人狼議事


49 海の見える坂道

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おー、頼む。苺くれー。

[出されてもいないのに、口を開いてアーンとする仕草。
酔いのせいで少し赤いミッシェルの頬を見て、笑った。
相手はいないのか、と少し寂しそうな色を笑みに付け加えて]

働き者なぁ……。

[ジョッキに残ったビールを飲み干すと、
何かを考えるようにテーブルの上に視線を落とした]


メモを貼った。


【人】 童話作家 ネル

―― 昼、歓迎会準備にて ――

 ごめんね、お休みの間に準備してしまえば良かったのだけど。

[あまり飲めないと残念がられれば>>3:111、手際の悪さを詫びた。
それでも快く手伝ってくれるラルフに、感謝は当然しているのだが――身体中をさする様子>>3:112に、それ以上に甘えすぎたかなと申し訳ない気分で見やるのだった。

けれどお安い御用と言われれば、それが明らかに強がりとしか見えずとも、快く気概を受け取るのが、せめてもの謝意の示し方だろうかと。
頼もしいね、と笑って頷いたのだった]

(38) 2011/04/17(Sun) 04時半頃

【人】 童話作家 ネル



 …―― 、   ……うん?

[そうして、唐突な問いにも関わらず、はっきりと考えを示してくれた>>3:113のに、やわく表情を緩めようとして。
続いた言葉は完全に想定外だったものだから、きょとんと目を丸くして、しばらく思考に時間を費やしてしまった。

何せ、男勝りに振舞うことが多く、女らしさなど恋人すら認めていたかも怪しく、その恋人とは、あまりに長くの付き合いを続け。
恋の鞘当てなど縁のあったわけもない。

なので、冗談ぽく笑われて初めて、それが何某かのフォローであったと気づき。
ゆるゆる、凝っていた何かが融けたような、柔らかな笑みを浮かべて礼を言うことが出来た]

 …―― ラルフ君は、優しいから。きみに訊いたのは、きっと卑怯なんだろうけれど…… ありがとう。

[お陰で、ランタン集めのことを前向きに考えられるようになりそうだと、ちいさく呟いて。
ありがとう、と重ねて述べると、町に戻る彼の背を、ぶんぶんと手を振って、見えなくなるまで見送ったのだった*]

(39) 2011/04/17(Sun) 04時半頃

【人】 童話作家 ネル

―― 歓迎会にて ――

[夕食を抜かれて泣きついてきた父親をあやしたり、その後も勃発した喧嘩の後始末をしていたせいもあるけれど、一番の原因は、どうしても加えたかった魚の入荷が、大幅に遅れたせいである。

いつもどおり、と招待状には書いたことだし、自分が何か指揮をとらずとも、銘々に祝ってくれていることだろうと、焦ることもなく入荷を待ち。
活け造りの大皿を手に、宿の戸を開く頃には、ミッシェルの歌がしっとりと響いているところだったから、こっそりと静かに滑り込んだのだった]

 うわぁ……。ミッシェル君、あんな声で歌うんだ。
 ああ、びっくりした。でも素敵だったなあ。

[そんな風に聞き惚れて、なおかつ切なげな曲調に、ついつい挨拶も忘れていて。
ミッシェルが介抱される側でなく、する側というのもまた珍しいな、なんて彼女がサイラスを引っ張っていくのも、ぼうっと眺めていた]

(40) 2011/04/17(Sun) 04時半頃

【人】 童話作家 ネル

 オスカー君、お嫁さんを貰うのじゃなく、婿に行くのかい?
 そんな一大恋愛をしてたなんて、知らなかったよ!

 って、あー! ラルフ君ずるいっ。

[やっと意識が戻ってきて、耳に届く会話を頭の中で反芻していれば、ラルフ(のケーキ)に抱きつくセシルに、そんな言いがかり。
愛をこめて捌いてきたお造りも受け取ってほしいよ! と、そういえばわりと重かった皿を、テーブルに置き]

 お腹いっぱいなら、無理することはないけどね。

[ゾーイが語らう、すこし懐かしい話が耳をくすぐる。
少女のそれが上手いかどうかは良く分からないのだが、そこにこめられた熱意が、心地良く。
彼女が語りを終えれば、楽しいお話をありがとう、と少女を横から撫でて、おやすみを言ったのだった]

(41) 2011/04/17(Sun) 04時半頃

【人】 童話作家 ネル

[オスカーが、そんな少女くらいの時だったか。
将来酒場のマスターになるなら、練習しておかないとね! なんて言って、興味はあるみたいだからと、こっそりお酒を勧めてみたら。

……ぼくじゃない、ぼくじゃないよ、とこわい目でこっちを見ている主人から目を逸らして心の中で唱えつつ。
ラルフに抱きつく顔色があやしいオスカーを、大きくなったなあ、なんて思いながら眺めていたのだが]

 ああ、そういえば。オスカー君、これ要るかい?

