町長の使いたる者が現れる。
 どうやら、老人は人狼ではない、という判断になったようだ。
 急に紳士たる態度にもう、虚ろな目を向けながら、
 ただ、帰っていいと開放された扉の先、でも、歩けはしない。]

 すまんが、孫に手紙を書きたいんじゃがの。

[そのくらいは許されたか。
 這ってでも出て行く前に、
 簡素な紙に、鉛筆。
 書き記す文字は、雑貨屋は、ソフィアに譲るということ。
 それと、やはり死ぬ前には伝えておこうと思っている内容。]


[ 本当は、孫ではなく、
 自分の兄の娘がソフィアの母親なのだと。
 ベッドサイドのオルゴールの裏板を剥がすと、彼女の前の住所がある。兄はもう死んだと聞いたが真実はわからない。
 雑貨屋で、この町に暮らすか、
 それとも、船で赤ん坊の頃ここにきたお前が、
 また、船に乗るか。

 それはソフィア次第だと…]


[少女はつめたい部屋の隅で地虫のように小さくなっていました。
新たにやって来た看守たちは暖かい毛布と甘い飲み物でもって、顔に笑顔を貼り付けて近づいてきます。
ちいさな手のひらに膏を塗りたくり、不躾に髪を撫で付け、あわれな少女の歯の根は留まることがありません。]

[かれらは常に複数でやってきて、少女の身を案じるようなやさしい言葉を投げかけました。
警戒しているのでしょう。少女の枷が外れることもありません。
ほかに欲しいものがあるか、と問うた男に、少女はゆうきを振り絞って応えます。]

……おかみさん

おかみさん、どうなったの?




[そして、ソフィアへの手紙をしたためたあと、
 今度は、もう一通。
 便箋に若い女性を描き始め…]


『パピヨンさんへ

 きっとあなたのお母さんのことを
 自分はとても愛しておりました。

 いつの日かまた会えるのを楽しみにしておりました。

 お母さんは、お幸せにいられたでしょうか。
 そうであればいいのですが。』


[そうしたためてまた封をする]




[その時、面会を告げる者が現れただろうか。
 しかし、そのあとには、老人は、気分を悪くしており、

 動かぬ片足を抱えたまま、ぼんやりと眠りについている。]


[男は少女に安心させるような笑みを浮かべて、相棒に視線を向けます。その視線は鋭利で、冷たさを感じさせるものでした。

『ダーラさんもね、別の場所にちゃんといるよ』

やさしい声色で返ってくる言葉に、少女はすがりつくしかありません。]

お、おかみさんは関係ないんだ!
おかみさんは人狼なんかじゃないんだ、だから!
だから、おかみさんは――

[眼前の男は、好好とした顔で少女の訴えに頷きます。

『うえのひとに伝えてくるよ。安心して待っているようにね……』

そうして、彼はハナの頭を撫で付けて去って行きました。
少女は背中に、ぞくぞくと冷たいものが流れるのを止めることが出来ませんでした。]


【人】 洗濯婦 セレスト

[途中、坂道で立ちつくしたソフィアを見つけると
温かくしてから診療所へ向かうようにと告げた。]

…奥の方だよ。

[ホレーショーの運ばれた病室のことだ。
それと、ティモシーのことも伝えた。
自警団にいることと、彼の人狼の疑いは晴れたこと。
それから、
他に何か話しただろうか。

ソフィアとも別れて宿に戻る。
閑散とした酒場に暖炉が灯っていた。]

(42) 2013/12/28(Sat) 23時半頃



[町長はダーラとはどのような話をしていただろう。
 老人のように痛めつけたのかそれとも、ほかのなにかしらの話をしていたのか。

 ともかく、無事であることは間違いなく、
 そして、人狼の容疑も彼女からは晴れているだろう。

 ハナの元にはそういったことが伝わるだろう]



[ただ、もしかすると、
 ダーラになにかしらがハナを脅すことに使われるかもしれない。

 ともかく、町長は人狼少女としてのハナ、を
 なにかしらのために飼いたがっていることは確かだ。

 もちろん、それは少女にとって幸せなことではないかもしれない。

 そのハナの運命がどうなるかは、
 それからのハナと、そして、ハナを人狼と知る者たちの物語である*]


メモを貼った。


【人】 洗濯婦 セレスト

にいさんか。
…寝てたのかい?風邪引いちまうよ。

手紙かい?

