人狼議事


19 生まれてきてくれてありがとう

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メモを貼った。


メモを貼った。


かみさま、
こんなぼくにすら…ねがうことがゆるされるのなら。
ぼくは、このむらのうえにふく すずしいかぜになりたいのです。

だれにきづいてもらえなくてもいい、
だれもおぼえていなくてもいい、
ただしずかに、そこにいて、このむらをみまもっていたいんです。

いろんなことがあったけど、それでもここが ぼくのいばしょだから。


墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/08(Thu) 05時頃


【人】 墓堀 ギリアン

―教会―

[足を踏み入れれば、嗅ぎなれない血臭がした。]

 ああ……ヴェスは、




           誰かに殺されただか?

[悲劇な…とそこに蹲った時、まだ死ぬには早すぎた命の声が響き渡ってくる……。]

 ああ
 病気でね、    な。

 誰に……。

[だが、その顔、メアリーという娘とともにあったからか。そこまで苦悶に満ちているようには感じなかった。]

(44) 2010/07/08(Thu) 05時頃

【人】 墓堀 ギリアン

[それから遺体を丁寧に並べる。
 ヴェスの顔を見てから、メアリーを見て…]

 ――…おめ…好きだっでいっでだもんな。
 最期は一緒にいれで、よかっただな?

[いつかメアリーが墓に来たとき、ふと、そんなことを漏らしたのを思いだした。]

 ちょっどまっでろ。でっがい奴、あっただ…。

[そして、教会の倉庫に向かうと、大きめの棺を抱えてくる。
 それにまずヴェスを寝かせたあと、その横に、メアリーを寝かせた。]

 ちょっと狭いがもだんべが…。そういうのもえええだ。
 一緒に寝るといいだよ。

[それから、庭に出ると花をいくつか摘んで、棺に戻り、彼らに添える。]

 白い花だ。名前はしらねが…。

(45) 2010/07/08(Thu) 05時半頃

墓堀 ギリアンは、きっとその時にセシルとミッシェルは現れただろう。

2010/07/08(Thu) 05時半頃


【人】 墓堀 ギリアン

―教会から墓地へ―

[花を飾っていると、セシルとミッシェルが訪れる。
 二人がヴェスを見る間に、教会の血は拭っておいた。]

 ――…じゃ、いくだ。

[蓋をして二人の入った棺を抱える。
 セシルが手伝うといえば、それはもちろん手伝ってもらうだ、と言っただろう。]

(58) 2010/07/08(Thu) 20時頃

【人】 墓堀 ギリアン

―墓地―

[墓穴を掘り、そして、墓石に二人の名前を刻む。
 そして、お別れをし、埋葬するまで、やはり結構時間はかかっただろう。

 あたりはすっかり暗い。]

 ――……さ、もう帰るどいいだ。

[セシルとミッシェルにはそう告げて……。
 あとは、他の仕事も済ませたあと、

 大きな樫の木の下に腰を下ろし、一晩中、墓の声を聴いていた。*]

(59) 2010/07/08(Thu) 20時半頃

メモを貼った。


【人】 墓堀 ギリアン

―翌朝・墓地―

[そのまま眠りこけていたところに、ラルフの訃報が届くだろう。
 それは、少し予想もしていたから、んだ、と言った。]

 ――…お嬢さんが看取ってくれただが?
 なら、よがっだべ。

 ほんとうに、ほんどに…。

[そして、ラルフの遺体を迎えに立ち上がる。]

(60) 2010/07/08(Thu) 20時半頃

【人】 墓堀 ギリアン

>>49

 ああ、もちろんやるだべ。それがおでの仕事だ。
 ――…いや、今、精一杯やれるごどど、おでの生きてる理由だべ。

[そして、コリーンにはそのあと、少し照れたあと、丁寧に礼をして、グロリアの屋敷に向かった。]

(61) 2010/07/08(Thu) 20時半頃

墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/08(Thu) 20時半頃


― 教会 ―

――。

[大男が自らの抜け殻と、メアリーの亡骸をともに棺に収めた。凶相に似合わぬ温もりを湛えた表情で、男は白い花を捧げた。

――幸福の花。

そこには確かな祈りが込められていて。
男は茫洋とした表情で兄と、幼馴染の姿を眺めていた]


[兄と幼馴染はなんと言葉をかわしただろう?
兄はなんといって男を送っていた?

