人狼議事


175 Arco Mondo -初夏の訪れ-

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 ……ん?みいゆ?

 わかった。

あれこれと考えている間に告げられる名前、
 散々呼んでいたものは呼び名、だったのだろう]

 他には?

[促すように問いかけるが、
 そうでもしないとまたキスしたくて仕方ないから。
 一日中こんなで、いいのだろうか]


 で、も。
 ミユ…──で。

[いい、と。
 他にはと促されたら、何を云うか考えているうちに。
 くるるる、とお腹が鳴いた。]

 おっ、…お腹───!

[すいた。
 先程までのはずかしさとはまた別種の羞恥。
 額を擦り付けるように、肩に頭を押し付けて小さく首を振った。]


 いいの?

呼ぶにはどちらでも構わないが、
 ミイユが呼ばれたい方にすることにした。
 それから聞こえる腹の虫]

 ……食事のこと忘れてたな。
 ここに運んでもらえるんだっけ。

 それとも、食べに出てみる?

[まだ船内の住人もそう多くはないだろう、
 今のうちならばミイユも散策に出かけられそうだ。
 ぽんぽんと頭を撫でて、選択肢を二つ]


 すっ… すき、に。

[好きに呼んでほしい。
 呼ばれる度に、とくんと鼓動が打つから。]

 ───。

[腹の音は確りと聞かれてしまっていたようだ。(
 恥ずかしさに無言は続いたが、頭を撫でられて更に息を詰める。]

 (これは。)
 (子供にするのと、同じ?)

[そう思うと、ぎゅっと胸が痛くなって。
 胸元をとんと叩いて、ほんのすこしだけジェレミーを睨んだ。]

 ふたり、で ……食べられる、なら。

[家に呼んだとき、結局自分は食べなかったから。
 今度はちゃんといっしょに食べたい。]


 ミイユ。

[どちらでもいいのなら、きちんと呼びたい。
 あらためて確かめるように名前を繰り返すと
 何故か睨まれた]

 なら、部屋にしよう。
 ミイユ好き嫌い、食べられないものとか。

[どんな料理が出てくるのかわからないが、
 特に嫌いなものもない自分は併せられる。
 確認してから注文をして、
 二人だけの食事の時間になる**]


 ───ん…

[呼ばれて、自然とふわり笑みが浮かぶ。
 睨んでいたのも一瞬だったが、笑みを浮かべるのもまだ一瞬だ。]

 へ、き。

[好き嫌いはない、苦手なのは甘すぎるものくらいだ。  どんな食事がくるのだろう。
 すこしわくわくしながら、運ばれてくるのを待つことになる。

 が、まずは彼から体を離すところからだ。
 恥ずかしいのからは解放されるが。
 そのぶん、それ以上、寂しく感じてしまってしょうがない**]


メモを貼った。


淡く浮かぶ微笑みを見て笑えた事に安心した。
 消えるのも早かったが、また笑顔を引き出せるように
 こちらが努力をすれば良いこと]

 (動物と話せるのに肉を食べれるんだろうか)

[浮かんだ疑問、しかし獣をそのまま食べることは
 妖精である自分たちには不可能だ。
 あまり気にしなくてもいいだろう。 たぶん]
 
 ミイユ、こっち持ってて。そのまま。

[運ばれてきた食事は、
 普段作らないようなようなものばかり。
 どれも美味しそうで忘れていた空腹を思い出す。

 その中でカットされたフルーツをミイユに持たせ、
 ちらりと視線を流したあと、ぱくんとかぶりついた*]


メモを貼った。


-- 食事風景 --

[並ぶ食事は見たことのない、森の中でのものよりも豪勢なものだった。
 中には動物の肉を細かくしものもあったかもしれない。
 それはさすがに口に出来ず、初めて食べられないものと出会うことになった。]

 ───?

[マイスの実を裏ごししたスープ。
 瑞々しい野菜のサラダ。
 注がれるヴィーノからはふわりとお酒の薫り。

 カットされた果実を持たされて顔を傾けていれば、それにかぶりつかれた。
 恥ずかしさがうっすらと訪れる。]

 ───……っ

[これがこういう食べ物を食べる時の作法なんだろうか。
 じっとジェレミーを見つめて、箸が止まった。]


メモを貼った。


[いかに普段手抜き料理(または買ったもの)で過ごしたか
 そして自分の料理の出来なさを知る機会になった。
 役目の後に元の暮らしに戻って、自分で再現も出来そうに無いし。

 春から夏にかけては果実も多く実る時期、
 何を食べても美味しいのが良い。
 特にミイユの手から食べるとなればそれはもう格別だ。
 同じように手にして、ミイユの口元へ]

 うまいぞ?

