人狼議事


227 【完全RP村】Etude of NIGHTMARE

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視点:


[ 蜘蛛の糸一本垂らされているよーな
 琵琶の糸一本垂らされているよーな

 ほっそい希望だけ残されて。

 僕はひとり このテーブルに
「アリス」が2人着くことがないのを願うばかりの
 愚鈍な兎。 ]

   笑っちまうよなーぁ。
   手前じゃなーんにもしてねーのに

[ 自嘲めいた笑みに口角が上がる。
 棚ぼたのような未来を願うのも
 「劇」を見に行く踏ん切りがつかねーのも

 格好悪い。とんでもなく、格好悪い。

 片手に持ったままの湯呑みの中は、
 まだ暫く 乾せそうになかった。 ]


[ テーブルのほど近く、樹の根元に腰を下ろす兎は
 耳をぺったりと垂れ下げて

 まだ中身が入ってる湯呑みを握ったまんま
 腕の中に顔を埋めて押し黙る。

 気狂い兎はどこへやら。もう泣いちゃあないものの
 藁を握ったまま離すことができない惨めな自分を
 どこか遠いところから「僕」は見ていて。

 あのひとがこんな僕を見たんなら、きっと
 何も言わずに頭をくしゃっとしてくれるんだろうけれど]

   ばっかじゃねーの、僕……。

[ このまま還れなかったら、”置いてった”のは僕の方。
 ”置いていきゃあしねえよ”
 あのひとの”答え”は今ですら、耳鳴りのように響くのに。

 そんな所に訪れた、からりころり鳴る少女の声。]


   あんた……………いつから、
   っつーか、だれ。

[ はじめて見る”少女”のキャストに、
 僕は座ったまま、首を捻って林檎色の目を見上げる。
 僕のながーい耳はまだ、垂れたまんまだ。]

   …………あんたが淹れてくれたのか、これ。

[ 片手に収めた湯呑みを彼女へ差し出して
 くるり、さいごのひとくちを回す。

 乾してしまったら、
 水面に見える”背中”が見えなくなってしまうのではと
 そんな理由で飲めなかった さいごのひとくち。]

   代わりは、………いいや。
   ……それか、俺が淹れる事はできる?

[ 葉と、湯と、急須と。幻のように映る日常が、痛い。*]


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

― 幕間◆小さな森にて ―

[こてん、と首を傾げて、
 少女は耳を垂れ下げ座り込んだ兎を見つめる。

 だれ、という問いには答えないまま、
 しんなりとへこたれたゴクドーの兎が
 こちらに差し出す湯飲みにちらりと視線を向けて]

  正確には、山羊だよ。

(208) 2015/06/26(Fri) 00時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


[あんたが淹れてくれたの、という問いに
 短い否定を返した。

 ゆれるゆれるほうじ茶の残り一口に、
 少女がみるのは空であり、森の木の葉だ。

 それでも何かに縋りつくようにして
 兎は茶を乾そうとはしない。
 それが一層奇異に見える。]

(209) 2015/06/26(Fri) 00時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


[少女の幻影は少し考えてから、口を開く。
 ここは悪魔(ナイトメア)の領域内。
 悪魔の叶えられる範囲ならば、なんだって叶うのだ。]

  ――……マ、そいつぁ構いませんがね。
  頼みゃ出てくるのに
  自分で淹れてえたあ、酔狂な御仁だこと。

[くくっ、とわらう。声は少女のまま。
 兎の頭を撫でることもない。]

(210) 2015/06/26(Fri) 00時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


[ごとり、と鈍い音がする。

 視界がちかりと一瞬暗くなると、
 次の瞬間、テーブルの上には、茶葉と、
 湯が入っているらしい電気ポッドと、
 きゅうすが転がっている。

 少女は、兎が――その「ひと」がどうするのかを、
 興味深げに、林檎色の瞳で見つめながら
 席に一杯、苦い珈琲を置いた。*]

(211) 2015/06/26(Fri) 00時頃

機巧忍軍 ミツボシは、メモを貼った。

2015/06/26(Fri) 00時半頃


  …………ヤギ? 

[ 疑問符。 頭のなかじゃあ仔ヤギがメーメー鳴き始めるが
 まさかヤギが茶を淹れるわきゃあねーと考えること暫し。

 それでもまだ カードを配った礼服の山羊頭とは繋がらず
 僕はぼんやりとした頭のまんま、少女を見ていた。


 その口調が、突然  変わるまでは。]

   …………!?