[6年前のように、ひそりと渡してみたのは。
普段は近所の野良猫御用達の、余りものの小魚なのだけど、彼は受け取ったのかどうか]

 ……もしかして、お祖母ちゃんが預かってたサザエって。今日とりに来たというし…… いやでも、まさかね。まさか。

[誰かのヒラメじゃああるまいし、なんて独り言。
ひょい、とひとつ、つぼ焼きを口に放り込み]

 お二人さんも、おやすみ。良い夢を ね。

[やがて、ヨーランダとベネットが連れ立って酒場をあとにすれば、つと目で追うが何を言うわけでもなく、別れの言葉だけを口にして、ひらひら手を振り。
楽譜を受け取ったセシルに、どんな曲なんだい、と尋ねてみたりするのだった*]

(42) 2011/04/17(Sun) 04時半頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2011/04/17(Sun) 04時半頃


[微かに揺れる視界と、頭の芯に残る熱。
こんなに酔ったのは久し振りで。
ぼんやりとミッシェルが歌うのを眺めていた。
初めて聴いた気がする彼女の歌声は、
昨日海岸でクジラと共に見た、茜色の夕日の匂いがした]

ああ、わり………。

[どこか現実感の無い足取りで、
ミッシェルに手を引かれるまま店を出たらしい。
通り沿いのベンチに座らせられれば、呻くように洩らして。
隣に座ったミッシェルの方を、どこか透徹な眼差しで見つめた]


[徐々に弛緩した身体から酔いが抜けていく。
勿体無い、と思う気持ちこそあれど、
やはり夜風の心地よさも、この距離も、捨てがたかった]

大魔王のやつか。馬鹿なこと言ってたよな……。

[そんな馬鹿話も、皆で席を囲めば酒の肴になる。
それ自体は楽しいことで、酔いの残る頬を緩め]

…………………。ああ、笑わない。

[やがて告げられた夢の話。
ただ正面から眼差しを受け止めて、直ぐに答えた]


ミッシェルが歌手になりたかったなんて、知らなかった。
親父さんの跡を継いで、そんな気持ちになってるのも。

知らないことばかりだな。
当たり前か。ミッシェルの『秘密』なんだから。
今日は少し、驚いた……。

[口元を緩めながら、真っ直ぐに群青色の双眸を向けて
こちらを見ようとしない彼女の表情を可笑しそうに眺め
やがて、解ってる、と言うように微苦笑を洩らした]

俺はミッシェルのことが確かに好きだが……。
頼んだものが酷い出来でも喜んだりはしないぞ。
言いたいことは言いたいからな。
――――ただ、その気持ちは嬉しい。
他の誰でもない、ミッシェルに頼んでよかったよ。

[続く言葉には、不思議そうに首を捻った後
重みのある真剣な声音で告げると、彼女の頬に手を伸ばし]


ミッシェルの作る装飾品を、俺は楽しみにしてる。

[ほんの少し、強引に視線を絡めると、
熱い手に大事な言葉を握らせるよう、そう告げたのだった]


保留の返事か。
よし、どちらにせよ、その時に聞く。

[告白の返事に話が及べば、彼女の返答に納得した様子で頷き]

ははっ、オスカーはよくやっているよな。16だっけ?
ありゃーたいしたもんだ。
………まぁ、俺なんかは、一朝一夕には上手くできん。

[少年の名前が出れば、くっ、と口角を新月のように吊り上げて
声音にやや硬質の響きが混じり、同じように視線を外し]

いや、そろそろ帰るわ。
此処まで連れてきてくれてさんきゅ。

[伸びてきたミッシェルの手を軽くすり抜けて立ち上がり
雨上がりの星ひとつ無い夜空を見上げて、背中で答えた]


[家路につこうとすれば、背中に罵声が浴びせられる。
振り向こうか、振り向くまいか、暫し逡巡する空白の時間。
静謐さが二人の間に舞い降りる一瞬を逃さずに、
ずっと気になっていたことを疑問として、滑り込ませる]

――――夢を捨てることが……。

[なるほど、夢の欠片が言葉の端々に輝いていた。
一度は置いた銀杯を掴み直して、
底を啜るような錯覚に囚われたのは、共感のせいだろうか]

