150 堕天使達の淫哀歌〜ヴェルル女学院〜
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ジリヤに1人が投票した。
ミルフィに2人が投票した。
フランシスカに3人が投票した。
フランシスカは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
犠牲者はいないようだ。殺戮の手は及ばなかったのだろうか?
現在の生存者は、ジリヤ、エリアス、チアキ、ヨーランダ、ミルフィの5名。
そうですか。
[声は冷たいままで。]
…っ。
[携帯を見れば悲痛な表情になって。]
私は携帯持ってないからどうやって消せるかわからないです。だから、いっそ、それ壊しちゃいたいです。
[悔しそうに]
ピッパは他にどんなことされてたんですか?
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― 共同キッチン ―
[もしかしたら、甘い匂いがすると言われた理由は これにあったのかも知れない。 オーブンを開けるとカップケーキが出て来た]
(0) 2013/11/06(Wed) 00時頃
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――ROOM 09――
こ、壊すのは……家族からもらった大切なものだから……
[だめ、とかぶりを振って]
いやらしい格好させられたり、
お尻叩かれたり……した。
[しょんぼりして告白する。
でも、とマドカを見つめて]
今はマドカしか考えてないし、
ミルフィと関係を持つことももうないの。
だから、許して――?
じゃあ、早く消してくださいね。
[流石に壊せ、とまでは言わないけれど。]
…。
[ピッパとミルフィの過去は胸を抉る。]
許して、ました。
これから私だけを見てくれるならって。
私が初めての人になれるならって。
でも、こうやってピッパから名前が出てきたり。
そういう話を聞いたりするのは。
辛いし、許せないです。
ご、ごめん……
消し方がわからなく、て……
[超がつく機械音痴だ。やり方がわからない。]
名前は、ついうっかり――ごめんなさい。
[へこんでしまう。思わず口をついたとは言え
そのことをマドカが嫌がっているのは知っていたのに。]
こ、今夜徹夜で、消し方探してみるから。
本当にごめん――
[繰り返す謝罪の言葉。マドカを傷つけてしまった。
泣きそうになりながら、マドカが寝たら携帯をいじろうと
今はポケットに仕舞う。]
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うーん……
[乱れた髪を適当にぐしゃぐしゃと梳きながら。 廊下を適当に歩いた。 寝過ぎたのか、はたまた中途半端な恰好で寝たのか頭が痛い。]
…?
[なんとなく鼻先を付くのは、砂糖とバニラエッセンスを混ぜたような香り。女の子らしい。縁遠いその匂い。
>>0 こっそり覗いてみた。積極的にはその部屋には立ち入らない。自分とは遠い昔に切り離した世界だったから。
しかしそのオーブンの前に立つ人は。自分が探していた人。]
……ヨーランダ?
[何気なく、そう、平静に声を掛けた。 彼女はぼさぼさな髪の自分に気付くだろうか。]
(1) 2013/11/06(Wed) 00時半頃
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つい、うっかりでも名前が出てこなくてしたいんです。
ピッパの中から彼女を消し去りたいんです。
[めちゃくちゃ言っているのは分かってる。]
私がその人みたいなことしてあげれば忘れられますか?
[徹夜で消す、と言われればお願いします。と。]
[ デートの格好でヨーランダを迎えに行ったものの、
部屋に彼女の姿はなく。
返事の返らない空洞のノックに、残念のため息をついた。 ]
時間、決めてなかった……。
[ 失態である。
仕方ない。代わりに失踪の噂の方を追おう……。
そうしてやって来たのは。 ]
マドカ……そんなに想ってくれるのは嬉しい。
けど、私は――どうしたらいいかわからない。
[泣きそうなまま、少し顔を俯かせて]
マドカは、過去も思い出も引っ括めた私を
愛してはくれないの?
今、マドカだけだって愛を囁く私がいるのは
いろんな人と出会って、築かれてきた私なの。
……嫉妬してくれるのは嬉しいの、すごく嬉しい。
でも……ヨーランダやプリシラも?
関係していない、ただの知り合いすら
私の記憶から消してしまいたいの?
そんな事はわかってるんです。
別に私以外の全員を消し去りたいわけじゃないです。
詩文部の令嬢が、ミルフィが憎いんです。
…ごめんなさい。
私には認められないです。
ごめんなさい、ごめんなさい…。
……そ、っか。
忘れる……忘れる努力、するから。
私にはマドカしかいないのは、本当のことなの。
もしあの子に会っても、もう関わらないって約束する。
だから――
[そんな顔しないで、とマドカを緩く抱きしめて]
別にピッパを信じてないわけじゃないんです。
ピッパの事は心の底から信じてます。
ただ、どうしても、これだけは納得できなくて…。
……ごめんなさい。
本当にごめんなさい。
[胸に顔を埋めて涙声。]
[自分にとっては過去のことであっても
マドカにとってはそうではない――
その差が、頭を悩ませる。]
私はマドカを犯罪者にはしたくないからね。
[抱き寄せたまま、一緒にベッドに横になると]
少し休みなさい。
疲れてるはずだし、悲しい気持ちは眠ってすっきりしてほしい。
……私はマドカが嫌いなあの子が残した痕を、
消してみるから。
[ポケットの携帯を指してから、マドカの額に口づけた。]
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ん。……あ、チアキ。
[天板持って振り返る。 フランから様子を聞いてはいたものの、こうして直接 姿を見ると安心する。――とはいかず]
どうしたんだ。顔色が悪いよ?
