人狼議事


179 仮想現実人狼―Avalon―

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トニーは、リンダにむぎゅうした。

ktr 2014/06/06(Fri) 21時半頃


【人】 靴磨き トニー

―現実世界・病室―

[ 深い闇の中に 射し込む一条の光が 
 優しく温かく 頬を撫でてくれる
 それはまるで 忘れ難き想い人の掌のよう>>+5:13
 涙を 悲しみを 罪悪感を 拭い去ってくれた
 彼の――彼女の――追憶に
 少年は目を 覚ます ]

   ……此処、は……?

[ 声が、掠れる。
 視界には、見慣れぬ白い天井。
 訝しく思うと、不意に、一粒の雫が頬に降った。
 母が、泣きながら縋り付いている。
 見れば、その後ろで父も、目頭を押さえていた。]

(8) ktr 2014/06/06(Fri) 21時半頃

【人】 靴磨き トニー

[ 同胞の聲が、脳裏に響く。

   『 死んだら泣く奴は居るって、絶対。』>>*2:30

 現実に還った少年は、その言葉を噛み締めながら
 母の背を、そっと抱いた。]

   御免ね、……お母さん、お父さん。

(9) ktr 2014/06/06(Fri) 21時半頃

トニーは、トルニトス「筋肉筋肉ぅ〜♡」とツンツンしてみた!

ktr 2014/06/06(Fri) 21時半頃


トニーは、ワンダおかえりなさーい(はぎゅぎゅ

ktr 2014/06/06(Fri) 21時半頃


トニーは、トルニトスむきむきを真似してみた!……が、筋肉痛になってしまった!(…

ktr 2014/06/06(Fri) 22時頃


トニーは、トルニトス「うん!特訓だー!」と言いつつ湿布を貼った(ぺたり

ktr 2014/06/06(Fri) 22時頃


トニーは、リンダいってらっしゃいー!(手をぶんぶん振り返した

ktr 2014/06/06(Fri) 22時頃


トニーは、おっとリンダさん離脱と誤解した(えへ

ktr 2014/06/06(Fri) 22時頃


トニーは、トルニトスいたーい!(なみだめ

ktr 2014/06/06(Fri) 23時頃


【人】 靴磨き トニー

―現実世界・自宅―

[ 朝、制服を着て玄関で靴紐を結ぶ。
 後ろで母が、教科書入れた?ハンカチは?
 等とあれこれ訊いて来る。  ]

  全部、持ったって。
  母さん、俺が学校に通って、もう何日経つと思ってるの。

[ 呆れ交じりに答えると、今度は父が、
 出勤序でに車に乗って行くか、と言う。
 とんだ過保護両親だと溜息を落とし、
 それでも、小さく笑った ]

  行ってきます。あ、今日、ちょっと遅くなるから。

[ 気を付けて帰るのよ、云々。
 母の声を背に、玄関を出た。
 雨上がりの晴天、濡れた地面に透き通った水溜り ]

(15) ktr 2014/06/06(Fri) 23時頃

トニーは、グレッグ おかえりなさーい!(手ぶんぶん

ktr 2014/06/06(Fri) 23時頃


【人】 靴磨き トニー

[ 水溜りに映る己は、最早少年の姿ではない。
 肌色は白く、背丈は伸び、髪の色は黒い。
 現実の――自分だ。
 此処数年、鏡を見る機会すら乏しく、
 少年のアバターこそが己が形だと認識していたから、
 この映しえが、しかも制服を着た姿が自分だと思うと
 却って不思議な気すら、する ]

  ……皆、元気かなぁ……?

