1 とある結社の手記:6
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ベネット……!
[ウェーズリーの襟首へ、手をかける彼へ、名を呼びながら…何かに気付いたかのように、顔色を変えた。
自らの仕事に誇りを持つ郵便屋。自分の行動が人の命を左右する事を、何より知っていた。黒い手紙を試した後は、すぐにコルクボードに結果を貼ってくれた。調べた者が疑われないようにと。自分が調査されたから、しっかりと覚えている。
そんな彼が、結果も言わず、自らを人狼かもしれないと言い、酒に溺れている?人の命がかかっているのにも関わらず?自分を、殺せと?]
……………、、、
[飲んでないと、やっていられなかった。 そんな言葉が脳裏をよぎる。>>3:574]
(337) 2010/02/26(Fri) 17時半頃
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──…ウェーズリーは昨日。
カルヴィンを調べたい。 …そう言っていた。
[は。と息をつく。 ちらりと傍らのピッパ、そしてドナルドへと視線を向けた。>>331>>333]
ピッパは、ドナルドを希望したんだろう? …俺は、サイラスを希望した。
(338) 2010/02/26(Fri) 17時半頃
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―広間・コルクボードの前―
[キッチンで郵便屋が責められていることは知らない。 広間まで降りてきた少年は、コルクボードを見上げていた。 ない。何処にも貼られていない、ウェーズリーの判定]
………………。
[彼はあのときの言葉通り、結果を黙っている。だが。 それで何時まで誤魔化し通せるだろうか。 いまや、真に占い能力を持っている可能性が高まった彼へ、 村人達が沈黙を許すとは到底思えず―――]
―――――っ!
[ベネットが拳を叩く音は、広間まで届いたか。 びくりと肩を震わせて、其方へ顔を向けた]
(339) 2010/02/26(Fri) 17時半頃
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[郵便屋は、今朝、広間を出る時、誰を連れていた? ウェーズリーの部屋から出てきたのは? 彼の目が、腫れていたのは…
……もし、カルヴィンを調べていたのだとしたら。 人間だとわかれば、彼は、間違いなくすぐに結果を発表したに違いない。
ウェーズリーがカルヴィンを見る瞳は、とても優しかった。 二人は顔見知りのようだったし、キッチンで一緒に料理を作ったりしている姿は、楽しげで。
…まるで、親子のようだと感じていて。
そんなカルヴィンの身の潔白を晴らす前に、自らの能力が嘘だったかもしれないと言うのは何故か。 せめて、カルヴィンが人だと告げてから、自分にも人狼の可能性はあると言えばいいものを。]
……そう、、、
[ベネットの声を聞く。]
(340) 2010/02/26(Fri) 17時半頃
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本屋 ベネットは、漂白工 ピッパの沈黙に僅かに物問いたげな視線を向けた。
2010/02/26(Fri) 17時半頃
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おい、大丈夫かよ。
[ ベネットの視線を受け、拳を指して言う。 加減をせずに叩けば、拳など、それほど頑丈なものではない。
視線を移す。 力の抜けたウェーズリー。 いくらなんでも、これは尋常ではない。] 俺は、俺を調べろって言ったな。 しかし、こりゃあ、ただ酔っ払ったってのじゃねえな。
[ そう言って、視線を動かす。 ベネット、ピッパ。]
(341) 2010/02/26(Fri) 17時半頃
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[この人は…ウェーズリーは、嘘をつかない。
サイモンとの力の反発の事で疑われても、信用してもらう為に 体の不調を偽りで訴えたりは、しなかった。]
………ああ、………、
[パズルの欠片が、ぱちりとはまっていくような錯覚を覚え、 溜息が漏れた。
それは憶測でしかなくとも……彼らには話すべきだろう。 ウェーズリーに人だと言われたベネットと、自分が最も信じる、ドナルドに。]
…ベネット、ドナルド。 ウェーズリーさんもこんな状態じゃ話せないだろうし…
ウェーズリーさんは休ませておいて、別の場所で話そうか…
(342) 2010/02/26(Fri) 17時半頃
