人狼議事


1 とある結社の手記:6

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【人】 郵便屋 ウェーズリー

[男はぐっと潤んだ眼差しを気取られぬように、深く深く藍色帽子のつばを引き下ろす。
残った片手には、握ったカルヴィンの手の生きている温もりがしっかり伝わってきていた。]

(139) 2010/02/25(Thu) 23時半頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

[どれほどの時間、そうしていたか。]

では、私は確かに配達しましたよ。

[床に残された、開かれた黒い封筒。
カルヴィンがそれを手に取るも取らぬも彼次第。
懐に残るは後一通。
男はサイドボードの半分残ったウヰスキーを手に、カルヴィンを残して部屋を出る。
広間を避けて、キッチンへと。
アーチの好物だった林檎を剥きながら、ちびちびと朝から酒を呷った。]

(140) 2010/02/25(Thu) 23時半頃

郵便屋 ウェーズリーは、メモを貼った。

2010/02/25(Thu) 23時半頃


【人】 郵便屋 ウェーズリー

生きて、ここを出て、
ピッパ君と約束した手紙を届けないと





いけないんですけどね……。

[飲まずにやってられるか、とボトルに直接口をつける。
職務に忠実だった男が、生真面目すぎた男が、酒に溺れずにはいられない。
真実はまだ、男の中で受け止めきれていなかった。
放置していた髭が、口の周囲を鬱蒼と覆い、まるで風体は浮浪者のよう。]

(149) 2010/02/26(Fri) 00時頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

[昨晩は泥酔状態にあって、何を口走ったか定かではないが。
それでも気づかれはしていないだろう。
男が仄かに初めての恋心を寄せていた相手。

それが、カルヴィンの母であったことなど。]

(150) 2010/02/26(Fri) 00時頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

[少年の中に、かすかに残る慕っていた女性の面影。
自分が手紙を渡す度、その顔が綻ぶのを見ていると、郵便屋も悪くはないと思った。
古い屋敷で使用人に囲まれて過ごす少年に、父にも似た感慨を覚える。
不思議と、手紙の頻度が疎らになっていく少年の父を恨んだり嫉妬したこともない。
所詮はその程度。
片想いの相手の子を間近に見られるだけで、男は充分に幸せだった。
決して、今回のような……黒い手紙を渡したかったわけではない。
受け取った際の、あんな表情を見たかったわけではない。]

……真実は、残酷ですね。

[もしかすると、自分が想いを募らせていた相手が人狼だったのだろうか。
それとも彼女を射止めた……手紙を寄越していた父親の方が?
酒臭い溜息が、幾度となく男の気分を気怠いものとしていた。]

(156) 2010/02/26(Fri) 00時頃

郵便屋 ウェーズリーは、メモを貼った。

2010/02/26(Fri) 00時頃


郵便屋 ウェーズリーは、キッチンをアルコール臭で包みながら、自棄酒を呷っている。

2010/02/26(Fri) 01時頃


【人】 郵便屋 ウェーズリー

―キッチン―

[酒量が限界を超えたのか、男は鼻頭まで赤く染め、小さな鼾までかいて転寝をしていた。]

(187) 2010/02/26(Fri) 01時頃

郵便屋 ウェーズリーは、メモを貼った。

2010/02/26(Fri) 01時頃


【人】 郵便屋 ウェーズリー

あぁ……ん? どうも、ゎふ、

[机に突っ伏したところを揺り動かされ、重たい目蓋を擦りながら、酒臭い欠伸。
丸っきり酔いどれオヤジだ。]

私は占いなんてしませんってば。
カルヴィン君に手紙を渡しただけですよ。

結果は……本人に聞いて下さい。

[ひっく、とこれまた濃厚に酒の香る吃逆で肩を大きく上下させる。]

(190) 2010/02/26(Fri) 01時頃

は。
随分思われているみたいだなぁ、フィリップ。

[にやにやと笑う。チェシャ猫の如き笑み。]

それでいてキャサリンにはお前の魂、他のと見分けが付かないんだとさぁ!
とんだお笑い種だ。ははっ。


仲良しこよしの村人サン。
今宵は誰を吊り上げるのかなァ?

[広間の周りをぐるぐる歩き回って面々の顔を覗きこみながら、哂う。]


【人】 郵便屋 ウェーズリー

[人間であれば、今までと同じように胸を張って主張しただろう。
けれど投げやりな中年の態度に、ラルフが勘付くかどうか。
自分の口から嘘だけは吐かない。
或いは、酔っ払っていたから無効だと誤魔化してしまいたい。

男はラルフも無視するように、再び酒瓶を傾ける。]

……ぅぷ、

[胃から酸っぱいものが込み上げてきた。]

(196) 2010/02/26(Fri) 01時半頃

メモを貼った。


……………面白くない。

[広間の様子を見ながら、大変不機嫌そうな顔で呟いた。**]


メモを貼った。


【人】 郵便屋 ウェーズリー

カルヴィン君なら、私の部屋じゃないですかね。
そうでなければ……うぅうぅう、



分かりません……。

[それが男の最後の言葉だった。
ガーガーと、ひしゃげた鵝のような鼾をたて、両腕を枕に*撃沈。*]

(204) 2010/02/26(Fri) 01時半頃

―回想・自室―

[開け放たれた窓からの風で、部屋は氷の様に冷たい――どれだけの時間が経ったのだろうか。扉の軋む音と共に空気が動き、暖かい空気が混ざる。]

誰だ…?

