人狼議事


95 File.2:Do you Love me?

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 志木さんの意見なら、通りますよ。
 
 ああ、生き残った被験者が男女になったら、
 その遺伝子掛け合わせた子供を培養するのも
 楽しいかもしれませんね。


[双見は何時だってこうやって思いつきで無茶な要望を出して行く。
勿論殆どが通らないのだけれども、言うのは只だと思っている]


 どっちのペアが残っても男女ですし。
 ペアが分かれても上手く行けば男女です。

 ね、面白そうでしょう?

[志木の言葉に、ぱっと顔輝かせて笑み向けた。
ふとモニタへと視線を向けると、ポーチュラカが動いていて]

 あれ…彼女、結構満身創痍だけれど、
 髪縛って、なかなかに勇ましいじゃないか。

 ああ、書庫内は本棚も倒れてるし散策もしていないから、
 扉が二か所ある事を知らないのかな。
 ここで見て居るのは、なかなかに歯痒いものだね。

[茶々をいれたくなってしまう]


買い被りでしょうか。
聡明だなンて言って呉れるのは双見さんくらいですよぉ。


[些か間延びした甘い喋り方は意識して作るもの。
平均では満足できず弛まぬ努力を続けるうち
可愛げのない女と異性から疎まれた少女の頃。
男に媚びるような莫迦な女を演じていれば
侮られ真っ向から敵視する異性は減ると知った。
双見の肩が微か震うを認めれば涅色の双眸が淡く弧を描いた]


双見さんを利用するなんてぇ
私には無理です。
騙されたふりにまんまと私が騙されちゃうのがオチですよ


[そっち方面と言われれば少し考えてから
双見にふっと微笑み、首飾りから手を外す]


この国の歴史も文化も――…
とても興味深いものだと思ってます。
オカルト染みた伝承にも後世に伝わるだけの
何らかの理由があるンじゃないか、って。


[研究者としては如何なのか知れないが
当人は歴史伝承への興味を趣味の範疇と思っていた]


銃のように強い武器があれば
バランスも状況もかなり変わったでしょうね。


[志木と双見の遣り取りにゆると相槌を打ち
ふ、と思い出したように志木に顔を向ける]


そういえばぁ、
情操、道徳に関しては教育に制限が掛かってましたけど
保健体育なんかは如何なってましたっけ。
私のクローンがラルフの前で脱ぎだしたのを見て
ちょっとびっくりしちゃったンですけどぉ。


双見さんのクローン、オスカーの行動も腑に落ちませんね。
ポーチュラカがモナリザに処分されるのは分かっているはずですが
――…ポーチュラカに対する何らかの思い入れがあったのでしょうか。
隣人、だったはずですし、ね。


[双見の口から自らのクローンのIDが紡がれると
微か驚いたようにきょとと瞬きをした]


アイリスの死が起因、と――…?
死ぬ直前まで何か話していたようですし
それを解析すれば、何かわかるかもしれませんね。


[解剖、と聞けば困ったように伏せられる眸。
双見へと視線を戻し辛うじて浮かべる力ない笑み]

美人、は双見さんのほう、ですよぉ。
ええ、分かってはいるんですが、想像しちゃうと……



 君は聡明だよ。
 聡明じゃなければこの計画には参加できないだろ?


[フフン、と鼻を鳴らしたのは自身もまた参加しているから。
志木の言葉にも頷き、ポンとキーボードを叩いて色々な画面を捲る]


 情操、道徳か。
 私のクローンはそこそこ本を読んでいるようだったから、
 物語の中からの知識はあったはずなんだけどなァ。
 だのにアレもまぁ戸惑い無く脱いでいたな。

 …ある意味私のクローンらしいともいえるか。

[くっくっく と 喉の奥で笑いを零す]