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ああ……そうだな。
[ ピッパの表情は、重かった。 否、悲しげと言った方が良いかも知れない。
思うところのありそうなその様子に、ここではそれ以上尋ねず、踵を返し、広間の方へ足を向ける。
ちらりと、ウェーズリーを振り返る。 疲労の色。そして、眉間に深く刻まれた皺は、嫌でも苦悩を感じさせずにはおかなかった。]
(343) 2010/02/26(Fri) 17時半頃
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──…っ。
[痛み。
壁に乱暴に叩きつけ、赤くなった拳はいずれ痛みを訴え出すのだろう。 けれど、今、心を満たしているのは──…
怒りか。悔しさか。 友の死に顔と、哀願するような憐れなウェーズリーの声がない交ぜになって、 激しく揺さぶられた感情は、何と名付けて良いのか分からなかった。
ひとつ、首を振る。 ウェーズリーの襟首から指を離せば、床に落ちる酔姿を助け起こすこともしない。]
(344) 2010/02/26(Fri) 17時半頃
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―回想・自室―
[ドナルドに連れられていくキャサリンを見送り、息をついた。]
――悪いな。
[どうなってもいいと思っていた。形は違うといえ、あの時死を望んだのは間違いなく自分。だが、その結果、大切な者がどうなるか――考えないようにしていたのだが。]
…きっついなぁ。
[彼女の慟哭を目の当たりにし――ドナルドの冷静さに救われた。自分もまた歩き出す。彼女の元へ行く前に少しだけ寄り道をしようと思った。足の向く先は、自室。]
…これで見納めか。
[自分だったものを見下ろす――今の自分は鏡には映らない。己の顔を覚えておこうと思ったのだが。]
やれやれ、鏡くらいまともに見とくべきだった。
[生前には思わなかったこと。…ふと思いついたとしても、実行しなかっただろうが。]
…?誰だ。
[ふと、足音に気付いた。振り返る。扉が開く。]
――ベネット…。
[そこへ現れたのが無二の親友と気付き、顔を伏せた。
そのまま真っ直ぐと自分の方へと向かってくる親友に道を譲る。
己の手では捲る事の出来なかった布はあっさりと剥ぎ取られ、自分の姿をようやく目にすることは叶った。]
こんな顔だったんだな…。
[そこにある顔は何の感情も浮かべておらず、間抜けた寝顔のようにも思えた。そのままベネットの――俺に向かって語られる言葉を盗み聞く。]
…ああ、悪かった。
[死にたくはなかった――こいつらにこんな顔をさせるくらいなら、どんな悪党になっても死ぬべきではなかった。人の情を低く見積もった、自分の愚かさを思い知らされるくらいなら。]
…生きたかった。お前らとも…あいつとも別れるなんてまっぴらだった。
[悲しませたくない奴らの表情を曇らせてしまった。――俺は、天国へは行けないのだろう。]
…ありがとうな、ベネット。
[語り終え、体は再び隠された。背を向けて部屋を出て行く親友の背中に、心からの感謝を。]
身代わりなんて褒められたものじゃない。だけど…お前がお前らしく生きてくれるなら。
[それだけが自分に許された望だろう。散々自分を隠してきた馬鹿が言えたことでもないが――もう一度自分の姿を振り返る。体を覆う布は払えないが、記憶には十分焼き付けた。]
…じゃあな。
[もう見ることもないだろう。見守るべき人の下へ。そう思い、最期を迎えた部屋を後にした。]
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−自室−
[両親の細密画に話しかけ、それを眺めたままいつの間にか眠っていたようで。 ふと目がさめれば、夜の帳が下り始める頃。]
んー………。
[目をごしごしと擦り、大きく伸びをして起き上る。 鏡を覗いて、髪をおろしまた綺麗に結ってから扉をそっとあけて部屋を出る。 そのまま広間へと足を向けた。]
(345) 2010/02/26(Fri) 17時半頃
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小僧 カルヴィンは、広間に人が向かってくる気配がするなら、そっと場所を移動する。……やがて、キッチンへ向かうだろう。
2010/02/26(Fri) 17時半頃
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−広間−
[広間に人影がないように見えて]
なーんだ。誰もいないや…。
[コルクボードへと視線を送ればその前に立つカルヴィンの姿。]
カルヴィン君。 どうしたの?顔色悪いよ。 具合悪い?