[ 湖面の如き水溜り、災厄たる遊興が始まる前に
 水辺で仲間と過ごした時間が、不意に頭を過る。
 青年は覚醒して以来、暫くアヴァロンにはログインして居なかった。
 部屋に引き籠ってから、長い、長い時間が過ぎている。
 通信課程等を用いて中学は辛うじて卒業出来ていたが、
 喪われた青春時代は大きく、取り戻すのに意識を奪われていた ]

(17) ktr 2014/06/06(Fri) 23時頃

【人】 靴磨き トニー

[ 中学の頃にいじめに遭い、唯一の友達が野良の子犬だった。
 毎朝、通学途中に餌を遣り、一日を生き抜く糧としていた。
 だが、ある日、その姿を見た虐めっ子に命じられる。
   『 あの犬、殺して来いよ。
       ――でなきゃ、お前を殺すぜ 』
 悩んで泣いて、でも殴られるのがどうしても怖くて、
 次の日の朝、餌を食べる子犬の頸にナイフを突き立てていた。
 温かい骸を抱き、血で制服を汚し、涙で滲む視界には、
 今迄自分を見上げていた、無垢な子犬の眼が貼り付いて、消えず。
 
 少年は、子犬の死骸を井戸に、捨てた。

 罪から、この苦しみから、自分自身から逃げる様に。
 子犬を落とした井戸の底をずっと見詰め、涙に後を追わせて。

 その日から――少年は学校に行かなくなった。
 学校だけではない、外の世界の何処にも。
 閉じ籠った私室の奥、開かれた小さな、新しい世界が

  仮想空間―アヴァロン―だった ]

(18) ktr 2014/06/06(Fri) 23時半頃

【人】 靴磨き トニー

[ 風が吹き、水溜りの水面が揺れる。
 
 深く固く閉ざした少年の心に
 あの時、井戸の奥へと手放した少年の魂に
 かの災厄たるゲームは、その凄惨さを動力と代え
 新しい風として吹き抜けていた。
 
 親しき者の命を奪う罪深さ、
 愛する者を喪う悲しさ、恐ろしさを、少年は身を以て感じ、
 そして、同様に――想ってくれる人の存在を知らされた。]

   俺、だけのじゃ、ないんだもんな……。

[ この、命は。
 制服の上から、左胸に手を当てる。
 小さな鼓動が、だが確りと感じられた。

 この心臓も、指先も、躰も、……心も。
 多くの人々と、繋がっているのだ。
 恵み深い陽射しの中で、沢山の風に吹かれ、揺蕩いながら ]

(25) ktr 2014/06/06(Fri) 23時半頃

【人】 靴磨き トニー

[ 不意に、何かが顔面にぶち当たる。
 ぶほ、と息が詰まった。
 顔をひりつかせながら、零れ落ちるそれを辛うじて受け止める。
 バスケットボール、だ。
 見れば、すぐ傍で、学友がVサインを向けている ]

   ……――てめぇ……っ
   痛ぇぞ、こらっ……!

[ 怒ってみたが、堪え切れずに笑って仕舞った。
 ボールを指先で回転させ、軽く投げてキャッチする。
 中学に入って直ぐ、熱中したスポーツの感覚は、未だ健在らしい。]

   よっし、行こうぜ!

[ 待っていてくれた友達の肩を叩き、歩き出した。
 自分の脚で、確りと。現実の、地表を。  ]

(29) ktr 2014/06/07(Sat) 00時頃

【人】 靴磨き トニー

[ 目まぐるしく巡る青春の日々の中で、
 青年は、愛した子犬の居る井戸を訪れた。
 だが、 既に其処に井戸は無く、辺りは緑林が生い茂っている。
 聴けば、子供が転落する危険があると、数年前に井戸が埋められたとの事だった。]

  ……御免な、もっと、早く来れなくて。

[ 手にした花を手向け、嘗てあげていたのと同じ餌を置く。
 この地下深くに、子犬の死骸が眠っている。
 長い、長い時を経て、今漸く、青年は子犬の魂を弔い、その安らかなる永眠を願った。
 瞼を閉じ、手を合わせ。祈り、暫くすると、――ふと、聞き覚えのある誰かの声が、気配が、した。 ]

(31) ktr 2014/06/07(Sat) 00時頃

【人】 靴磨き トニー

[ 驚き、目を瞠る。
 小さな背丈、日焼けした肌、赤茶けた髪、そして、微かな雀斑。
 それは、……―― ]

  ……ト、ニー……?

