人狼議事


9 【飛入】バンドオーディション村【歓迎】

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そうだ、ギリアンさん。
全部の結果が出てから、折り入って話があるんですけど……。

[ふと、譜面から顔を上げた。]


メモを貼った。


[結果は、不合格。
それでも、落胆したのは一瞬。
すぐに勢いよく控え室の扉を開けた。
そこからは――音楽が溢れてきていた。]


あのフィドルの彼が歌った曲…。
次は貴方の歌声が聴きたいわ。

[緑茶は受けとられたのだろうか。
プリシラをみてにこりと笑む。]

三人でやれば、迫力も増すかしら。
私はこのバンドの歌、余り知らないから。
何をするかはお任せするわ。

[ギターを構えて音を鳴らす。
このバンドにはあまり詳しくない。
知っているのは元ボーカルの歌声と、自分が歌った『Trick,trick』くらいか。]


みんなに提案したいことがあるんだけど!

[注目ー、と小柄な身体で目いっぱい背伸びをして、両手をばたばた。]


んー…やっぱ内容に走りすぎたかー。

[フィドルとギターケースを抱えて待合室へ。
扉を開けたら]

おや、榊原ちゃん。

[何か提案しているところだった]


聖歌隊員 レティーシャに注目した。どうしたんだ?


あらっ、レティちゃん…!
お疲れ様です。

[それから同じく来ていたのならサイラスヘも頭を下げて。

ぱたぱたとしている彼女に注目して、軽く首をかしげ。]


バ ン ド 組 ま な い ?

[未だ興奮冷めやらぬ、といった風情で捲くし立てる。]

いきなり大御所狙いで、デビューとかは無理だけど、
インディーズからのしあがっていくのもいいんじゃないかな、って。
たまたま、このオーディションで集まっただけでも何かの縁。
やっぱり誰かと演奏するのは楽しくて、諦めきれないんだもん!

このバンドと方向性が合わなかっただけで、
チャンスが全然ないわけじゃないと思うの!

あ、勿論ソロ活動してるとかなら、無理にとは言わないんだけど。


[玲紗に続き部屋に入ってきた人物に驚き]

なッ、サイも落ちたンか…。
あと誰が居たっけ。銀髪の長いのと…大きい姉さん?

[呟いた声は玲紗の声にかき消された]


……というか、このまま帰っても
一人ぼっちの音大生に逆戻りだし、
クラシック漬けで滅多にこういう好きな音楽演奏できないからさ。

売れる売れないは別にして、

だからええっと……絶讃メンバー募集中!

[勢いだけで言い募ってから、照れ臭そうに笑った。転んでもただでは起きないのだ。
何度か――サイラスやコリーンに話そうとした秘密の計画。
もしもオーディションに落ちても、一緒に音楽をやらないか、と。]


バンド?このメンツで?

[意外な提案に目を丸くした。少し考えて]

ふむ…随分と個性的なバンドになりそうだが、面白そうだなァ。

[抱えていた三味線を鳴らして、賛成の意を表明した]


んー、おちましたぁ。
久しぶりナルナル。

[やー、と満ちるにも手を挙げて挨拶しながら]

あとはそうねー万里さんとお菓子のおねーちゃん。
……バンド?

[なるほど。
この間言いかけていたのはこれだったのか、と理解する]


バン、ド…。

[レティの口から楽しそうに零される言葉は魅力的なもので。
共に音楽をやれるのなら、それはきっときっと素敵なことだと思っていた。

けれど気になることもあった。
フィドルに三味線、ボーカル二人に、そこにシンセ。
その編成なら自分は必要がない気もして。

のりたい気持ち半分、のれない気持ち半分で
言葉を出せずに、ギターを抱きしめていた。]


音楽で食べていけるよーになるまでは苦しい道のりだろうけど、
ほらよくテレビのオーディション番組とかでも、
バランスの都合で落ちちゃった人掻き集めて
新しいグループ作ったりするじゃない?