飲んで飲み尽くして、空になっても飲み足りない。
夢なんて、酒みたいなもんだな。

[微かに寂しげな声音を響かせて、
後ろ向きのまま手を振ってから家路へと足を進めた]


[翌日に目が覚めれば、肌寒い朝だった。
硝子窓をコツコツと叩く嘴の音に、手を差し出して]

なんだ、手紙か……。

[くくりつけられた手紙を開いて、
寝台に寝そべったまま、斜めに読み始める]

さみー……。

[やがて手紙を読み終えると、
剥き出しの肩を両手で摩擦しながら、服を身につける。
店先に適当に見繕った薬と瓶を置くと、
地図とバス券をひったくるように指に挟んで、扉を潜る]

よし、んじゃあ、行くか。
この海も暫く見納めだな。

[ぐっと伸びをして、海を一瞥した]


ん、よおベネット。早いな。

[凄まじく簡易な、それでも一応旅装で
やってきた友人の姿を認めると、軽く挨拶]


いんや、構わないぜ。
どうせ出かけるところだったし。

[ベネットの謝罪には、気軽に手を振り]

ちっとランタン受け取ってくる。
なんかご丁寧な手紙が来てよ。ほら、地図とバス券まで。

[指に挟んだままの二つを掲げて見せた]

あー、薬は置いておくから、
みんなには適当に言っといてくれ。


まあ、誰でもいいんじゃねぇの?
ヴェスのランタン集めて並べよう、ってのははっきりしてるし。

自分で行かないのにも、何か事情があるんだろ。
んー、ちょっと遠そうだけど、偶には他の街も新鮮だし。

[地図に書かれた場所を指でなぞると]

ところで、ちょっとっていいのか?

[朝から彼が足を運んだ理由を尋ねた]


ふーん。そうなのか?
んじゃあ、何かあっちで困ったら電話入れるな。
たーすけてくれべねっとー、って。

[ニヤリと笑いながら答えて]

黒蝶貝のことか? あの後、ミッシェルに渡した。
まぁ……喜んではくれたと……思うけど。

[やや歯切れの悪い口調で返す。
物問いたげな視線をちらりとベネットに向ける]


え!? なんだ急に。

[唐突な問いには瞳を丸くして]

え、装飾品に使えそうだからって、俺ベネットに説明したよな?
なにがやっぱりなんだ?

[盛大に首を捻ってから、続く問いには唇を歪めた]

突然そんなこと聞かれると吃驚するわ。
んー、なんだベネット。誰か好きなやつでもいるのか。

[答えをはぐらかしつつ、瞳を斜めに傾けて彼を覗き込んだだろう**]


【人】 童話作家 ネル

―― 歓迎会にて ――

 あっ まったく、油断も隙も無いなあ!

[やはり、黒猫より飼い主のほうがイタズラだと、攫われていったお造りに目をまるくして肩を竦め。
お返しのように、ケーキは率先して食べさせていただいた。

きらきらと、宝石のように輝く、みずみずしさを湛えたフルーツを、じっくりクリームと絡めて味わいながら]

 高級店? ああ、いや、そこまで洗練した盛り方じゃなくて申し訳ないのだけど、味は一緒にしてもらって構わないのだよ。ふふ。

[この時期に獲れるから、桜が名前につくんだ、とかセシルに今回の魚を一通り説明して]

 オスカー君も、どうぞ召し上がれ。
 って、出来上がってるねぇ。

[お嫁、と訂正した少年>>75に、ほろにがーく笑みつつ、頼むお酒は。
いつものように甘口だったが]

(125) 2011/04/18(Mon) 02時半頃

【人】 童話作家 ネル

 …――― っ、

[ゾーイの思い出話>>68に、鼻がつんと痛んだ。

自分とは、何の関係も無いことを指して言ったのかもしれない。
けれど、思いのひとはしを肯定してもらった今日という、あまりに出来すぎたタイミングに、都合の良い解釈をして泣きそうになる。
それでも、少女の笑顔に涙で水を差したくなくて、

オルゴールを置き去ってしまった時は、きっと失敗してしまったけれど、理由は同じだった。
『星の見える風景』を語る時の、彼女の笑顔は。
ヴェスパタインが丹精こめて咲かせた、花のようなものだから。

それを自分が萎ませるわけにはいかないと、あの時よりは自由の利く心は、自然な動作でグラスを口に運ばせ。
軽く俯けた目元から零れた雫は、頬を濡らすことなく、水面に弾けて消えた]

