人狼議事


46 監獄病院弐 〜堕天使たちの集中治療〜

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―控室―
[ショーが終わった後、女が目覚めたのは控室で。
男たちに犯された場所は綺麗に拭われていただろうか。

喉の渇きは水で潤しつつ、体に感じるダルさに小さく息を吐いた。]


傍に誰かがいれば意識をそちらへ向けるか。


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[身体を綺麗に清められても、ぐったりと床に伏したまま。
虚ろな眸は閉じられた扉を見見詰めて、震える指を伸ばす]

誰か、たすけ……て……。


コリーン……院長だい、り……。

[伸ばす指の先、虚ろな眸が見るのは自分を助けてくれるだろう人達の顔。
メアリーの嬌声排泄という責め苦には、気丈な心も傷跡を深く残していて。涙が頬を伝う]


[檻の中、聞えた声に顔を上げる。
そこに見えた男の姿は、涙に滲んで良く見えないけれど。でも間違うはずのないその声に、ああ…と息を吐く]

……院長代理。助けに来て、くださったのです…ね……。

[暗い夜の中に見えた希望の朝日のように、檻の外に立つチャールズだけが今は救いだった]


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[渡された衣服――それは大きめの白衣だっただろうか。それを肩から羽織る。隠しきれない肌の白磁は白衣よりも白く、それを隠す為に腕で身体を抱いて]

そんな……。

[彼が語りだす贖罪に、眸を大きく見開いた。
だけど……彼がこの宴に加わっていたとしても、自分を助けてくれたのも彼なのだ]

もう、良いんです。良いんです、院長代理……。

[涙が浮かぶ眸で微かに笑って。その大きな胸の中へと、身を寄せた]


[唇を震わせて、罪を懺悔する男の頭をそっと抱く。それは聖母が子供を抱くしぐさにも似ていただろうか]

…………もう、いいのです。
そうだったとしても、私だってずっと黙っていたのです。

[頬を優しく両手で包み]

私も……同じ罪人です。


院長代理……。

[抱きしめる腕の力が強くて心地よかった。自身を戒め続けてきた罪の意識からの解放もあってか、男の腕の中で安堵の息を吐く]

それでも…院長代理は沢山の方たちを救ってこられたではありませんか。
院長代理の救いの手を待っている人は沢山います。……私も、この手に救われたのですから。

[抱きしめる手を取り、頬へ当てる。その大きな手へと、震える唇を寄せた**]


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― 控室 ―

 ……気が、ついたのね。

[下着をつけることを許されなかった丈の短いナース服で、タバサは溜め息を付くミッシェルに、話しかけた。
 彼女の身に何が起きたかなど、聞かされてはいなかったが。汚された身体を見れば、自分と似たようなものだろうと想像がついた。

 隣には、彼女を拭うために使ったタオルを入れたかご。スタッフに命じられるまま、ミッシェルをきれいにした。
 もしも彼女が動けるようであれば、部屋に備え付けられたシャワールームに案内しようかと考える]


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>>*40 グロリア

 ――、ッ、は、い。

[胸の内に浮かんだ感情は何だったか。
 こくりと喉を鳴らすと、男同士の行為を、怯えを交えた視線で見詰める]

(いつか、私も……)

[チャールズにも、ショーの合間のお客様にも、指だけで、それ以上を入れられた事は無かった。
 あんなに太いものが自分に本当に入るのかと不安になる]

 ――ん、っ……グロリ、ア、さん……

[人に触られなれない場所にグロリアの指を感じ、ぞわりとしたものに身を捩りそうになる。
 刺激が内へと入ってくれば、彼女に縋るように抱きつくか。けれど、テッドとドナルドの行為を見詰めなければと顔はそちらへ向けて]


 ふ、ぅっ――、……あ……

[グロリアの香りと、視覚と感覚とで、思考が蕩かされていく。
 触れられていない箇所から、とろりと蜜が零れ始めるのに、グロリアは気付くだろうか]

 ゃ、……――テッド、せんせ……ぃ

[まるで自分がテッドに犯されているようで。
 切ない声で、名前を呼んだ]


[指摘され、顔が赤くなる。
 蜜を掬う指先に反応するように熱い吐息を、抱き寄せるグロリアの体へと寄せた。
 自分の身体のことなのに、自分では無いように淫らなことが、恥ずかしくて堪らない]

