147 書架の鳥籠
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[いつの間に、眠っていたのだろう。
幼い頃の夢を…見ていたような気がする]
(6) 2013/10/05(Sat) 10時半頃
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[貴族階級に生まれながらも、 社交には目もくれず、書物と万物の神秘にのめり込んだ 博物学者だった父。
家同士の決めた婚姻でありながら、 そんな父に、ひたすらに献身的で、 しっかり者だった母は、何年も前に亡くなったけれど。
私達と同じ日に生を受けた、 双子の黒猫、“夜”と“闇”と。
魂の片割れ、比翼のように常に共に在った兄と]
(7) 2013/10/05(Sat) 10時半頃
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[世間一般からすれば、奇妙な一家であったろう。
父の奇行癖によって、ある種の悟りを開いたかの如き、 達観した使用人たち。
父を尋ねて世界中から屋敷をおとない、 入れ替わり立ち代わり、数日或いは数年の間、滞在してゆく 様々な容姿服装、文化・言語を持つ、研究者や学生たち。 土産話は、遙かな国の風の香に、いささかの夢幻をそえて。
屋敷のあちこちに転がる、 剥製や骨格標本や彫刻、奇妙な異国の動植物たち、 干からびた試験管や、中身の知れない採集袋。 置きっぱなしの羅針盤や天体望遠鏡。
そんな人や物に囲まれ、星空や月に憧れて育った双子]
(8) 2013/10/05(Sat) 10時半頃
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[けれど、そんな幼い日々は。
家族の支柱であった、母の死の瞬間から、 砂礫の楼閣のように、さらさらと、さらさらと。 少しずつ少しずつ、崩れ、壊れて。
夜な夜な、亡き母を探して屋敷を彷徨っていた父。 いつの間にか、屋敷を訪れる人々は、 探求心に輝く瞳と、愉快な話を語る研究者達から、 顔を見られるのを嫌い、地下室に集う奇妙な人々に替わり。
研究室と書斎は、うっすら降りた雪のような埃に包まれ。 代わりに、出入りを禁じられた地下室へ籠りきりになった 父の顔からは、笑みも怒りも失われた。
気付いた時には――…全てはもう、手遅れで]
(9) 2013/10/05(Sat) 10時半頃
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[夜よりも] [なお深い]
[地下室の、あの暗闇]
(10) 2013/10/05(Sat) 10時半頃
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[集う奇妙な人々]
[虚ろに響く父の声]
[黒い蝋燭、揺らめく焔]
(11) 2013/10/05(Sat) 10時半頃
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[噎せかえりそうな、鉄錆に似た臭い]
[黒ずんだ赤…紅]
[ぽたり、ポトリ…]
[滴り落ちる、あの音]
(12) 2013/10/05(Sat) 10時半頃
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[描かれる、紅い円と紋様]
[父の祈り]
[奇妙な人々の声、声、声… そして―――……]
(13) 2013/10/05(Sat) 10時半頃
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(……にゃあ、にゃあ)
(にゃあ、にゃあ、にゃーあ)
(14) 2013/10/05(Sat) 10時半頃
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(闇を纏い、夜を瞳に宿した猫たちが――…鳴いている。
啼いている、哭いている……。)
(15) 2013/10/05(Sat) 10時半頃
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(……ねえ、 泣いているのは、だあれ?)
(16) 2013/10/05(Sat) 10時半頃
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……ん。 “夜”?
[生まれた時から慣れ親しんだ、 あの猫たちの声が、聴こえた気がして。
起床時には、常に頬近くにあったぬくもりを求めて、 無意識に手を伸ばすも。 指が触れえたのは、冷たい床の固い感触だけ]
あれ? どうして床で…
[ぱっと起き上がれば、目に入ったのは、 呆然の態で座り込むラルフの姿>>2]
(17) 2013/10/05(Sat) 11時頃
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ラルフ…?
[思わず呼びかけた瞬間に、記憶が蘇る。 耳に残る、大時計の音。重なり響く、少女の声。 立ち上ったサイモンと、 視界を覆うかの如き、書物の頁の乱舞。 黒い異形の獣の影と、そして――…]
あれは、夢じゃない…よね?
[信じられないような光景を思い出せば。 貴方は確認を求めるように、夜色の瞳をラルフに向ける*]
(18) 2013/10/05(Sat) 11時頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/10/05(Sat) 11時半頃
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( ……猫の、鳴き声? )
[ラルフの名を呼ぶ直前>>18、彼が何か 「猫」というような単語を 口にしたような気がしたけれど>>19。
私の内なる耳奥に、木魂し響く、 今は亡き2匹の黒猫たちの 鳴き声のことかもしれないとは、 その時は思い至らずに。
微かに小首を傾げるに留まったのだったか]
(28) 2013/10/05(Sat) 16時頃
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う、うん。ラルフも、ね。
[大丈夫そうだね、と確認するような声に>>21 こくん、と一つ頷いて]
あの本…? それに大時計が…動いて、る…。
[ラルフの視線>>22>>23につられるように、 貴方は、書見台とその上なる本>>#9を見つけ、 大時計が時を刻み始めた様に、息を飲む]
(30) 2013/10/05(Sat) 16時頃
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…っと。グロリア、大丈夫かい?