性差の教育が十分であれば
アイリスももう少し健闘したンじゃないかなぁ、と。


[体力的には不利だと分かっていたから
歳相応のそういった教育が施されていれば
多少なりとも勝機があったのではないかと
淡い淡い希望を口にしてみるがふると首を横に振り]


やっぱり何でもないです。
このメンバーで通用するとは思えませんし
クローンの身体も未発達すぎました。


[くすくすと笑み声を零し志木にそう話を締め括る]



 努力しているからな。


[美人、と言われる言葉を否定することもなくのうのうと笑う。
国の歴史と文化については興味深げに頷いて、
彼女の首飾り触れる指に、また眇めた視線を向ける]


 そうだね、何か解析すれば判るかな。
 ポーチュラカに思う所があったのか、
 それともあの異常が、


   ――あ! そうか!

[不意に、少し声を高める]



 わかったぞ、さっきの既視感。
 あの異常の後の私のクローンは、
 私の双子の姉の聖にそっくりなんだ。


[くっくっく、と面白げにわらう]


[性差、との言葉には口端をあげて笑い。
四角く整えられた爪で、自分の顎をすいと摩った]


 そうだな、性差を利用するには。
 相手にもまたその知識が無いと無理だからな。
 被験者にそういう知識を与えた上で、
 もう少し年齢を待てば、面白かったかもしれないな。



 被験者の色仕掛けとか。
 自分と同じ顔でされるのは、さぞかしくすぐったかろうな。

[想像して、噴きだしかけた]


 ――指導しにいきたくなってしまいそうだ。




 ああ、そうか。
 試験が始まる前にそういう仲、は、また面白いですね。
 

[志木の言葉に、ふふふと吐息のような笑み零す]

 
 動物の生存本能的なものが働くかもしれませんしね。
 精神的な繋がりをより深く求める者もいるでしょうし。

  だから、人間は面白い。
 



 とはいえ――まぁ、次のプロジェクトは置いておいて。
 とりあえず今回のプロジェクトを無事に終わらせる事ですね。


[笑んだままに、モニタへと視線を向ける。
手にしたお茶のカップを口許へと持っていったが、
中身が既に空で、斜めにしても何も口には入ってこなかった]


 今日のモナリザのターゲットはNO,W-and-A_12345だったかい。
 モナリザの活躍も、見て見たいのだけれどね
 あれは素晴らしいからね。


双見さんの聡明さはぁ
周知の事実ですし異論はありません。


[双見の反応と仕草も認める如くこくと頷いた]


本を読み知識を蓄えても経験が足りない分
そういう行動にも抵抗がなかったのかもしれませんね。

……あら。
気にせず脱いじゃうンですかぁ?
努力を怠らぬゆえに、見せられるって事でしょうか。
私は恥ずかしくてダメですね。


[今の服装からも分かるように
胸元は足を出すには抵抗は薄いが脱ぐのはまた別か。
女はころころと婀娜な笑み声をもらした]


――…双見さんのお姉さん?


[何か思い至ったらしい双見の声にきょととして
思わず聞き返すけれど無理に問うではなく。
性差と色仕掛けの意見に相槌。
指導と聞こえれば丸くなる双眸]


双見さんの指導があれば
優秀な子が育ちそうですねぇ。
興味深い対象になりそう。


[自らのクローンのデータを眺めるうち
貧血の症状に思い至り、は、と小さく息を吐き出す]


こういう体質も似ちゃう、か。


[一週間ほど前に訴えていた腹部の痛み。
失血による体力の低下が著しかったのは――
時期が悪かったと諦めるより他に無い。
白衣のポケットを探り、取り出すはチョコレートの包み。
包み紙を整えられた指先が捲り中身を口へと運ぶ。
甘く苦く広がるその味に僅か、くちびるが弧を描いた**]


メモを貼った。


 ふふふ。
 褒めたって何もでないぞ?