どうしても、このバンドじゃなきゃって
一発入魂してた人には悪いんだけど……
っていうかわたしも落ちてすごく悔しいんだけど!
追いつけ追い越せ、目標は高く、なんだよ!

まぁ、今にも没みそうな泥船だから、
スルーしてくれても構わないの。有志を募りたかっただけ。

[早速ドナルドの前まで歩いていって、がっちり握手を求めた。]


[ずずー…とか緑茶啜りつつ(実は割りと好き)隅っこに居たけれど、
入ってきた少女の提案に驚いたような、それでいてちょっと興味アリ気な顔をする。]

それもまぁ、アリじゃね?
アタイは元々ドラム担当だったのさ。
歌い手が欲しいってんでそっちへ転向したんだけどね。

叩ける奴が居ないんだったら、そっちへ戻るのも一興かも。


おお、ヨロシクな!

[伸ばされた玲紗の手をがっちり握手]

正直どうなるかサッパリ解ってねェけど…楽しそうだし。
いいンじゃね?やれるとこまでやろうぜ。


Vacktって本当に何でもできるんだね。
そういうのええっと、器用貧乏じゃなくて……才色兼備!
でもドラムだと、折角の踊りが見られなくなっちゃう。

[勿論、全員が賛同してくれるとは思っていないから、あくまで一つの提案にすぎない。何人集まるかも、すぐに活動できるかも不明。]

でも、一人でも多くの人に、音楽聞いて貰いたいから、
Vacktが入ってくれたら話題性というかその……、
こっちの世界に顔も広いだろうし、すごく助かる。

最初はわたしたちがお荷物になっちゃうかも知れないけど。

[よろしく、とプリシラにも手を差し出す。
思えばバンドメンバー以外には最初から馴れ馴れしい態度だったけれど、キャリアで言えば相手の方が断然上だ。]


博徒 プリシラがVacktだったんか!?と今更。


えらいまた話が飛躍してんなあ…。

[こいつらすげえ。と思ったり、弦の比率おかしくね?とも思ったり。
でもまあ]

…まー、面白そうな話じゃないの。

[ニヤニヤと浮かんだ笑み。
断る気はなさそうな、そんな顔]


そりゃ、いきなり武道館クラスのバンドの
ニューメンバーになるなんて夢に比べれば、
底辺からの出発になるだろうけど……、



それでも、一緒に音楽やるのが楽しくてたまらない、
誰かに聞いて欲しいって気持ちが参加資格なんだよ。

言い出したわたしからして、無計画だから……。

[小さく肩を竦めてみせる。無謀と分かっていても、言い出さずにおれなかったのは、幾度か音を合わせてみる経験が、捨て難い夢に繋がったからで。]

おー、やれるとこまで挑戦あるのみ!

[ドナルドの言葉に、嬉しそうにガッツポーズ。]


何でも最初っからできてた訳じゃねーってw

必要に迫られて、って奴さ。やんなきゃどうにもならないってなったら、案外出来るようになるもんだぜ?

[にやっと笑って、少女の手をとる。]

ま、よろしく頼むぜ?リーダー。


[ぎゅっと握ったネック、ゆっくりと手を離して。]

私は――… 遠慮しておくわ。
ここから元に戻っても、路上で歌っていたいから。
…それに私はまだまだ、技術も気持ちも足りなくて…きっと足手まとい。

でも、もしよかったら…
たまにセッションさせてもらえないかしら?
レティちゃんのシンセも、Vacktさんの歌も…ドナルドさんの三味線も、斎くんのフィドルも…
とても、魅力的で大好きだから。

……だめ、かしら?

[そう云って、レティへと怖ず怖ず握手を求めた。]


え゛……!?

[プリシラと握手を交わしたところまではよかった。何だか耳慣れない呼び方にフリーズ。]

リーダーは後でじゃんけんで決めよ?
わたしなんて影薄いし、Vacktみたいに華ないし……!

[再起動すると、ぷるぷると髪が水平になる勢いで首を横に振った。断固拒否。]


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