人狼議事


204 Rosey Snow-蟹薔薇村

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【人】 許婚 ニコラス

[探し物は。
すぐに見つかった]

 ノックス。

[>>150廊下に転がる兄を見て、静かに声をかける。
白い息。多分、僕らよりもずっと寒いとこで夜を過ごした彼の姿。
もう起きてるんだろうか。それとも、まだ悲しい夢の中?


近付いて、近付いて。


そのまんま、彼のお腹を右足の踵で踏んだ]

(157) 2014/11/22(Sat) 18時頃

【人】 許婚 ニコラス

[彼のお腹を踏んだまんま。上に乗り、胸を膝で押し潰す。
爪先が彼のお腹にめり込んだ]

 ノックス。信じるって、難しいね?

[大人なのにそんなことも分からなかったの?って。
彼の頬に触れながら、尋ねる。
身を乗り出せば、もっと足からの重さは彼の体にかかった。

トレイルは、僕とノックスが世界なんだから。
目の前であんなことするなんて、そりゃ怒るよ。
そんなことも分からなかったの?

そう、問いかけるのは呑み込んで。
ただ、キスできそうなくらい近くで、ノックスの顔を見る。
冷えた体。きっと、トレイルに嫌われたのがすごくショックだったんだ。
そんなことだけで、こんなに落ち込んで。
その上、それが自分の犯した罪のせいなんて。

ふ、と口元に、笑みが浮かんだ]

(158) 2014/11/22(Sat) 18時頃

【人】 許婚 ニコラス

 ……ノックス か わ い そ う 。

[笑って、囁いて。
頬から移り、唇を撫でていた指を、口の中にねじ込む。
許されるならば指を伸ばして、ひくつく喉奥に触れて。

彼の罪を、全部吐き出させてあげようと]


 大丈夫。
 僕は、ノックスのこと、嫌いにならないよ。
 僕は。
 僕だけが、ノックスの味方だよ。


[一言一言、区切りながら言って目を細め。
引き抜いた指を、てろっと舐めた]

(159) 2014/11/22(Sat) 18時半頃

【人】 許婚 ニコラス

―1階―

[戻ったときは、丁度トレイルが起きたときで。
>>132いつも通り、寝起きの機嫌の悪い彼に、おはようのハグをした]

 おはよう、トレイル。

[痛いんだろうか。腕を押さえている。
大丈夫?って首を傾げて]

 ……薬の場所、知らないね。

[困った顔で笑った]

(160) 2014/11/22(Sat) 18時半頃

許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/11/22(Sat) 18時半頃


メモを貼った。


― 居間 ―

[自分の、身体だったものが食べられている。
 それを止めようとするフランシスにゆるりと瞬き]

 俺はかまわないから。

[止めなくていいよ、と聞こえなくても呟く。

 フィリップが噛み傷のついている指を食べる。
 骨が砕ける音。
 腹からだいぶ血が流れたとはいえ、まだ身体に残っている血がにじむ様子]

 ……うん、自分が食べられるところ見ることになるとは……
 でも。

 美味しいと思ってくれるなら、いいかな。

[フィリップが、また獣よりになってしまったことに、少し悲しく思うものの。
 それでも、食べたいと思うほどに想ってくれているのは嬉しかった]


メモを貼った。


【人】 許婚 ニコラス

[薬の場所なんて知らない。
コート、食料、着替え、次の街。
そんなものの場所なんて知らなくても、ノックスが全部してくれるから。

抱き着いたまんま、少し埃で汚れた包帯を弄って
>>161トレイルの仕草に気が付くと、小首を傾いで]

 寒い?

[意味は少し違うかもだけど、トレイルがここが寒いと思ってるのは確かだと思う。
指さされた先、温泉のある暖かい場所の扉。

ぺたぺたと歩み寄って、開けて]

 ……ん。

[そこにあった、もの>>142
ソレを、少し眺めてから

振り返って]

(185) 2014/11/22(Sat) 22時頃

【人】 許婚 ニコラス

 トレイル、お腹空いてない?

[尋ねた]

(186) 2014/11/22(Sat) 22時頃

【人】 許婚 ニコラス

[ソレを見たとき、本当はびっくりするのが正しいのだと思ったけど。
その感情が、まったく出てこなかった。
ちっともぴんとこなかった。

肉だ、と思った時。
あ、と思った]

 ……。

[ただの肉だ。
ディーンの肉を食んでも、一緒になれなかったように。
ソレは、ただの、なんの意味もない、肉だ。
特別食欲が湧くわけではない。
だが食糧ではあることを、ディーンの時に知ってしまった。

お腹が空いている。
目の前に食糧がある。
だから食べる。

なんの問題もない]

(187) 2014/11/22(Sat) 22時頃

[大切にされていたのだと。
 痛いほどにわかる。

 三人の様子が、悲しくて嬉しくて愛しい]

 ……俺、ばかだ……

[大事にされていたのに。

 衝動に――触れてみたい思いに負けて。
 そうして、ノックスにも、痛みを与えてしまっている]

 ……ごめんね……

[居間からでていったノックスが今何をしているのか知らぬまま。
 ぽつりと呟く]



