171 聖†ジャキディス学園 Final Stage
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なんだ、戻ってたのか。エフェドラ。
お前ひとりか。
[暫くして、保健室に戻ってくる気配と覚えのある声。
起き上がれない主の代わりに黒鴉がベッドの上で、ばさばさと羽搏いた。]
……。
まだ戦っているんだな。
[残してきた同志が思い浮かぶ。
そのうちお茶の香りが漂ってくるも、残念ながら一人では起き上がれない状態だった。]
/*
緋奈……。
グラムとデュランダルをいきなり持っててあんなに怖かったのにな。
神域こわすぎる。
|
− 神坐する校舎 −
………
[上空で静かに佇んでいる。杖で保護していた左の足の上に右足を曲げて添え、右の手は思案するがごとく頬に添えて。 鬼の姿から人へと戻った傀留と、オスカーの言葉を見下ろしながら聞いていた]
――――私の有り様だと。……愚問だ。 『機関』の神は《零艇紫亜》だ。私は代用に過ぎぬ。
然し『機関』がそれを是としたのだ。 一族の使命は何より重い。貴殿とて、人の言葉で簡単に泰山峰の後継としての自分を捨てられぬだろう。私も然り。敢て自ら受け入れたのだ。其処に差異は何もない。…何も。
[そうして、オスカーへと視線を向ける]
矢張りそうか。覚えている。私であり、彼女である者が記憶を有している。……貴殿は、云わば我が力の残滓の様なものだ。其れでありながら人として人並みに幸福を願うのか。其れが答えか。
[しばしの沈黙。]
(7) 2014/04/12(Sat) 22時頃
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――現の英雄達は聖域で暫し憩う《ジャキディス・サンクチュアリィ・ティータイム》――
そうよ。わたし一人。
安心した?
[笑む唇に皮肉は含まない。
光流の分の紅茶を淹れると、プリンと一緒にベッドまで持っていく]
そう。わたし達にはもう、見守ることも出来ない。
ただ託すだけ。
[残っているであろう面々を思い出して、しばし目を閉じた後]
……この子も食べられるの?
[傍らの黒鴉の嘴を、プラスチックのスプーンで突いた]
/*
http://goo.gl/n0UffQ
_人人人人人人人_
> 完全に一致 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
|
…………断ち切る?全て、断ち切る? 『機関』を、十三血流を、我等の歴史を…… 神を、運命を…… 断ち切るのか。
それは《新生派》と何が違う。異能を捨てられぬ半端な意志。 貴殿達の歩む道は最も険しき道だ。人の身の儘で其れを掴む事ができようか。 『神』を保有する『機関』に半端な覚悟で挑む事ができるか。
愛を口にする人の儘で望みが適うか!!
[左手をす、と持ち上げる。既に七枷は退散してしまっているのだろうか。だとしても、今は関係のない事だ。微かに噛んだ唇の端から、一滴血が流れおちた。]
(8) 2014/04/12(Sat) 22時頃
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/* 神宮院が完全にラスボス
神々しいwwwwwなwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
/*
檀さんかっこいいんだけど、かっこいいんだけど
_人人人人人人人_
> 半跏思惟像 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄
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――如是我聞 是無上呪 《我は聞けり 是は無上の真言》
――即是 不可思撃 《即ち 想像もできぬ一撃》
[言葉と共に天空から大気の鉄槌が撃ち落される。元生徒会室だった場所に真上から叩きつけ、ねじ伏せていく。七枷が強化しているからたちどころに崩れはしないだろうが、確実に罅を入れていく。]
………『機関』の使役する神の力とは斯様な事だ。 是も全力とは言い難い。
――――如何した。かかってきて良いぞ。 我が前に頭を擡げる程の力は有ろう。 神を殺しに来れば良い。
………其れとも、まだ同じ事を口にできるか。
[打ち付ける重圧の下、見下ろす瞳は神妙な顔つきで語りかける]
(9) 2014/04/12(Sat) 22時半頃
