人狼議事


197 獣ノ國

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【人】 さすらい人 ヤニク

 ――またね。

[“今日しかない”ということと、詰められた取っ手のついた旅行鞄。

彼の行く先が何処なのかは分からずとも、男は敢てその言葉を選んだ。

ここは小國。入国の際に厳重なチェックがされることを加味すれば、再び出会える可能性は如何程なものか。

それでも狼男は、軽い口約束を並べて]

 ――そろそろお婆さんの皮を被ってくるよ。

 天使のご加護があらんことを。

[悪戯な笑みを最後に張り付けては、その場を去ろうとしただろう。*]**

(124) 2014/10/07(Tue) 20時半頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2014/10/07(Tue) 20時半頃


【人】 さすらい人 ヤニク

―カフェ→公園―

[カフェではあれから幾らか話したかどうか。

ふらふらと男が辿り着いた場所といえば公園。
全てが始まった場所でもあった。

だが噴水前には誰もいないし、ブランコの軋む音も聞こえない。

小石が辺りに散らばり、花々が揺れているけれど、タイミングが重なったのか、今は男の独壇場であった。

あの日と同じように腰掛けながらまだ口内にて残るチョコレートの味に舌を出しつつ、デニムの中を弄る。

コツン、とした硬さに端末の存在を思い出して、先程確認したまま返事をしていなかった一件>>95と新たに届いた一件>>136

気を取られていたから気付かなかった。足元に一匹の白猫が擦り寄っていただなんて。]

 ――…ん?

[すりっと布を撫でる毛玉。みぃ、と小さく喉を鳴らす子猫に男は目元を和らげて、伸ばした片手で喉を擽りつつ、余った片手で返事を打つ。]

(155) 2014/10/07(Tue) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

――――――――――――――
差出人:ヤニク
宛先:カリュクス
――――――――――――――
Re:件名なし
20xx年 10月3日
――――――――――――――
同じ読み物であっても、視点や考えを変えれば新たな視点や発見がある

それは同じ経験であっても全く異なる経験 既視感を感じつつも得られる充足感はまた違う味

それを味わうために人は、昔の書物や風流を重んじることもあるのかな

(157) 2014/10/07(Tue) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

だって証拠を見せろって言われたんだ!
この耳じゃあ満足しなかったらしくて、なら尻尾のない僕が見せられるものはこれしかなかったんだよ

話すことが得意でなくても『視る』ことは得意じゃあないか
僕は『視る』ことは苦手だから
君の力を借りたいのさ

知っているよ 彼は君を天使だと呼んでいたく気に入っている様子だったから、きっと楽しみにしているだろうね 楽しんでおいで

ベネットかい…? そう言えば僕も昨日彼と約束をしていたんだけど姿が見えなくて…
僕も探してみるよ 待つといっても無理はしないようにね
――――――――――――――

(158) 2014/10/07(Tue) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

――――――――――――――
差出人:ヤニク
宛先:トレイル
――――――――――――――
Re:Reおはよう寝坊助さん
20xx年 10月3日
――――――――――――――

ああ、もしかして君の店に訪れていた確かティソという名前の少年かな?

何だい随分と優しいじゃあないか
なら用意しといておくれよ?

もし、ケーキを買うのならチーズケーキとチョコレートケーキ以外だ

最近飽きてしまってね
食べるのなら、アップルパイがいいな 気分なんだ何となく

追伸:正解だと言ったのなら?君は、主人公になるのかい?
――――――――――――――

(159) 2014/10/07(Tue) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[送信し終われば、手持ち無沙汰に携帯を弄る。
随分と席を外していたコミュニティサイトは、ちらほら活動しているよう。
それでも、もう人間のフリをする必要がなくなった獣は暫く眺めるだけに留める。

友人によく似た青年のレスを最後に。]

(160) 2014/10/07(Tue) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[獣達の中で噂になっていることなど露知らず、男は端末をポケットに突っ込む。

腰を上げた男の影を追うように、猫が尻尾を揺らして歩み寄るので]

 ――また会いにくるよ。

[なんて戯言を投げつつ、商店街へと、本屋の方角へと向かっていく。

その道すがら、何色にも属さない透ける雨具を手渡した少女の言葉>>149を思い出せば双眸を眇めてみせるのだ。]

(161) 2014/10/07(Tue) 23時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

 ――全く。女の子ってヤツは分からないね!

