人狼議事


175 Arco Mondo -初夏の訪れ-

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 んっ ……ぅ──

[引き結んだ唇に唇が重なって。
 離れてから、低く唸った。
 『次』の説明までされて、まるでもう何もかも分かられているようだ。]

 (風呂は一人で入るもんだろっ!)

[恥ずかしい時だとばれているとも知らず、睨んで。
 ぎゅうっと強く抱きつく。]

 ──せ、まい ……からっ

[言い訳をしながら、あまりに悔しくて。
 かぷりとシャツごと肩口を弱く噛んだ。]


 狭くても、ミイユと一緒がいいし。
 (明るい所でちゃんと全部を見たい)

[なんて、徐々に下心が隠せなくなってきていた]

 ……ッ!

[痛くはないけれど、ミイユに噛み付かれた。
 シャツ越しだからきっと薄く痕になるかならないか、
 いっそ消えない物でも残してくれてもいいのに]

 お風呂で駄目なら、違うことになるかな。

[しれっと付け加える]


 ──、っ

 (ぼく、も だけどっ)

[あぐあぐと甘噛みしながら恥ずかしさに耐える。
 眠る前に爆発でもしてしまうんじゃないだろうか。
 噛むのはどうやら癖のようなもので。
 それがどんな影響を彼に与えているかなんて、知る由もない。]

 …………?

[付け加えられた『違うこと』とはなんだろう。
 分からないから、そこは素直に小さく首をかしげて見せた。]


[肩に噛み付いたままあぐあぐしてくる、
 まるで痛くないから、言葉のかわりに何か訴えたいのだろう。
 可愛い癖なのかもしれない]

 ここ(ベッド上)でも裸になるよ?
 そうして触り合ったり、繋がったりする。
 身体だけでなく心の繋がりも深めてくれる。

[動物の交尾は見たことがあるかもしれないが、
 妖精のそれは繁殖行為ではないもの。
 ミイユとなら、気持ちいいだけでなくその先に進める。
 そんな気がして、ああでもまだ我慢だ]


 は、はだ

[思わず恥ずかしさを訴えていた口が離れた。
 ベッドの上で裸になるらしい。
 理由が全く分からないが、繋がりが深くなるらしい。
 心が繋がるのは、動物と会話するミイユには何となくわかるものの。
 殆ど人との交流がなかったために、物理的に何がどう繋がるのかは分からない。]

 (羽、重ねる? とか?)
 (でも…ジェレミーとも…)
 (深く繋がれるの、かなぁ。)

[そう思うとまた恥ずかしくなってきて、再び肩を噛むことになる。]


 まだ恥ずかしいだろうからしないよ。

[行為そのものまで知らないとは流石に思わなくて、
 しかしこれ以上説明すると露骨な言葉になる。
 それでは寝れなくなるかもしれないので、
 今日はここまで]

 でも何れはする、覚えておいて。
 さ、寝よう?

[背中をとんとん軽く叩きながら目を閉じる。
 まだミイユが肩にあぐあぐしていたとしても
 気が済むまでそのままにさせるつもり]


 う ……、ん。

[恥ずかしいことに間違いはない。
 してくれないらしい、『繋がること』は
 いずれされると予告されてしまった。
 怖いような、嬉しいようなで、まだ少しあぐあぐと続けていたが。]

 ──、ん。
 お っ、 おやす ……な、さ

[初めて、誰かに云う夜の挨拶。
 しばらく恥ずかしさで眠れず、どきどきとあぐあぐは続いていたけれど。
 背中を優しく撫でる手のリズムに、あやされたように瞼がとろんと落ちてくる。]

 (あったかい。)

[あぐ…、と口が動くのも止まって。
 かわりに聞こえる寝息は、安心したような表情から微かに**]


メモを貼った。


 おやすみ、ミイユ。
 明日目覚めたらもう少しだけ、近づいているといい。

[やはり今は少しずつミイユに、
 妖精同士のあれこれを覚えて貰うのが大事だろう。

 とんとんと一定のリズムを刻んでいると、
 身体から力が抜けてゆくのを感じ取る。
 甘咬みしていた動き求まり、
 それから静かな寝息が聞こえてくる。
 ミイユが寝入ったのを確認してからもう一度だけ
 起こさない用に慎重にキスをしてから眠りに落ちた**]


メモを貼った。


-- 翌日 --

[船には乗り込む足音が増えた。
 二人分だろうか、些細な物音でまだ起きてしまえるほど警戒した状態で。
 パチリと目を開けたのは、ジェレミーよりも先。
 彼が寝たふりなどしていなければ、だが。]

 ……───。

[寝顔が目の前にある。
 一瞬、なんでだと寝惚けていたが。
 身動ぎひとつ出来ずに、閉じた瞼をじっと見つめている。]

 (ジェレミー。)