 ――フィリップ……

[うつむいたフィリップの頭を撫でようと手を伸ばす。

 けれど、触れることなどできるはずもなくて]

 いいよ、食べたかったら、全部食べていい。

[哀しいことを言うフィリップにささやく。
 痛みを伴うかのような“思い”に、瞳を伏せた]



 ……フランシス……

[心配性で過保護な保護者が、自責の言葉を紡ぐ様子に、小さく名を呼ぶ。
 いつもいつも、心配をかけては小言をもらっていて。

 結局、こんなに悲しませている]

 ごめんね、フランシス……

 ドナルドも……

[人として眠らせようとしてくれるドナルドの思いが嬉しい。
 郷里にかえったところで、迎えてくれる家族はいないけれど。

 ドナルドが、そうして弔ってくれようとするのが、嬉しい]


[伝わる感情に、
 ほろほろと涙がこぼれる。

 死んでいるはずなのに、こぼれるものなのかと、どこかで鈍く考え。

 ただ、フィリップたちを見ている]


[フィリップの保護者の名前に、ゆるりと瞳を瞬かせる]

 彼も……?

[そんな、それでは、フィリップは]

 ……フィリップ。

[嘆きの深さがわかった気がした。

 フィリップが、保護者を大切に思い頼っていたことを知っている。
 その、彼も、死んだというのなら]

 …………

[何もいえずに、冷たくなった体に縋りつくフィリップの頭を、
 触れることのできない手で撫でる]


【人】 許婚 ニコラス

[頷いたトレイルを見て、頷きを返して。
ポケットに入れっぱなしだった小刀を取り出して、少し考えて]

 はい。

[数分後、差し出した腕肉の切り身。
お湯でちゃんと洗ったのだけども、トレイルは渋い顔をしていた。
ちゃんと料理しなきゃだめだろうか]

 料理……したことないねえ。

[小首を傾いで。
とりあえず、自分で食べておく]

 ねえ、トレイル。
 ノックスとはいつまで喧嘩するの?

[あんまり長いと困ったなあ]

(216) 2014/11/22(Sat) 23時半頃

― 居間に至るまで ―

[胸の痛みに蹲っていたディーンは、足音に顔を上げた。
胸の痛みは引かない。
しかし、ニコラの在るところが、ディーンのいるべき場所だ。
彼の後に続き、彼の見る光景を見ていた。

ノックスとラルフの営みに、思うところは無い。
ラルフのようにニコラに抱かれたいとは思わないし、ノックスのように彼を抱きたいとも思わない。
ただ、ラルフの腹にナイフが突き立てられるその瞬間だけは――]

 ――……。

[腹を食い破るニコラの歯の感触と、汚れた口元を思い出した。
ディーンは目を逸らし、小さく息を吐く。
おおよそ健全とは言えないが、これが欲情と言えるものと同義であることは、随分前から知っていた。]


[また、彼に食べられたい。
鋭い歯で肉を破かれて、血まみれの手で腹の中を弄られたい。
唇を、血が出るほど噛まれたい。
眼球の奥、誰も触れたことのない場所まで指先で抉られたい。
中身を全部曝け出して、彼に見て欲しい。
彼だけに、見て欲しい。]

 …………。

[しかし、彼に、今の姿は見えない。
見えたところで、食われる為の身体が無い。
ニコラがトレイルの手を引いて去っていく。
ラルフの遺体を複数の人間が見て、一様に悲しげな顔をする。

その光景を見ながらディーンは、ラルフが死に至る理由を悟る。
――彼は、多くの人に愛されていたのだ。]


[物語は起こり、展開していく。
展開していくにあたって特に重要なのは事件だ。
たとえば、その時点では倒しようのない敵が現れる。その敵を倒す為に、登場人物たちはアクションを起こす。
或いは皆から愛される誰かが死ぬ。それによって、彼に向けられていた感情が登場人物の思い思いの方向へ分散していく。

ラルフの死は、物語が展開する為の、重大な事件だ。
展開は変化を呼ぶ。
変化しない登場人物は――いない。] 


[フランシスとドナルドが、フィリップを慰めるのを見る。
 彼らなら、と思ったとおりの行動に、
 そのままフィリップの悲しみが少しでも薄れればいいと思う]

 ……忘れて欲しいわけじゃないけど。
 哀しいままでいて欲しくないな……

[わがままな感情をぽつりとこぼし。
 オルゴールの話に、三階の荷物の中にある宝物を思い出す。

 そういえば、最期のとき、オルゴールの音色が聞こえた気が、した]


[――彼も、変化を免れないのではないか?

浮かんだ疑問符を打ち消す手段は、今のディーンにはない。
もし、眼球が腐るより早く、彼が忘れてしまったら?
もっと他に大切なものを見つけてしまったら?