[嘘つきだと自称する少女から貰った皮肉の数々>>149]

 手紙を受け取る人が皆、嫌な人だというのなら。

 それを心待ちにしている人がいるというのなら。

 ――君は、最低だね。

[鼻を鳴らし、花を散らし、男は嗤う。]

 綴った文字の一つ一つは、お喋りより簡単に、ウソが吐けるんだから。

[風が頬を撫でる。何者にも防がれることのない髪が揺れる。]

(162) 2014/10/07(Tue) 23時半頃

―街中の喫茶店―

[あれから、開店直後の家具屋へと向かい。必要な家具を取り揃え終えたのは丁度ブランチの時間くらいだった。
大口の買い物を多くしたからか、店の店主が男の無理を快く聞いてくれたのは嬉しい誤算だ。頼んだ家具は、夕方には届けてくれるらしい。
それまでにせめて、あの埃まみれの家の掃除を終えておかねばならぬのだけれど――取り敢えずは珈琲が飲みたい、と。
しかしヤカンもミルも全て置いてきてしまったので、ひとまずは近くにあった喫茶店に入ってみたのだけれど。]

…珈琲を。豆は…

[カウンターに座り、注文を済ませ。豆の種類は、取り敢えずは目に付いたものを。
時間が時間だからか、人のあまり居ない店内に、レコードの音が静かに響くのが心地良い。煉瓦造りの壁の前で、コポリコポリと丸いフラスコの中で湯が湧く様をぼんやりと眺め、このひと時を堪能する。
火から降ろされたフラスコに、ミルで挽かれた豆が入ったロートが差し込まれれば。湧いた湯が、その筒を伝って上へ上へと昇って行く様は、何度みても面白い。
ゆうるり、ゆうるりと竹べらで回されていく豆と湯と共に香る豆の香りに目を細めていたのなら、ひとつ、ポケットが震えた。]


[取り出した携帯端末に表示されていたのは、先程手に入れたばかりのアドレスと"彼"の名前。思わず口元が緩んだのは、男の意識の外だったけれど。
――だけれど、その文面を見たのなら。柔らかく細められた男の目は、怪訝そうに見開かれる事となっただろう。]

――……殴られた?

["兄に殴られた"、と。その一文を見るなり、男の眉は至極不満げに寄せられる。
しかしすぐにそれの――殴られた理由を理解したのなら。嘆息と共に、こめかみを指で押さえはしただろうか。]

……"責任"、か。
そんな物は…幾らでも取ってはやるさ。

…帰りに氷を買っていくか。

[彼が、家を出ると言うのなら。それはきっと、渡したあの紙に書かれた場所へと――自分の居るこの場所へと、向かう為だろうから。
彼が自分を追い掛けてくれるのだと言うそのメールの文を、何度も、何度も目で追い。焦がれる想いを誤魔化すように、運ばれて来た淹れたちの珈琲を、一口口に含む。]



………、美味いな。

[はた、と。手にした珈琲を、もう一口。
珈琲を出す店は星の数ほどあれど、美味い珈琲を出す店は少ない。男の目に敵う珈琲を淹れてくれた店主を見たのなら、白髪の奥の瞳を小さく細め、柔和に笑っていただろうか。