[眠るよりも前、口付けされていたと知らずに。(
 起きたらもっと近くなっているといい。
 そんな願いのような魔法の言葉に掛かったように、細い体を寄せた。
 首元に唇が当たったのは、『当たった』んであって。
 断じて、口付けようとして恥ずかしくてできなかった結果ではない**]


メモを貼った。


―翌朝―

[ミイユを抱き寄せたままぐっすり眠っていた。
 夜更かしした分朝は遅い。
 新しく乗船した妖精が増えたことにも気づかないまま、
 もうしばらくは惰眠を貪るつもり**]


メモを貼った。


[ジェレミーはどうやらぐっすりと眠っているらしい。
 少しだけ身動いでみたけれど、抱き締められた腕は解けそうにない。]

 (しあわせそう。)
 (……だと、いいな。)

[安心したも寝顔に見えるのは、さすがに自惚れがひどいだろうか。
 自分のものとは色も質も違う髪。
 しゅっとした顎や、昨日何度も口付けされた唇。
 なぞるように見つめて、吸い寄せられるように顔を近づける。]

 (────っ、ぼくの、ばか!)

[あと6mm、触れることなく離れて。
 おきるかもしれないから、肌にはなるべく届かないように。
 目の前のシャツを、鎖骨あたりをあぐあぐと噛んだ**]


[小動物を捕まえる夢を見た。
 何かがかじる仕草、ほんのりとシャツが湿る。
 腕の中のそれを捕まえて、滅茶苦茶に撫でる
 そんなところで眼を覚ました]

 ……ミイユ。

[シャツが濡れているのは夢ではなくて現実、
 それでも可愛らしい悪戯?だ。
 くくくと笑いながら犯人の身体をがっちり捕まえて
 体勢をひっくり返すとミイユを下に見下ろす。
 さて、これからどんなお仕置きをしよう]


 これがミイユの起こし方?

[多分逃げられなくて手持ちぶさただっただけ、
 そんな理由は察しつつもにやにやと問いかけ
 唇をふにふにと指でつついたり
 うなじをペロリと舐めてみたり
 逃げられなければ耳朶を甘く噛んだりとお返し]

 シャワー浴びたら朝食にしよう。

[ミイユの反応に満足すると身体を起こし、
 しれっと朝の顔に切り替えた。
 さすがに一緒にはまだ早いよな**]


メモを貼った。


 わっ

[かじかじあぐあぐ。
 続けていた唇の動きは、名前を呼ぶ声とひっくり返る視界に止まることになる。
 起きたのを理解するのに数秒。
 見下げられた、見上げる。
 瞳の色を見つめるのが先だった。

 おはようと告げようとして、喉を鳴らしていることに気付く。
 呟かれる言葉は、王子さまの癖に意地悪だ。]

 ち ──がうっ。

[ただ、起こすのは悪いかなって。
 恥ずかしいから噛みついていただけなのに。]


[唇をつつかれれば、きゅうと引き結び。
 うなじを舐められれば、喉奥に息を押し込んで。
 逃げようにも逃げられず。
 だからといって逃げようとも思わなかったのは
 こうやってされることの全てが、嫌じゃなかったからだ。

 まるでそれさえ見透かすように、耳朶が噛まれて。
 ちいさく、魚が跳ねるようにミイユの体も跳ねた。]

 しゃ、わ…!
 ……先にっ、どう、ぞ!

[身を離してくれたから、慌てて告げて。
 噛まれた耳朶まで真っ赤にして、布団に潜り込んで隠れた。]


メモを貼った。


[逃げないでくれるミイユが愛おしい。
 しかしこれ以上は自分が抑えられなくなる。
 布団に隠れてしまったので、少し残念だがこれまで
 ぽんぽんと山を叩いてベッドを降りた。

 タオルだけ手にして、部屋の備え付けのバスルームへ]


[頭から水をかぶると意識もスッキリする。
 長い髪、手足、羽は水を弾くから問題ない。
 水を落とすと髪をゆるく編んでたらし、
 腰にタオルを巻いただけの格好で部屋へ戻る]

 先ありがとう、ミイユも。

[大人の男と一緒の部屋だということを意識させたくて
 わざと服を持たずに向かったりした。
 細やかな努力だ]


[布団のかたまりにぽふぽふと振動を感じて、恥ずかしくて余計に丸まった。
 足音がシャワーの方へ、やがて水が床に落ちるような音が聞こえれば。
 被った布団の中でごろごろと身悶えた。]

 (はず、かしいっ)

[暫くは音を聴きながらごろごろとしていたが。
 ようやく落ち着いたか、落ち着きかけたか、そんな頃に。]

 ───っ、 わ

[水も滴るなんとやら。
 いや、水が滴ってなくてもなんとやらだが。
 服も着ず、タオル一枚で出てきたから
 出てきかけた布団のなかに、再び潜ることに。]


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