[涅色へとふふと笑み向けて、組んだ足を組み直した。
手を広げて甲から爪を眺め、ふ、と吹いて埃を飛ばす]


 気にせず脱ぐ、というより、酒癖が悪いからな。
 何時見せてしまうか判らんから、努力をしている、
 という方が正しいか。


[彼女の胸元や足とは違い、
脱げると言う女はシャツの襟もぴっちり留めて
悪戯めいた言葉はどこまでが本気か判らぬ口調]



 そう。
 私の姉に良く似ている。
 あの、笑い方。


[ふふと笑ってから、チョコレートの匂いに少し鼻をひくつかせた。
志木の言葉に、ん、と頷いて]


 そうですね。
 彼女の見事なコーナリングを是非実践で見たかった。

 いや、まだ過去形じゃない――かな。

[コン、と軽く握った指の背で
モニタを一度 叩いてみる*]


メモを貼った。


 ふぅン…
 あの子、思ったより強いみたいだね。
 まぁ、私のクローンを殺したのだから、
 そうであって欲しい、と思うのは、
 まぁ――ただのエゴだけれどもね。


[ポーチュラカが動き出すのに、モニタを愉しげに見る。
喉が渇いたな、と辺りを見渡したけれど、
何らか買いに行くのも自分で淹れに行くこともせず]


メモを貼った。


― Side:OFFICE FLOOR ―

[仕事をしていると、メールが来る。返事を打つ]


=============
To: 志木
From: 米斗
--------------------------
Title: Re:Re:Re:Re:Re:管制室入構許可
--------------------------
Subject:
お疲れ様です。米斗です。

データは厳重な管理が必要ですからね。
ええ、気が向きましたら。
予想外の展開にでもなりそうなら、というところですかね。
=============


[送信をして、くるり首をまわして。
眉間を揉む仕草をした後、煙草とライターを持って喫煙室へ向かった**]


メモを貼った。


[ふ、と息を吐いて電子煙草に口を着ける。
煙草と似た香りが吸えるだけのそれは
今の、双見のマイブーム]


 …しかし、オリジナルが全員居るわけじゃないんだな。
 気にならん奴もいるということか。


[呟きながら立ち上がり、機材おかれた机に凭れる。
目を眇めて辺りを見渡すが、数人はいないとすぐに知れる]


 お、ラストバトルが始まるね。

 ラルフとワンダは硬いなァ。
 隣人としての繋がりの中では一番強いかもね。
 ラルフはモリスを殺していたっけ。
 ワンダはまだ殺していないのかな。


[肩を竦めるようにモニタを見て、呟く]


 モナリザの起動時間迄はもう少しあるようだね。
 ああ、やはり体が大きい方が有利か。
 小回りは効かなそうだが、パワーが違う。


[パールベージュの唇に弧張りつけ、ふむと頷く]


 それにしても…
 ポーチュはどうして、私のクローンの血を舐めたのだかね。
 判らない行動が多くて、本当に興味深い。


[やはりどうしても、自分のクローン回りが気になって見てしまう]

 
 敵となった隣人に対して、どういう感情を持つものなのかね。
 隣人から始まってラルフとワンダのように
 強く想い合うらしき者もいるというのに。
 酷い話しだ。


[それを行っているのは自分達だけれども。
ふぅむ、と顎を擦るが、メモを取ったりはしない。
勿論、何かあれば和蓮が記録を取ってくれているだろう
と、思っていることも否定はしない]


誉のパンの入った袋をジッと横から見る。



 誉さんのその姿を動画で撮って、
 一度一斉送信してみたいなぁと思ったりします。


[誉のいつもの様子に告げたのは、大真面目な顔だった]




 ……のばら嬢、色々凄いですけれどね。

[誉の言葉に、ふふふ、と意味深な笑みを向けて。
モニタへと視線を戻してから、少し顎を突き出して
さらり 長い前髪を後ろへと手で掻きあげた]


 間抜けですか?
 それはそれで華々しくて良いと思いますよ。
  …モナリザの起動、見たいんですよねェ。


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