[足音はなかった。――それができるのは、一人しか居ない。]

…キャサリン。

[ゆっくりと部屋に入ってくるキャサリンの表情を見る勇気はなく、ハンドリムを繰る彼女の手を見た。それは自分のそばを通過し、真っ直ぐ、壊れた体の方へと向かって行く。]

…っ。

[彼女が自分を呼ぶ声。罪悪感が膨らみ、やりきれなくなる。]

…ごめんな、ごめん。


[謝罪の声はきっと届かない。彼女が自分の体に触れるのを少し遠くで眺める――壊れてしまったのではないか。自分が壊してしまったのではないか。そう思わずには居られず、硬く手を握り強く歯を食いしばる。]

…。

[開け放たれた窓から自分の抜け殻とキャサリンが重なる。後悔と罪悪感から目を背けた。]

――あ。

[視界の端、舞い上がる羽と一枚の紙切れ。死を受け入れた自分が生前酷く悲しませてしまった大事な人に当てた、書置き。これを書いた自分は、今この様を想像していたのか?]

…いや。

[あの時は彼女の気持ちに感付いていたが、応えてはいけないと思っていた。だからこそ自分の気持ちをひた隠し、踏みにじり、独りで静かに消えることが正しいと信じ…彼女から逃げようと必死だった。]


俺もあいつも…手遅れだったんだ。

[自分が鳥使いの道を歩むと決めたあの時から、彼女への想いは諦めるようずっと言い聞かせてきた。だが彼女の激情と自分の熱が、それを内外から焼き尽くした。――止められなかった。愛しい人が、己の書き遺した物を胸に慟哭する様を。ならば。]

ああ、傍に居る。お前がどうなろうと…必要とされている限り…しばらくは遠くに行かない。

[彼女の心の傷が癒えるまで、ささやかな幸せに戻るその日まで、手助けは出来なくとも、せめて見守ろう。そう決意し、彼女の後に立ち、グリップを握る。]

俺はここに居るからな。

[彼女が振り返ることは無くても――気付く事はなくても、こうしていたいと心から願った。]

―回想・了―


―広間―

[キャサリンと共に広間に入る。――見えないとは分かっていても、罪悪感からか心細くなる。]

…ん?

[ただ一つ、確かに視線を感じた。そちらへと、顔を動かす。]

…サイラスさん。

[まだ、信頼する人がこの男を人狼だったと断じた事は知らない。]


[サイラスの言葉に思うことはあった。]

気付かないなら気付かないでいいんすよ。…さくっと忘れてしまえたならこいつも楽になるでしょうし。

[村人の顔を覗き込んで回る姿を見て、きっとサイラスが偽物なんだろうと思い、コルクボードを確認する。]

…ああ、やっぱそうなのか。

[ただ、俺を殺したのはヤニクではない。サイラスでもない。ということは…。]

なあ、サイラスさん。あんた、最初から人狼だったのか?それとも人狼になったのか?

[問いかけてみた。]


[キャサリンの言葉に考え込む。]

カルヴィンとメアリー…どっちも疑いたくないな。
ただ――。

[襲われた時の事を思い出す。]

多分、子供だ。俺を殺したのは…ったく。ドナルドの言ったとおりだ。…あいつ、運が良かったんだな。

[苦笑した。]


―キッチン―

[共にキッチンに入ると、視界に入ったのは酔いつぶれて寝こけるウェーズリーだった。]

ウェーズリーさん、何やってるんすか、こんな時間から。

[呆れたように声をかけるも、聞こえる筈も無い。]

ったく…。キャサリン、風邪引か無いように何か――。

[言おうとしたその時、傍らの少女は膝のストールを手に取り、酔いつぶれた男にかけた。]

…はは。

[少しだけ嬉しくなり、また寄り添う。]


…教えてやらん。
教える必要が何処にある…?

[にやりと。鮫のように笑った。**]


[薬を飲み終えたキャサリンが、包丁を膝の上に置く。]

料理か?

[そう思うのもつかの間、車椅子はキッチンの出口へと向かう。]

おいおい…?

[一瞬、黒い不安が湧き上りるが、頭を振って打ち消す。]


[の返答に首を振った。]

まあ、必要はないっすね。まあ、会話の取っ掛かりみたいなもんです。
でも、仮にサイラスさんが人狼になったんなら――。

[確か、あの女が言った言葉は――。思い出した。]

はは、やっぱりそれは無いっすね――いや、ほら。人狼になった途端処刑されるとか…なんだ、『人狼は狡猾だ』と言ってたあの女の言葉を忘れてましたよ。


メモを貼った。


―キャサリンの部屋―

[窓の明かりで林檎を剥くキャサリンを見て、胸を撫で下ろす。]

…うまいな。

[手際に感心する。自分も一人で生きていた為、包丁は日常的に扱っていたのだが、こうはいかなかった。彼女が林檎が好物だというのを打ち明ければ。]

そうだった…いや、アーチに林檎の味を覚えさせたのはお前だった筈だぞ?