嗚呼、遠く離れたあの國で、彼もまた今この時に…自分と同じく、珈琲を味わっていると知れたのだ。身を焦がす想いは強くはなれど、その小さな繋がりを感じたのなら、じわりと胸に熱さも広がろうと言うもの。
返事を打ちかけた手を無理矢理に止め、開いた返信画面はそのまま保存もせぬままに閉じ。本当であれば…彼のその声が、聞きたくて仕方が無いのだけれど。

――だけれどどうやら、彼は珈琲が苦手なようだけれど。最後に加えられた一文を眺めながら、またいつか会えた時は…彼にこの珈琲を、味わわせてやりたいと。
最初は、甘い物と共に飲むのが良いかもしれない。嗚呼しかし彼は甘い物は好むだろうか?
チョコレートケーキが好物だなど、男は未だ、知り得ない。

そうしてその時には、自分とあまり仲の良く無い堅物の兄の話でもしようか…そして彼の兄の話も、聞いてみようか。
――なんて。そんな事を、思いはしただろうか。]*


【人】 さすらい人 ヤニク

 ――君は、誰のためにウソを吐いているのかな。

[独り言を小石代わりに落とす。落とす。

無駄な行為と分かってはいても、男は歩を進めて。

向かうは本屋。選んだ道草はポツポツと落ちる独り言。友は、供は、いぬまま。]

 ――…何が欲しい、か。

[囁くような声は風に描き消えた。]

(163) 2014/10/07(Tue) 23時半頃

メモを貼った。


メモを貼った。


[そうして、淹れられた珈琲が無くなった頃。机の上に置いたままの携帯端末が震える音が、レコードの音へとジワリと混じる。
端末の画面を覗いたのなら、見慣れぬアドレスがひとつ。メールを開いてみればそこには、一昨日始めて話したあの小さな郵便屋の名前と…一通の文。]

…成る程、参ったな…手紙を入れておくべきだったか。

あぁ、すまない。同じ珈琲をもう一杯頂けるかな。

[書かれた文章には、困ったように肩を揺らし、浮かしかけた腰を戻して追加の珈琲を頼みながら。
何処か律儀な所がある彼女らしいと言えば、彼女らしいとも思うけれど。
このメールが来たと言う事は、あの家の時が止まった事は、知れてしまったのかもしれない。
自分が可愛がっていたあのサボテンとそのお友達も、彼女の手には渡ったのだろう。]

…届け物なら、もう届いているんだが…どうしようか。

[昇る湯を見ながらポツリとそんな一言を。困ったように呟かれたその声は、何故だか何処か楽しげなもので。
サボテンも、その友達も――そしてあの時計も。確かに彼女の言う通り、大切なものだが、それはどれも他でも無い彼女へと宛てたものだったのだけれど。]


[――そう、彼女は郵便屋。
宛名が無い荷物は、きっと届ける事は出来ないだろう。
そして宛名を書かなかったのは、自分の失態に他ならない。]

…君には。
礼を欠いてばかりだな…クラリス。

[彼女がくれた花の贈り物が、あの時の止まった時計へと贈られた事など、遠く離れた地に居る男には知る由もなく。
幾日経っても届く事の無いその花を見て、彼女が何を想うのか――それすらも知り得ないのは、それは酷く残酷な事かもしれないけれど。

初めて言葉を交わしたのは、あの最初の休みの日。向けられた反応が愉快で、ついからかってしまったあの日。
二度目は同じく玄関で。まさか菓子折りを持って詫びに来るとも思わずに、借りを作ったままにしてしまった。
――そうして最後に、宛名の無い贈り物。
結局、あの"優しい郵便屋"への礼は、最後まで…出来なかったのかもしれない。

…だけれど、きっと彼女は自分を見つける事は出来ないだろうから。
その間、あの時計はずっと彼女の手の中で時を刻むのだと思えば――それもそれで、悪くは無かった。]*


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2014/10/08(Wed) 00時半頃


メモを貼った。


【人】 さすらい人 ヤニク

―商店街―

[ポツポツと胸に落ちる言葉を口遊む>>162>>163

ところどころ外れた旋律を遮断したのは二人分の振動>>177>>200

その内、先に開いたのは、金糸雀からの便り。]

(218) 2014/10/08(Wed) 10時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

――――――――――――――
差出人:ヤニク
宛先:カリュクス
――――――――――――――
件名なしじゃ寂しいね
20xx年 10月3日
――――――――――――――
そう、僕の好きなグレープフルーツジュースも気分によって味が変わるのさ それが楽しくて飲んでいるのは君にだけに伝える秘密だよ?

