人狼議事


246 朱桜散華

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【人】 子守り 日向

[ 駆け出す直前、辰次の躯体から緋が散る様が見え>>58 ]

 ……っ!

[ それが引き金となり、はじかれるように走る。
 自分は自分のすべきことを行おうと。
 どんなにちっぽけであろうとも。

 向かう先は神楽舞台。
 しとど雨に降られ、舞台はめちゃくちゃになっているが]

(61) 2016/04/28(Thu) 21時半頃

【人】 子守り 日向

―神楽舞台―

 ……確かここで、志乃ちゃんは……

[ 神楽は鎮魂の意味を持つ。
 
 志乃のように琴を嗜んでいたわけではないけれど、
 太鼓を打ち鳴らすほどの腕力もないけれど。
 風鈴を太鼓の土台に引っ掛け、
 無事な楽器を見ては、方法を探り眉を寄せ。]

(62) 2016/04/28(Thu) 21時半頃

【人】 子守り 日向

[ 其が唱えた言葉は何だったか>>50
 呼応するよう、桜は更に舞ったようにも思う。]

 あれが桜の巫女でないのなら……。
 マガツヒ、災厄のものならば。

[ ひとり、鎮魂の儀を執り行うには
 あまりに力がたりない。

 りん、りぃん―― 風鈴は何故
 この嵐の中、穏やかに揺れるのか

 その意味なんて、さして気にもしていなかったけれど*]

(63) 2016/04/28(Thu) 21時半頃

【人】 子守り 日向

―その幻が、うつつであれば―

[ むっと顔を顰めて楽器類を見つめる日向に
 くすりとわらう。 ]

「なぁ、日向。
 その風鈴の意味をあんたは知らないんだね」

[ 日向が聲に反応し、辺りを見回せど
 そこになぁんの姿もない。]

「邪気除けだよ。
 それがある限り、あたしゃあんたを守るって」

(70) 2016/04/28(Thu) 22時頃

【人】 子守り 日向

「抑、日向。
 あたしがあんたのそばに在った意味を
 考えたことはないのかい」

[ この娘には、なんのちからもないし
 血筋でも祖先はただの傍観者に過ぎない。
 ゆえ、都合が良かった。

 その純潔を、奪ったのは>>2:104
 まっさらな日向を依り代にするためだった。
 代わりに、人間という器に収められた肉体だけは
 絶たねば、ならなかったのだけれど。]

 そばにあった意味を?
 考えたことなんて ―――ないよ!

[ この竹を割ったような性格が
 嫌いじゃなかった。]

(71) 2016/04/28(Thu) 22時頃

【人】 子守り 日向

―神楽舞台―

[ 日向は立ち上がる。
 りん、りぃん、と、響く風鈴は
 決して侵蝕できぬ、小さな守りとなって。

 唇は紡ぐ。
 日向の知識にありはしない、その鎮魂の言葉を。]

 ――かけまくもかしこき いざなぎのおおかみ 

 ――つくしのひむかのたちばなのをとのあわぎはらに

[ ひとは音から、不思議な力を得るという。
 超常的な力を持つものに前に
 抱く畏怖も、或いは憎悪も、勇気も様々を
 制御することのできるようになると、そんな不可思議を
 偶然性とも言うのだろう。>>3:22]

(72) 2016/04/28(Thu) 22時頃

【人】 子守り 日向

[ 女はひとつの「知」を日向に授けた。
 とすれば、――「仁」と「勇」も
 マガツヒに立ち向かうものに、在るのかもしれず]

(置壱のあの痣は……簪は何故―――…
 辰には、……)

 ――みそぎはらへたまひしときになりませる

 ―― はらへどのおおかみたち

[ 己にできるのは考えることと、
 見守る者の依り代で、あることだ。**]

(73) 2016/04/28(Thu) 22時頃

【人】 子守り 日向

[ 志乃も、香月も、亀吉も
 この事態を捨て置くことはないだろう。

 だからどこかで。視ていると、そう思う。]

(……死者の力があるのなら、
 それこそ、黄泉からマガツヒを引っ張っていってほしいね。)

 ――もろもろのまがごと つみ けがれをあらんをば

[ マガツヒが紡ぐは、祝詞などではない。>>66
 死者蘇生の言霊だと、女から教えられる。

 桜の聲に抗うには小さきものでも、
 ことばはとめない。]

(83) 2016/04/28(Thu) 23時頃

【人】 子守り 日向


 ……、

[ ふと、桜の方向を見る。置壱と辰とが戦っている中で。
 其を止める知は、どこからいずるだろう。]

 [――舞台を飛び降り、駆ける。]

[ 其の出方すら分からぬ現状、
 この目で分析せずして、どうするのかと己を叱咤して*]

(84) 2016/04/28(Thu) 23時頃

― 刹那 ―

[雨と雷鳴を背に立つ男の影は、どこか危うい。
 よもや、との疑念が心の隅に泡のように浮かび上がるが、
 助けを乞う声を聞けばすぐさまそれも沈むんだ。]

[そう、確か、家中に迎え招き入れたはずだ。
 傍に立ち、二言三言言葉を向けもした。
 だが己の問いも、返ったか分からぬ返答も、
 現在は記憶の中からすっぽりと抜け落ち。
 覚えているのは刃が身体に食い込む衝撃ひとつ。]


 (――― … )
 

[致命傷であることは判り切っていた。
 丁助は何か言っていたろうか、音は届けど認識には至らずに。
 声ならぬ声を絞り出すが、身体は鉛のように重く。
 やがて、意識も視界も漆黒に塗り潰されて]


