1 とある結社の手記:6
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郵便屋 ウェーズリーは、小僧 カルヴィンの微笑みを見届けると、床に下げた拳をふるふると震わせた。
2010/02/27(Sat) 00時頃
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─広間─
──…、…。
[ドナルドの選択。 キャサリンの部屋に向かうと言う友を黙って見送り、>>396 自身はピッパと共に広間へと足を向けた。
大切なもの。 護るべきもの。
選択は、既に済んでいる。]
(409) 2010/02/27(Sat) 00時頃
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[それ。とピッパが指差す先、ポケットに入った黒い封筒へと視線を下ろすと、それを手に取って]
ああ、これですか。これは……
[言いよどんだかのように間を置くと、弱弱しい笑みを浮かべて]
拾ったんですよ。廊下で。ウェーズリーさんに届けないとって思って
[こちらを疑うようなピッパの様子に内心安堵しつつ、注意深 く、自身に疑いを向けるように振舞う]
(410) 2010/02/27(Sat) 00時頃
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みっともないところを、 お見せしてしまい、ました。
[いつもカルヴィンの前では、彼の母に相対していた時のように、できる限りシャンとしたところを見せていたかったのだけれど、とんだ醜態を晒してしまった。 ばつが悪そうに頭を掻く男の皺奥の瞳は、まだ酔いのせいだけでなく潤んでいる。 こんな悲しそうな笑顔が見たいわけではなかった。 少年の面差しにさす影、それは生きるに飽いた老人のよう。 けれど生きようとする意志は……病床の彼女に心うたれたように、男の胸中を締め付ける。]
……っ、
[男はカルヴィンに支えてもらいながら、ゆらりと立とうとした。 途中で口元を抑える。 込み上げてきたものは、胃液ではなくて嗚咽。 もう二度と、彼は純粋に笑うこともできないだろう。 それを思うと、十四の少年の肩に圧し掛かるものに、泣かずにおれようか。]
(411) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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ピッパ……ラルフ?
[あとから追いつくように入った、集会場の広間。 そこに、掃除夫の少年の姿と黒い封筒を認めて眉を寄せた。
ピッパが問い掛けるのに、口を出さずに黙って二人の様子を見遣る。]
(412) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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―キャサリンの部屋―
[ここに戻ってからずっと、窓の外を眺めている――アーチは今何処に居るのだろうか。]
…あいつ、南国の鳥だから…。
[寒さは平気だったが、丸一日外に出したことはない。無事だろうか。それだけを気にして、白銀の世界に鮮やかな色を探していた。]
――ああ、開いてる…。
[声を聞かずとも誰だか分かる――強く低いノック音につい反応してしまった。]
…聞こえる訳ないか。
[ひとりごちてキャサリンを見る。――彼女は肩を震わせていた。]
ああ…わかっていたんだな。
[その人狼が。そして、どうあっても彼女はそいつを憎めない事も。――二度目のノックで予想の通り、親友が姿を現した。]
お前か…ベネットだと思ったんだがな。
[とうとう嫌われ役が板についたか――そんな軽口も叩けず、ドナルドの言葉を聞く。]
――ああ、その通りだ。
[ようやく記憶の霧が晴れる。そう、最期に目にしたのは――。]
…カルヴィン。
[少年の目に灯る、紅い光だった。]
…くそ、サイラスさんといいカルヴィンといい…俺もそうだ。
[ぎりと歯を噛み締める――何故、彼女ばかりがこう、何もかもに奪われ、裏切られなければならないのか。]
…キャサリン。
[取り乱し、泣きじゃくりながらドナルドを止めようとする姿を只眺めるだけ…助けてやる事も、止めてやる事も――抱きしめてやる事もできやしない。
不意に、その動きが止まる。男の拳が彼女の鳩尾を打ち意識を奪った事に気付いたのは、崩れ落ちるキャサリンをドナルドが抱き支えたからだ。]
――ドナルド、済まん。
[怒りはない。ただ、友人にとてつもない汚れ仕事を押し付けたような、後ろめたい気持ちで一杯だった。]
お前は…そうか。そうまでしてでも、護りたいものが出来たんだな。
[ベッドに寝かせてから部屋を出るドナルドに声をかけた。何も聞こえていないよう、扉の向こうへと消える背中。]
行ってこい…頼んだ。
[友の背中は、前見た時よりも一回り大きく見えた。]
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−回想−
[こちらを見たカルヴィンに首をゆるく傾ぐ。]
疑ってる人…?
[人狼はまだいる。の言葉を思い出す。 少し考えて答えようとすれば、少年は首を振る。]
そ…そうだよね。 結果聞いてからでも遅くないよね。 そうだ。今度オムレツ一緒に作ろうね。
[目の前にいる少年が人狼だとは知らないまま。 昨日した指きりを思い出す。 少年が扉の方へと向かうのを見て、はぁっと息を吐いてコルクボードを見上げた。]
−終−
(413) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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………………。拾ったの?それ、封が開いていない…?
