人狼議事


147 書架の鳥籠

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双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/08(Tue) 02時頃


メモを貼った。


[――――ぐちゃり]

[歪められた魂が堕ちる、醜い音]


[何もかも忘れ、皆と過ごしていたシメオンの"虚勢"
忘れていた、忘れたままでいたかったことを思い出した亡霊の"狂気"
今はどちらも無い、まるで抜け殻のような表情で。
ここは何処で周りに誰かいるか、何か思考することもなくぼんやり立っていた]

……。

[けれど一つだけ、しなければならないことがまだあるのを覚えている。
もう一度だけ、柔らかな金髪を探した]


『君は自分が思っているよりも強い子だ』

『そして、君との記憶は…私にとってかけがえもないものだった。』

[見つけたレティーシャがこちらを見て悪魔と罵ろうと、怯えて逃げようとしようと、はたまた無関心だろうと
無表情に暗い瞳で、彼女へ淡々と口にする明らかにシメオンの口調ではない言葉達。]

……あの人が、伝えてほしいって

[悪魔は手紙代わりの役割を済ませれば反応を見ることも無く、早急に彼女の前から立ち去った。
認めさせられてしまった今は、彼女にしたことがどういうことか、拒絶された理由は何か、全てといかなくとも理解している]


―― クラリッサの定位置 ――
[虚ろな瞳を天井に向け、寝転がっている**]


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/08(Tue) 10時頃


メモを貼った。


メモを貼った。


[こうなってもまだ聞こえるらしい。
あの人の自分の名を何度も口にする声が、敵討ちは成功したと呼び掛ける声が]

……

ひとりじゃ ない。

[そう呟く声が]



[でも、お願いだからこちらには来ないで
自分の叶えられた願いが、望まない形だったとしても。
貴方の願いまでそうとは限らないから、幸せになってほしいから]


[グロリアはいつもの夢をみる。
鳥籠の金糸雀はいつものように囀る。
ラルフは亡霊ではない、と。

夢の中、グロリアはそれに安堵した。
みつけられなかった事に落胆しながらも
ホリーが気にしていたその人が
そうでなかったことにほっとしていた]


[これまでは其処で夢は終了。
サイモンの始めた魔女狩りの舞台に引き戻されるのが常。
けれど今度は、夢からさめず、それは続く。

道標のような金糸雀はグロリアに似た少年の姿に変わっていた。
柔らかな微笑み湛える少年がグロリアに呼びかける。

「姉さん」と。

夢なのだと理解しながらもグロリアの心は揺さぶられた。
ずっと望んで願ってきたのは少し歳の離れた弟の回復。
眠り続ける弟に付き添い名を呼び続けたけれど
人形のように反応はないままだったあの日々が思い返される]


[「あれは事故なのです。
  お嬢様がそのように御自分を責め続けては」

長年仕えてくれた執事が眠り続ける弟に視線を向けて

 「姉思いの彼の方は哀しまれるでしょう」

そんな事を言っていた。
グロリアが後悔し続けている過去を執事には伝えてある。
それでもなお責める事なく忠実に仕え続けてくれるひと。
誰もグロリアを責めはしなかった。
だからこそ、自身を責め続ける。
自分のあの一言がなければ弟が眠り続けることはなかったのに、と]


[魔女に願いを叶えてもらいに行くとグロリアが言った時、
執事はそれを止め、かわりに自分がいくと言い出した。
対価に命を差し出す覚悟をしていたグロリアは首を振る。
自分がそれをなせなかった時を考えて別の頼み事をした。

新たな当主を支えて欲しい、と。
今度は弟に尽くして欲しい、と。

グロリアはそれを我儘だと知りながらも、
彼はそれを受け入れてくれると知っていた。
そんな枷さえ受け入れてしまう優しいひとと知っていた。
執事と過ごした時間は弟と過ごした時間よりも長い。

戦友として並び立つ事はなかったけれど
陰から支えてくれる存在があったからこそ
グロリアは魔女と取引する覚悟をきめることができた]


[――今も彼は別の方法をさがしてくれているだろうか。

グロリアは夢の中、ぼんやりと思う。

魔女の書架に眠るこの宝。
眠る前にみつけた希望を。
彼は何処かでみつけてくれるだろうか。

そう考えて、夢続く現状を訝しむ。
もう目覚める時間のはず。
夢はいつか終わるはず。

遣り残したことを思い
夜に輝く星を思い
そうして、本を手にする戦友の姿を思い浮かべて]


[目覚めたいと、強く思う。
目覚めなければと思うのに


グロリアの望む目覚めは訪れない。


もどかしくて遣り場をなくして


悪夢に苛まれるような思いのまま金糸雀が啼くのを聴いた**]


メモを貼った。


[グロリアはボリスの声を夢現にきく。
最初に言葉交わした時とは違う力強い声。

見違えるようなその声に微かな、――安堵]


[人形のある場所にグロリアの魂は引き寄せられていた。
魔女の呪いが及ぶ事を何処かで覚悟していて
それでも何処かで――別の未来を願っていた。
大事に思えた存在はひとつきりではなく少しずつ増えてゆき
のこしてゆきたくないと、思っていた。