[林檎を慎ましやかに齧る音を聞きながら、窓の外を見る。]

ほら、好物はここだ…早く来ないと食っちまうぞ。

[極彩色の相棒を探した。]


【人】 郵便屋 ウェーズリー

[それは、しがない郵便屋の白昼夢。
ピッパには酔いに任せてぽつりぽつりと断片を語っただろうそれ。

『あの屋敷の裏手の窓に、人形のように綺麗なお姫様がいる』

近所でも有名だった噂話に好奇心が抑えきれず、塀を乗り越え侵入したのは、十を少し越えた頃。
窓越しに見えた少女に、一目惚れしてしまった。
白磁の輪郭を縁取る、絹のように滑らかなプラチナブロンド。
同じ銀の睫毛が影を落とす、憂いを帯びた宝玉のような瞳。
物語の中のお姫様が、窓枠という額に縁取られてそこに居た。
挙動不審の少年に、年の近い友人も居なかった彼女は使用人を呼ぶことはせず、一つのお願いをした。
絶縁状態にある祖母に、手紙を届けて欲しいのだと。
少年だったウェーズリーは、病弱な彼女への憐憫と僅かの下心で、快諾した。
彼女の祖母は孫娘の手紙を喜び、返事を認めるとウェーズリーに託した。
こうして彼女と祖母のささやかなページボーイとして、少年は彼女に会う絶好の口実を得たのだった。]

(256) 2010/02/26(Fri) 06時半頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

[口から出任せを言っていたのが災いして、仕方なしに郵便のアルバイトを始めた。
いつも古い館への手紙は最後。
館の主に宛てられた手紙は使用人に届けるが、彼女へのものは抜き取っておいて、樹を上った窓越しに手渡すのが常だった。
その中に、祖母の字を見つけた時に見せる彼女の微笑み。
初めてカルヴィンを見た時には、男の子は女親に似るというのは本当だと唸ったものだ。
一方的に想いを募らせる蜜月は、しかしすぐに終わりを告げた。
彼女の祖母が他界してしまったのだ。
絶縁状態にあっても、その知らせは彼女に届いただろうか。
ウェーズリーにとっては、それは彼女と二度と会えないことに結びついた。
愚かな少年は、何度も配達した手紙を盗み見ることこそしなかったものの、同じ便箋と封筒を購入し、できるだけ彼女の祖母を真似て手紙を書いた。
きっと、その嘘はすぐにばれていたのだろうと、大人になった今なら思う。
それでも彼女は咎めることはせず、祖母からの手紙と同じように喜んでくれた。
祖母と偽った少年と祖母を失った少女の、奇妙な文通。
それは実に、彼女に見合い話が舞い込む直前まで、続いたのだった――。]

(257) 2010/02/26(Fri) 06時半頃

【人】 郵便屋 ウェーズリー

[手を触れたことすらない。深窓の令嬢。高嶺の花。
彼女が村を出た時、自刃しようかとまで想い詰めていた少年の純粋さ。
彼女と瓜二つの少年が、療養のためと館にやって来たのを見た時の驚き。
そうしてあの頃のように、今度は彼女の息子に手紙を届ける日々が始まった。]

――――。

[夢の中で呼びかける。
それが、彼女の名だったか息子の名だったか、酒精に溺れた男は覚えていない。
ただ赤くなった頬に、一筋の涙の跡が*残っていた。*]

(258) 2010/02/26(Fri) 06時半頃

郵便屋 ウェーズリーは、メモを貼った。

2010/02/26(Fri) 06時半頃


―キャサリンの部屋―

[林檎を齧る音が静かな寝息に変わってどのくらい経ったか。]

風邪引くぞ…馬鹿。

[窓を閉めることも毛布をかけてやることもできない。苛立ち頭を掻く。]

――ん?

[ばさりと、聞き馴染んだ音。]

――ああ。

[生きていてくれたか。極彩色の姿は窓に降り立つと、キョロキョロと部屋の中を確認する。]

お前にゃもう見えないんだよな。


[苦笑し、頭を撫でようと近付く――不意に目が合った気がして、驚いた。極彩色の鳥は少しだけ考えるように首を傾げ、林檎を一つ咥えて飛び立った。]

おいおい…。

[呆然とその姿を見送ると、傍らから小さく咳き込む音。]

…起こしてくれたのか?

[窓の外を見ても、既に姿はない。小さく笑ってから、部屋を出て行く車椅子に付き添った。]


―キッチン―

[咳き込むキャサリンに何もしてやれず、ただ付き添う。すると、馴染みの声が聞こえた。]

ドナルド。

[思わず手を上げて――見えていないことを思い出した。上げた手をどうするか暫し迷い、首の後を掻く事に使う。そこで見たものは、ドナルドを素直に当てにするキャサリンの姿。]

…なんだ。仲いいじゃないか。

[安堵の微笑に混じるものは一抹の寂しさ。]


メモを貼った。


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