心によって左右されるのなら、君があの日本屋で買ったという硝子で出来た女の子の物語はどんな意味があるのだろう

いつまでも老けることもない朽ちることもないけれど、壊れやすい女の子

それを永遠の美と捉えるか儚い作り物だと捉えるか、変わりそうだね

なら君は、受け継がれていくことのない失われていった言葉は、何故忘れられてしまったのだと考える?

(219) 2014/10/08(Wed) 10時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

雌でも愛らしく鳴くじゃあないか
しかし鳥ならば聴力が冴えているのかな?
翼でダメなら音を拾ってみる…とかね

大事な書類…? ああ、物語を綴り手になるために必要なもの、なのかな?

構わないよ どうせ暇をしているから
他の人にも会えたのなら聞いてみよう
無理なんてしていないさ 友達と話がしたいだけなんだから、気にせず

追伸:疲れたのなら、喫茶店で甘いものを、勧めるよ
それに、そこで待っている僕の友達も君のように人を探しているらしいから、何か分かるかも
――――――――――――――

(220) 2014/10/08(Wed) 10時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[広い視野を持った鳥の囀りに思わず感嘆しつつ文字を綴れば長ったらしいものになってしまった。

元より人と対話するのが好きではあったけれど、少し助長過ぎたかと男は珍しく懸念。

されとて、彼女の探し人の行方に音男の緩んだ顔も引き締められる。
そして、自分を友だと告げてくれたあの人>>210も人を探しているのだと、言葉を思い返しながら送信ボタンを押した。]

[そうして二人目の友人には、硬くなった表情が微かに和らぐ。
今も舌に残る甘ったるいケーキの味ではぐらかすように文章を綴り出す。]

(221) 2014/10/08(Wed) 10時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

――――――――――――――
差出人:ヤニク
宛先:トレイル
――――――――――――――
Re:Re:Re:Re:おはよう寝坊助さん
20xx年 10月3日
――――――――――――――

分かったも何も、僕も見ていたからね
それにしても何たって君のところへ? いつの間に仲良くなったんだい?

ちょっとね
それは楽しみだ

笛吹き男にでもなれって?
僕は確かに歌うのことは好きだけれど…君は僕の歌を聞いたことがあったかな
それともお婆さんを食べて君が迎えに来てくれるのを待てばいいのかい?

(222) 2014/10/08(Wed) 10時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

なんて、ね! 君の手には銃は似合わないけれど

追伸:たまには、君が僕を探してくれてもいいんじゃあないか
いつもと違って、ね

ついでに本屋の彼が何処へ行ったか、君 知らない?
――――――――――――――

[相変わらず男が紡ぐ物語めいた遊びに生真面目だと考えている彼はどのように受け取るのだろうか。

ぼんやりと考えつつ、それもまた電子の線に辿らせて。]

 ――僕は、友達に恵まれていたんだね。

[唇は、ゆるやかな弧を描く。
そうして男は思い出す。
朝を告げる鐘の音。正確に寸分変わらず響く日常。]

(223) 2014/10/08(Wed) 10時頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[それと同じくして、生真面目に日々を送る男の顔を思い出す>>2:397
男の毛嫌いする蜘蛛と同じように何処までも気の合わない男のことを。

12時を告げる鐘。けれど魔法は解かれないと。だから追いかけるのだと。男の言葉>>2:408通り時計の針が“止まっている”ことなど素知らぬ男は、ただ。]