[グロリアが目覚めた様子>>25に気づけば、 近寄り、案じる声を掛けて]
……そう、だね。
[その呟き>>26が耳に届けば。 私は、何かを堪えるように、 一瞬だけ、ぎゅっと瞼を瞑ってから開く]
(31) 2013/10/05(Sat) 16時半頃
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……やっぱり。
優しい魔女なんて、いるわけがなかった、ね…。
[痛い程分かっていたこと。知っていたはずのこと。 けれど、一縷の望みを託していたのも。また、真実で。
私は、唐突に胸の内に湧き上がった、 どうしようもなく、泣きたいような衝動を、 眉を寄せ唇をきつく噛み締めて、何とか堪える]
[シメオン>>32とクラリッサの姿が見えたなら、 少しほっとした表情を浮かべて。 おかえり、心配していたよ、と迎えただろう]
(33) 2013/10/05(Sat) 16時半頃
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……魔女は。
お人形で、パーティをする?
そんなようなことを、言っていた、ね。 僕達が、お願いを叶える番って…
一体、何をするつもりだろう…。
それに、もう願いを叶えてあげた人が、いるって?
[貴方は、魔女の言葉を思い出しながら、訝し気に呟く]
(36) 2013/10/05(Sat) 17時頃
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サイモンさんは、何か知っているようだったけれど、 いない、し…。 …これから、どうなっちゃうんだろう…。
…ああ。 いや、違う…。
[不安気な響きを帯びた呟きの後、 浮かんだ何かの考えを、頭から追い払おうとするかのように、 一つ、ふるりと、かぶりを振って]
どうすべきか、だね。
[まだ気持ちは強く揺れ乱れたまま、途方に暮れつつも。 やっと思考回路が動き始めた様子で、問いかけるように、 周囲の人達を見回した**]
(37) 2013/10/05(Sat) 17時頃
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……うん。
[グロリアが目元を拭う仕草>>34と、 綺麗な手に残る赤い痕に、微かに痛まし気に眉を寄せ。 衝撃の滲む言葉に、夜色の瞳を合わせるようにして、 こくり、深い共感めいた頷きを返し]
……っ。 僕、も。だいじょうぶ、だよ…。
ありがとう。
[グロリアの笑みのぎこちなさに気づいてか、 微かに表情が翳るも。 案じる響きの言葉>>35をかけて貰えば。 夜の色の瞳が、濡れたように揺れたのは一瞬。 同じく小さな笑みを返し、暫くは彼女の傍にいたか**]
(38) 2013/10/05(Sat) 17時半頃
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双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/10/05(Sat) 17時半頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/10/05(Sat) 17時半頃
ホリーは、[グロリアの手の赤い痕>>34に] 痛くない? よかったら使って。[ポケットからハンカチーフを取り出して差し出した**]
2013/10/05(Sat) 18時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/10/05(Sat) 18時頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/10/05(Sat) 20時半頃
双生児 ホリーは、メモを貼った。
2013/10/05(Sat) 20時半頃
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―サロン―
…サイモンさんは、姿が見えなくて…。 それに、あの黒い獣みたいなのは、一体…
[オズワルドの問い>>50が耳に入れば、 首を横に振って、訝しげに眉を寄せる]
じゃあ… この中には、実は既に、願いを叶えてもらっている人が、 2人、いるかもしれない、ということか…。
うん。人形なんて、僕も見た覚えがないけれど… 誰か見た?
[グロリアの言葉>>51と、人形を探すかのように巡る視線に、 魔女の話を思い出しながら頷いて]
(53) 2013/10/05(Sat) 21時頃
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……うん。魔女が願いを叶えてくれないなら、 此処にいる、意味は……ないし。
[グロリアがまた手を握りしめる様>>52に、 まだ案じるように、眉を寄せつつも]
必要かどうかは、わからない、けれど…。魔女は、 自分の願いを叶えてもらう番、と言っていた、よね…。
そらに、あの、からかうような笑い声…。 彼女の願いを叶えないまま、 何もなく、僕達を帰してくれるような、 優しい魔女には、僕は、思えない…。
グロリアや、みんなは、どう思う?
魔女狩り、か…。そんなこと、できるんだろうか…。 [グロリアの問い掛けるような視線>>52に、 そう答えて、不安気に見える表情で周囲の人々を見回す]
(58) 2013/10/05(Sat) 21時半頃
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[視界の端、レティーシャが立ち上がった拍子に、 おいしい、と飲んでくれていたミルクティ>>45のカップが 転がるのが見えた>>48。 あの時は、お茶を口にしてくれる様にほっとして、 ありがとうの言葉に、微笑んだのだったか。 まさか彼女が、味が良く分からないとは思いもできず]
レティーシャ、その本、何の本だろう?
