人狼議事


120 薔薇のプシュケー

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【人】 良家の息子 ルーカス

― 談話室 ―

[ゆっくりとした足取りの少年をちらりと薄氷が追う。
 もうじき世界が終わるというのに。
 ソファに座る彼――ヴェスパダインは表面上はいつもと変わりなく見えた。

 生まれ出ことなく朽ちていく雛鳥たちが何を想うのか。
 薔薇のガクたる少年には判らない]

 ……………。

[だけど最後の時まで、その心が健やかであればいいと願いながら。
 瞳をとじ休むヴェスパダインへ、己が羽織る上着をそっと掛けた**]

(0) 2013/04/26(Fri) 03時半頃

[犬みたい、と。膝に頭を乗せる姿を見て、そう思う]

 よかったのかって?

[いまさらそんなことをいうシーシャの髪を撫でる。

今日、何回目かのなぜが頭を過る。
なぜだろうか。シーシャとそういうことをやるのは、自然なことに思えたのは]

 ……お前こそ、いーわけ。

[もふもふと触る髪は、柔らかくて触り心地がいい。
下にある顔をじいと見て、真意を探ろうとするような顔。

ちょっとだけ怖じ気づきはしたけども、求める気持ちのほうが強かった。
自分の中の常識が崩れてるのを感じるが、止めるつもりもなく]


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[部屋に連れ込んで今更良いも何もと思うけれど
 トレイルには嫌われたくない。]

 ここまで来て帰るって言われたら泣くけどなー。

[髪を撫でる手が優しくて気持ち良い。
 うっとりと目を閉じて任せて手の中で犬の様に
 ふるふると軽く揺らすと、じっと見つめたまま見上げ。]

 良くなきゃ連れてこねーよ。
 ……むしょーにトレイルが、欲しい。

[ヘン?と首を傾げつつ、腰に抱きつこうと手を伸ばす。
 くっついていると、安心感と共に欲求も増してきて
 あまり我慢も遠慮も長続きしそうにない**]


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[泣くのか。見てみたい]

 ん……そか。

[欲しいとストレートに言われて、多少戸惑いはしたけども、少しむず痒い気持ちが胸を満たす。

でも、と無意識下で呟く声。
でも、シーシャに全部はやれないし、独り占めもさせてやれないのだろうな、と。
どこかに、俺の半身は置いてきてしまった、そんな感覚。
潜在する罪悪感は、自分でも気が付かないけども]

 変っていうなら、俺もだしなー。
 初対面だし。男だし。

[本物の犬のように見上げるシーシャの髪を触りながら
思春期の次って発情期だっけか、なんてくだらないことを思った。

腰に抱きつく手は、好きにさせて
割りとこうしてべたべたしているだけでも、満足感があった]


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 俺隠し事とか苦手だし。

[犬のように撫でられたまますりすりと頭を揺らす、
 苦手と言いつつも言えないことはあるのだけれども。]

 こういうのいーのって聞くとへんだけど、
 ほもでだいじょーぶ?

[割りと今更感があふれることを問いつつも、
 腰のあたりをむぎゅむぎゅしていると落ち着く。
 学校でもベタベタしたくなったら、どうしたら良いのだろう。]


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