― 狭間 ―

 ………

[気づけば、己の躯の傍に立っていた。
 絶命の淵において靄がかっていた意識は、
 現在は不思議な程澄み切っている。]

 これは、死に切れていないって奴…かな。
 ま、無理もねぇ。

[血の海に眉を潜め、手を伸ばしてみるが、
 触れようとしたものは悉くすり抜けてしまう。]



 おう、辰っつぁん。
 済まないな、先にこんな風だ。
 …お前さんには何から何まで、手間ー掛けさせるようで悪いな。

[辰次がやってきたのには、
 届かぬと知りながら、生前と同じ声を向ける。

 辰次の様子から、桜に魅入られし者の気配は受け取れぬ。
 己の魂に僅かに残った感知能力も、警鐘を鳴らしてはいない。
 だから恐らく、ひと一倍正義感と責任感の強い彼には
 二重の意味で世話になることになろう。
 事が終わった後の埋葬然り、

 ―――弟分のこと、然り。]


[暫しの間其処に佇んだ後で、
 何が起きているのかを把握するのが先決と、
 往けぬ魂魄はふらりと村を抜け、丘を目指したのだった。**]


【人】 子守り 日向

[ 不意の静寂に>>88

 祝詞は唇を震わせるにとどめ、
 足を止め、音は消える。

 続くのはマガツヒの
 否。 丁助の告解だった。



 あか、あかいろ、朱

 あざやかな、朱。



 それが、色を失うように、はらはらと舞い散り
 頬を撫でた。]

(93) 2016/04/28(Thu) 23時頃

【人】 子守り 日向

 丁助……?

    丁助……!

[ 力に溺れた、と
 そう、紡ぐ彼の顔を見つめ
 悲痛に眉を寄せる。]

 この、ばかたれがぁ……。

[ 滲む声は、全てが終わるまで
 涙の色にするわけには、いかなくて。*]

(94) 2016/04/28(Thu) 23時頃

ぎ……ぐがぁ……

[鉈が胸より粉のようになって外れ、徐々に薄い身体ははっきりとした形になってどさりと志乃の前に崩れ落ちる]

……し………の…?

[接した感触がしだいに暖かな慈愛のような、人の気持ちに触れだすと正気に戻って記憶を辿らす。]
…ぼく…は…

…僕はとんでもないことを…

[悔いても戻らない深い罪の意識が自分を襲う。自我が消えそうになってその場に泣き蹲った]


[鉈の柄を引き抜くと共に、それは粉のようになり掻き消えていく。
柄を握った志乃の両手には何も残らず、目の前に整然と同じ姿の亀吉が現れた]

 かめにぃ…!
 よかった……

[救うことが出来た、と。
志乃は安堵の表情を浮かべる。
己のしたことを理解し、泣き崩れる亀吉の傍へと寄ると、そっとその肩に右手を添えた。
落ち着かせるように緩やかに撫でてやる]

 …かめにぃ、

 桜、咲かせようとしたのは、どうして?

[今際の刻の記憶は薄い、けれど。
亀吉が桜を咲かせようとしていたのは薄らと聞こえていた。
志乃は自分を手に掛けたことは問わず、その原因となったことを問いかける]


【人】 子守り 日向

 丁助……丁助!!!

[ 覚悟なんてとっくにしていた。
 でも、こんなときに限って都合のいいことを考える。

 依り代となった人間は解放され
 巫女だけが、還っていくだとか、そんな。

 倒れ伏した彼のそばに駆け寄って、
 置壱と、丁助を交互に、見て]

 ……そうだねえ

[ 潤む眸のまま、素直に、置壱の貌が立派であったと、
 丁助の最後の問いに、頷いた。*]

(102) 2016/04/29(Fri) 00時頃

う…うう…
[泣き崩れた自分に差し延べられた手、志乃とはっきり認識するものの顔はあげらずにその撫でてくれる手にただただ泣くばかり。しかし理由を聞かれて記憶を辿り。

少しずつ彼女にその始まりを話していく]

声が…

血を…血が…必要だって…

美しい…女性の声が僕を誘うんだ……

父が…母が……あっ…ああ…あ…

[再び錯乱し、頭を抱えるとぶんぶんと振り乱す。]


【人】 子守り 日向

 なーんで、桜は咲いたんだろうなぁ。

[ 怒りはすべて、丁助の死が攫ってしまった。
 悲しみはいつか、怒涛のように押し寄せるだろう。]

 ほんとうは、咲きたかったのかもしれないね。

[ 花は咲くから美しい。]

 ……うん。

[ 咲かず桜はきっと、寂しかったのだろうね、と。>>97]

(104) 2016/04/29(Fri) 00時頃

【人】 子守り 日向


[ はらはら、はらはらと
 桜の雪は村中に降り注ぐだろう。

 流れた鮮血を白く染め、
 冬が来て閉ざした部屋の中で
 暖め合うような光景を、想い。

 いつか麗らかな春が、また
 訪れることを、予兆するように**]
 

(105) 2016/04/29(Fri) 00時頃


 声……女性の、声…。

[血が必要と求める声。
伝承の通りならば、それは桜、ひいては巫女の声だと言うことになろうか。
丁助は異形となっていた。
ならば亀吉は。
刀を使っていたことから人の身のままだったのだろうと推測する]

 … うん … そ っか

[父も母も手にかけたと思しき言葉にしばし返答に窮した。
頭を抱え振り乱す亀吉を、尚も撫でてやり]


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