[部屋を出そうに見えたレティーシャが、 足を止めて書見台に近付くのに、ほっとして、 先程から気になっていた本に近い彼女に、尋ねてみる]
(65) 2013/10/05(Sat) 22時頃
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ホリーは、レティーシャに本のことを尋ねた>>65のは、 多分、オズワルドが彼女に調査をまかせる>>60 前のことだったか。
2013/10/05(Sat) 22時頃
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[グロリアの、ずっと綺麗だと思っていた双眸と、 視線があった時>>54。 彼女の気配が、微かに和らいだような気がして。 それが、ひとりではないと安堵してくれたとまでは、 悟れなくとも。少しだけほっとして、微笑みを返して」
………うん。うん、ありがとう。 [「一人で抱え込んでは苦しいから―」グロリアの言葉に。 私は、何故か潤みそうになった瞳を、咄嗟に逸らす。
ああ、そうだわ、と私は思う。たしかあの時>>0:135も、 グロリアに「ひとりきりは寂しいものね」と言われて、 私は、掌を握りしめたのだっけ…]
(74) 2013/10/05(Sat) 22時頃
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( …へん、ね。“私”は、一人ではないはず、なのに。
“貴方”がいるはずなのに、ね… )
[グロリアの掌の赤>>54には、痛まし気に瞳を揺らすも、 細められた瞳から微かに伝わってくるような 感情の色を見れば。持っていて、と返されたハンカチーフは 手当ては、ちゃんとするんだよ?と言って、受け取り] ……グロリアも。
お願いだから、一人で抱え込まないで、ね。 無理はしないで…傷つかないでほしいんだ…。
[避けられなければ、赤い痕に障らぬよう手の甲に、 一瞬だけ包むように触れて、小さく微笑みを返した]
(76) 2013/10/05(Sat) 22時頃
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うん、おかえり。 大変というか、残念だよね……。
[戻って来たシメオン>>61が、そっぽを向くのに、 貴方は、少しだけ瞳を瞠るも、理由は、なんとなし わかるような気がして、おかえり、と小さく微笑む]
そう、ですね。お願いします。サイモンさんなら、 女に対抗する方法を知っていそうだったし…。
[オズワルド>>57には、思案気な様子で頷いて]
うん、急に出口が開かれるとは、 あの魔女の様子だと、僕も思えない… 確かめてみたい人が多ければ、反対はしないけれど。
[グロリアの言葉>>60には、同意の溜息をついた]
(86) 2013/10/05(Sat) 22時半頃
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うん、わかった。 まずはサイモンさんを探した方がよさそう、だよね。
[ラルフの言葉>>71に同意を返してから]
…そういえば。そうだね。 サイモンさん、何者なんだろう。
魔女狩りに、あの黒い獣みたいなのもの… 普通の人じゃなさそうだよ、ね。
[シメオンの疑問>>83には、最もだと頷く]
(88) 2013/10/05(Sat) 22時半頃
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え? 村人に占い師、霊能者…亡霊、狂人…?
[レティーシャが読み上げてくれた内容>>81が、 意外なものだったので、思わずそのまま呟き返して。 さっきも何だか、2人という数字が出て来たような、と と記憶を探っている時]
『亡霊を倒してからでないと、魔女を殺せない』…? じゃあ…じゃあ。逆に考えれば。
『亡霊を倒せば、魔女を殺せる』ということ、かな?
[今にも震えそうなレティーの声が告げた、 最後の言葉>>82に、そう呟いて、思わず瞳を瞠った]
(94) 2013/10/05(Sat) 22時半頃
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[カトリーナに慌てた声で名を呼ばれた>>96ので、 びっくりした様子で、彼女を見遣って]
あ、ううん。単なる可能性として、だよ。 レティーシャが読んでくれた内容だと、 裏を返せば、そうなるから。
サイモンさんは、魔女狩りって言ってたけど、 魔女狩りなんて、どうやったらできるのかなって、 不思議だったから。
[先ほどの疑問>>58を、説明して]
(98) 2013/10/05(Sat) 22時半頃
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そうだよね。 魔女を殺しちゃったら、願いは叶えて貰えない。
僕だって、願いを叶えてほしい。 でも…カトリーナも聞いただろう? 魔女は、僕達の願いを叶えるつもりは、なさそうだよ。 願い事をかなえてもらうのは、彼女の番、だって。
[カトリーナの問い>>96に、魔女の言葉>>#5を思い出して、 どう思う?と、問い返しつつ、深い溜息を人一つ]
(105) 2013/10/05(Sat) 23時頃
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