 や、……言わないで……ください……

 ――ン……

[甘く上ずった声が、触れあった唇から零れる。
 こんな風に、誰かに優しく口付けをもらった事が――初めてで。

 何故か、涙が視界を滲ませる]


[優しい、優しい、
 こんな風に自分にしてくれたのは、彼女だけ。
 触れるだけの接吻が、胸の奥を締め付けた]

 ――ふぁ、……っ!
 グロリア、さ……んっ、の、ゆび、
 いっ、ぱい、お……奥の方まで、入、て……
 かきま、ぜ……中、擦っ――、ん

[たどたどしくも、必死に言葉を紡ぎながら。
 翡翠の眸に、蕩けた琥珀を向ける]


 きもち……い。
 見、られ――……

[見なければいけなかったと、言われてから気付く。
 けれど、美しい彼女の眸に囚われていたくて、顔をそちらに向けることが出来ない。
 笑われれば、羞恥でまた煽られて。
 彼女の指をもっと欲しいと、内側が蠢き、きゅうと締め付ける]

 気、に入って、……ちが……――ぅ、ん!

[増えた指に、痛みよりも快楽が勝る。
 かき混ぜられるたび、身体が勝手に震えて。
 どんどん、身体に力が入らなくなっていく。より、身体をグロリアに密着させて。
 溢れた蜜がどうなっているのか、それを気にする余裕など無く]


 ん――、す、すみま、せん ――っ、は……

[グロリアを見詰め続けることを詫びる。
 責められ続け、脳の奥が痺れかける]

 それ……は―― ぁ、あ、は――っぅ、

[紡ぎたい言葉があるのに、息苦しさと喘ぎがそれを邪魔をして。
 口付けを強請るように、唇を近づけようと]


[口付けをかわされて見せた表情は、まるで傷付いた子供のように]

 ごめんなさい――
 グロリアさんの、ゆび、が……
 気持ち――いい……ん、です。

 ……お尻、で、感じて、ます……

[訥々と口にする、これは、正直な答え。
 あなただから感じているのだ――
 今までに触られてこんなに気持ち良いと感じたことなどなかった――
 きっと、これからも無い――
 そう、言いたかったけれど]


[柔らかく触れ合う唇が、酷く、甘い。
 女同士だからなのか、頭の片隅に思うのはそんな事]

 淫乱な、私が――、すき…… ――ぁ

[鸚鵡返しに、無意識に、自身で行うインプリンティング。
 自分の体液を美味しそうに舐め取るグロリアを見れば、きゅっと彼女に抱きついた腕に力が篭った]


[ご褒美、その言葉に誘われるように。
 グロリアの指示の通りの格好になれば、太腿や床まで汚していた自身の蜜に驚き、顔をまた赤くする。
 恥ずかしい部分を全て見られる羞恥に、ふる、と震えた]

 ――ん、ッ……

[ドナルドとテッドへと視線を向け、左手で力の入らない身体を何とか支える。
 震える右手を濡れそぼった箇所へと伸ばす。
 少し滑らせただけで、恥ずかしい水音と共に訪れるぞくぞくとした感覚。
 指先で、くちゅりくちゅりと、蜜壷の中を、肉芽を、自分で弄っていく。
 熱を帯びすぎた身体に、限界はそう遠くないうちに訪れるだろう。

 それを見られているのだと思えば、またとろりとしたものが溢れた]


―控室―
[聞こえた女性の声に、振り向くと小さく頷く。
服装は白いワンピースのままだが、下着はいつの間にか無くなっていて。]

――…あなた、は?

[憔悴した顔で首を傾げる。
シャワールームには、案内されればのろのろとついて行くだろう。]


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>>*48 グロリア

[グロリアに解いた髪を撫でられながら。
 男同士の情事を目に焼き付けるようにしながら。

 迎えた絶頂に、甲高い声で一つ啼き、全身を震わせ床へと倒れこむ]

 は――、はぁ……、ん、っ

[荒い息の合間に、蕩けるような口付けを受ける。
 慈しむような眸に、琥珀は力なく歪んだ笑みを返して。
 汗ばんでくったりとした身体のまま、まだ彼らは繋がっているのだろうか――ドナルドとテッドの方を見る]


 ミッシェル

 私は――……、タバサ。

[看護師、と名乗ろうとして。
 それを止めて、名前だけを告げる]

 身体、動かせるようならシャワーを浴びませんか?
 少しは、さっぱりするかもしれないし。

[向ける眸には同情のようなものが混じるか。
 苦しんでいるだろう彼女の心の内を思えば、出来る限り優しくしてあげたいと、そんな思いで掛ける声]

 あなたの名前、聞いても?