[ そばかすの上にある目はおおきく見開いて
 舌の上がカラリとざらつく。 こんな、 まるで…

 いや、そんなはずは、   ねーし。]


[ 見上げる赤い眼に吸い込まれる。
 手を引かれて 腕を飲み込まれて 息まで詰まりそうだ。
 手のひらで包んだ湯呑みを握る力が 増して ]

  ちーせえのが俺の口調を真似るもんじゃーねえ。
  レディはレディらしく、淑女を装いな。

[ 頭に過る”背中”をかき消すように
 ん、と一声上げて立ち上がり、
 随分と下になった少女の頭へ 傷だらけの左手を伸ばす。

 もし届いたのなら ひとつ 頭を撫でて。
 はたかれりゃ、ひとつ 苦笑を漏らして。

 ”鈍い音”と共に「どう見ても見覚えのあるそいつら」
 がテーブルに転がって はじめて
 俺は 「こいつ」 が誰だかに 思い至った。]


  ”わが主ナイトメア” あのクソ山羊はそー言った。
  ………あんたか。

  あんたが、この悪夢のオーガナイザーか。

[ 声は低く、半ば伏せた瞼は黒妖を半分隠す。

 己を見つめながら
 一客のコーヒーを置く少女へ

   ( しゃらり )

 何の躊躇もなく 真白の喉元へ
         背から抜いた脇差しをあてがおう。

 テーブルの上には、俺のいつもの”仕事場”に転がってる
 注ぎ口が欠けてる急須と古びた電機ポッド、
 あてつけのような自宅の(僕の)茶筒。

 それと真黒のコーヒーが静かに、誰かを 待つ。*]


メモを貼った。


【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[黒曜の瞳に浮かぶ疑問符と、仔ヤギ。
 ぼんやりと場を見据える眼差しの中、
 少女が、ひとり。

 返った反応に、少女は何を思ったか、
 くす、と小さく笑って、

 そこに玉鋼はない。
 からりと笑う誰かもいない。]

(224) 2015/06/26(Fri) 01時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ


  しゅくじょ……?
  ふふふ。

[おかしなことを言う兎だ。
 ナイトメアにレディであれと仰る。

 伸びてきた掌は拒むことなく、
 さらりと指通りのいい黒髪を一つ撫でられれば
 猫が喉をならすように目を細めて]

[ごとりと、彼に見覚えあるらしきそれらを
 机の上に落とせば
 返って来た”敵意”とおぼしきものに、
 心地よさげな笑みをうかべた。]

(225) 2015/06/26(Fri) 01時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ



[ざわり、小さく森が揺れる。]
[黒い珈琲の上に、風に招かれ波紋が広がる]

      ――そうさ。

[にっこり、兎の問いを肯定した。]

(226) 2015/06/26(Fri) 01時半頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

      (しゃらり、)

[銀色が兎のこころを映し出すように
 さらりと鳴っては、静かに煌めき
 悪魔の喉元に冷たく宛がわれる。]

  穏やかじゃねえな。
  その危ねえもん、しまってくれねえか。

  じゃなきゃあ、ゆっくりと観察もできやしねえ。

[くす、と嗤って、白刃に指を添え
 尚もその人間の”観察”を続ける。
 切るというなら切られよう。
 問うというなら答えよう。

 次に、悪夢の中で死んだ客人が来るまで。**]

(227) 2015/06/26(Fri) 01時半頃

機巧忍軍 ミツボシは、メモを貼った。

2015/06/26(Fri) 01時半頃


機巧忍軍 ミツボシは、メモを貼った。

2015/06/26(Fri) 01時半頃


機巧忍軍 ミツボシは、メモを貼った。

2015/06/26(Fri) 02時頃


機巧忍軍 ミツボシは、メモを貼った。

2015/06/26(Fri) 02時頃


機巧忍軍 ミツボシは、メモを貼った。

2015/06/26(Fri) 02時半頃


[ ここちよい猫のような顔をして、
 すり抜ける指を受け入れた彼女が
 目の前に”それら”を出した瞬間は、等しく悪夢そのもので

 ”恋しいだろう”と ”悔しいだろう”と
 からりころり 嘲笑う声すら聞こえて来る。

 与えられた「YES」に 脊髄反射の如く抜刀した。]