[ラルフの返事に、探るような目付き。 それは、彼が人狼だと疑っているからではなく。 黒い手紙が誰に届けられたのかを、知ったのではないか、という疑い。
…彼が、カルヴィンを庇っているのではないかという、疑いだ。
どちらにせよ、ラルフからは、自身が疑われているように見えるだろう。]
(414) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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…最近読んだ本に書いてありました。 親しい人の前では、みっともない所を見せても良いんです。
[彼と自分は、そうなのだと。 自信満々に告げた後、彼も同じように思っているのかと、 少し不安げに相手の表情を伺うか。
やがて、立ち上がろうとする男。 小さな体は、懸命に郵便屋の身体を支えて。 途中で口元へ手を当てるしぐさに気づけば、 心配そうに背中を摩る。 けれど、続いて聞こえてきたのは、嗚咽]
――――…あらら。
もう。ウェーズリーさんってば。 それじゃ、僕より泣き虫になっちゃいますよ…?
[ふふ、と静かに笑いつつ、そっと彼の頭を撫でる。 彼の嗚咽の理由を知らず。ただ、少しでも気が安らぐように]
(415) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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はい。ちょうどサイラスさんの部屋の前に落ちてて… 封が…?
[ピッパの指摘に改めて黒い手紙を見ると、封が開いているのを確認して]
あ……本当だ。 でも、なんで…?
[自身の思惑が気付かれているなどとは知らぬまま、初めて気付いたように戸惑った仕草を見せる。]
なんで封が…… っ、ぼ、僕は人狼じゃありませんよ!
[慌てた様子で叫ぶ。その声は広間に居る人間なら聞こえただろう。]
(416) 2010/02/27(Sat) 00時半頃
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―キッチン―
[広間とキッチンは、一体どれほど離れていたか]
………………っ。
[叫び声、「人狼」という単語>>416。 それは少年の耳に、確かに、届いた]
(417) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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小僧 カルヴィンは、広間の方向へ顔を向けて、ゆっくりと目を見開く。
2010/02/27(Sat) 01時頃
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カルヴィン君の前では、 情けないところを見せてもいいのでしょう?
[涙を流すのはあの時ぶりだ。 彼女が去った時、自分の人生全ての涙を流し尽くしたのだと思っていた。 雪に閉ざされるように色彩も味気も失っていた世界を、再び鮮やかに色付けてくれたのは、眼前の少年に他ならない。 これで良かったのだと思おう。自分の恋が叶っていれば、彼は生まれてこなかったかも知れないのだから。 それはもう、都会に離れて暮らす父代わりくらいの心境で、日々の成長を見守っていた。]
ふう、やれやれ……。 私は大丈夫です。
[椅子の背に捕まりながら漸く立ち上がった。 そうしてしまえば、少年の手はもう男の頭に届かない。]
(418) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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………………。
[慌てるラルフの様子。拾った時に開いている事に気づかない、という事はあるのだろうか? カルヴィンを大切に思う行動が…かえって。 皮肉な事に、疑惑をより確信へと近づける。
…我ながら、このやり方は卑怯な手であるとは、思う。 けれど…選びとることを決めていた女は。ラルフへと近づいた。]
……ラルフ。聞いて?
[女は、ラルフの耳へと口を近づけ……]
(419) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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本屋 ベネットは、掃除夫 ラルフの叫びに、黙って目を細めた。
2010/02/27(Sat) 01時頃
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−広間−
[コルクボードの前でぼんやり立っていれば、ラルフとピッパが話してるのに気づく。 ふいにラルフが叫ぶのが聞こえてゆるく首を傾げてそちらへと視線を向ける。]
ラルフが人狼…?
[まさかと思いながら、ラルフへとゆるりと視線を向ける。 自分からは黒い手紙は見えなくて、不思議そうに首を傾ぐ。 兄の姿が見えたなら心配そうに視線を送るだろう。]
(420) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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――カルヴィン君を庇っているのね? ――それで、もしも貴方が今日処刑されたら。
――あの子は。大事な友人を、自分の身代わりにして殺し。 ――ここに居る誰かを、一人殺す事になるのよね?
――人殺しの、それも親友殺しの罪を… ――あの子に被せて苦しめるつもり?
(421) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 01時頃
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…メアリー。
[心配そうな妹の視線を受け、そちらへと足を向ける。>>420 目を向けているのは、ピッパとラルフの遣り取り。 それらとメアリー、そしてマーゴの間に自らを置くように立つ。
ピッパの追求には口を挟まず、ただ深緑の瞳はごく注意深く ラルフへと向けられていた。]
(422) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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[人狼。聞きたくない言葉に広間の方へ顔をあげる。 どうしますか、と目線で傍らのカルヴィンに問うた。]
(423) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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――っ!?
