人狼議事


222 【完全RP】湖畔の村【誰歓】

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[そう告げれば。ダイミの顔が、苦しそうなままで。
だから、男は重たい右腕を必死にダイミ頭の上へ。嫌がる様子がなければ、ぽんぽん、と撫でた。

すると、力が抜けたのか手が離されぽてりと落ちた]

 …ダイミ…

[直ぐ様爺が、ダイミの腕を掴み、無理やり立たせて。引きずられるように連れて行かれる。]

 おいっ!?手荒にするなっ!!

[精一杯声を出し、爺を睨め付けるが。無情にも扉は閉じられた。

そして、施錠の音が響いた。

最後の瞬間見えたダイミの表情が忘れられない*]


―処刑場―

………


[ゆっくりと目を開けた。耳から手を離す。


そうして、処刑場を見上げる。

連れてこられたヒューの姿。今まさに、首が括られようとしている。


逃げると決めた。だから、まっすぐに彼を見る。


首に縄がかかったその瞬間。]


………っ…!

[あのとき、頭に乗っけられた手。いつもなら払うのにそれを受け入れたのは、なんでだ?


じくじく、何かが痛い。息ができないのは、今、自分で服を掴んでいるから。


気持ちが悪いのは、息ができないから。]


……っ!!


[ぎりっと、ヒューを睨みつける。]


……何が幸せだ!!

ふっざけんなぁあああ!!!


[そう叫んで、彼に最後になる、声を]


――……ヒュー……っ!!

いちいち、気持ちわりぃんだよ!!てめぇは!!


[いままでの会話と同じような、そんな台詞。

ただ、最初出会った時と違うのは、

覚える気のなかった名前をいつの間にか覚えていたこと**]


―処刑場:ヒューの処刑後―


[目を閉じている間、処刑場から人が自分の横を通り抜けて、はけていくのが分かる。


手を離して、ゆっくりと目をあける。


もう誰もいない処刑場。あるのは、ゆらゆらと揺れるヒューの死体だけ。


それを見上げて、睨みつける。]


……ばっかじゃねぇの。


[それはヒューにいったのか、自分に言ったのか。]


[そうして、振りかえれば、こちらを見ている男と目が合う。

手には花を持って。

メアリーと初めて会った日。双方の口の悪さもあって、いきなり喧嘩になったのだったか。

確か、その時、一度会っている。]


あんた、あいつの……

[そう言えば、向こうは頭を下げ、手に持った花を渡してきたか。


真っ白な花が二本、血のように真っ赤な花が一本。

そして、もう一つ。花はなく、途中でへし折られた茎。

彼は、メアリーの力のことを教えてくれただろうか。

教えられなくとも、へし折られた茎が彼の死んだときを意味しているのは分かった。]


……どいつもこいつも……っ!

[ヒューもメアリーも、人狼と向き合って。一人で立ち向かって、

そして、死んでいった。]

………くそ…っ!

[感情が追いつく前に、メアリーの父親の手から花を受け取って、]

………っ!!

[その場を走り去る。今は逃げて、前を向かなければ、歩けない**]


―ケーキ屋―

[ばたんっ!と家の扉をあければ、]

「ダイミ……!!!??あんた、無事で…!!
って、何よその怪我…!!」

「!!!やだ、すぐに手当て…!!って、ダイちゃん!!」

[姉たちの声を無視して、工房へと向かう。]


「……多分、"逃げて"るの。だから、そっとしてあげて。」

[そういう母の声が後ろから、聞こえて、]

……なんで分かんだよ…

[そう零して、工房へと]


[工房で、一気にケーキを作る。

ふわりと花開くようなモンブラン。そこに止まる二羽の蝶。


木の実で作るライオン。一人ぼっちで、何かに吠えている。


名前のないスズランのケーキ。

公募箱に入った、いろんな名前。


全部、ひっくり返して、


適当に掴んだ名前はピュアブリス。


それを、ケーキの前に、乱暴に置く。それがレティーシャが「二人」で考えた名前だなんて知らずに。]


………


[はぁ、はぁ、と、荒い息。

ぶんぶんと、頭を振って、しゃがみ込む。


すべてが終わるまでは、逃げると決めたのだ。


なのに。]


─ 現在:処刑の朝 ─
[友人と彼女の最後の笑顔。故郷の人たち。
ダイミと初めて会った時の事とケーキが死ぬほど美味かった事。
ノーリーンに、仕事をくれると言って貰えた事。
フランにめちゃくちゃ美味い飯を作ってもらった事。
メアリーという女に「しっかり休め」と言ってもらえた事。
サイラスに、丁寧に手当して貰った事。
ヤニクと久々に酒を飲み交わした事。
レティーシャの歌を聴いた事。
マーゴという会ったことない女の名前を投票箱に入れた事
チャルに、母親の様に撫でられた事。
そして、ダイミの最後に垣間見た表情。

それを全部思い出していれば、いつの間にか朝になっていた。

恐らく今日、自分は処刑される。
不思議と恐怖も、憤慨もしていなかった。

心にあるのは、
自分がやっと前に進んでいる感覚と、後ろめたい後悔だけ。しかも、その後悔は消して苦しいものではない。理不尽にも嬉しいと、本気で嬉しいと思う自分が居た。]


[その時、扉前に複数の足音。来た、と悟る。錠が外され、扉が乱暴に開かれた。

バタバタと足音を立てて、村の男衆が入ってくれば、ヒューの腕を持ち上げ、己の力だけでは立てないと見ると、男衆はヒューの両側から担ぐようにして、再度持ち上げる。
ヒューは、抵抗する事もせず、ただただ爺を見ていた。爺は、一瞬怯む。]

 ちゃんと見てろよ。
 てめぇらが人狼と疑いを掛けた男……

 …ヒュー・アモルの最期をっ!!