[ それは紛れもなく、もう一人の自分だった。
 茫然とする青年に、少年は笑い掛ける。

   『 もう 大丈夫だよね?
         俺が 居なくても 』

 小さな少年は手を伸ばし、青年の頬に触れた。
 温かい光の様な、指先で。]

  ……、……ん。

[ 熱い物が込み上げた。涙を堪え、歯を食い縛り、頷く。
 少年は安堵した様に微笑んで、ゆらり、その白い影を消す。 ]

(35) ktr 2014/06/07(Sat) 00時半頃

【人】 靴磨き トニー


 ……さようなら。

[ 幼かった自分、弱かった自分、逃げてばかりだった自分、
 それでも戦い、『俺』を支えてくれた――自分。
 少年だった『君』に、今こそ 別れを ]

     ありがとう、……!

[ 誰よりも傍に居て、自分を生かし続けてくれた少年に、
 青年は、声の限り叫んだ。

  いつか また 『君』 と 
  もう一度 共に
  あの遥かなる大地――アヴァロンを
  駆ける日々が訪れるようにと
  心から 願いながら            **]

(38) ktr 2014/06/07(Sat) 00時半頃

トニーは、カリュクスカリュねーちゃん、おはよっ!(手ぶんぶん

ktr 2014/06/07(Sat) 10時頃


【人】 靴磨き トニー

―回想・霊界―

[ 敗北が決まった瞬間、浮遊感に襲われた。
 半獣の仔狼が、ワンダの腕の中で浮かび上がり、
 次第にその姿は透き通って行く。
 耳の付け根に残る甘噛みの感触が愛しく>>32
 ナイトだと云ってくれる彼が、狂おしい程に恋しい。
 意識が薄れる中で、詫びの言葉>>33にかぶりを振って ]

  ……ううん。
  俺、ワンダと一緒に宿に来れて、良かった。
  ワンダがひとりで宿に来ちゃうより、ずっと、さ。

  だって、俺はワンダの…――、

 

(111) ktr 2014/06/07(Sat) 10時半頃

【人】 靴磨き トニー

[ 浮かんだ躰が光に包まれ、希薄さが増して行く。
 消えてしまう直前、少年は、
 彼の唇に――自分のそれを重ねた。

   『 ナイト なんだからさ 』

 淡い接吻の後、もう音を成さない声でそう遺し、
 再会を願う言葉>>34に、いつもと同じ様に
 白い歯を見せ、至極嬉しげに笑った。
 そして、光の中に、その存在を霧散させて行き―― ]

(112) ktr 2014/06/07(Sat) 10時半頃

トニーは、フランシスカ おはよー!(もっふもふり

ktr 2014/06/07(Sat) 10時半頃


トニーは、 そして俺もお出掛けしてくるーっ!(ぱたぱた**

ktr 2014/06/07(Sat) 10時半頃


トニーは、クシャミ ねこじゃねこじゃ♡かわゆい♡

ktr 2014/06/07(Sat) 19時半頃


トニーは、クシャミ ねこを抱いて喉下ごろごろ。か、わ、う、い!

ktr 2014/06/07(Sat) 19時半頃


トニーは、フランシスカ こんばんわなのですよー(もっふりもふもふ

ktr 2014/06/07(Sat) 19時半頃


トニーは、クシャミ やっぱりねこがすきいいい(すりすり

ktr 2014/06/07(Sat) 20時頃


トニーは、クシャミ 御飯、いってらっしゃーい!

ktr 2014/06/07(Sat) 20時頃


トニーは、 りだちゅります〜ノシ

ktr 2014/06/07(Sat) 20時半頃


トニーは、 ぐっすり寝た! みんなおはようー(はぎゅっぎゅ

ktr 2014/06/08(Sun) 09時半頃


トニーは、 ごはん行ってきまーす(ばびゅーん)**

ktr 2014/06/08(Sun) 12時半頃


【人】 靴磨き トニー

―現実世界・高校の体育館―
[ 試合終了まで、1分を切った。館内に響く歓声が一層激しくなる。
 青年はバッシュで床を蹴り、仲間と共にゴールに向けて走る。
 相手は地区大会で優勝経験もある強豪校だ。
 後半追い上げたが、未だ僅差で負けている。]

  ……ッ、こっちだ、パス……ッ!