[暖炉の傍にいたのはヤニクだ。
テーブルの上には便箋のようなものだ。
訊いてから、借りっぱなしの外套を脱いだ。
暖炉でかわかすのではなく水に浸けに行く。
それから濡れた手を擦りながら暖炉の傍に戻ってきた。
手の先を暖炉にあてて温める。]

…自警団に行ってきた。
ダーラのねえさんはそろそろ釈放されそうだ。

(44) 2013/12/28(Sat) 23時半頃

[重たく扉が閉まる音がして、ハナは暗がりで毛布を手繰り寄せます。
じくじくと、したたかに打ち付けた部分が痛みます。
子どもの身体は、大人が考えるよりもよほど脆いのです。

女将さんに会うように頼むことは――出来ませんでした。
ハナにはおそろしかったのです。
女将さんに憎しみの目で見られることも、糾弾されることも――耐えられそうにありませんでした。

ハナにはわからぬことですが、もしも町長に思惑があるのなら――少女がダーラのことを口にしたことを、好機としてしか捉えないでしょう。
彼女の身柄がどうあれ、おさないばけものをコントロールするには十分な材料です。
自らの運命をどうにかするには、少女はか弱きに過ぎました。]


【人】 洗濯婦 セレスト

ま、ねえさんなら上手いこと持ち直すさ。
時間はかかるだろうけれどね。

…それ、誰に出すんだい?

[訊いてから、指先を丸める。
冷えきった指はなかなか温もりを取り戻さない。
幼い日の、父の手を思い出した。]

……自警団に行ったらさ。
なんか…傷が違うらしいんだ。
ハナの母親と、もう1人襲われた男と。

人狼、まだいるんじゃないかってさ。
そんな話、してたよ。

(47) 2013/12/29(Sun) 00時頃

熱を出してうなされている。


【人】 洗濯婦 セレスト

行商で故郷はないって聞いた気がしたからさ。
手紙、出す相手がいるんだって。

[悪戯っぽい笑みには、緩く首を傾ぐ。]

…なんだい?
勿体ぶるような相手なのかい?

[ヤニクの言葉に、そう、と短く返事をする。]

ねえさん達がまだ出てきてないのは、
その確認が済んでないからみたいだね。

[人狼が、まだ町に潜んでいるという確証がない。]

封鎖が解けるのもその後だろうさ。

[ゆっくりと、息を吐く。暖炉があってもやはり冬は寒い。
ふと、ヤニクの青鉄の瞳を見た。思い出すのは――――]

(49) 2013/12/29(Sun) 00時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

……なあ。
にいさん、人狼なんじゃないのかい?

(50) 2013/12/29(Sun) 00時半頃



[牢屋は暗い冷えた空間だ。
 その中で痛めつけられた脚はきっと折れているのだろう。
 発した熱はまだ生きている証拠だ。

 だが、老人は、やや生きる気力をなくしていた。
 人狼騒ぎもそうだが、

 なにが原因か自分でもわからない。
 でもたしかに、老人は、手紙を書き終えて、もう、自分の使命はなくなったような気がしている]


【人】 洗濯婦 セレスト

…おやおや、
深くは詮索しない方がいいかね。
まあ、手紙を出せる相手がいるってのはいいもんだ。

[艶の乗った瞳に冷えた指先を仰ぐ素振りを見せて。
咽る、様子。ヤニクの姿に女は苦笑を見せた。]

突拍子もないかね。
まあ、そうか。
いいや…容疑者だからね。疑ってみたのさ。

[ちっとも温まらない指を組んで]

にいさんが人狼なら訊きたかったことが訊ける、
…とも思ったのさ。

――悪かったね、忘れてくれ。

(56) 2013/12/29(Sun) 00時半頃


[やがて、うっすら目を開けたとき、
 意識はやや朦朧としている。

 ただ、みた先に誰かがいるのを感じて、起き上がなければと思い、
 身を揺らした]

 ――……ああ、
 ジェリーかい?