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/*
どうして神宮院がラスボスになっているんだろう。
俺には理解できない。
あの菩薩顔が浮かぶからやめてwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
――現の英雄達は聖域で暫し憩う《ジャキディス・サンクチュアリィ・ティータイム》――
……まあな。
[皮肉ない言葉は否定しない。]
約束もしたし。
信じても居ても落ち着かないな。
……ありがと。
でも、まだちょっと動けないから。
そこに置いておいてくれないかな。
[近づいてくる紅茶の香りと購買で売っていたプリンの器が目に入ったが、動けないと苦笑して。]
一応、普通の鴉のように振る舞えるようにはなってる。
栄養摂取の意味はないけどな。
[嘴を突かれた黒鴉はふるふると頭を振り。
そのまま小首を傾げるとじっとエフェドラを見上げた。]
/*
ちょっとあなたの言ってる人間って意味が分からなかったからグーグル先生に聞いたら、「お前ら人間じゃねえ!!」って画像が出てきたので謹んで進呈するわ。
/*
正直、同じ人間と思いたくないなー。
だって昨日の時点で神域に人間居なかったじゃないか。
蒼舟界顧録ってなんだよwwwwww
将来何をそんなに書き残す気なんだwwwwwww
/*
いや、言ってる事は分かるんだけど
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
蒼舟界顧録ってなんだよ
……そうね。
わたしは怖いわ。
[言葉とは裏腹に、淡々とした声。
プリンと紅茶を傍らのスペースに置くと、光流の怪我のさまを、じっと見やり]
ここであなたに止めを刺したら、新生派の野望が潰える――、
なんて簡単な事態だったらよかったのにね。
[黒鴉に倣うように小首を傾げて、微笑んでつぶやく]
/*
>蒼舟界顧録
将来のジャキディス学園の必修科目?
/*
このポーズから生み出されるオーラがやばい
結局のところ告白はどうなったんだ。
無に帰したのか。
/*
統の事なんて13ページくらいに渡って書いてるに違いないぞ。
/*
神様は告白聞いてくれないから。
檀を取り戻してもう一度言うしかないな。
よし、別城と放送部を呼ぼう。
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断ち切る…… 全てを断ち切れるか! 人の意思が其処まで強ければ、神など要る筈はなかった…
《霊艇紫亜》も必要はなかった! 彼女は、私は……神に成りたかったと思うか! そうだ、人間の意志が神を必要としているのだ。
強くある意思を持つ人間などそうは居ない… 羊の如く飼い慣らされて居れば満足な人間の如何に多い事。 人は神を望むぞ…… 超越的に君臨し、圧倒的に支配する、神を、『機関』を望むぞ……!!
[血に濡れた《免罪布》が見える。傀留の姿は。吹き飛ばされても地に頭を垂れず、立ち上がってくる。力を強めた。]
―――これ以上抗えば、将に死ぬぞ!!
(15) 2014/04/13(Sun) 00時頃
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……幸運な事に。
[一度、ゆっくりと瞬いて。
エフェドラの微笑みを見つめる。]
俺はただの協力者で。
死んだ所でこの戦いの結末に影響は与えないさ。
ただ、報いを受けされたいというなら。
当然受け止めるよ。
約束があるから抵抗はするけど。
[そう言って笑うと、少し顔をしかめながら右手を持ち上げて、まだ首を傾げている黒鴉を撫でる。]
/*
別城、丁度いいところに。
誡流とオスカーの告白シーンを蒼舟界顧録にDVD付きで収録したいから、パパラッチしてきてくれ。
/*
振り値を見たら、まだ13ページで良かったと思うくらいには
感覚が麻痺している。
言ってる事がどうにもラスボスwwwwwwwwwwww
/*
了解、ただし高くつくわよ?
[指で円を作ってみせた。
放送部、新聞部もその側で黒子のようにスタンバっている]
/*
神《ラスボス》ってなんだろうね。
七人委員会《ジャキディス・セブン》の資料編纂費《ヒミツノオカネ》から出そう。
/*
盗撮した事を不問にしてやるから
無料でやってやれ。
今日は七枷も顔出せないようだし、
神宮院・オスカー・泰山峰のあれそれが終わらないと
トレートルも口を出せない雰囲気だな。
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