[少年の方へと近寄り少し身を屈めて彼の顔を覗きこんだ。]
(346) 2010/02/26(Fri) 17時半頃
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…ああ。
[物思うところがあるのだろう。 ピッパの薄茶の瞳に、思案の色が揺れる。>>342
嘆息に頷きを返し、2人と共に踵を返す。 ちらりと見遣ったウェーズリーの姿は、いつもよりも小さく見えていた。]
(347) 2010/02/26(Fri) 17時半頃
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あ……広間よりは。
一階のどこか、空き部屋でも借りて。 …三人で、話したいかな。
[まだ、まだ憶測でしかない。 全員に聞かせたいとは思えず、二人の意見を聞いてみてからにしようと、女はドナルドを制止し。]
(348) 2010/02/26(Fri) 17時半頃
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―広間―
……あ、メアリーさん。
[声>>346をかけられれば、ゆっくりと振り返る。 此方を覗きこむ少女の顔を、 本の少しだけ困ったような笑顔で見つめて]
いえ。具合は、……流石にこんな状況ですので、 万全とはいきませんが。大丈夫ですよ。
[彼女に心配かけぬよう、緩く頷く]
足も手当てしていただいたおかげで、随分調子が良いです。 ありがとうございました。
(349) 2010/02/26(Fri) 18時頃
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……ん、そうか。 それじゃ……。
ドナルド、お前の部屋貸せよ。
[自分の部屋に、と言いかけて今朝の衣服がそのまま丸めてあることを思い出す。 咄嗟に言いなおして、友を振り返った。>>348]
(350) 2010/02/26(Fri) 18時頃
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―― 一階:廊下 ――
ん、分かった。
――俺の部屋? ああ、別に構わないぜ。 片付けちゃいねえが、まあ、そもそも荷物を持ってきてねえからな。大丈夫だ。
どうする? 俺の部屋で良いか?
[ ピッパと、ベネット、交互に顔を向けて。 ピッパが頷くなら、二階への階段を上るだろう。]
(351) 2010/02/26(Fri) 18時頃
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そうだよね…。 無理しちゃだめだよ。
[困ったように笑う少年を心配そうに見る。 少年が見ていたコルクボードへと自分も視線をやり、今日の結果を探すも目的の物はなくて。 聞こえるカルヴィンの言葉に]
ううん。どういたしまして。 少しでも良くなったなら良かった。
[ゆるゆると首を振る。 視線をコルクボードに残したまま]
ウェーズリーさん…今日は誰、調べたか知ってる?
[目の前にいる少年を調べたとも知らず。 そんな事を口にする。]
(352) 2010/02/26(Fri) 18時頃
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うん、ドナルドの部屋でいいよ。 ……先、行ってて。すぐ追いかける。
[ベネットとドナルドを先に行かせると、一階の誰も借りていない部屋から、毛布を借りてきて、キッチンへと戻る。
床に座りこんでしまったウェーズリーに、その毛布をかけて。
…しばらく、哀しげな表情で郵便屋の男を見つめてから、 二人の後を追った]
―キッチン→ドナルドの部屋へ―
(353) 2010/02/26(Fri) 18時頃
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―― 部屋 ――
さて。 椅子は一個だけしかねえんだよな。 ピッパはベッドにでも。
[ 椅子をベネットの方に動かしながら、そんな事を言って、自分は壁に背を凭れさせる。 自分もベッドで良いかとも思ったのだが、何となく、ベネットの前では気恥ずかしいものがあったのだ。*]
(354) 2010/02/26(Fri) 18時頃
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─ドナルドの部屋─
[用がある、と告げたピッパに問うことはせず、友と共に階段を上がる。 きい。と、いつものように階段が軋み声をあげた。]
─…それで、話ってなんだ?
