140 【飛歓】星屑祭の街【RP】
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――キャリーの部屋――
[ベッドに横たわるキャリー。首元がまだ紅くぬらぬらと光っていた。急いで彼女の元へ駆け寄る]
キャリーさん、キャリーさん…! 起きてください!!
[彼女の名を呼ぶ。体を揺する。 …彼女は目を開けない]
(…ああそうか、血が出てるからいけないんだ。 いっぱい血が出ちゃうと死んじゃうから。止めなきゃいけないんだ。 早く拭いてあげなきゃ)
[自分の袖で彼女の血を拭う。 …汚れてるけどごめんなさい]
(……あれ、なんで落ちないんだろう?まだ赤いままだ。綺麗にしなきゃいけないのに。早く綺麗にしてあげないと、キャリーさんが死んじゃうのに)
[なんでだろう、なんで彼女は目を覚まさないんだ。何か他の方法があるの。早くしないと手遅れになっちゃう。早く目を覚まさないと。早く起きて。早く。起きて。起きて起きてよ、起きておきておきてねえおきてよ!!!!]
(91) 2013/08/31(Sat) 23時頃
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[踊り子の呼ぶ声>>81に少年は振り向く。しかしその瞳は彼女を捉えない]
あの、どうしましょう…。キャリーさん、目を覚ましてくれないんです…。今日は一緒に遊ぼうと思ったのに。キャリーさんにプレゼントもあるのに。 あ、そうか、指輪をはめてあげればいいんだ!不思議な力があるっておじいさん言ってたもの!キャリーさんちょっと待ってて!すぐつけてあげるね! ………あれ、キャリーさん手開けて。握ってちゃ指輪できないよ?ほら、あけて。ね…開けてよ。お願い、お願いだから………やだよ…キャリーさん、キャリーさん……、おねがい…いやだよ…やだあぁ……っ……、…
[キャリーの冷たい手を握りながら、少年はただ、泣き続ける]
(92) 2013/08/31(Sat) 23時頃
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──少し前──
[自分の死体を確認していると、の様を見て、女は椅子からずり落ち、泣き叫びんだ。]
──現在──
[泣き叫んでいると、彼の声が心に流れてきた。死期が近い、と。
重たい頭を上げる事が出来ず、顔を伏せた状態で聞いてる。]
(あたしに……言ってるの?……あたしの声なんて聞こえる訳……)
[腹ぺこじゃないと聞けば、少し顔を上げた。
続く彼の、耳を疑う優しい言葉。
”――この芽は君が育てたんだ。誇っていい。”
女は涙を流しながら思う。そう言えば、彼はいつも優しかった気がすると。]
………うん、……うんっ…、ありがとう…っ。
ううぅ……ジョージ……
[そして視線を少年に向け、少年の傍に座り。涙が止まらない]
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[彼女に生きて欲しかった 彼女に笑ってほしかった 彼女に抱きしめてほしかった 彼女とずっと一緒にいたかった 彼女といられれば、他のことはどうでもよかった
それなのに、ボクは彼女を守れなかった
それでも――]
(99) 2013/09/01(Sun) 00時半頃
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[踊り子の言葉>>83>>85を信じるなら
キャリーさんはボクのことを見ているだろうか ボクのそばにいてくれてるだろうか
彼女の姿は見えないけれど
彼女が本当に近くにいるようで 笑いかけてくれているようで
――それが自分の気のせいだっとしても
いつものように、彼女から元気をもらった気がして]
(そうだ、彼女に言ったじゃないか)
ボクも、キャリーさんみたいに強くなります
(101) 2013/09/01(Sun) 00時半頃
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[踊り子は謳う。あの大通りで出会った時のように。
――倒しに行くんだ。君の仇を
ボクの仇。キャリーを死に追いやった者。
首無騎士。
首無騎士とは誰なのか――?]
(104) 2013/09/01(Sun) 00時半頃
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[女は、少年の傍で座り、少年の顔を見上げながら。]
…ジョージ…、ジョージ…。
[女の涙は止まらない。せめて少年には悲しい辛い顔より笑って欲しくて。笑った。笑い掛けた。そして、抱き締めようとするが、すり抜ける身体。女は、それでも少年を抱き締めるように、腕を回した。]
ジョージ…、………笑って……元っ…気…出して…
あたしは、ここに居るからっ……居る…からっ…
[すると、少年が
「ボクも、キャリーさんみたいに強くなります」
と告げる。]
…ジョージ…強いよ。
ジョージは凄く、強い人だよっ…あははっ!
[少年の決意が嬉しくて、また涙が出た。嬉し涙だ。笑顔も。
そうだ。一緒に居る時、いつも楽しく笑わせてくれていた。そして、自分はまだ、少年の傍にいる。いつ本当に消えてしまうかは分からないけれど、今は少年の傍に居よう。ずっと。]
……ジョージ、…ありがとう!
大好きだよ!
[女は、少年を撫でるように。]
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――弦月の宿――
[彼女の部屋をあとにする。ロビーにあの男はまだいただろうか。彼に会って話したい。
ドナルド――少年が最も疑う人物。 だけどキャリーは彼に気を許していたようで その気持ちを無視することもできなくて
直接会って話さなくてはいけない**]
(106) 2013/09/01(Sun) 01時頃
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