タバサ、さん。

[小さく告げられた名を口の中で転がす。]

――…はい。
浴びたい、です。

[こく、と頷く。

汚れてしまった、という思いが今は強く支配していて、
視線の意味に気づけずに。]

――…ミッシェル。
ミッシェル・エースと言います。


>>*49 テッド

[それは、グロリアからの口付け>>*41を受ける前のことか。
 テッドの喘ぎの合間に紡がれた自分の名前に、倒錯感か、くらりと眩暈がした。
 熱い吐息と甘い吐息の境目に、もう一度、彼を呼ぶ]

 あ、ぁ――、ッン

[見ているのに見られている。犯されていないのに犯されている。
 異常な状態に身体の芯が昂ぶり続けて。
 慾を見せ付けるように、二つの乳房を震わせながら、太腿に体液が伝っていく]


 ミッシェル

[彼女をシャワーへと案内する。
 手狭間を感じるような、シャワーのヘッドも動かせないような、本当に簡素な設備のそこ。シャンプーの類は、触れる相手を考えてか高級そうなものではあったが。
 それでも、自分は少し、身体を洗うことに安堵したから、彼女を案内するのに躊躇う事は無かった]

 ……ミッシェル。ね。

[彼女がシャワーを浴びる合間。
 名前を呟けば、記憶の中、無意識のうちに辿る患者名簿。
 SPのついていた部屋の患者の名前だったと思い出しながら。
 彼女のために、ふかふかのタオルを用意する]


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―シャワールーム―
綺麗にしなきゃ…。

[簡素なシャワールームの中で貫かれた場所も、そうでない場所も丹念に丹念に洗う。
チャールズとヨアヒムでは天と地の差もある対応だが、信用度の違いからだろう。]

――……っふぇ、ドナルドォ……

[シャンプー等の泡を洗い流す時に小さく愛しい人の名を呼びながら泣いて。
シャワールームから出てくる頃には、
少しさっぱりしているように見えただろうか。]


[タバサからふかふかのタオルを受け取ると、体に付いている水滴を拭っていく。
肌に触れる感触に、再び涙が溢れ。]

………ぅー………。

[タバサは目の前で泣き出した女にどうしただろう。
暫くして落ち着き、白いワンピースを着ようと手にかければ、
別のスタッフがキャビンアテンダントの制服を持って現れて。

少し擦った揉んだがあっただろうが、
結局スタッフが持ってきた服を着ることになっただろう。]


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[ポツポツとタバサと会話して。]

あたし、汚れちゃったから、ドナルド嫌いになるかなぁ…。

[最後に、そう紡ぎ。
控室に戻ったときにドナルドが乗ったストレッチャーがあれば、
思わずタバサの後ろに隠れてしまうかもしれない。]


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 ミッシェル

[涙を零すミッシェルの髪に、タオルをもう一枚被せて。
 避けられなければ、水分を拭いながら、彼女が落ち着くまで、まるで妹にでもするかのように撫でた。

 着る服にごねたミッシェルには、これを着ないと多分ワンピースを取り上げられ裸のまま過ごさせられてしまうだろう、と告げたりもしただろうか]


[直ぐ傍の部屋まで、壁一、二枚の距離。
 聞こえた名前に滲んだ感情に気付けば、彼女は、彼がここにいることを知っているのだろうかと気にしながらも、曖昧な笑みを浮かべただけ。2人の関係を知らない自分が、何かの言葉をかけるのは、躊躇われた。

 もしもドナルドを見つけ自分の後ろにミッシェルが隠れるようであれば、小さく驚きながら、きっと彼女を隠し切る事のできない壁の役目を嫌がることは無い]


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[タバサが水分を拭ったり、撫でたりするのを素直に受け入れて。]

コスプレみたいなんだけど…。

[告げられた言葉に小さく息を詰めると、
渋々着込み小さく不満を口に。
下着の着用は許されなかった。]

[曖昧な笑みに不思議そうな顔をした。]


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[今のドナルドは正気だったろうか。
どちらでも強く請われれば、その要望に応えるが、
どこかおびえが混じっていただろう。

もし、触れようとしたなら、]

…触ると汚れちゃうよ?

[と、この病院で再会した時にドナルドが言った言葉を口にしただろう。
二度目は受け入れるが、どこか居心地が悪そうにしているだろう。]


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