[まさか作法だと思われているなんて知らず、にこりと笑う]


[材料さえあれば何となく似たものは作れそうだ──肉以外は。
 なんて全く別のことを考えながら。

 気付けば同じように口元へ差し出される果実のひときれ。
 それとジェレミーとを交互に見つめる表情は
 いつもの通り無愛想な。]

 ……、ん

[けれどちゃんと見ていれば、照れているのであろう色を携えて。
 先程彼がしたようにぱくりとしてみたが。]

 (やるのも、やられるのも)
 (恥ずかしいな、これ。)

[口にいれれば無言でもぐもぐ。]


 ミイユは料理上手だ、よな?

[今後は世話になろうと、勝手に決めた。
 やはり肉料理は無理らしいが、食べなくても問題もない]

 (魚はどうなんだろう、会話も出来たりして)

[気になることは多々あれど、今はこの料理を楽しむ時間。
 ヴィーノのアルコールもほのかに回りはじめ
 少しふわふわとし始めてきた]

 一緒に食うとより美味いな。

[もぐもぐする姿を眺めつつ手は進み、すっかりもう満腹だ]


 ……た、ぶん?

[上手かどうか比較する相手もものもないので、自分ではわからないが。
 自給自足的な生活を長らくしてきたため、料理はそれなりに上手い方だ。]

 (おさかなさん…。)

[話すことはできないが、食べることはあまりしない。
 豪勢な食事の中に姿があればおずおずと手を伸ばした。
 あまり飲めはしないから、グラスを傾けるのもゆっくりで。]

 ──はじ、めて。

 (動物じゃなくて、誰かとごはんするのも。)
 (こんなに長く、いるのも。)

[恥ずかしさに思わず、最後にぐいっとヴィーノを煽ってしまって。
 ふわふわ、くらくらとしながら。
 小さくごちそうさまと告げた。]


 一人じゃないのが?

[だとしたらその相手が自分で良かったと思う。
 それともアルコールを飲むのが、なら
 ミイユはどういうふうに酔うタイプだろう?]

 なんか、いいな。

[役目が終わって夏になったら、一緒に暮らしたいと思う。
 それを切り出すのはまだ早いだろうから
 密やかにあれこれと計画しておこう]


 ──ぅ、ん。
 ずっと ……ひとりだった から。

[長い時間人といると、疲れるものだと思っていた。
 なのに、今はそんなことなく。
 離れることの方が嫌だと思う。
 夏を運ぶ小さな旅が終われば、こうして傍にいることもなくなってしまうんだろうか。
 それはとても、悲しいから。]

 ……い、ぃ ──ね?

[表情が柔らかくなるのは、アルコールのせいだろう。
 ふわふわした酩酊感のなか。
 肩にぽふりと頭を乗せた。
 さっきまでなら恥ずかしすぎて出来なかったことも、少しだけ出来るようになる。]


[ミイユの甘いのに低めの声が言葉を紡ぐ度に、
 身体の内側をざわざわと撫でられているようで
 くすぐったいような、心地良いような感覚に襲われる]

 もっと、ミイユの話を聞きたいな。
 好きな食べ物、美味しいと思ったおかし。

[慣れたのか、アルコールのおかげかさっきよりも近い。
 肩に預けられる頭を、そっと撫でると
 そのまま手は頬までするりと撫で、
 美味しそうな唇をつついてから離れた]


 ぼく、の?

[ゆっくりと、少しずつ、溢れる言葉は増えている。
 酔っているせいではないけれど。
 今はきっと酔っているから。
 そういうことに、しておこう。]

 くるみ、ひまわりのたね、マトリカリア。
 あと…、 ユヤの砂糖漬け。
 でも甘いものは、苦手。

[ぽつぽつと好きなものを口にすれば、ジェレミーの手が滑り落ちてくる。
 頭から頬に、頬から唇に。
 離される前に、ほんのすこしだけ指に唇を押し付けて。]


 いちばん、は。

[見上げて、ふわりと笑顔が溢れる。
 目の前の人がいちばんすきだなんて。
 酔っていたって、口にはできない。]


 ユヤの砂糖漬け、あれは美味しかった。
 なら、得意なのは?

[少し酔っている自覚もあるが、ミイユもだろうか。
 触ってもさっきよりも逃げないから
 調子に乗って溢れた笑顔に引き寄せられる。

 瞼、鼻のてっぺん、それから唇に順番にキス]

 ……、――俺?

