194 花籠遊里
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[悦い夜と、告げる主の声は威厳に満ちていた>>266 鏡を割り、朧月を隠す雲を取り去って、男は満足げに息を吐いた様子で。こちらへ押しやられた友を抱き、迸りを受け止めた躯を褥へと横たわらせる
色に溺れた自分の貌を見られたくなかった、と藤の華は花房を垂らした それは友も同じだっただろうか
その顔の白濁拭いさり、ちらり主を見ればどうやら今宵の蝶は朧藤に満足した様子 明日はどの花愛でるのやらと乱れた黒髪を掻き上げて、拾い集め取り繕った鏡でその姿を見つめた それが、自分の花としての最後の行司だった
艶然とした微笑み湛え、如何でしたと笑う藤 外はもう、暁迫っていたろうか*]
(274) 2014/09/17(Wed) 01時半頃
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