24 明日の夜明け
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片思いをする確率が1%で、それが双方向になる確率?
[ルーカスの述べた数字に眉を下げて、ソフィアへと笑む]
あはは、まぁ数字で計れる事じゃないけどね。
[いつものように抱き付くアイリスの肩に、こてりと。
頭を預けて、少し目を閉じた]
何か、夏が終わったのが逆に冗談みたいな気がして、
……少し、どうしようって思う。
こんな風に騒いでると。
[受験からの逃避だろうか。困ったように目を細めた]
―回想 生徒会室―
いやアレンジとかremixは良く聞くんですけど、何故か今回は原曲が聞きたくて。
[そうラルフ先輩に話していると、コスプレっぽいのが始まると聞いてまごまご。はしっこにこそこそいて、大福などを食べている。じーっと見つめるその姿は、傍から見た目は完全にむっつり助平だっただろう。自分はぎりぎりまで逃げるつもりだった。
マーゴが戻ってくれば、あれ?と思ったことも。明るくないというか、まぶしくないと言うか。]
お花ですか。それもいいですねぇ。
[マーゴの言葉に目を細めつつ。]
いえいえ。お菓子もどうぞ。甘いのも、辛いのも。
[先ほどソフィアにも差し出したうまい弓・唐辛子を持ち出しつつ。]
おや。マーゴさんですか?
[と、これは完全に冗談めかして言いながら。]
そうですねえ。そうかもしれませんし、そうじゃないかもしれません。分かりませんね。
[自分も、ゆきんこせんべいを齧った。甘いせんべい。]
むー、心臓に悪いだけ?
もっとこう、可愛いよ、とか、似合ってるよ、とか、色っぽいね、とか。
そういうご意見はないのですかー?
[ソファに座ったラルフの隣に座り、ラルフに麦茶を差し出してみる、隣に座ればより胸元が強調されてラルフには見えるだろうか]
そうねー、世界っていう括りは結構大きいもんね。
自分の中の価値観が世界って言えるなら、平穏な毎日が崩れただけでも世界は終わっちゃうように思えるのかもしれないね。
ソフィアちゃんも可愛いんだから誰かとお付き合いしてみたらいいのに。
ねぇ、サイモン君もそう思うよねー?
[チャイナドレスに身を包んでいるソフィアは普段とはまた違った可愛さがあって、快活なソフィアに似合ってるなーと思いつつ笑いながらサイモンに振ってみた]
そーなのか…… 先輩たち、すごいですね。
[にゃー!と移された色を、ぺたぺた移し返しながら。
穏やかに寄り添うふたりを、尊敬の眼差しで見つめ]
でもって、深夜枠がどーして10万部に飛躍するのか分かんない。
るーにゃんが愛に溢れてるのは知ってるよー、知ってるから大人しくあたしの愛を受け取って。
[ぺたぺたぺた]
厭世家 サイモンには、大人のチロフチョコを差し出した。
[ラルフ先輩が女装をしている。さて、似合うと言えばきっとお鉢が回ってくると思ったので、逆側の端にこそこそ移動した。]
先輩ちょーにあってます!
[ソフィアがぷくっと目を反らしたタイミングで上手く褒め殺しをして。
しかし今日の選曲は自分らしく無いなと思った。きっとたまに校内が停電のように暗くなるからなんだろうと自己で納得はしてるのだが。
後で、自分らしいのを流そうと。]
ふむ? んー、じゃあサイモンに彼女が出来たら、考えてみるよ。
[アイリスがサイモンへ振るのを聞いて。
それがいいや、とぽむり手を叩いた。
未だに、誤解はびみょうに残り続けている]
うん。楽しみだな。たくさん撒くよ。足の踏み場も無いくらいに。
……? え? ううん、どうもしないよ?
[その声は、...には、聞こえる事は無く…。けれど ]
ヒミツは、ヒミツのまま。それが。必要だった…。
[無意識に、そう呟いていた]
[にはきょとんとした。マーゴが言ったようには思えなかったから。]
……疲れた、ですか。
[マーゴがそうだと思ったわけじゃないけれど。けれど、何かマーゴと重なった気がして。目をこすった。]
良家の息子 ルーカスにちょこありがとうございますとお礼を。
厭世家 サイモンが目を瞬かせていれば、どうかした? と首をかしげた
人の事まで考え付かないですよ。
ここにいるだけで精一杯っす。
[本当は自分のことだけでと言いたかったのに、口から出された言葉は意訳されたかのようにそう出た。]
―はは、意味がわからないや。
にゃははー、楽しみ。ふたりの結婚式なら、きっとみんなで集まるだろーし、楽しみ!
[にへ、とマーゴに頷いて]
にゃ。空耳?
[覚えの無い様子に、ありぇ、と自分の耳をうにうにした]
[『原曲が聞きたくて』と言うサイモンに、相槌を打って。
原曲派だったので仲間が見付かった気分を味わったようだ]
サイモンも何か着れば良いよ。せっかくだから。
[何がどうせっかくなのだろうかは棚に上げた]
[受け取った麦茶を一口。
色々思う所はあるけれど、今この場では言い辛い]
……んん。色々、総括してね。
[肩を預けた体勢が心地良いのか、少し、うとうとし始めた]
深夜枠でも1%くらいは視聴率取れますよ?とソフィアに笑いつつ。
―短い夢―
……宛先は間違っていないよ?
[窓の外に、桜が白く浮かんで見えるから、学校のどこか。
開いた窓枠に寄り掛かって、その樹を眺めて]
全部届くかどうかは解らないけど、ゼロじゃないなら。
……少なくとも間違ってはいないし、
まだ失敗でもない。
……――意味伝わったかなあ。
[『皆で』と書いた。それが届いていれば良い]
ソプラノとアルトとフルートとトロンボーンとギター。
セッションしたら楽しそうじゃない。
……組み合わせ滅茶苦茶だけど。
[くすり、楽しげに寂しげに微笑して。夢は覚める]
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