[なんて、思いあがりすぎだ]


 とくい、なの は… んっ

[話そうとして、瞼に。
 鼻の先に、それから唇に落ちる口付け。
 恥ずかしくて、ふわり顔が赤く染まる。
 赤いままじぃっと見上げ、すぐに視線をはずし。]

 ───ば、か。

[てしてしと胸元を何度か叩いて。
 微かに、微かに、頷いた。]


[得意なのは、俺に愛されることになるといい。
 そう願いながら軽く叩かれて、
 頷いてくれるミイユを抱きしめた]

 とっくに馬鹿だって、知ってるだろ。

[これからさらに加速してしまうだろうが、
 それも全て受け止めて欲しい。
 なんて言葉を落として、甘い空気に酔いしれる**]


メモを貼った。


[柔らかく抱き締められる。
 甘いものは苦手だけれど、この甘ったるい空気は嫌いじゃない。]

 ぼく…も。

[もう、ばかになってしまったのだろうか。
 耳に落ちる甘い言葉に、くすぐられるような心地。
 くすくすと笑って、きちんとごちそうさまを済ませたら。
 船の外はすぐに夜をつれてくる。
 それまでは傍から離れずに、拙い言葉で会話を重ねた。]


メモを貼った。


[ふたりきりの時間は直ぐにすぎてもう夜。
 ミイユの言葉を聞いたり、また話をしたり
 アルコールの勢いもあって柔らかく触れたり
 キスをあちこちに落としたりと離れないのをいいことに
 目一杯甘えて、甘やかかして過ごした]

 水浴びは、やっぱり朝?

[もう寝るだけなら、とベッドをちらりと見る。
 物が少なくて落ち着かないが仕方ない。

 おいでと、名前を呼んで腕を広げた]


メモを貼った。


[話したり、触れられたり。
 あちこちに落とされるキスは、くすぐったくて恥ずかしい。
 夜を迎える頃には酔いもさめてしまっていたけど。
 甘く甘い雰囲気には酔ったままだ。]

 ──う、ん…

[やっぱり、なんて云うから。(
 覗かれてしまった水浴びを思い出してしまう。
 あの時どこまで見られてしまっていたんだろう。
 家で着替えているときも、だ。]

 っ ……、ん

[おいでなんて優しく云われてしまったら。
 広げられる腕のすぐ傍まで、けれどあと一歩の距離。
 近寄って、じぃと見上げる。]


 うん?大丈夫、ぎゅって抱きしめて眠るだけ。
 眠るまで少し話はするけれど。

[ミイユから来てくれないかと、その一歩の距離は開いたまま。
 見上げられて安心させようと笑顔を浮かべる。
 思い出すのは湖で抱きしめた時のこと、
 白い肌にすらりとした手足、水に煌めく髪と――]

 ミイユから来ないなら、押し倒すかもな。

[なんて、と冗談めかしつつも半分は本気]


 ほん…と?

[抱き締めて眠るだけでも、ミイユにはよっぽどなのだが。
 最初に見えた笑顔は安心できるもので。
 でも、眠るまで話をするだなんて、眠れるのか分からない。]

 押し…──

 (べ、つに。)
 (いい…けど……。)

[そんなことまで考えてから、ぷるぷると頭を振った。
 おそるおそる、一歩歩み出して。
 それでも恥ずかしさからか、顔は胸元に押し付けた。]


[逃げるなら捕まえて添い寝をと思った下心、
 気づかれたのだろうか、
 ミイユから来てくれたからぎゅっと抱きしめた。
 薄いシャツ越しに感じる温度、におい、鼓動
 全てが愛おしくて簡単には眠れそうにないのが事実]

 良かった、来てくれた。

[抱きしめる姿勢から一転、横抱きに抱えるとそのままベッドへ]

 一応おやすみ、ミイユ。

[額に挨拶のキスを落として横に寝転んだ。
 当然まだ眠るつもりなんて無い]


[たったの一歩なのに、心臓がまたばくばくとうるさい。
 抱き締められる腕に力が入れば、体が自然と強張って。
 体温がすぐ傍にある。
 なにかのいい匂いさえ感じるみたいで。]

 (おいでって、云ったじゃん。)

[まるで王子様がお姫様を抱き上げるよう。
 おろされるのは、慣れないベッドの上に。]

 ───、っ

[顔が近付けば、何を期待したのか息が詰まって。
 額に触れる柔らかな唇に、ぶわっと赤くなって顔を逸らした。
 眠れるわけなんてない。]


 なーに、期待した?

[しかしこの状況でキスだけで終われる自信はあまり無い。
 昨日の今日でそこまで強引に進めてしまうのも、
 ミイユにとっても良くないだろうと自重していて]

 今日は添い寝するだけって、言ったろ。
 ミイユが俺と一緒に眠るのに慣れたら、
 『次』の段階に進もうと思う。

[それはキスだけでなくて、もっと深く交われるもの]


 し、てない っ!!

 (ばか!)
 (ばっ、ばか!ばかぁっ!)

[意地悪くさえ聞こえる囁きに、思わず声をあげた。
 大きくはないが、ミイユにしては大きな声。
 そしてむいーっと口を引き結んだ。
 キスしてもらえるだなんて、期待なんてしていない、はず。]

 (『次』ってなんだ!)

[真っ赤なままジェレミーを睨む。
 今こんなにどきどきしているのに、慣れるなんてことあるんだろうか。
 ものすごい時間がかかりそうだ。
 睨んだままくるくると考えて、ぺちと胸元を叩いた。]


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