1 とある結社の手記:6
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―一階・自室―
[見慣れぬ天井をぼんやりとみつめ、ゆっくりと身体を起こす。 車椅子に移りカーテンを開ければ、ふわり雪が舞っていた。 黒檀を細め、嵌められている鉄格子に白い手を伸ばす。]
ふふふ、 貴方も閉じ込められちゃったの…?
[誰への問いかけか。 幼い頃、生死を彷徨った頃からの遣り取り。 親しい友人も、父ですら知らないそれに、一度も畏怖を感じたことはない。]
分かりました。すぐ行きます。
[遣り取りを遮るような結社員の声。 薬を確認した後に、広間へと向かう。]
(11) 2010/02/19(Fri) 11時頃
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―広間―
[空いてるスペースに車椅子を運びながら、昨夜居なかったウェーズリーに軽く頭を下げる。 そして暖炉の傍に車椅子を止めて、結社員の話に耳を傾ける。]
この中に人狼…? だって、此処には知ってる人しか……
[メアリーの声に重なるように呟く。 揺れる黒檀は、広間に居る面々を一つずつ映し出すのだが。 たとえ見知らぬ者が居たとしても、結社員の話を信じることはできなかっただろう。 自身にとって、人狼は御伽噺の中の存在。]
……っえ?
[そして占い師だと名乗り出た二人に、黒檀を瞬かせる。 驚いたのはその数ではなく、結社員の話が真実だと思わせる能力に。]
(12) 2010/02/19(Fri) 11時半頃
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ウェーズリーさんとサイラスさんがそう言うなら、居るのかな。 ……人狼。
[今、思うことはそれだけ。 まるで、二人とも信じているような言葉。]
人狼と一緒に閉じ込められちゃったわけね。
[微かに身体は震えるが、まだどこか現実味がない。 困ったように呟いた言葉は淡々と紡がれた。 カルビンの小さな呟き>>13は聞こえなかったが、より小さく感じる姿をみつけると、同じように肩を落とす。]
(17) 2010/02/19(Fri) 12時頃
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別のグループに…?
[続く言葉>>15を聞くと、縋るような瞳でサイラスをみつめる。 閉じ込められる日数は分からないが、昨日思っていたよりも長くなりそうな気がした。 此方に向かうカルヴィンの視線には、困ったような眼差しを。 自身の発作のこともあったが、この少年にとってもサイラスは必要な存在だろうと思っている。]
何だか、色々困っちゃったね。
[誰ともなしに呟く。 自身はまだ気付いていない。 幼い頃からの、独り言のような遣り取りの本当の意味。 ―――死者の魂をみれることが、結社員がいう能力の一つだということを。]
(18) 2010/02/19(Fri) 12時頃
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―→キッチン―
[兄妹の手が重なっていたこと、低い視線で気付くのは容易い。 メアリーが手を解いて朝食の準備を始める様子を眺めて]
私も手伝うよ。マーゴも一緒に行こ。
[彼女の心中察したのか否か、マーゴも誘いキッチンへと。 そして三人で協力して朝食を作る。 尤も、自身が手を貸したのは、野菜や果物の皮を剥くことくらいだったが。]
メアリーもマーゴも、料理上手だね。 二人とも、きっといいお嫁さんになるよ。
でも、メアリーがお嫁さんになるのは大変だろうなぁ。
……ねぇ、マーゴ。
[マーゴはその言葉の意味、気付くだろうか。 脳裏に一つの顔を思い描き、小さく笑みを漏らす。]
(19) 2010/02/19(Fri) 12時半頃
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[広間とは違い、キッチンには明るい声が響く。 そこに、割り込むような声>>20に振り返り]
そっか。 ヤニクさん、豚肉ダメだったね。
[手にしていたハムを冷蔵庫に戻す。 代わりに取り出したのは、魚肉のソーセージ。 二人に渡せば、火を通してくれるだろう。]
そんなに食べたら皆の分無くなっちゃうよ?