 ――…あぁ、不味いなぁ。

[苦々しく、それでも尚、忘れることのない最も嫌う男の顔に視線を逸らす。

それは昼を訪れる前のほんの一コマ。軽く銀髪を散らせば当初の目的を果たすために男はつま先を地に訪れるのだ。

小石もパン屑もなしに。]**

(224) 2014/10/08(Wed) 10時頃

さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2014/10/08(Wed) 10時頃


―自宅―

[郊外にある自宅に戻り、まず行った事。それはスーツの上着を脱ぎ、袖を捲り上げる事だった。
箒に雑巾にモップに。一通り買い揃えて来た掃除器具を手に持ち、気が遠くなる惨状から目を逸らさずに掃除を始める。
人を雇う、という選択肢は最初から男の中には無い。自宅に人を入れる事を、男はあまり好んで居なかった。
うず高く積まれた埃を払い、床を磨き。日が傾く頃には漸く、全ての部屋を掃除し終えただろうか。
そうして運ばれて来た家具を受け取り終えた時には、もう日はほとんど暮れかけてしまっていたけれど。]

………、歳かな。

[シャワーを浴び、身体に付いた埃を落とし。バスローブを羽織ったまま、ソファに身体を沈める。
そのまま数分、軽い微睡に身を任せてはいたけれど。新しく買ったヤカンの湯が沸いてきた音が聞こえたのなら、立ち上がり棚から珈琲の豆を取り出す。
昼間に行った喫茶店で買った豆だ。ミル等も、あの店で揃えさせて貰った。
未だ手に馴染まないそれでガリ、ガリリと豆を挽きながら、ふ、と。あの友人に借りた本の事が、頭に浮かんだ。]



……"外"に、誰か居たかな。

[異国の言語で綴られたその本を思い返し、男は豆へと湯を注ぎながら訝しむ。ここは最早、國の外なのだ。多少は読めはするものの、やはり訳が欲しくはあるもので。
――最悪、自分で訳すか。
興味のあるものに対しては、そんなものはさして苦にもならない。
男からの返信が来ぬ事を、きっとあの友人は訝しんでいる事だろうけれど――返信は、そこそこに豆だったものだし――今や、どうする事もなく。
まるで神隠しのように消えた自分を、彼は果たしてどう思うかと苦笑しながら、ソファに再び身を沈めながらこの地で初めて淹れた珈琲を味わう。]

――……む。

[――嗚呼、少しばかり温度が低かったらしい。新しい地で、新しい道具で。今迄通りとはいかないものということだろうか。
そうして溜息をひとつ。少々味気ないものになってしまったその液体に、男は小さく、肩を竦めた。]


【人】 さすらい人 ヤニク

―昼頃・本屋前―

[結局辿り着いた時刻は昼を回っていた。

いざ着いたものの、辺りを見回せどその姿を見つけることは出来ずに肩を落とす。

その時に枝葉を震わす微かな囀り>>228
誰のものであるか気付いた男は目元を和らげて指を動かす。]

(271) 2014/10/08(Wed) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

――――――――――――――
差出人:ヤニク
宛先:カリュクス
――――――――――――――

20xx年 10月3日
――――――――――――――
意外…かい? 後はワインも好きだけれど 鳥だから、か 確かにらしいかもしれないね
ならアップルパイ、なんてどうだろう?
今ちょうど友達に強請ってきたところさ。

そうだ、明日にでも食べに行かないかい?
本屋近くにいるんだけれど、ベネットは見つからないんだ
もしかしたら彼も忙しいのかも

だから英気を得てもう一度探すのさ
シャーロックのように鮮やかに軽やかにね

そのためには君の聴力を借りて、夜ならば僕の目を使えば探し物はきっと見つかる
僕はそう思っているよ

(272) 2014/10/08(Wed) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

話が飛んだね!
そうそう、疲れている時には甘く感じる、だろう? その違いが僕を楽しませるのさ 退屈は好きじゃあない
いつでも冒険がしたいんだ

僕は好きなものしか選ばない 味が混ざってしまっても気にしないよ
それでおかしな味になるのも一興 欲張りに生きたいのさ

そう、僕の大切な宝物
君の翼に隠しておいてくれよ 囀るのはまた今度
君の秘密かい? …何だか楽しくなってきたよ!