――そんな我儘はゆるされはしなかったけれど]


[どうしてと問い掛ける声は戦友のもの。
ルーカスの声音にまじる息遣いは少し苦しげにも感じた。
駆けてきたのか上がる息。
何が彼をせかしたのか知らず不思議に思う]

――――。

[グロリアの魂が微か震えた]

      ……、……。

[夢にたゆたう意識が現へと戻る。
悪夢から目覚める感覚に似ていた。
息が詰まり、それから漸く肺を満たして、夢だったのだと実感する。
夢でよかったと安堵してはじまる朝も今は遠い**]


メモを貼った。


【人】 双生児 ホリー

― 鐘が鳴る直前―


 ……グロリアを護っ…

[魔法陣の赤い鮮光の中から、
2匹の黒猫の魂を核とする影が、
生まれ出る寸前まで。
“本物の占い師“のグロリアを護ろうとしていた。

シメオンの持っていた、
“弟”なのだろう人形>>3:184を見た瞬間、
彼が亡霊だと悟ったから。

否、占い師だからというだけではなく、
一人で泣かないで、傷つかないでと
心から願ったグロリアだから、護りたかった…]

(25) 2013/10/08(Tue) 19時頃

【人】 双生児 ホリー

―鐘が鳴る直前―

 ……。“守護”の、抑止力。

[けれど、グロリアを護るよう、命じる直前に、ふと。
グロリアの、抑止力>>130という言葉を思い出す。
それから、ルーカスを護ってほしいという願い>>127も]

 ルーカスさんは…信じられる人。
 それに……霊能者かもしれない…。

[霊能者ではない、と告白した理由を問うた答え>>84
には、疑問が残っていたけれど、
何かの合図のように片目を瞑って見せるルーカスに、
それ以上は深く聞けずに]

(26) 2013/10/08(Tue) 19時頃

【人】 双生児 ホリー

[けれど、もしかしたら、と思っていた。
守護者ではないふりを装って、
グロリアを護る為の言葉を紡いだ自分>>144
のように。ルーカスもまた霊能者だからこそ、
装ったのではないか。

自分との会話を思い出しつつ、グロリアに“いい性格”
などと得意気に話していた>>2:217のを
知る由はないけれど、思慮深い大人のルーカスなら、
有り得るのではないかと]

[シメオンを占い師だと思った人は、
誰もいないようだった議論の時間を思い出す。
守護は、グロリアを護るはずだと、亡霊も思うだろう。
それに、グロリアには言葉による護りも置いたから>>3:144]

[だから、占い師のグロリアと霊能者かもしれないルーカス、二人ともを、護りたくて。
これ以上、誰も失いたくなくて。
グロリアの言ってくれた、抑止力を頼りに、
ルーカスを護れと、影たちに願ったけれど――…*]

(27) 2013/10/08(Tue) 19時頃

双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/08(Tue) 19時頃


双生児 ホリーは、メモを貼った。

2013/10/08(Tue) 19時頃


【人】 双生児 ホリー

―夢の中・一年前の或る夜の記憶―



   『“アノヒト達”の命と魂をあげるから…っ』


[兄の命と私の血を糧に、父と魔術師達が呼びだした、
この世の者ならざる“圧倒的な冷たい存在”>>3:60
父と4人の魔術師達の命と魂を差し出すと、
告げた瞬間。愉快でたまらないというような、
魔物の嗤い聲と共に、彼らは赤い霧になって消え去った]


[兄を蘇らせたいが故。一瞬の劇情>>3:64にかられて。
私の願いと叫びは、父を殺した。4人の魔術師達を殺した]


[それなのに――…]

(28) 2013/10/08(Tue) 20時頃

【人】 双生児 ホリー

―夢の中・一年前の或る夜の記憶―



   ((心から願わぬを、叶えることはできぬ))


[数瞬の沈黙の後。ああ、これでオスカーが生き返ると、
出血と激しい痛みに遠のく意識を、手放そうとした時。
魔物の“聲”が頭の中に響く。

生き返る契約を得た兄は…けれど。

父と魔術師達を…誰かの命を、
自身の“命”の“対価”とする蘇りを願わぬと]

(29) 2013/10/08(Tue) 20時頃

【人】 双生児 ホリー

―夢の中・一年前の或る夜の記憶―


               ((彼の者が願うたは))


       ((妹が、生きること))


[掠れゆく意識の中、魔物が嗤う“聲”が響く]

   (いや。いや…わたしは、そんなこと望んでない!)

[最期の吐息で為した拒否は、魔物には届かなかったか、
それとも、承知の上の愉快さからか。

”命“を対価に魔物を呼びだした兄が、
差し出せた最期の“対価”。

―――兄の“魂” を以て、契約は為され]

(30) 2013/10/08(Tue) 20時半頃

【人】 双生児 ホリー

   いや…いや。いやああああああああああ!!!