[ヤニクのつまみ食いを止めることはせず。 楽しそうに彼を見上げ、声を弾ませた。]
(21) 2010/02/19(Fri) 13時頃
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―→広間―
[メアリーに言われた通り、出来上がった食事を膝に乗せて運ぶ。 きょとんとした顔には楽しそうな笑みを向けるだけ。 ぱちんと小さな音が聞こえれば、視線を上げて笑う。]
アーチの分もあるよ。
[テーブルに運んだ後、パンを千切り、鸚鵡へと投げる。 反応を楽しんだ後、ゆっくりと食事をとることにした。*]
(24) 2010/02/19(Fri) 13時頃
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野菜は生で食べた方が本来の味を味わえるとは言うけど…… ヤニクさんが食べてるのは、どう見ても。
[諭すような言葉に小さく笑う。 彼が手を伸ばしているものは、どれも人の手が加えられたものだったから。]
ほら、マーゴが運んでくれたよ。 ヤニクさんも一緒に食べようよ。
[フォークを一度置いて、軽く手招きした。 ベネットとピッパの会話は、途中から>>44しか聞こえていない。 常と変わらない様子の二人の顔を交互に見遣り]
妹思いなところだけは、褒めてもいいと思うよ。 ちょっと度が過ぎる気はするけど、ね。
[間接的に同年のベネットを揶揄したのだった。]
(48) 2010/02/19(Fri) 16時半頃
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そうかな。 妹離れしないと、メアリーの倖せ奪っちゃうかもしれないよ?
[先刻、キッチンでの会話を思い出して笑う。 額を押さえる様子に、もっと困らせたくなるのは、「無理をするな」と止める父がこの場に居ないからか。]
コホッ、コホッ、
[言葉を続けようとしたところで、軽く咳き込み、手で口を押さえる。 そして、慌てて飲むのは、朝分の三種類の薬。]
……にがぃ、
[粉薬が苦手なのは、幼い頃から変わっていない。 渋い顔をして、汚れた食器を運ぶのだった。]
(50) 2010/02/19(Fri) 17時頃
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[広間に戻ってきた後、コルクボードに気がつく。 車椅子で傍まで寄り、ピンで留められた二枚のメモを見遣る。]
占い師って、本来一人なの…?
[ピッパの名が書かれたメモを見て、小さく呟く。 そういえば、メアリーも似たようなことを言っていた。 考えるように文字を眺めた後、傍に置かれたペンを取る。]
【コルクボード】
占い師以外のことも知りたいです。 二人居る可能性はありますか?
―――Catharine・Fowler.
[何となく湧き上がった疑問を、ピッパの「Q.1」の隣に記した。]
(51) 2010/02/19(Fri) 17時半頃
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―回想・少し前―
あはは、…コホッ、 罰…当たっちゃったか、な、
[そう言う表情は、彼よりも情けないもの。 差し出された水に礼を言って、薬を飲んだ。]
あっ、……ありがと。
[結局、キッチンへは向かわずに、ベネットの背にもう一度礼を。 度が過ぎてる妹への思いも、きっと彼の優しい心の表れなのだろう。そんなことを思ったりした。]
―回想・了―
(53) 2010/02/19(Fri) 18時頃
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[キッチンからは、兄妹の声が聞こえてくるだろうか。 自身は暖炉の傍で身体を温めている。 場所はそのままに鉄格子の合間から外を眺めて]
アーチなら、外出れるのかな。
[鳥籠の鳥、立場が変わったと思いながら。 フィリップが貸してくれるのなら、鸚鵡を柔らかく包む。]
お父さん、心配してるだろうから手紙届けて欲しいな。 ウェーズリーさんは一緒に閉じ込められちゃったし……
―――アーチ、できる?
[果たして、鸚鵡の答えは。*]
(57) 2010/02/19(Fri) 18時半頃
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―回想・朝食時>>63―
[掲げられた皿に黒檀を向けて、一度瞬く。 そして、ヤニクが捲くり立てる言葉に二度、三度……何度も何度も黒檀を瞬かせた。]
……すごい、
[その感想は、息継ぎもしないで語る様子に対して。 きっと、尊敬の眼差しに近かっただろう。]
想像……うん、してみる。 オムレツがピッパさんの手に掛かったら……
[そっと瞳を閉じて想像してみるが。 ピッパの料理の腕前は分からないから、不思議そうに]
オムレツはオムレツだよ?
世界一になるかもしれないなら、手を加えてみたいと思わない? 何事もチャレンジだと思うの。
(71) 2010/02/19(Fri) 21時頃
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病人 キャサリンは、漂白工 ピッパに失礼なことを言ったとは気付いていなかった。―回想・了―
2010/02/19(Fri) 21時頃
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―現在・広間―
あはは、怖いおっさん……か。 アーチとフィリップにはそうかもしれないね。
[鸚鵡の羽を優しく撫でる。鳥の体温は人よりも高い。 少し持ち上げて、頬に当ててみる。]
アーチ、いい香りがする。 洗ってもらったの…?