秘密というよりは、お願い、かな
君の好きな歌を教えてくれよ
僕はその、あまり歌が得意ではないんだ だから
…これじゃあ僕の秘密だね!
やっぱり、そうだ どうして、君は冬の空を望んだんだい?

(273) 2014/10/08(Wed) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

夢の中の恋人、か
その中でも彼は幸せだったのかな
彼の自己満足だとしても、さ
君は、彼が幸せだったと思う?
君が彼の立場なら、どう思う?

…その発想はなかった
失われたというよりは、きっと永遠にその物語だけに刻まれたものなんだろうね

そうだね 本は良い だからこれからも君の話を聞きたい

ふふ、そうするよ でもカリュクス
君も僕の友達なのだから、おいでよ
君との話はとても楽しいよ

追伸:確かそう言っていたよ だから何かわかるといいのだけど… また君さえよければ結果を教えておくれ
――――――――――――――

(274) 2014/10/08(Wed) 20時半頃

【人】 さすらい人 ヤニク

[綴り終わったそれの長さに我ながら男は口元を引き攣らせる。
小鳥との唄はつい、男の口を滑らせる。

流暢に、つらつらと並べる言葉の羅列は少しのウソと本当に収められており、確かに空気を吸うようにいとも簡単に選ぶことが出来るのだ。]

 ――だからこそ、面と向かって話す方がきっと。何かを偽らずに済む…なんて。

 役者でもないのに、そう偽るのは、きっと。

 ――…やっと、少し分かった気がするよ。

[人を欺く理由。幾つでも選べるそれらを全て切り捨てて、男は、深く息を腹に溜めては、吐き出す。

そして、行き着いた理由に、本音に、同族嫌悪のようなものが背筋を襲う前に、捨ててしまうのだ。]


 ――自分のためさ。**

(275) 2014/10/08(Wed) 20時半頃

ヤニクは、カリュクスにあてるメールの件名に悩んだ挙句打ち忘れていたことに気付いた。*

2014/10/08(Wed) 20時半頃


さすらい人 ヤニクは、メモを貼った。

2014/10/08(Wed) 20時半頃


[日もすっかりと沈み、町の喧騒も遠く消えた頃。あのぬるい珈琲を渋々と楽しんだのなら、男は寝室へと向かう。
バスローブから着替え、部屋の小さな灯りを灯し。机の前の椅子に座り、ふう、と息を。
――本当なら、もう少し小さなベッドで良かったのだけれど。
近くに見える、大きなベッドに視線を移せば、小さく、小さく笑い。年甲斐も無く、彼が此処へと来るのを楽しみにしている自分に、少々呆れもするけれど。]

……明日か、明後日か…、来週…来月。

[もしかしたら十年、二十年後かもしれない、と。朝に届いたあの二通のメールをもう一度開きながら、そんな呟きをひとつ。
この文面を見る限り、そう遠くないうちに会えるのだと、ついつい期待はしてしまっているのは事実だけれど。
――嗚呼、一日千秋の思いとは、こう言う事を言うのか、と。浮かんだその考えに、男は部屋で一人、小さく吹き出した。]


……まさかこの歳で、そんな初々しい事を考えさせられるとはな。
俺に責任を取れと言うなら…取ってやるとも。
だが、君にも取って貰うぞ…ヨハン。

[画面に浮かんだその名を、慈しむように指でなぞり。呟いた"恨み言"は、彼には届きようも無いけれど。]


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