(126) 2011/04/18(Mon) 02時半頃

【人】 童話作家 ネル

 …――誰だって、ひとに言えないことの、ひとつやふたつ、あるものかな。

[ちからいっぱい、手を振ってくれたゾーイに手を振り返して見送ってから。
早足気味にカウンターへ向かうオスカー>>77の背を見つめ、くすくす笑って呟いた。
あの反応だと、迷い猫ではなくて、普通に飼っているのだろう。それも内緒で。

可愛らしい秘密に和んだこともあり、こころは軽く。
気づけばそれなりのグラスを空けた頃のこと]

 そうなんだ? …――― うん、是非聞きたいなあ。

[すぐそこに、音の出るピアノがあり。
曲自体は知っている風なのに、そちらを見ようとはしないセシル>>87に、何が聞きたいとは答えずに]

 明日、晴れると良いね。楽しみにしてるよ。
 それじゃ、おやすみなさい。

[ありがとう、と言われれば、どういたしましてとふにゃり笑い。
ゆっくりしていってね、と最初の日に掛けた言葉を繰り返し]

(127) 2011/04/18(Mon) 02時半頃

【人】 童話作家 ネル

[お会計の段になって、今日はミッシェルが出しておいてくれたことを知って。
好意に甘えさせて貰いつつも、刷り込みのように一抹の不安が過ぎる。

それは、ヤニクの不在を聞いたからであり、あの夜から姿を見せないサイモンと、だぶらせてしまったからでもあり。
考えすぎと分かってはいても、明日は忘れ物を取りに行って彼女に会おうと思うには、十分すぎる動機だった]

(128) 2011/04/18(Mon) 02時半頃

【人】 童話作家 ネル

―― 朝、屋根裏部屋 ――

 あーあ……失敗したなあ。

[鉛筆をくるくる回しながら、溜め息。
吐き出された熱が、硝子をほんのり曇らせた。

昨日の喧嘩で、割れた皿を片付けていた父が誤って手を切った時。
大したことは無いその怪我に、子供の頃のように大泣きして取り乱してしまい、結局今日も店に出して貰えず、お休み中。

せめて、と事務仕事に励んでみるけれど、何だか指が上手く動かないし、頭はぼんやりするしで、進み具合は捗々しくない]

 ――〜っ、もう! やめやめ、気になることから片付けていこう。

[ついに、机に両手を勢い良くついて立ち上がると、ぺいっと鉛筆を机に放り。
帳簿を閉じると、帽子と鞄を掴むと外へ走り出て行った]

(129) 2011/04/18(Mon) 03時頃

【人】 童話作家 ネル

 まずはオルゴール取りに行って、本屋に顔を出してみて、人手が要るようならお手伝いして、それから……おや?

[にゃ、なぁお。り、ちりん。
売り物にならない小魚にありつく猫たちに混じって、重なる鈴の音。
ひといろの姿を見つければ、店先の籠に金属音を重ねさせ、お頭付きの一匹を掴んだ]

 やあ、ジジ君。おはよう。
 昨日は、きみのご主人に随分とお世話になったから。ジジ君にも、感謝のお裾分けだよ。

[こらこら、君のじゃないんだよ、と群がってくる他の猫たちを掻き分けながら、放られた魚を咥え。
ちりんと優雅に着地してみせた彼は、挨拶のように、ちりり、しっぽを揺らすと坂の方へ駆けていった。
尾頭付きを狙って、いくらかの猫がその後を追いかけるが]

 うわ、ちょっ、もうない、もう無いって!
 あははは、くすぐった、 っ、わー!

[何処かにまだ隠してやしないかと、散々じゃれつかれ。
猫っ毛でなく、本物の猫の毛を帽子にまでくっつけて、よれよれと何とか這い出せたのは2分後のことだった]

(130) 2011/04/18(Mon) 03時頃

【人】 童話作家 ネル

―→ 装飾品店『brise marine』 ――

 おはようございま ……―ミッシェル君は?

[出てきたのはソフィアで、そのことに不安が増したせいで、頼りなげになった声音に、どうかしたのかと気遣われてしまったが。
何のことは無い、忘れ物を取りに出ているだけと聞けば、ほっと喉の力が抜けて、けほ、とひとつ息を吐き出した。

忘れてしまったのをちゃんと謝りたいし、やっぱりちゃんと顔を見たかったから。
オルゴールを持ってきてくれようとするソフィアに首を振り、すこし待たせてもらうことにした*]

(131) 2011/04/18(Mon) 03時頃

童話作家 ネルは、メモを貼った。

2011/04/18(Mon) 03時頃


おーおー、なるほど。
ま、嫌いだとかそういった類の嘘は吐けないな。

[顎に手を添えて、唇の端だけで穏やかに笑う]