[洗われた理由、知る由もなく。]
いいの……?
[フィリップの言葉>>69に、嬉しそうな瞳を向けた。 そこへ、結社員が広間へと入ってくると、其方に視線を向けて]
ローズマリーさん。 アーチを外に飛ばしてもいいですか?
(74) 2010/02/19(Fri) 21時半頃
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病人 キャサリンは、漂白工 ピッパの表情が変わって、慌てて謝罪。そして「うん、作って」と常の笑みを向けただろう。
2010/02/19(Fri) 21時半頃
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[車椅子をコルクボードの方へ。 彼女の返事を待ちながら、赤いピンで留められたメモを見遣る。]
……磁石みたい。
[ぽつり、感想を漏らす。 S極とN極は相反しているのだから。 緑のピンで留めれた回答も、自身のものと意味は同じだった。 他の回答を眺めていると、ラルフのメモに気付く。]
(ラルフ、カルヴィンのために…?)
[心の中で呟いて、彼に視線を向ける。 きっと柔らかい眼差しだっただろう。]
(78) 2010/02/19(Fri) 21時半頃
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[結社員はどう答えただろうか。 鸚鵡なら、と許してくれただろうか。 答えはどうあれ、メモにペンを走らせる。
そこへ、名を呼ぶ声>>84と小さな足音が聞こえ振り返る。 楽しそうに頬を緩ませる顔を見て]
うん…! ローズマリーさんの許可も出たみたいだし……良かったね。 部屋の中でなら、カルヴィンも一緒に作れるんじゃない? [同じ表情を湛えて、少年に答える。 ペンを置いた手は、叶うのなら彼の頭を撫でるように。]
(90) 2010/02/19(Fri) 22時頃
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[結社員が口元に当てる指は赤く。 それは、外の寒さを物語っているようだった。 室内に閉じこもっている所為か、外の寒さは忘れかけていた。]
ありがとうございます。
狐には食べられないと思いますよ。 アーチは空を飛べるから。
[許可が出ると、嬉しそうに笑って頭を下げる。 しかし、続きの言葉には、珍しく少しだけ強い口調。]
アーチ、飛べる…? 私の家……少し遠いけど。
[寒さで>>@12と聞けば、心配そうに鸚鵡をみつめただろう。]
(95) 2010/02/19(Fri) 22時頃
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ピッパさんが料理…? 楽しみだよ…!
[この言葉に、深い意味はない。 彼女にはどう聞こえたかは分からないが。 ふと、目の前に影が落ちる。 見上げれば、そこにはヤニクの顔>>92]
じゃぁ、私とヤニクさんは似たもの同士じゃないね。
[顔の位置はそのままに、同じように笑みを向けた。]
(99) 2010/02/19(Fri) 22時頃
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うん、ありがとう。後で持っていくよ。
[自室に戻るらしいフィリップの背に明るい声を向けて。 ふわり、少年の頭を撫でた手を捕まえられると>>100]
私も一緒に…? あはは、嬉しいな。
[手の力を少しだけ強めた。 大きさは違うが、手の温度は同じように感じたが果たして。]
(103) 2010/02/19(Fri) 22時頃
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病人 キャサリンは、本屋 ベネットが壁に凭れかかるのを、ちらりとみつめた。
2010/02/19(Fri) 22時半頃
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似たもの同士、つまらないとは思わないかな。 言葉がなくても、何を考えてるか、分かると思うの。
[楽しいとは言えなかった。 しかし、共有できる何かがあると思っている。 たとえば、自身とカルヴィンのように。]
でも、想像付かない毎日は楽し―――っきゃ!
[言い終える前に、視界が周りだす。 バランスを崩さないように車椅子の手摺りを強く握り締めて]
ちょっと…!止めて……っ!!
[慌てるように声を張り上げるも、口の端は確かに上がっている。]
(121) 2010/02/19(Fri) 22時半頃
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[ヤニクの心中、知る由もなく。 想像できない毎日の一つを与えてくれているのだろうと思う。]
広がるというか、……コホッ、廻ってる…!
