6 偽りの聖戦《イミテーション・ジ・ハード》
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―させるかよォォォ!!!!
[雄叫びとともに、ガラガラ蛇《ラトルスネーク》は 騎士《ナイト》に向かってバイクのチェーンを投げつけた。 振り回すでもなく、塊のまま飛んでいく。]
振り回すなんぞ、ド素人のやることだ。
[彼に攻撃をする駒《シャウーフィガー》の体を、 ドナルドを中心としたバイクチェーンが貫く。]
(@30) 2010/03/19(Fri) 02時頃
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お遣いだと?寝ぼけたこと言ってんじゃねぇぞ、ババァ!!
[息も絶え絶え。漆黒の特攻服はボロボロになるも、 背中に輝く「巳蛇羅」の銘は未だ残っている。]
「あの御方」は、俺様に誰にも負けない足をくれた。 そして、誰にも縛られない俺だけのスピードの快感を与えてくれた。 ―義理だ。お遣いなんかじゃねぇ、義理なんだよッ!!
[ふうう、と一呼吸すると、彼の体から汗が蒸発して、 白い煙が大気に舞っていく。婦人に対してメンチを切って。]
俺様の爆走(はし)りは、誰にも止められやしねェッ!!
(@31) 2010/03/19(Fri) 02時半頃
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テメェらにはテメェらの正義があるんだろうが、 義理に背かねぇのが俺様の―ツッパリの正義よ!!
[体から発せられる蒸気は、白くあたりを覆い尽くす。 特に効果はないようだが、強いて言えば 「男の匂い」が皆の鼻腔を擽る。]
―次会うときは、テメェらの血と油で河口湖染めてやらぁ!! 見せてやんよ、男の勲章《メタモルフォセス》をよォ。 男一匹ドナルド・ド・コン=ジョーの一華を!!
[男臭さが消えうせた後には、ドナルドとコリーンの姿はない。 地面には河口湖へと続くブラックマークが残るだけ**。]
(@32) 2010/03/19(Fri) 03時頃
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ぐあぁぁぁぁぁぁぁっ!!
[相棒《エリミネーター》共々、四肢が爆散。 称号《コードネーム》の通り、蛇のような。]
足が……足がァァァァ!!風よりも、誰よりも 心地よい世界に行くための……足がァァァァ!!
[しゅるしゅると暴走族の旗が彼を取り巻く。 刺繍で偽装されているが、輝くのは禁呪の印。]
ひでぇことしやがる!! 赤の他人が攫われようってだけで、 何しゃしゃってきやがる!?テメェらには関係ねぇだろ!!
(@33) 2010/03/19(Fri) 22時頃
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許さねぇ…許さねぇぞ!俺は誰にも止められねぇ!!
[旗に隠された印が光る。 それは下級禁呪の印。解き放てば、二度と戻れぬ片道切符。]
男の勲章・蛇の魂《メタモルフォセス=ヨルムンガンド》だッ!! テメェらまとめてボッコボコにしてやんよ。
夜露死苦ゥ!!
[ドナルドの体が爬虫の鱗に覆われていく。 使ったが最後、もはや彼は大蛇として生きる他はない。]
(@34) 2010/03/19(Fri) 22時頃
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小悪党 ドナルドは、這うように河口湖の方へ向かい、結界にパチキをかます。
2010/03/19(Fri) 22時頃
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[ガン!ガン!ガン!
大蛇は結界に向かって、一心不乱の頭突き。 そのたびに、頭部の鱗が剥がれていく。 堕ちた音の主を、風を奪った奴を睨みながら。
しかし、その動きは心なしか鈍い。 ビアンカの氷塊の一撃は確かに命中していた。 尻尾の方から、じわりじわりと凍り始めている。
蛇は変温動物なのだ。]
(@35) 2010/03/19(Fri) 22時頃
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[結界を張っていた主が倒れたことで、 そもそも次第に消え行く運命だったらしい。 何度目かのパチキで、結界はパリンと割れた。]
…………ヴァー。
[口から紫色の煙を吐きながら、河口湖へと向かう。 今のドナルドの理性は、「河口湖へと向かう」、 これを目的と認識している。 凍り行く爬虫の身体。]
(@36) 2010/03/19(Fri) 22時半頃
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……ヴァー!!
[凍った尻尾が崩れる。それは身を離れると土くれに。]
ヴァー!ヴァー!!
[土に帰した部分には、何らかの銘が見える。 擦れていて、読めないであろうが。
彼は最初から土人形《イミテーション》だったのだ。]
(@37) 2010/03/19(Fri) 22時半頃
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[蛇の息《ヨルムンガンドブレス》
紫色の煙が辺りに放たれる。]
(@38) 2010/03/19(Fri) 22時半頃
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ずる……ずる…。
[斬れた尻尾に絡まったチェーンを引き摺りながら、 湖の方へゆっくりと這っていく。 チェーンにはコリーンと幽霊が絡めとられている。]
「俺が何をしたっていうんだよ……。 他人のアマ一人いなくなったところで、 テメェらの人生に何の障りがあるんだよ。」
[邪眼《イービルアイ》を通して、そんな言葉が伝わる。 紫色の液体と煙を吐き出しつつ、湖へと這う。 この形態になっても、蛇の武器は毒ガスと毒液。 パリパリと、凍りつくのは進行している。]
(@39) 2010/03/19(Fri) 23時頃
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「あの御方のご所望は―人魚の……。 人魚の……生き…。」
[情報にプロテクトでもかかっているかのように、 そこから先はなかなか見ることができない。 朱の羽根は、動きが緩慢な蛇のチェーンを引きちぎった。]
ヴァー!!ヴァー!!!!!!!
[低体温、今度は高温。変温動物である蛇は、 急激な体温の変化に耐えられない。 ずしん、と地面に倒れこんだ。]
「俺の……俺様の願いは…。」
(@40) 2010/03/19(Fri) 23時半頃
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―ただ、風とひとつになりたかった。
[さらさらと蛇の鱗が風に舞う。 まるで桜吹雪のように、次々と。]
テメェらも哀れだな……俺もか。
[そのとき、彼も何かを悟ったらしい。 急激な体温変化によって、ひどく衰弱している。]
(@41) 2010/03/19(Fri) 23時半頃
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[彼の鱗はすべて風と共に消え去っていった。 残ったのは、ドナルドの形をした土人形《イミテーション》。 その人形の口から、ひどく小さな一匹の青大将が出ていった。]
(@42) 2010/03/19(Fri) 23時半頃
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ガッシャァァァァァァァァァン!!!!
[必殺の一撃を食らって、残された土人形は粉々に砕け散る。 どんなに腕のいい人形職人でも、もう元には戻せない。 土人形の破片は、風に舞い「風になる」。 あとは、一匹の青大将が野生に帰っただけである。]
(@43) 2010/03/20(Sat) 00時頃
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