ラルフがその場にいることにも注意を払わず、ディーンは静かに立ち尽くしていた。
彼は、トレイルの手を引いていった。
トレイルが彼の唯一になるかも知れない可能性など、考えるまでも無い。
トレイルは、彼の側で、まだ生きているのだ。
もう触れられない自分とは、わけが違う。

彼と一つになってしまえば、もう苦しむことはないと信じていた。
同じものになってしまえば何も怖がる必要はないと思っていた。
そんなディーンの幻想を打ち砕く声がする。]


 ――……違う。
 錯覚なんかじゃない。

 僕は、確かに永遠に一緒なんだ。
 僕の肉は、ニコラの身体を作る。

 だから僕は、ニコラとずっと……ずっと、一緒にいられる。

[生者には聞こえない声で、ディーンは呟く。
バーナバスの言葉を肯定することは出来なかった。
まるで、喰われてしまえばそれで終わりだとでもいうような。
自分の抱く欲望そのものが、罪悪であるかのような。

ディーンは、顔を伏せる。溢れ出そうなものを唇を噛んで堪える。
その代わりに胸に刺さる棘の痛みが増した――ような、気がした。*]


メモを貼った。


[ドナルドの腕の中、
 涙をこぼすフィリップの悲しみが、少しでも癒えればいいと思う。

 ドナルドが、考えている復讐には瞳を翳らせ。

 聞こえてくる慟哭を、受け止めている]


  ――?

[ふと、聞こえた声にゆるく瞬く。

 今まで、フランシスやドナルド、フィリップたちしか視界に入っていなかったけれど。

 もう一人、ディーンの姿が見えて]

 ディーンさん……?

[ニコラと消えた後から、姿を見なかった人がいることに、ゆるりと首をかしげた]


[声が聞こえる。
ディーンは数度瞬いて、視線をゆっくりと声の方向へと向けた。
血が滲む程噛み締めた唇は、しかし傷ついた様子すらない。]

 ――…………君は、良いな。
 愛されている。
 君は、まとも だから。

[声は淡々と、平坦に響く。
ディーンの口角はほんの僅かに持ち上がった。
自嘲だ。彼を羨ましいと思う自分に対する。]


【人】 許婚 ニコラス

[>>222トレイルはなにを言ってるんだろう。
きょとんと首を傾いで、瞬きをする。
声が聞こえないんじゃなくて、意味がわからなかった。

ノックスはいなくなってなんかないのに。
ああ。でも、そう言うのも仕方ないのかな。
トレイルの世界は、とっても綺麗だから。
綺麗じゃなければ、トレイルは許せないから。
きっと、拗ねちゃったんだ。

思ってから。
ふ、と口元に笑みが浮かぶ。

いま、彼の世界には自分だけなんだって。
そう思って]

(241) 2014/11/23(Sun) 00時頃

【人】 許婚 ニコラス

 焼くとこ……ペチカ?

[じゃあ、うん。わかった]

 ねえ、トレイル。

[可愛い僕の弟]

 僕だけが。
 僕だけは、なにがあってもトレイルの味方だからね。

[行こ、と手を引いた]

(242) 2014/11/23(Sun) 00時頃

[声が届く様子に、彼は食べられてしまっているのだと思った。

 ディーンの様子に首をかしげ。
 羨ましがられている理由に軽く瞬いた]

 ……ディーンさんだって、
 フランシスと仲良さそうだったし、シメオンとも……

[愛されていることは否定しない。
 みんなの愛を、実感したばかりだから。

 今も、嘆いているフィリップが見えるのだから]

 まともだとか、そういうのは愛される理由になるのかな……


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/11/23(Sun) 00時半頃


メモを貼った。



 うん……そうだね。

[ここにいるけれど、フィリップには見えない。

 そのことが哀しい。

 フィリップの涙が止まるように願いながら、ドナルドが慰めてくれていることにほっとしている]


メモを貼った。


メモを貼った。


許婚 ニコラスは、メモを貼った。

2014/11/23(Sun) 00時半頃


メモを貼った。


【人】 許婚 ニコラス

[けど、あんまり長いこと拗ねられると困るなあ。
ノックスが、悲しんでしまうし。トレイルだって悲しいまんまだ。
なんとかして、仲直りを。

と、考えていたとき。
聞こえてきたのは、悲しい、音>>244]

 んん……。

[僕もディーンに会いたいなあって思った。
可愛い、可哀想なディーン。
君はいま、どこに行ったのか。
それが分からない]

 ね、トレイル。会えないとさびしいよ。

[だから、ノックスと仲直りして、また会えるようにしようって。
言葉の外に含めて言いながら、扉を開けた。

包帯を巻いた手には、血を綺麗に洗い流した幾つかの肉片]

(257) 2014/11/23(Sun) 01時頃

 ベネットには、君たちがいる。
 シメオンのことは、傷つけてばかりいた。

[いや、彼が自分と同じように存在している以上、過去形で結ばれるべきものではない。
今も傷つけている。きっと。

ラルフの問い掛けに、ディーンは一度自らの掌を見下ろす。
皮膚に染みついて取れずにいたインクの汚れは、消えていた。]

 君は……君たちは、誰かに触れたり、話したりして、
 色んな感情を確かめる。
 ……僕にはそれが、難しかった。
 君たちは、別のことで、欲を誤魔化せる。
 でも、僕には、それが出来なかった。


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