[叫んだせいか、少し息が切れ始めた。 同時に車椅子の回転は止まったが、まだ視界は廻ったまま。 数回咳き込んだ後、何とか後ろを向いて]
私が転がり落ちそうだよ……
[彼の表情が微かに変わっていても、廻る視界では分からない。]
(136) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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……ローズマリーさん。 何だか、それを望んでいるように聞こえます。
[結社員の言葉>>@15に、哀しい黒檀を向ける。 飛ばすのなら、雪も風も無い日に―――そう心に決めて。
ドナルドの声>>134は、余裕がなくて耳には届いていなかった。 届いていても、何も言わなかっただろうが。]
(144) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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[此方に向かう視線>>145に気がつくと、息整えながら微笑む。 大丈夫だよ、とその笑みから彼女なら分かるだろう。]
私が諦めたら…?
[囁かれた言葉を不思議そうに鸚鵡返し。 しかし、脳裏に描く姿は自宅で帰りを待っているだろう父の姿。 自身の倖せは、車椅子に頼る頃から諦めていたのだが。]
ありがと、ヤニクさん。
[ドナルドの方へ寄る彼の背に、小さく一つ礼を。]
(153) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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[ドナルドがサイラスを突付いたことは知らない。 傍に来たサイラスを不思議そうにみつめた後]
うん、大丈夫だよ。 それよりも、サイラスさんは……
[大丈夫かと、最後まで言葉は音にならなかったけれど。 ……気付くだろうか。]
(155) 2010/02/19(Fri) 23時半頃
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[ラルフの声>>157が聞こえると慌てたように]
っわっわ! 大丈夫だから、本当に…!
[嘘ではなかった。 発作特有の気管が擦れる音はしない。]
似たもの同士はつまらないだろうって。 それで、その証明?……うん、証明に違う世界を、ね。 ぐるぐる廻って楽しかったよ。
[サイラスの問い>>156には事実を答える。 それが全てではなかったが、彼は納得するだろうか。]
林檎、大好きだよ。わぁい、嬉しい…! ありがとう、サイラスさん。
(162) 2010/02/19(Fri) 23時半頃
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[サイラスが大丈夫な様子にほっと息をつくが。 それが何を意味するのか、この時は忘れていた。]
(164) 2010/02/19(Fri) 23時半頃
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うん、酔わなかったよ。 ……大丈夫。
[晴れたような笑顔を向ければ、嘘ではないと分かるだろうか。]
サイラスさんは何となく……ヤニクさんと似てるよね。 少なくとも私とは似てない。 って、私と似てなくても楽しくないだろうけど。
[ぽつり呟いた時の表情はどんな色が浮かんでいただろう。]
ピッパさんが…? 今日の夕食はピッパさんが作るって行ってたから。 もしかして、林檎料理なのかもしれない…!
―――楽しみだね。
(170) 2010/02/20(Sat) 00時頃
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病人 キャサリンは、漂白工 ピッパに纏わる噂は知らないようだった。
2010/02/20(Sat) 00時頃
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うん、楽しかったよ。 今度さ、マーゴもやってもらいなよ。 その時は車椅子貸してあげるからさ。
[傍に来たマーゴに目許を緩ませる。]
ちょっと元気なさそうだけど大丈夫…?
[いつもなら、彼女が言うだろう言葉だが。 新しい世界を見た後の所為か、自然とこの言葉が口に出た。]
(178) 2010/02/20(Sat) 00時頃
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[笑ってた方がと言われれば、それに応えるような笑みを浮かべ]
確かに、お菓子に使うことが多いと思うけど。 でもきっと、大丈夫だよ。
私の憧れの人だもん、ピッパさん…!
[理由にはなっていない理由を漏らす。 ピッパに憧れているのは事実だったが。]
胃薬……
[朝食時のヤニクの言葉を思い出したようで]
もう、みんなピッパさんに失礼なんだから。 サイラスさん、ラルフに薬あげちゃダメだよ。 そんなの必要ないから。 ……きっと。
(182) 2010/02/20(Sat) 00時頃
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[その後に、マーゴとサイラスの話に耳を傾けた。 人狼の話になれば、二人に向ける黒檀はサイラスにより多く。]
―――っえ?
サイラスさん、遭ったことあるの?!
[その言葉に驚きは隠せず。 つい大きな声を上げてしまったが。]
(183) 2010/02/20(Sat) 00時頃
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