[ 敵のブロックに塞がれた仲間に、声を張り上げる。
 弧を描き渡されたボールを、軽く跳躍して受け取った。
 ドリブルをしてゴールに近付く。時間が迫る。
 サイドから迫った敵が立ちはだかる前に、一か八かでシュートを狙った。
 高く飛び上がり、繰り返し練習したフォームでボールを投げる。
 ボールがゴールの輪を抜けた瞬間、ホイッスルが鳴った。]

  や、った、……――よっしゃあ……!
  俺たち、ついに勝ったぞ……!

[ 勝利を讃える歓声が、一際高くなる。
 青年は両手を握り、飛びつく仲間達と共に喜びの声を上げた。]

(262) ktr 2014/06/08(Sun) 14時半頃

【人】 靴磨き トニー

―現実世界・学校の屋上―

[ 目の前で顔を赤らめ、俯く女生徒を見て、青年は後頭部を掻いた。
 青い空に風が吹き、雲が流れる。
 放課後の校庭からは、はしゃぎながら下校する学友達の声が聴こえる。]

  御免、その……、
  俺みたいなんに、そんな事言って貰えるのは嬉しいんだ、けどさ。

[ 女生徒が顔を上げる、可愛らしい人だった。
 数年間引き籠っていた暗い過去を持つ自分には、勿体ない程の。
 言い澱んでいると、彼女が先に口を開いた。
  『 好きな人でも、いるの? 』  ]

(263) ktr 2014/06/08(Sun) 14時半頃

【人】 靴磨き トニー

[ 去る女生徒と擦れ違いに、同じバスケ部の友人が屋上に現れる。
 どうやら様子を伺っていたらしい。
 ニヤつきながら顛末を訊ねられ、素直に白状をすると、
 心底驚いた顔をされる。
 あんな可愛いのに、何が駄目だったんだよ?――と ]

  え、いや、……確かに可愛いけどさ、
  なんつーか、ほら、

[ 焦って言い淀む。
 眼裏に忘れ難い人の面影が浮かんだ。
 先を促す友人につられ、ぼそりと口にする。 ]

  胸、……小さかったし。なんか、違うかなって。

[ 言ってから、仕舞った、と思った。
 だが、時既に遅く、友人から『変態!』『このムッツリスケベ!』と
 暫く揶揄混じりの罵声を浴びる事になる――]

(265) ktr 2014/06/08(Sun) 14時半頃

【人】 靴磨き トニー

―現実世界・帰り道の川辺―

[ 友人と途中で別れ、土手の上の川辺を歩く。
 夕闇が迫り、長い影ひとつが帰路の伴。
 最近良くアヴァロンの事を思い出していた。
 否、本当は戻ってからずっと気掛りだった。
 事件の概略と、参加した人々の無事は聴かされたが、
 個々に連絡を取った人は居ない ]

  あれから、結構時間経っちゃったしなぁ……。

[ 溜息交じりの独白が零れる。
 皆は――彼は、自分の事等もう忘れているかもしれない。
 アヴァロンに行けば誰かに逢えるのだろうが、
 又、あの魅惑的な世界に囚われ、現実に戻れなくなるのでは
 と、恐れが消し切れなかった。
 そして、何より、嘗て過ごした仲間の中には、
 泣いた自分を慰めてくれた、温かい腕の中には、
 もう、自分の居場所は無いのではないか、と―― ]

(267) ktr 2014/06/08(Sun) 14時半頃

【人】 靴磨き トニー


  はああ、もう……!