[爺は、一瞬怯み]

「…連れてけっ」

[そうして、その狭い部屋を出た。]


─ 処刑場 ─
[男は、処刑台へと運ばれる。
暴れる様子はない。そこには何人か見に来ている村人たち。ヤニクやダイミの姿はあっただろうか。
フランの姿も見えた目が合ったら、飯ありがとな、という意味を込めて、小さく笑っただろう。

規定の場所に到着して、首に縄を掛けられた。]

 (少し前の俺なら…マジビビって、暴れてたな)

[自嘲気味に笑って。その瞬間が来る。]


―自室:夜―

[ベッドの上で、寝そべって、耳を塞いで、

へし折れた茎もそのままに無造作に花瓶に入れた、メアリーの花。それを見る。]


……なんで、今なんだよ。おっせぇよ。ばか…

[そう零して、]

終わったら、逃げねぇから…

…今は…逃げさせろっつーの…

[ごちゃごちゃとする思考。

耳を塞ぐ手に力をいれて、きつくきつく目を閉じる。

それを止めてくれた声も、もう聞こえない。]



 …もう、そっちに言ったも言いよな…?

[友人や、その彼女、フーゴ、故郷の皆。それに、チャルにだって会えるかもしらない。もし会えたら、謝らないと。殺してごめん、と。想像の中のチャルは笑っている。なんと都合の良い想像だろうか。]

[視界に移る世界。男が見える世界が、聞こえる声たちが、男の全てだ。]


[ダイミ届くだろうか。ダイミの心へ。]

 ダイミ、…またな!


[男は、これから旧友達に会いに行くかのように笑って逝った*]


[処刑に立ち会うことは、今までなかったの。
周囲の人の、負の感情を含んだ熱狂には…少し、震えるよ。

でも、逃げたくないって思ったから。ダイミ君の後ろにだけど、いるの。縄に首を括られる、その姿を見つめるよ。

叫ばれる言葉に、服の裾をギュッとしようとするの。勿論、本当に出来ていないから、残念。

もう何も、出来ることは無いと思うけれど…向かい合わなきゃって、思ったの。]


[メアリー君のお父さんの姿が、後ろに見えたの。直ぐに気がついたのは、私が幽霊だからなのかな?

差し出される花。その意味は私には、完全に分かることは無かったの。でも、説明は聞くことが出来たかな?

悔しそうな顔で、花を受け取るダイミ君。そうして、走り去るものだから。]

待って…!

[そう言うけれど、勿論待ってくれる訳がないの。私は、いないのだから。ちょっと悲しさを覚えながらだけど、頑張って追いかけるの。]


─ 少し前 ─
[ダイミが見えたやっぱりまだどこか苦しそうで]

 俺のせいか?

[なんて、平気で自意識過剰だと言われそうな事を思う。

悲痛な叫びが聞こえれば声のする方へ顔を向ける。ダイミが自分に向かって怒っている。

聞こえてきた言葉が、今までの会話の様な台詞なのに。更に、名前を呼ばれれば、嬉しくて思わす笑い声が漏れた。]




 …ははっ!初めて名前呼んだなっ。

 何でだろうな、そんな風に言われて嬉しいだなんて。
 やっぱり、お前の言う通り俺は変態なのかもな。

[とダイミへ、溢れる気持ちを贈った*]


―朝:処刑場―

[ふらり、処刑場を訪れた。
今日は誰を殺すのだろう。皆、消えていなくなるまで続けるのだろうか?絞首台に自分の躯はすでになく、縄はつまらなそうに揺れている。
やがて引き出されてきた男を見ると、一つ瞬いた。

大人しく縄をかけられ、笑った彼。
こときれる間際に、嬉しそうに、切なげに。
少し離れたところからそれをじっと見つめていた]


[どれくらい、そうしていただろうか、]

……?


[何か、物音が聞こえた気がする。

そしてしばらくすれば、ノックの音。]

………は?なんで、あんた……

……つーか、何、勝手に…


[言葉が止まる。彼女が手に持っているケーキ。

紅く紅く染まった「ピュアブリス」。

それが、何故か、レティーシャの姿と重なって…瞬きもできず、目が離せない。]


[彼が向かう場所は、勿論お家だった。
ダイミ君のお母さんやお姉さんの声を、殆ど無視するようにして奥の方へ向かうの。その理由を知らない私は、首を傾げたの。

でも、其の後の姿を見て…疑問は解決したの。]

ダイミ君…作ってたんだ…

[モンブランに工夫がされていたり、ライオンは初めて見たけれど。目をひいたのはあの、スズランの香りがするケーキ。

そして。公募箱をひっくり返すようにして選んだ名前は…「私達」によるもので驚いたの。]

あの優しさは、ダイミ君によるものだったんだね。

[納得したように口に出すよ。それなら、少なくとも私にとっては…最高の味に決まっているじゃない。今なら、そう思えるの。

しゃがみこむ彼。私の存在も彼を苦しめてしまったのだと思うけれど。ずっと、せめて寄り添うようにしたよ。]


メモを貼った。


[彼の魂が現れたらば、一言だけ]

おつかれさまです。

[静かに言って、背を向けた*]


メモを貼った。


………え……?


[続く言葉が耳に反響する。その言葉に思考が追いつかないまま、彼女は話し出す。

一拍一拍、ゆっくりと。]


――貴方はもうケーキを作れません。

[…なんで?]

――貴方の家族はもう居ません。


[だから、なんで…?]

――貴方の友達も死にましたね。

…………っ!!!


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