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ブローリンは司祭 ブルーノに投票した。
ブルーノは採集人 ブローリンに投票した。
スージーは司祭 ブルーノに投票した。
ショコラは司祭 ブルーノに投票した。
ペラジーは司祭 ブルーノに投票した。
ウェーズリーは司祭 ブルーノに投票した。
ラルフは司祭 ブルーノに投票した。
ニコラスは司祭 ブルーノに投票した。
ガストンは司祭 ブルーノに投票した。
ブルーノは村人の手により処刑された。
時は来た。村人達は集まり、互いの姿を確認する。
ショコラが無残な姿で発見された。
現在の生存者は、ブローリン、スージー、ペラジー、ウェーズリー、ラルフ、ニコラス、ガストンの7名。
翌朝、ブルーノの姿が消えていた。
そして、また一人ショコラが居なくなっている。
テーブルの上には、今日も一通の手紙が置かれていた。
(#0) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
[記憶のわたしと、身体のわたし。
どちらも“本当のわたし”ではなく、新しいわたしであると、ブローリンは言った。
『他人の手が加わったなら、もう同じでは居られない』とも。
本来不干渉であるはずの記憶を、他の者に奪われる。
だから人間はショクを恐れるし、排除しようとする]
相容れることなんてできない、ね。
[その言葉は、憎しみに溢れてもよいはずのもの。
相容れることなどできないから、ショクを排除すると、怒りなどに満ちていてよいはずのものなのに、
ブローリンは、泣きそうな顔をして笑っていた]
……そっか。
[走り回るジルエットを見つめる。
ブローリンが捕まったら、彼はどうなるのだろうか]
……あなたの名前も、ジルエットの名前も。
知らなきゃ、よかったなぁ。
[ぽつりとつぶやく。
手のひらを見つめて、握ったり、開いたり。
……あの時感じた違和感の正体は、やはり、と思う]
ね。
もう一度、私の頭を撫でてくれませんかぁ?
[そう頼んで、彼に撫ぜてもらう。
もししてくれなかったのなら、こちらから彼の手を取るだろう]
一方、館の内部には地下室が存在した。
ブルーノは、地下の隔離室へと閉じ込められていると気づくだろう。
ただ唯一、壁に小さな小窓があることが分かる。
また、記憶を失った者は、薄暗い部屋で意識を取り戻す。
そして、そこには君と同じようにヴェスパタインが居た。
記憶が失われているが身体は正常であることが分かるだろう。
先程まで居た館内よりは少し狭く感じるが、自由に歩き回ることが出来そうだ。
隔離部屋に閉じ込められた者たちと面会も出来るが、もちろん館から出ることはできそうにない。
(#2) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
……やっぱり、違うなぁ。
[ははは、と諦めたような顔で笑った。
違う。何が、とは言えないけれど、彼は確実に、違う。
そしてその違いは、きっと……]
もし、ブローリンが捕まったら。
ジルエットは、ラルフに預ければいい?
[あるいは。
もし、ラルフ“も”ショクであったのなら。
……そこまで考えるのは、今は辞めておこう*]
/*
地下があるということについては、
地下に移動したPCしか知りえません。
吊り指定で墓下へ移動したPCは、地下の隔離部屋に移動されます。
部屋には小さな窓があり、地下で滞在するものと会話することができるでしょう。
・襲撃者は失われた記憶が何かをメモに貼り付けてください。
・本日の吊り対象者はラルフさんです。
吊りと襲撃のセットを忘れずにお願いいたします。
(#3) 2016/10/10(Mon) 00時半頃
【人】 採集人 ブローリン―皆既月食の夜― (0) 2016/10/10(Mon) 00時半頃 |
【人】 採集人 ブローリン
(1) 2016/10/10(Mon) 00時半頃 |
【人】 採集人 ブローリン
(2) 2016/10/10(Mon) 00時半頃 |
【人】 郵便屋 ウェーズリー 引き返す…。 (3) 2016/10/10(Mon) 00時半頃 |
【人】 郵便屋 ウェーズリー 宛先のない郵便、 (4) 2016/10/10(Mon) 00時半頃 |
― 昨晩・大広間 ―
[ブローリンの部屋から出て、大広間へと向かった。
月食の時だけ咲く薔薇を見るためだ。
大広間には、他にも薔薇を見る人間がいただろうか?
テーブルの上の薔薇は、月が陰るにつれて綻び、
あたりが真っ暗になるころには――美しく、花開いていた。
可憐に綻ぶ花弁。
茎に潜む狂暴な棘。
それらに見惚れて、夜を過ごした。
昨日は誰もいなくなるくらいまでずっと大広間で薔薇を見ていて、
そしてようやく腰を上げ、部屋に戻る前――]
[―― 投書箱に、投書をした]
[書いた名前は、もちろんブローリン。
彼の頬に初めて触れた時に感じた違和感。
そして、昨日の会話。
彼をショクだと、わたしにははっきりと分かっていた*]
【人】 採集人 ブローリン[力の抜けた少女の身体を運びながら、回り続ける思考の中心にとある言葉が埋まっている。 (5) 2016/10/10(Mon) 01時頃 |
【人】 採集人 ブローリン[ふと、思い至る。 (6) 2016/10/10(Mon) 01時頃 |
【人】 採集人 ブローリン [ひどく残酷な手段だ。 (8) 2016/10/10(Mon) 01時頃 |
【人】 許婚 ニコラス[返せる言葉がなかった。 (10) 2016/10/10(Mon) 01時半頃 |
【人】 許婚 ニコラス― 昨日、深夜 ― (12) 2016/10/10(Mon) 02時頃 |
― 翌朝 ―
[寝覚めは、昨日以上に悪かった。
薄暗い部屋。今が何時なのかはおろか、朝か夜かすらわからなかった。
かろうじてベッドはあるみたいだけれど、ひどく硬い]
……クソ。
[昨日、大広間で投書を済ませた後、どうなったんだったか。
よく覚えていないけれど、最後に見たのが、ブローリンの深く澄んだ瞳だったことははっきりと思い出せる。
目と目が合ってすぐ後、靄がかかったような気分に襲われて――その後の記憶は、ない。
見渡せば、長髪の男が別のベッドに寝ていた。
ヴェスパタインとかいうらしい男。
彼がいるということは、つまり]
アイツ、食いやがったな。
[そう吐き捨ててみても、後の祭り。
けれど、ブローリンをショクだと思ったこと、そして彼が紛れもなくショクだということは、はっきりとわたしの記憶に残ったまま]
どうせなら、自分がショクだってバレたこと食べればいいのに。
[あるいは……ショク自身は、人の記憶の“どれ”を食べるかまでは操れないのだろうか。
彼は一体、わたしの何を食べたのだろう。
本人に訊けば分かるだろうか。
いや、そもそも――誰かと会話できるのだろうか]
[ここはどこだろうか。
薄暗く、窓がない。
館の外か、あるいは館の中だとしたら、手紙に書かれていた“外側から鍵をかけられる部屋”
ベッドから降り、部屋の扉に手をかける。
ノブを回せば、カチャリとした音と確かな手ごたえとともに、扉が開いた]
……。
[扉の外には廊下が続いている。
その景色は、昨日までいた館の中とよく似ていた]
もしかして、地下……?
[扉を閉め再び部屋へと戻り、暗い天井を見上げる。
ここが館の地下かもしれないと思った途端に、急に息苦しくなってきた**]
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