  ………………。

[ せめて いま 「これ」からだけは眼を逸らさぬと
 真紅の瞳を真正面で受け止める。

 森に流れる風が冷え、
 コーヒーの水面に旋のような螺旋を描いて

 くるり くるうり 廻るもの 踊るもの、
 嗚呼いつだかの 僕のような。]


[ ”僕”を真似ているんだろうと、
 無理矢理に自分で納得したのが阿呆らしい。

 首元に刃を添えられながら、少女は”あのひと”の口を真似
 物怖じもせず か細い指で 僕の刃を制止する。

 悪魔の声と口調に 全身が
 総出で”いけ好かねえ”と叫ぶ声が 聞こえた。]

   黙れ、糞餓鬼。

[ 何処から出たのか 僕自身見当もつかない
 冷気を伴った ”おと”

 問う事など何もない。憂う事もなにもない。
 喉元から引いた刀は収める為ではなく

 ただ一迅で、首を飛ばすための 距離。]


[ 無知な兎は思い及ばぬ
        そこに在るのが影だとは。

 愚鈍な兎は何も知らぬ
        落ちる首など無いことを。


 兎は次々と湧く怒りのままに ご自慢の足を踊らせて
 森を裂くような風切り音を立てながら
 目の前のか細い首を 横薙ぎに払う。

 湯呑みに残ったさいごのひとくちは
 地面の三つ葉のクローバーたちが 受け取っていた。**]


【人】 機巧忍軍 ミツボシ


 糞餓鬼なんて、まあ、コワイ ――。

[底冷えするような おと で
 黙れと口にする彼を、ナイトメアは
 とても興味深そうに見つめる。

 劇中、ここまでこの兎が激するところは見れなかった。
 帽子屋はこの劇について受け入れているようだし
 ―― やはり、人間というのは度し難い。

 す、と引かれた白刃には、少女は目もくれない。
 一歩、二歩、ブーツの底を鳴らし風となって
 悪魔と同じ舞台に立つように躍り出る兎。
 その様子を、薄笑いを浮べながらじっと見つめていた。

 怒りに煌めく脇差が切るのは、 ]

(233) 2015/06/26(Fri) 03時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

 
  ふふ、くふふ、あはは はは は… … !

[鈴鳴らすような笑い声が森に木霊する。]

[どこかの猫のように首を落とす事もなく
 血を噴き出すこともなく、

 少女の首はついたままだ。]

[ころり、と口調を変えて]

  それ……

[転がった湯飲みを指差した。]

  こぼしちゃったね。

(234) 2015/06/26(Fri) 03時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[歩み寄り、男の背を見上げると、
 ナイショ話をするように兎の耳に囁く。]

   にんげんって、
   ばかにされると、おこるのね。
   それがじぶんでも、だいじなひとでも。
   ふしぎ。

[くるり、とそそっかしい兎に背を向ければ
 柔らかい髪が、ゴシック調のドレスが、揺れる。
 机上に、もう一度手を翳す。]

   なにをおこることがあるのかしら。

   あなたのまくは、まだおわってないのに。
   まだ、あえるかもしれないのに、ね。

   ――それでも?

(235) 2015/06/26(Fri) 03時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

[現れた”マヨネーズ”を更に机上に置いて、
 怒りを顕にした兎を、煽るようにわらう。
 それでも、と問う声は、激情を不思議がるように。

 返る言葉はあっただろうか。]

  ありすがいきていれば あなたは、まだ、
  いきていられるわ。

  そうなることをいのりましょう?

  くるった”マーチラビット”。

[華奢な両腕を広げて、微笑む。]

(236) 2015/06/26(Fri) 03時頃

【人】 機巧忍軍 ミツボシ

……。

[最後には目覚めさせるつもりだなんて
 そんなことは口が裂けても口にはしない。
 それじゃあ、”つまらない。”]

   ――そいじゃあ、劇の終わりに。
   またお会いしやしょう。

[くすくす、と嗤って、もうひとつ真似ると、
 ざああ、と潮騒のように木の葉が揺れて

 一拍。

 瞬きをすれば、
 兎の目の前にはもう、少女の姿は無い。**] 

(237) 2015/06/26(Fri) 03時頃

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