人狼議事


184 【肩書遵守】Lunatic Nights in Heathling

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【人】 墓守 ヨーランダ

[『人狼へと変化するところでも見たのか?』

眉を顰めながら、隊長は彼女へと問いかけた。当然の問いだ。殴りつけているところを見ただけで、人狼などと語るのは狂気の沙汰。
その問に、墓守は首を振って、]

 いいえ…… けれど、
 …………死者の声が、私に教えてくれた、の…です

[後ろに下がっていた若い自警団員の一人が、隊長の元へと歩み寄る。
この女は…と囁く声が聞こえた。
怪訝そうな隊長の眼差し。若い自警団員の蔑む眼差し。視線に語られて、彼女は、震える手をポケットへと入れた]

 それと、 …私の身元は―――。

[ポケットから取り出した銀の懐中時計。
そこには、この街の高名な貴族家の紋章が刻まれている。]

(126) 2014/07/12(Sat) 21時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[紋章の示すところの意味を察した、自警団員たちの顔色が変わる。
墓守へと就けられた時叔父から渡されたそれを、彼女は今まで誰に対しても――ドナルドにさえも、見せたことはなかった。その家に連なる者だと、自分から明かしたことは一度もなかった……今の今まで。
彼女は銀時計を隊長に差し出して、]

 どうか、…お願いいたします
 彼を………捕らえてくだ、さい
 そうすれば…… すべて、終わる、…から

[指先がかたかたと震える、けれど感情はあくまで冷静だ。
凛と立ち、覚悟を決めた眼差しでじっと見据える。]

 一度だけで構いません、
 私を、信じていただけません、か……?
 

(127) 2014/07/12(Sat) 21時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[自警団が墓守の言を信じたかどうかは分からない。兎も角、詳しい話をするために、彼女は連行されることとなった。
静かに付き従おうとして――一度だけ、フランシスカを振り返る。]

 ご迷惑を、 …おかけします
 あなたも、気を、…つけて

[もう二度と会うことはないかもしれない。
そんなことを考えながら、踊り手に向けて深く一礼した。]

 どうか、あなたの……無事を、祈っています……

[自警団とともに森を抜け、墓地を出る*]

(128) 2014/07/12(Sat) 21時半頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2014/07/12(Sat) 21時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

― フェンスのこちら側 ―

[フェンスに沿って、居住区を自警団の本部に向かって歩いていると、「あちら側」から男たちのやり合う声がした。
通行人は顔をしかめ足早に歩く。自警団たちも無視する。
それが、この街の裏の日常。――しかし、

『ヘクター。てめえ』>>129

耳に入った大声に、自警団員たちは顔を見合わせた。
一方、墓守は――]

 ………に。

 兄様……っ!

[驚きに目を見開き。
居ても立っても居られず、走り出す。]

(130) 2014/07/12(Sat) 22時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

― →「あちら側」へ ―

[自警団員たちと共に駆けて来た女を、こちら側とあちら側の間を守る門番は驚きの顔で見た。
門番に対し何の説明もせず、墓守はあちら側へと走り抜ける。
その後を追う自警団員は隊長ただ一人だ。
自警団員といっても所詮「こちら側」で育った者達。「あちら側」への抵抗が、踏み込むことをためらわせて。]

 ………っ!

[彼女は泥だらけの道を踏みしめて、あばら屋の合間を抜ける。
長いスカートの裾が泥はねで汚れても構わない。
駆けて、向かう。3人の男たちがやり合うその場所へと。]

(131) 2014/07/12(Sat) 22時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2014/07/12(Sat) 22時半頃


【人】 墓守 ヨーランダ

[駆けつけた先。3人を視界に入れ、墓守は荒れた息を整える。
墓守の後ろでは騒がしい声が上がっている。乱闘騒ぎに群がる野次馬たち、興奮した彼らに自警団の制服着た隊長は良い餌だ。押し寄せてくる彼らの対処に追われ、隊長はこちら側に干渉することができない。

彼女は、場の状況を把握するため、ぐるりと見渡して]

 あな、…た、は……

[ひときわ荒れた格好の男と目が合った。>>135

―――誰?と問いかけはしなかった。
どこかで、会ったことがある気がして。]

(136) 2014/07/12(Sat) 23時頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[決して聞き違えないその声に、彼女は名を呼ばれ振り向く。]

 ………兄様、 …ごめんなさい

[謝りながらも彼女は透明な笑みを浮かべていた。
視線を絡み合わせるのは一瞬。高笑いを浮かべる、彼女の「敵」へと振り返って。

ストールが肩から舞って、一面に広がる。
鉄棒を振り上げる男の前に。>>140
ドナルドへと凶器を振り落とす男の前に、立ちはだかった。]

(142) 2014/07/12(Sat) 23時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[放り投げたストールが、
ドナルドの姿をヘクターから覆い隠すだろう。]

(144) 2014/07/12(Sat) 23時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[―――――――ゴン!!!]

(145) 2014/07/12(Sat) 23時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

 
 ………あっ、  …く!!

[鈍い音とともに響く女の悲鳴。
銀髪が揺れ、身体が地へと崩れ落ちる。]

(146) 2014/07/12(Sat) 23時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[泥だらけの地に伏して、動けないまま、身体を痙攣させている。]

 ………にい、  …さま……っ、

[視界がゆがむ。
獣の声は聞こえども、姿は、見えない]

(155) 2014/07/12(Sat) 23時半頃

【人】 墓守 ヨーランダ

[彼女の喉笛がひぅ、と音を立てる。
寒い。寒い。もはや――声は、出ない。
視界が暗くなる。命の灯火消えかけた身体が、外界を認識することをやめようとしている。
なのに、声だけははっきりと彼女の耳に届き続けていた]

 ………ぃ、……ぇ、

[届かない言葉。]

(167) 2014/07/13(Sun) 00時頃

墓守 ヨーランダは、メモを貼った。

2014/07/13(Sun) 00時半頃


[それを騒動で片づけられるのだろうか。
ただ、人から狼に変わるのはまさに]

 人狼…。

[ぽつりとそう呟いた。]


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