(2) 2013/11/06(Wed) 01時頃
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うん、寝る。
ピッパ、ありがとう。
[甘えるような口調でそう言うと、手を背に回してぎゅーっと抱きしめて、穏やかな寝息を立て始めた。]
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ん? あれ……そうかー? いやぁ。なんか変なところで、変な恰好で寝ていてさ……。 [>>2 凄く、凄く安心した。 なんだか随分長い間話していなかったような気がする。 久しぶりに会う友人の顔は、こんな顔だっただろうか。 なんとなく、色を帯びたような気がするのは、私の目の錯覚だろうか。 少し、恥ずかしかった。衝動の儘に動いてしまったけれど。 さて、どうしようか。
そんな自分の葛藤を悟られないよう。照れ隠しに。]
てへ。
[いつか自分がキモイ!!と叫んだような、作り笑いを。]
(3) 2013/11/06(Wed) 01時頃
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おやすみ、……マドカ。
こっちこそありがとう。
[何に対してのお礼なんだか。
しばらくマドカの寝息を聞いて、寝顔を見つめて
この子は心底自分を愛してくれてるんだと実感する。
愛狂表現は、時に驚かされるけど
それも全て、愛しいマドカのすることだから。]
よし。
……携帯の待受を……
[変えるために、真剣に苦手な機械と向き合うことにした**]
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……それは何の意趣返しのつもりかなあああ?
[手に持っていた物を一先ず台の上に置いた。 天板熱々だし。 ついでチアキに歩み寄ると、その鼻つまんで引っ張った。]
……風邪ひいてないかい。最近流行ってるから。
(4) 2013/11/06(Wed) 01時頃
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あっはっは。[棒読み]
え?……いや。引いていない、と思う。 多分。
[鼻を摘ままれて、軽く身を引いた。水音がした。 少し鼻水が出ているようだ。確かに微熱程度の風邪はあるのだろうか。 寒いのはその所為か。]
んー、なんか作ってんの?
[近過ぎる距離感にいたたまれなくなり、話を反らした。]
(5) 2013/11/06(Wed) 01時半頃
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[鼻をすすったように見えたのは気のせいか。]
……もう。
うん、おやつ作ってる。味見するかい? まだ熱いけどね。
(6) 2013/11/06(Wed) 01時半頃
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あ……おう。腹減ったわ。いいの?
[出来るだけ明るい顔を作って応える。]
あーん。
[少し茶目っ気ある感じで。熱いのか?うん、構わない。]
(7) 2013/11/06(Wed) 01時半頃
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良いよ。一人で食べる寮じゃないしな。
[最近、都合3度くらい見た気がする雛のポーズ。 そのまま入れたらかわいそうな目に遭う事は確実 だったので、ひとつ取ったカップケーキを手で割る。 ほやぁと湯気が立った]
はい。
[ひとかけポイ。]
(8) 2013/11/06(Wed) 02時頃
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さんきゅ。……むぐ……、うん。うまい。
……ヨーランダってこういうのも作れるんだな。 イケメンのくせに。ちょっと見直したわ。
[小学生並みの感想を言った。
…うん、駄目だ。 なんとなく頭がやはり靄がかかっているようで。 咀嚼しながら、頭の中では違う事を考えていた。]
喉乾いた。つか、……うん、喉がガリガリするわ。 うーん…歌えるかなぁ。あ゛ーーー ま、私は歌えなくてもいいんだけれど。
[あ、ギターも今お休みなんだった。まぁ、この程度なら。]
んー。まだその料理時間かかる? 時間あるなら、どっかで珈琲でも飲みながら喋ろうぜ。
(9) 2013/11/06(Wed) 02時頃
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ありがとう。……イケメンはともかくとして。
[チアキに褒められるのは気恥ずかしさより楽しい。]
ところでバレンタインの時も自作だったんだけど、 その分だと気付いていないね?
[喉を鳴らす様には、純粋に心配して見せる]
ダメだよ、大事にしないと。 コーヒーならここでも淹れられ…… お湯沸かせるけどコーヒーがないかな。
第二陣入れたらまた少し焼き時間だから、付き合うよ。
(10) 2013/11/06(Wed) 02時頃
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マジで?!すっげぇなぁ…… すまん……解んなかった。 てっきり他の女の子から貰った物を流y………げふ、いや、美味しかったよ。 ありがとう。ごめんな、私はあんなのしか返せなくって。
いや、別に珈琲じゃなくって良いんだけどな。 なんか…あったかいもんが良いな。
[喉の奥が、つっかえる様なもどかしさ。]
んじゃ!私の部屋……は、無理なので! ヨーランダの部屋はどう?お邪魔していい?
(11) 2013/11/06(Wed) 02時半頃
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ヨーランダは、カップケーキ第二陣をオーブンに投入した。
2013/11/06(Wed) 02時半頃
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流石に自分がもらった物を横流す程横着じゃないなぁ。 ううん、良いんだよ貰ったの嬉しかったし。
[冗談と分かっていたので笑って受け流す。 本当に体調が悪いのじゃないかと気になっているのだが、 酷いようなら寮母さんに連絡すべきだろうか。]
わたしの部屋は、多分構わないけれど……
[時計を見た。 明日――もう今日だが、という日付だけがあって、 時間も場所も定かでない約束]
チアキは同室の人とは仲良い?
[それによって決めようと思っていた。 仲が良ければ、フランはチアキが居る事を許してくれるだろう]
(12) 2013/11/06(Wed) 02時半頃
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室長?仲良いよ。
[指に付いたカップケーキの屑を舐めながら応える。 うん、仲は充分に良い。 たまに下着を取られたり。 たまに身体を重ねるくらいには。…とは言えないけれど。]
私の部屋でも良いけれどさぁ…w いやぁ…、うん。
[その先は言葉を濁す。ちらり。]
驚かないなら、別にいいけれど……
(13) 2013/11/06(Wed) 02時半頃
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