ランタン集めの理由か……。
うーん、生きてる奴らのため、かな。
俺は適当だけど、此処に住んでることも、
一緒に飲んで騒げるアンタらも、嫌いじゃないんでね。

[ベネットを指差して、それからぐるりと坂道を見回して]

謝んなよ。んじゃあ行ってくる。
あと、何を考えているのかは知らないが、
多分考えすぎだと、俺は思うぞ。

[最後にははっきりとした笑顔を見せて、
肩を叩いてベネットと別れ、やってきたバスへと乗り込んだ]


【人】 童話作家 ネル

―― 装飾品店『brise marine』 ――

 うん、ごめんね。預かっていてくれて、ありがと。

[さして待つことも無く、戻ってきたミッシェルの姿を見て、あからさまにほっとしてしまうのを、隠しはせず。
首を傾げられれば、ふるふる自分のを振って、情けなさそうに笑い]

 ……――ん、いや。その、笑われそうなのだけど、ミッシェル君が何処かに行ってしまうのじゃないかと思ってしまって。
 店を空けるわけにはいかないって、この前話したばかりなのにね。

 良いの? じゃあ、少しお邪魔させて貰うんだ。
 いきなりの冷え込みだものね。喉がむずむず…… 、っくしゅ!
 うん、ほんと。体調管理は気をつけないと。
 サイラス君のお世話になってしまう。

[ありがとう、とソフィアからオルゴールを受け取り。
歪んだ箱をひとまわり撫で、ごめんね、と拉げた角にくちづけて。
今度こそ置いていかぬよう、しっかり紙箱に仕舞って鞄へ]

(143) 2011/04/18(Mon) 15時半頃

【人】 童話作家 ネル

 それで、これ。
 とりあえず、手元にある分を持ってきたんだ。

[入れ替わり、手のひらほどの麻袋を取り出し。
テーブルの上で開けば、いくらかの珊瑚。
使えるようならどうぞ、とオルゴールを視て貰ったお礼代わりに差し出して]

 はあぁ、暖まるね。
 温かいミルクの風味って、どうしてこんなに、ほっとするのだろ。

 そういえば、昨夜はご馳走様。
 支払いもだけど、歌。途中からしか聞けなかったけど、素敵だったよ。
 あんなしっとりと歌えるなんて、知らなかったんだ。

[ミルクティーで手と喉を温めながら、ぽつぽつと世間話。
最後の一口を飲もうと、首を傾ければ、星の映るランタンが視界に入った。
客から持ち込まれたランタンの姿も、見ることが出来ただろうか]

 暖まった暖まった。ありがとう。
 ――…大きさも、デザインも、明るさも、きっと皆違うけれど、違うからこそ、坂を飾るほどに集まったら、星みたいに美しいのかも。

(144) 2011/04/18(Mon) 15時半頃

【人】 童話作家 ネル

[そんな光景を見たことはないから、脳裏に浮かぶのはゾーイの示した挿絵の頁と、町の夜空。
カップを置けば、鞄の紐を直しながら]

 それじゃ、ぼくはベネット君のところへ、ちょっと。
 ミッシェル君は…… いや、何でもないよ。

[虫干しへ声を掛けてみようとしたら、ソフィアの視線がちらっときたので、口を噤んだ。
店が忙しいのだろうか。だったら何よりだ。
ご馳走様、と装飾品店を後にするには可笑しな挨拶をして出ると、ひんやりした外気にひとつ、くしゅん。
冬のように、手を軽くこすりながら、足早に本屋へ向かった*]

(145) 2011/04/18(Mon) 15時半頃

【人】 童話作家 ネル

―― 本屋 ――

 これはまた…… 大変そうだね。

[それでも半分ほどは終わったのか、干された本を避けながら、やあ、と顔を出した。
店の前でじゃれあっていた猫の片割れを見て、小魚がお気に召さなかったんだろうか? なんて思いながら]

 あ、この本いいかも。出汁の…… ?

[開いた頁に目を通しつつも、手は止めず。
時折、埃を吸い込めば、くしゃみにあやうく本を落としそうにもなったり。

物音といえば、頁の捲られる音や、本の角がぶつかって立てる音くらいで。
ベネディクトが声をあげた>>134のは、大きくなくとも良く聞こえた。

包みが、困るような代物なのだろうか。
しかし嫌がっている様子ではない。
ラルフは、問いながらも>>136笑っているから、それが何なのか分かっているのかもしれない]

(146) 2011/04/18(Mon) 16時頃

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