181 巫蠱ノ匣
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ふ、ぇ、……?
[抱きつかれて、慌てて彩里を抱き止めた。
拒まれなかった、ことが、どんなに嬉しいか。
また涙が滲みそうになるのを堪え
ぎゅう、と強く抱きしめる]
ありがと、ありがと……、
やっぱりさ、
彩里は私の、妹なのかもしれない。
[互いの感情が違っても、
繋がっている、「おねーちゃん」と呼んでくれる限り。
もう此処は終世。それならば。]
……魂、消えちゃうまで、一緒にいよ。
[そんな不確かな約束で、強くなれる、と]
―2階広間―
[誰もが怪我を負い、いつ死んでもおかしくなさげな状況に、…は少なからず興奮していた。
女のアナウンス>がそれに拍車をかける。
全員死んでしまって、ノーゲーム。そうしちまおうぜ。なあ?
口元に薄らと笑みを浮かべた…は、廊下にチラリと見えた、ひどく存在感のない―つまり、"同類"ということなのだろう―男に、ひらりと手を振ろうと、またも右腕を動かす。
一瞬、億劫そうに眉を顰めるものの、左手を振り直すことはなく、視線は再び生者の方へ。
――と、]
うん、ずっと一緒なのです…おねーちゃん。
[抱き返されたのに気付き、腕の力を少し強くする。
そうでもしないと、また泣きそうだった。
生きているときに彼女の本当の気持ちに気付けていたら、違う未来があったかもしれない。
しかし、既に私達に未来はない。
それなら、せめて最期まで一緒に−−*]
[わけがわからない。きょろきょろ。]
確か僕、あの時……。
[覚えているあの浮遊感。地面に叩きつけられる感触]
死んだの、かな。
ここは…地獄?
[ぶかぶかの黒いシャツを羽織り、辺りを見回す。
見知らぬ死体の片方は、自分に少し似ている。]
死ねたのかな、やっと。
[眼前を横切った女の姿に、表情を歪める。憎々しげに顔を顰めて、目を逸らす。]
……クソ女。
[そう、小さく吐き捨てる。…にとって、自らにとどめを刺した男よりも、それを平然と眺めていた男よりも、この、得体の知れない女に覚えた本能的な恐怖は強く。
今、生きてボロボロになっている男が死んだなら、罵ってやろうとさえ思っていたのに。自嘲。
声もかけず、女から視線を外す。再び、男らの方へと顔を向ければ、どうやら決着がついたらしい。]
……はは、
[…の目が輝く。ザマア見やがれ、クソ野郎。伏した男の姿に、笑いがこみ上げる。
ずっと、この時を待っていた。ザマア見ろ、バーカ。]
[もうひとり、自分と同類の気配に気づき、手を軽くあげようとして、止まる。]
わぁーお。
ひっでー……豪快に死んだんだんなー……。
[まるでスプラッタ映画にでも出てきそうで。
思わず顔を顰めた。]
[一方で、どうやら相討ちとは成らなかったことに気付けば、舌打ちをして。]
――どうせなら、皆死ねば良かったのに。
[こいつらだけじゃない。こんな馬鹿げた"ゲーム"とやらを実行した人間も、自らの家族も、まったく関係のない全ての人まで皆。
そんなこと、あり得るはずがないと理解しながらも、それを夢想することはやめず。
さて、あの男が自らと同じように実態のない身体を手に入れたならば、どうしてやろうか。
それを考えると、少しだけ気分が晴れる気がした。]
ふーん、こっちの兄ちゃんが残ったのか。
[協定を組んだ二人共が死んで。
残ったのは、どこかで見たことのある、けども思い出せない男。]
まー、でもこの兄ちゃんも助けがなけりゃ出血死しちまいそうだがなぁ。
主催者とやらが助けてくれるんかね?
[言って疑問がひとつ浮かぶ。]
ってかそもそも、これの主催者って、最後の一人を本当に待ってたんだろうかね?
公になれば大事だろ、なら残った一人も殺したほうが、色々安全だろしなぁ……。
……ま、もうすぐわかるかね?
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