[心からの絶望の叫びは、声にならぬまま。
凍りつくように冷たい魔物の気配が、
父に裂かれた喉元、血を流し続ける創に近づいて。

失った温かな血の代わりに、
冷たく圧倒的な魔力の籠る、おぞましい“何か”が、
わたしの裡に、流れ込み。

兄が願いである私の“命”を、この世に繋いだ]

(31) 2013/10/08(Tue) 20時半頃

【人】 双生児 ホリー

―夢の中・一年前の或る夜の記憶―


[そうして――…。
使用人によって、屋敷の地下室で発見された少女は。

数日後、大きな寝台の上で、一人きりで目を覚まして。
お嬢様、ホリーお嬢様と、涙ながらに名を呼び、
目覚めを喜ぶ、老いた執事に]


  …何を言ってるんだい、バンター。

  僕は、オスカーだよ?


[夜色の瞳を微かに瞠って、きょとん。
子猫の仕草で、不思議そうに首を傾げた* ]

(32) 2013/10/08(Tue) 20時半頃

【人】 双生児 ホリー

―現在・サロン―

[ぼんやりとした意識の底に届いたのは、
ルーカスの悲痛な問い掛け>>6

ああ、ごめんなさい…ごめんなさい…護れなかった。
眠る私の頬に、一筋の涙が伝う。

目覚めたのは、ボリスの声>>0>>1と大音響の叫びによって。
私は、はっと目を覚まして起き上がる]


 ……ラルフ。

[最初に目に入ったのは、天井を見上げる黒髪の青年。
相手には届くか届かぬか程の、小さな呟き。

ピッパの視線と苦い笑いに気づけば>>17
かろうじて、小さな笑みに似せた表情を返せたか]

(33) 2013/10/08(Tue) 20時半頃

【人】 双生児 ホリー

―現在・サロン―

[ピッパがシメオンとよく似た顔の人形をテーブルに置く。
サイモンとレティーシャ、そして―――グロリア。
犠牲となった、願い人達の魂の隣に。

見慣れたオズワルトの帽子の下、
ルーカスの表情は窺えず。
ピッパの手が帽子に置かれたのを見れば>>18
案じつつも、護れなかった謗りを恐れるように
寄せられた眉を、少しだけ弛め]


 ……ピッパが、霊能者 ?

[思いがけないピッパの告白>>20に、
シメオンが亡霊者なのは人形で悟っていたけれど、
微かに濡れたままの夜色の瞳を瞠る。
けれど、シメオンとの会話や、抱きしめていた姿を思い出せば
彼女の言葉と役職を疑う気持ちは起こらず]

(37) 2013/10/08(Tue) 21時頃

【人】 双生児 ホリー

 
 辛い役目……ええ、どんなにか…。
 でも、危険を顧みず、
 伝えてくれて、ありがとう、ピッパ。


 はい、亡霊は、あと一人…ですね。

[ピッパ>>20に、微かに苦し気に眉を寄せて、
彼女の心中を慮るような瞳を向け。
オズワルドの言葉>>22に頷いてから]


 ならば…私も明かすべきね。

[何かを決意したかのような、小さな呟き]

(38) 2013/10/08(Tue) 21時頃

【人】 双生児 ホリー


 ……ええ。
 本当にミスキャストだわ、サイモンさん。


[配役への文句を口にするオズワルド>>22>>23
彼の指先が、書見台の上の書のある箇所で
止まったように見えたけれど>>23、今は気にする余裕はなく]


  “ヒトゴロシ”の私に、
  “守護”の役を振るなんて、ね。


[私の願いと叫びは、父と4人の魔術師達を”殺した”のに。
兄の”命”ばかりではなく、”魂”までを犠牲にしたのに]

(41) 2013/10/08(Tue) 21時頃

【人】 双生児 ホリー

[一瞬だけ、泣きそうな表情になるも。
すぐさま代わりに、唇に浮かぶのは、
どこかが酷く痛むような、ほの苦い微笑み]

 …少しだけ。でも、シメオンとのやり取りから、
 ピッパが霊能者でもおかしくはないと、今は、思えます。

[ルーカスの問い>>39に、首を横に振る。
その瞳に浮かぶ気持ちを案じてくれるような色に、
微かな安堵を覚えたことに、強い罪悪感も感じながら]
夜色の瞳が、集う人々を見回して]

 
  私が”守護”だから、ピッパが霊能者なら。

  最後の亡霊は…
  オズワルドさんか、ボリスさんか、 
  ……ラルフ、のうちの誰か、ですね。

[可能性を消して、残った人々の名を呟く声は――…暗く]

(43) 2013/10/08(Tue) 21時半頃

―サロン―

[並ぶ人形は四体
その中にグロリアは自身に似たそれを見つける。
嘆くでもなく、ただ残念そうな顔をして息を吐いた。
ピッパの声にグロリアは驚いたように瞬きをした]

私には出来なかった証明を、ありがとう。

[微かな笑みを浮かべる。
聞こえないだろう声は常より弱く]

――…あなたが霊能者。
あなたが、亡霊でなくて、良かった。

[ルーカスと親しい彼女。
二人が対峙せずにいられるのをせめてもの救い思う]


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