  ……俺、ちっとも変わってねぇじゃん。

[ 少年の殻を被らなければ、動き出せない自分。
 子供という免罪符を失って、立ち止まってしまう自分に、
 総ての「壁」を、そう易々とは越えられない事を思い知らされる ]

(268) ktr 2014/06/08(Sun) 14時半頃

【人】 靴磨き トニー

―現実世界・夕暮れの川辺―
[ 制服姿の青年は、川辺に立ち止り、遠く視線を馳せた。
 煌めく夕暮れの光が、穏やかな川面を照らす。
 アヴァロンで人狼ゲームが始まるずっと前、
 彼女に初めて釣りクエストで助けて貰ったのも、こんな穏やかな夕べだった。
 不器用で忍耐力の乏しい少年は、釣りクエストの類は総て、
 優しい彼女に頼り切りだった>>0:375 ]

  ……、ワンダ、……。

[ 自分の唇に触れ、ぽつ、と呟く。
 温かい腕を、声を、眼差しを思い出す。
 『現実に戻ったら』>>34――交わした、忘れ難き約束を ]

  ……。 駄目だ、俺、ちゃんと探さなきゃ……!

[ 恐れて逃げ出すのではなく、信じて踏み出さなければ、と。
 彼女が、『少年』が、触れた頬の感触を甦らせ、
 掌を強く握って、心を決した時、
 ――携帯が、メールの着信を告げた>>214 ]

(269) ktr 2014/06/08(Sun) 14時半頃

トニーは、クシャミ いてらなのですよーノシ

ktr 2014/06/08(Sun) 14時半頃


トニーは、 騒ぎつつ、お犬様のお散歩いってきやす!**

ktr 2014/06/08(Sun) 15時頃


トニーは、 しゅーくりぃむ!しゅーくりぃむ!

ktr 2014/06/08(Sun) 16時半頃


トニーは、カリュクス つ みんみんだーはぁ

ktr 2014/06/08(Sun) 16時半頃


【人】 靴磨き トニー

―現実世界・自室―

[ 夕飯後、自室のベッドに寝転ぶ。
 手には携帯、唸り声を上げ、右へごろごろ
 左へごろごろしながら、文面を書いては消している。
 そんなこんなで、既に3時間。
 未だ、携帯の画面は白紙だ ]

  うぅ…、……と、取り敢えず、自然に挨拶から始めて……。
  あー、でもあんまり長いと、読んで貰えないかも…?
  ば、場所は、……遊園地とか、そういうのはなし!
  ワンダは大人だし……、

  ……うわああ、ほんと、これ、
  なんて返したらいいんだ……っ!?

[ ぶつぶつと悩む内に、独白の声量が大きくなる。
 部屋の前を通りかかった母親が、どうしたの?大丈夫? とか
 声を掛けて来る。
 慌てて、大丈夫だから入って来ないで! 等と返す青少年 ]

(294) ktr 2014/06/08(Sun) 17時頃

【人】 靴磨き トニー

[ 夜、何とか送信に失礼にならない時刻位、
 漸く打ち終えた文面を見直し、最後の一文を打ち込む ]

  『 俺のお姫様へ

  騎士の剣は お姫様を狙う毒牙を払う為
  盾はお姫様を危険から守る為
  翼はお姫様を浚う為に あるんだ

  貴方の居る場所に 俺は何処でも翔けて行く

  俺は、ワンダの事が、』

[ 「す」、と打ち込む指が震える。
 「k」を押した瞬間、頬熱が押さえ切れず、頭を抱えて叫んだ。]

(297) ktr 2014/06/08(Sun) 17時頃

【人】 靴磨き トニー


  む、無理……っ!
  なんで、だよ…、もう……
  アヴァロンに居た時は、あんな簡単に言えたのに……!