[素っ気無いほどの部屋の風景。 さして荷物が多くない、との友の言葉はそのままだ。>>351 けれど昔から、ドナルドの周辺にはさして物が多かった記憶がない。
その淡白さが、旅にも案外適していたのだろう。 本やら妹の集めてくる雑貨や枯れた花だの、そんなもので 溢れていた自分の身の回りや、常に鳥の羽根をふわふわと 纏わせていたフィリップとは、対照的だった。
ふと、一瞬昔へと思考が飛ぶ。 それを振り払うように首を振って、ピッパを見遣った。]
(355) 2010/02/26(Fri) 18時頃
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メアリーさんこそ、気をつけて。 ……僕は平気。小さくても、男の子ですから。
[コルクボードへ視線を移す相手の姿を、 ちらりと横目で確認する]
ふふ。本当にベネットさんは、幸せ者です。
[やがて届く少女の尤もな疑問。 どう答えるべきか。少年は、ゆるりと思考を巡らせる]
……………さあ。今朝お話した時に、 今から調べに行くとは言っていたのですが。 誰を調べるのか、教えてもらえなかったんですよ。 なんだか、随分と悩み中だったみたいで。
[彼を心配するような声色。その感情に、嘘は無い]
結果を知りたかったのですが、…未だのようですね。
(356) 2010/02/26(Fri) 18時頃
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―ドナルドの部屋―
待たせたね、ごめん。
[ぱたん、とドアを閉めて、先に来ていた二人へと短く謝罪を告げて。扉から歩いて、部屋の中ほどまで歩く。他に聞く者があるのを恐れているかのように。 ドナルドからベッドに座るよう促されれば、すとんと腰を落とし。]
……ね。 たとえその人が、人狼だとしても…庇いたいと思える人、 あなた達にはいる?
私…ウェーズリーさんがそう思うかもしれない人間に、 心当たりがあるの……
[勘違いかもしれないけど、と前置きして。ドナルドとベネット。 二人の意見を聞いてみたくて。…否定してほしい気持ちもどこかにあったのかもしれない。
それでも、女は自らの憶測を語る。この数日で、自分が見聞きして感じた物のほとんど全て。
信用できる二人へと、語った――**]
(357) 2010/02/26(Fri) 18時半頃
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本屋 ベネットは、メモを貼った。
2010/02/26(Fri) 18時半頃
漂白工 ピッパは、メモを貼った。
2010/02/26(Fri) 18時半頃
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[小さくても男の子と口にする少年に瞳を瞬く。 くすりと笑って]
きっとすぐに私の背なんて追い越しちゃうよ。 ラルフだってずっと同じくらいだったのに気が付いたらいつの間にか抜かされてたし。
[後ろで手を組み、貼ってあるメモを確認する。 昨日、自分が名前を書いた相手が人狼だった。というメモもあり少し眉を下げる。]
(358) 2010/02/26(Fri) 18時半頃
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ん? どうかな? 兄さんもそろそろ妹ばなれしないとね。
[マーゴと兄の様子を思い出して、思い出し笑いをする。 と、聞こえてきた少年の答えに]
あ。そうなんだ。 誰調べたんだろうね。 結果貼ってあるかなって思ったんだけど。
[郵便屋が悩んでいたという少年。 その彼を心配している声音。]
きっとそのうち貼られるよね。
[キッチンで郵便屋が眠っているとも、目の前の少年が秘密を抱えているとも知らず呑気に呟いた。**]
(359) 2010/02/26(Fri) 18時半頃
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ん……。
[ピッパの言葉に、深緑の瞳が揺らぐ。>>357
人狼であっても庇いたい人。 それは確かに自分が、先程亡き友に口にしたのではなかったか。 苦い笑みを浮かべた。]
─…カルヴィンが? ……ああ…。
[ピッパの話を聞き、先程のウェーズリーの姿を思う。 ああ、と息を落とす。
ちらりと見遣った、友はどのような表情を浮かべていたか。]
(360) 2010/02/26(Fri) 18時半頃
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……俺は…。
メアリー、ドナルド、……マーゴ。 この3人は疑えない。 だから、そんな前提の半端な話だと思って貰ってもいい。
[そうして口にしたのだ。 ヤニクの言葉、そこから導き出したサイラスへの疑念。]
─…メアリーを追い込む、というのはサイラスが人狼だから。ということだろう。 だからこそ、あいつは違う。
(361) 2010/02/26(Fri) 18時半頃
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3人とウェーズリー、キャサリンを除く。
残りはラルフ、カルヴィン。 ……サイラスが2回目に占ったと言ったのは、カルヴィン、だな。
[声が低くなる。
共に遊びたいと笑った少年。 懸命にキャサリンを支えた少年。
痛みを堪えるように、目元に片手を当てた。 ──ずきり、と拳が痛む。]
(362) 2010/02/26(Fri) 19時頃
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…は。「それ」なら、辻褄はあう。 あって……しまう、な。
[この手は、ウェーズリーの襟首を締め上げた手。
けれど、あそこに酔い潰れて転がっているのは
──もう一人の自分、だ。]
(363) 2010/02/26(Fri) 19時頃
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