だん、だん、だん

棺に釘を打ち付ける音。
男は膝に肘を預け、前傾姿勢のまま座して動かなかった。
ギリアンが隣をすり抜けていく。
やがて扉の軋む音が立ち、月灯りが射し込んでくる。
大男の黒い影が、闇夜にくっきりと浮かび上がった]

――。

[扉の閉まる音。
男は身じろきもしなかった。
やがて、月が落ち、夜が明けて]

――何処の地獄だ、ここは。

[搾り出すように、呟いた]


[風のようにふわりと、街の上を漂って、
あちこちに満ちる悲しみを静かに見守る。]

…ヴェス?
[見覚えのある姿に、首を傾げる。
夢の中で見た、無残に壊された扉をふと思い出した。]


[男はメアリーの姿を探しに行こうとはしていなかった。
ただ教会の椅子からじっと動かずに一日を過ごしていた。

どれほど時間が経っただろう。
呼び掛けられたような言葉にぬるりと顔を上げた]

――。

[背凭れに寄りかかる。気怠げに髪を掻き上げる。

皮肉げな表情。

どうやら死しても同じ仕草をしているのにおかしみを覚えたようだった。
ついと視線を向ける。先を促すように]


[いつもどおりのようで、それでいて何処か空虚な雰囲気に見えたから。
何だか心配で、近くへと降り立つ。]

ヴェスは…もういいの?

[何がとはあえて言わぬ、シンプルな問い。]


――

[ラドルフの言葉を聞き、虚空に視線を移す。
長い時間を掛けて、男は呟いた]

あの娘は、最期まで祈りを欠かさなかった。
けれど僕は――

[く、と唇を歪める]

そういうことなのかもしれないな?

僕は死んだのか……よく分からなくなる。
第二の生を受けたのではないか。
そんな気すらしてくる。


…そっか。

[隣に腰掛け、見上げるステンドグラスはまばゆい極彩色。]

死んだら、何もかも終わって無くなっちゃうんだって思ってたけど、
案外…違うんだね。


【人】 墓堀 ギリアン

―道すがら―

[グロリアの屋敷に向かっていると、
 サイラスとペラジーが何があったとたずねてきた。]


 ヴェスは死んだだよ。
 そして、ラルフも死んだだよ。


[答えられる部分は答えた。]


 オスカーも、だっぺが…。

(87) 2010/07/08(Thu) 23時頃

墓堀 ギリアンは、コリーン、サイラス、ペラの話を聴きながら、目的地へ。

2010/07/08(Thu) 23時半頃


そうだな……

何の罰だ?
こうして滅びを突き付けられて。

その後は?

[大きな手で顔を覆う。大きく、息を吐いた]

――ふ。
僕らはずっとこのままか?


――……ここ、は。

[ゆっくりと、意識が覚醒していくのを感じる。
開いた視界に映るのは、いつも通りな村の風景。]

 いや、いつもどおり、ではないか。

[異様なまでに静まり返った景色。
全てが止まったかのように、何一つ物音もない。]

 ――……。

[無言で、喉元に手を遣る。]

 そうか。死ぬってのは、こんなもんか。

[ふと、空を見上げる。
雲は動くことなく空に浮かんでいた。]


メモを貼った。


墓堀 ギリアンは、メモを貼った。

2010/07/08(Thu) 23時半頃


どうなんだろうね…
善い行いをした人は、神の国に迎え入れられるのかな?

どうせ、僕は…行けないんだろうけどね。
[俯いて、薄い笑みは諦観。]


僕も罪深いってことか。

――それであの娘が救われたのなら、まだ救いがあるさ。

[自嘲の笑みを浮かべ、口角をつり上げる]

ここは教会だから……
懺悔すればきいてくれるかも知れないな?

手遅れかも知れないが。


メアリーかぁ…。

[ポツリと呟いて、目を伏せて。]

メアリーなら、きっといけるよ。
…きっと、ね。


そうならいい。
そうであればいい。

そして――その気持ちが変わらぬうちに僕も逝ければいいのに。

[いつか、彼女がいないこと。
そのことに対する絶望に塗り潰される――
そんなことを示唆して]

――何のしがらみもないのなら。
そう思ったことすらあったというのに。

[ゆらりと身体を起こし、ついと視線を向けて]

僕はもう行く。
観たいものもあるしな。

[そう水を向けた]


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