[ 赤らむ顔を両手で覆い、恥ずかしさに一人身悶える。
 どうしてもその文字が書けず、溜息を吐いて諦めると、
 『俺は』以降の最後の一文を削除して、
 代わりに『ワンダの騎士』と差出人名を記した。
 
 何度も見直し、漸く送信ボタンを押す。
 送信完了迄に、取り消しボタンを押すべきか死ぬ程悩み、
 画面を、じいいい、と見詰めて ]

  ……う〜〜〜……!
  うわ、……い、っちゃ……た、……。

[ 当然の様に送信完了を知らせる画面を、
 茫然と、やや恨みがましげにも見遣り、
 深く溜息を吐くと、ベッドに突っ伏した ]

(298) ktr 2014/06/08(Sun) 17時半頃

【人】 靴磨き トニー


  あれで、大丈夫だったのかなぁ……。
  あーーー、もう……! もう、もう!
  これ、返信来なかったら、……死ねる、

[ 枕の下に頭を突っ込み、只管じたばたしている。
 バスケで一試合した時よりも、体力を使った気がした。
 胸の苦しさに導かれる様に、指先が己が唇に触れる。
 消え失せる瞬間、重ねた感触等残らなかった。
 だが、それでも――その記憶>>112が、恋しくて ]

  ワン、ダ……、……

[ 切なさに、体熱が上がる。
 彼の人の、柔らかな肌、掠めた吐息、触れた指先の感触が
 どうしようもなく思い起こされる。
 身体の芯が火照って、留めようもなく高ぶり、
 知らぬ間、自分の手が内股へと伸びて行く ]

(303) ktr 2014/06/08(Sun) 17時半頃

【人】 靴磨き トニー

[ だが、 ]

   うわああ……っ
   俺、は、なにをしようとしてんだよ……ッ!

[ はたと我に返り、真っ赤になって手を離した。
 凌辱だ!冒涜だ! 等と意味不明な叫び声を上げつつ、
 悩める青少年の眠れぬ夜は、尚も更けていき―― ]

(304) ktr 2014/06/08(Sun) 17時半頃

トニーは、 めしりだー(っしゅした)**

ktr 2014/06/08(Sun) 18時頃


トニーは、 戻り次第表レスしますCO!**

ktr 2014/06/08(Sun) 18時頃


トニーは、フランシスカを送ろうとした! しかし回り込まれてしまった!

ktr 2014/06/08(Sun) 19時半頃


【人】 靴磨き トニー

―夢→自室―

[ その手が足首を浚う。
 両下肢が翼の様に広がり、虚空を羽搏く。
 蕩ける程に熱い舌が芯に触れ、甘い官能が躰を蝕み。
 鋭い嬌声が辺りに響く――…… ]

   『 ジリリリリリリリ… ! 』

[ それは、目覚まし時計の声音だった。
 突如、夢の淵から引き上げられ、
 青年は荒い息を整えながら起き上った。
 鼓動が速い。
 夢の内容を思い起こすと、火照った体が余計に熱くなる ]

   な、んて……夢、見てるんだ、俺……っ!?
 

(329) ktr 2014/06/08(Sun) 20時半頃

【人】 靴磨き トニー

[ 羞恥心に身悶え、頭を抱えた。
 汗で濡れた衣服が冷たい。
 だが、もっと冷たいのは、その下の―― ]

   ……、……――うわああああ……!

[ 聖き朝に、穢れた目覚め。青少年は絶叫する。
 我が身の男たるを知り。
 ベッドサイドに置いたままの携帯>>302が光るのは、
 そんなこんなで未だ気付いていない ]

(330) ktr 2014/06/08(Sun) 20時半頃

【人】 靴磨き トニー

―自宅・洗面所―

[ がこんがこん、と平和な朝に洗濯機が回る音がする。
 服を着替え、顔を洗った青年は、洗面台に両手を付け、自己嫌悪に項垂れていた。
 まさか、こんな、ものの見事に――!
 という言葉に出せぬ懊悩を抱え ]

  ……、……最悪だ……っ!