[それは、寝ぼけているような声だ。
 ふつうに夢だと思っている。

 若い頃のままのジェリーの顔が見えたような気がしたから]





 ――……君は、もう、どこにいるんだろうね。



   


【人】 洗濯婦 セレスト

……忘れてくれって、言ったのに。

[椅子を、目で指される。
女は眉を下げると、示された通りに
斜め向かいの椅子を引いてそこに座った。
視線は、ヤニクへとは向かない。暗い床へと落ちる。]

(58) 2013/12/29(Sun) 01時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

…あたし達は…、
どうやっても、人狼のあんたの気持ちを
わかってやることはできないのか…。

あたし達人間と…人狼は、
互いに傷つけあわず…、
共に暮らすことはできないのか。

[言葉は、ヤニクに向けられたものではない。
言葉の先には、小さな少女の姿があるのだろう。
呟いた後、床を見つめたまま長い長い溜息をついた。]

(59) 2013/12/29(Sun) 01時頃

メモを貼った。


【人】 洗濯婦 セレスト

――…家畜の肉じゃ、だめなのか?
満腹に食べさせても、
人間を食わないと生きていけないんだろうか。

[可能性はあるとヤニクは言う。
ハナに、人間を食べることをやめさせればいい。
自分が人狼だという自覚のなかった子供。]

もう、人間を食うのはやめて。
――…やめて、一緒に暮らそう。

……もしもにいさんが人狼だったら、
…そう言われたら、どう思う?

(63) 2013/12/29(Sun) 01時半頃



 そうかい。
 ここにいるのかい。

 じゃ、ここはどこなんだろうかね。

 あの時、
 君にいう言葉を間違えた。
 いや、足りなかったよ。

 そして、君には申し訳ないことをした。

[目がかすむし、体はひどく痛んだ。
 起き上がれずに、そのまままたジェリーと話しているような気分になる]

 君の弟も船に乗せるべきだった。
 申し訳なかった。

[例え人狼とわかっていても]


【人】 洗濯婦 セレスト

[人狼は人間ではなく獣だと、ヤニクは言う。
その言葉に違和感を感じるように眉を寄せる。
だって、ハナは言葉だって通じるし見た目だって。
あの爪と牙がなければ人の子供だったから。]

……体が弱くなっても。
死ぬよりは…マシじゃないか。

…死んだら、全部終わっちまう。

[ただの名もない石になる。
女の母親がそうなったように。

少女は、あの少女はどうだったのだろう。
あの自覚のない人狼はどうして人を襲ったのか。]

(66) 2013/12/29(Sun) 01時半頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[身を乗り出す気配がして、はっと顔をあげた。
女の瞳に、暖炉の灯に照らされた青鉄が映る。]


……試して…、駄目…だったのか……?

 

(67) 2013/12/29(Sun) 01時半頃

 いいや、自分のせいだよ。
 君の弟を人狼だとわかってしまったのは自分だ。

 そして、君を追い詰めてしまった。

 ああ、あの時、
 本当は、自分も船に乗りたかったんだ。

[幻影だから、その想いを]

 自分はわかっていなかった。
 君がいなくなってから、
 君が何よりだって

 やっと気がついた。

 でももう遅かった。





 だから、君の帰りを今までまっていたんだ。



[そう、不器用な青年が、本当に誰かと一緒になることはなかったのは、
 その想いに誠実であり、
 その誠実が不誠実になることを許さなかったがため。

 ジェリーの弟を殺し、ジェリーをこの町から追い出してしまった。
 きっと、そのあと、
 本当は、死にたかった。
 だけれども、信仰でも死ねず、ただ、仕事だけをして、
 笑みとは別に己を削っていく中、

 本当の笑みを次にくれたのはソフィアだったのだ]




[そして、朦朧とする中、
 とにかく胸から手紙を二通出すと、その手に押し付けるように。

 どうやら、とにかく渡さねばと思ったのだろう。

 そして、押し付けると、また首はゆらりと揺れて、瞼は落ちる。**]


メモを貼った。


【人】 洗濯婦 セレスト

――…、

[ヤニクの言葉に女は黙りこくった。
あの牙を見ても、爪を見ても、
女から見てハナは人の姿をした子供だった。
人の姿をした獣とは見られなかった。
人なのだから理性で制御できる筈だ、と、
その考えが頭から抜けきらない。]

(71) 2013/12/29(Sun) 02時頃

【人】 洗濯婦 セレスト

[女がハナに肩入れする理由はなんだろう。
まだ小さい子供だから。そうだ。]

…違う。

[思ったことと違う言葉が口を突いて出た。
青鉄の瞳を見ていられなくなって、視線が落ちる。]

あの子が…、

…あの子が、
人殺し…だったから。

[ああ、と、小さく呻くような声が零れた。
両手で、顔を覆う。
どうしてこんなにも少女を助けたいと思ったのか。
違う、少女を助けたいわけではなかったのだ。]


…あたしは…、…最低だ。

(72) 2013/12/29(Sun) 02時頃

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