[耳元で囁かれた言葉に思わず息を飲む。それは分かっていたが、考えないようにしていた事。ただ生きて欲しいと思った。だけど、それが少年を苦しめるとしたら一体どうすればいいのか。]
僕は…僕は……
[ピッパの言葉、生きて欲しいという願い。そして、カルヴィンとの約束。全てがぐるぐると混ざり合って、どうすればいいか分からず苦しげに呻く]
(424) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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…………………えへへ。
[郵便屋から声で返事>>418がかえれば、 少し照れたようにはにかむ。
彼が母に向けてくれた、彼が自分に向けてくれた、 想いの一体どれ位を少年は理解できていただろう。 それでも間違いないのは、 彼のおかげで少年の日々も明るくなったこと。 少年も郵便屋のことを、 とてもとても、大切に想っていたということ]
あっ……。
[立ち上がれば、少年から視れば随分と高い位置に動く頭。 ひょいと手を伸ばしてみたけれど、――届かなくて。 少し残念そうに肩を竦めて、腕を降ろす]
(425) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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[兄と視線が合えばこちらに来るのにほっと息を吐く。
ラルフに何か囁くピッパ。 その様子をじっと見つめる兄。 囁かれたラルフの息を飲む様子。 それらに視線を彷徨わせ、隣に立つ兄の服の袖をきゅっと握る。]
(426) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 01時頃
本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/27(Sat) 01時頃
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[目線>>423で問われれば、酷く穏やかに、言葉を紡ぐ]
………ウェーズリーさん。 僕、少しだけ、広間の様子を見てきます。
気になることがあるんです。
[そう告げる少年の顔は、微笑んでいた。 其処にどんな感情の色が浮かんでいたのか]
戻ってきたら。 一つだけ、…一つだけお願いがあるんです。
きいて、もらえますか?
[最後にもう一度にっこりと笑って、 彼はキッチンを飛び出す]
(427) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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[虚を突かれたラルフの様子。 一度目を伏せて、女はラルフからゆっくりと離れた。]
……ううん。ラルフは人狼じゃないよ、メアリー。
人狼を庇って、自分が処刑されようとした、だけ……
[その言葉は、確信めいた響きを持っていた。]
(428) 2010/02/27(Sat) 01時頃
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掃除夫 ラルフは、漂白工 ピッパの言葉に呻く事しか出来ず立ち尽くす
2010/02/27(Sat) 01時頃
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…大丈夫だ。
[きゅっと袖を掴んでくる妹を見下ろし、一瞬瞳を和ませる。>>426 けれど視線を返せば、ラルフの顔には苦悩の色が浮かんでいるのが見え>>424 その様子に、ああ、と息を吐いた。]
──…やはり。
[そうなのか、と胸に呟く。]
(429) 2010/02/27(Sat) 01時半頃
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ち、違う!そんな事は―――あ… [ピッパの言葉>>428に思わず反論してしまい、そのままがっくりと肩を落として]
ははは、僕は役者には向かないみたいだ。
[ぽつりと呟く]
(430) 2010/02/27(Sat) 01時半頃
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ええ、勿論。
君のお願いなら何だって聞きますよ。
[開いたままになっていた酒瓶のコルクをしめながら、広間に向かうカルヴィンの背中を眩しそうに見やった。]
(431) 2010/02/27(Sat) 01時半頃
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[気づけば勢いよく駆け出していた。 広間とキッチン、そう遠くは無い道のり。 けれどそれが、今は随分と長く感じられる。 右足を引き摺りながらも、ただ夢中で、走る。
ラルフが叫び声をあげることなんて、滅多にない。 それに、人狼という、単語。
思い出す。確か、黒い手紙は彼が持ったままだった。 彼が手紙をもって、少年のことを告発する―――? 否。もはや、そんな心配はしていない。
では何故、ラルフは黒い手紙を持ち続けたままだったのか。 かれはやさしいひとだから。 嫌な予感が過ぎる。まさか。まさか。まさか。まさか…]
― → 広間―
(432) 2010/02/27(Sat) 01時半頃
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………………バァン!
[大きな音を立て、勢いよく開かれた広間の扉。 現れた少年は肩で息をしつつ、 ただぼんやりと、彼の姿を求めて視線を彷徨わせた]
(433) 2010/02/27(Sat) 01時半頃
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郵便屋 ウェーズリーは、小僧 カルヴィンに話の続きを促した。
2010/02/27(Sat) 01時半頃
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[先程、ラルフに囁いた言葉は、事実だろう。 だからこそ、何よりも残酷な響きを持つ。
…だからと言って、『大事な友達を処刑しろ』とはっきり口に出して突きつける事は…さすがに、出来る女ではなく。]
…ベネット、ドナルド。 あと、お願いしてもいいかな。
[返事も聞かず。すたすたとラルフから離れ。コルクボードの所にいくと、少し大きめの紙を何枚かとった。
ソファに腰を下ろし、それを折りたたみ始める。]
(434) 2010/02/27(Sat) 01時半頃
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…カルヴィン。
[駆け込んできた少年の名を呟き、視線を向ける。 少年が必死に探したのは、ただひとり。
ずき、と壁に叩きつけた左手が痛んだ。]
(435) 2010/02/27(Sat) 01時半頃
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