[ 呟き、ずるずると床に蹲る。
 暫く地を這う様に唸っているが、やがて未だ見ぬ携帯の存在を思い出し、
 ポケットから取り出そうとした所で――母が来た。
 息子が洗濯機を回すという、極レアな状況に
 母は驚いた顔を見せ、洗い物ならやってあげるわよ、と邪気なく言う ]

  い、いいから。ぜん、ぜ、大丈夫!
  ……むしろ、触らないで!

[ 洗濯器を庇い、顔を赤くしてぶんぶんと頸を横に振った。
 挙動不審な青年に、母親は頸を傾げながらも、本来の用事だったのだろう、来客>>325の旨を告げた ]

(331) ktr 2014/06/08(Sun) 20時半頃

【人】 靴磨き トニー

―自宅・玄関―

[ 学校に通い部活を始めてから、
 友人が突然来訪するのも珍しい事ではなくなった。
 今日もそうなのだろう――と思い
 寝癖のついたまま、欠伸交じりに階段を降りる。
 麻シャツにジーンズという、カジュアル過ぎる服装で、
 まんまと玄関に訪れると。
 そこに立つ人の姿に、青年は絶句した。]

  ……――ワ、……ッ、……。

[ 時が止まる。
 驚き過ぎて、声が出ない。
 瞠目したまま、対峙した相手を見詰める。
 真面目な社会人の出で立ち>>322は、あの時とは違うけれど、
 明るい髪色、透ける様な美しい肌、そして整った目鼻立ち、
 それらは総て紛れもなく、彼――青年の恋焦がれる、「姫君」だったのだ ]

(332) ktr 2014/06/08(Sun) 20時半頃

【人】 靴磨き トニー

―自宅・玄関―

[ あの日以来、夢で幾度も見たその面持ちが、微笑を向けてくれる>>337
 優しい声は、耳に住み着いて離れぬ、その音と同じ物だ。
 頸を傾げる彼の言葉に、呪縛が――溶ける ]

   ……ワンダ、……

[ 名を呼び、唇を噛み締める。
 視界が滲んで、ともすれば涙が溢れそうだった。
 飛びつきたい衝動を、辛うじて堪える。
 壁を隔てて両親の目があるとか、そんな事は気にならなかったけれど。
 最早少年ではない、現実に生身の男である自分が、彼に縋る事は、甘える事は、迷惑なのではないかと、堪えて ]

  ずるいよ、ワンダ。
  迎えに行くのは、ナイトの役目なのに。

  ……――っ……。

  ずっと、……ずっと、逢いたかった……!

(342) ktr 2014/06/08(Sun) 21時半頃

【人】 靴磨き トニー

[ 涙交じりの掠れた声を、絞り出す様にして告げた。
 鼻下を手の甲で擦り、泣き顔を無理やり笑みに変える ]

  あ、……上がって?
  なんもないけど、お茶くらい出させてよ。

  それとも、外の方がいい、かな?

[ 彼が厭でなければ自室へ、野外の方が良ければ其方へ。
 その希望に合わせ、場所を変えようと ]

(343) ktr 2014/06/08(Sun) 21時半頃

トニーは、 ぷちりだー**

ktr 2014/06/08(Sun) 21時半頃


【人】 靴磨き トニー

―自宅・玄関→自室―

[ 彼の貌に深まる笑み。
 伸ばされた手の指先は、きっと己が頬に触れただろう。
 その感触に、鼓動が高く跳ねる。
 優しい声を聴くと、堪えた涙が、築いた笑みが
 容易に瓦解してしまいそうで、小さく身震いする。
 彼の手に己が手を重ね、ぎゅっと握って ]

  じゃあ、――ちゃんと浚わないとな。

  有り難う、ワンダ。……逢いに来てくれて。

[ 笑みを深め、掠れた声で、それでも戯れがちに告げた。
 自室を選んでくれた彼に頷き、囁く声に吐息で笑う。
 来て、と手を引きながら ]

(351) ktr 2014/06/08(Sun) 22時半頃

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トニー
31回 (3d) 注目

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