人狼議事


256 【突発RP村】胡蝶の夢

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粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 00時頃


【人】 粉ひき ケヴィン

[それから、ヴェスパタインを落ち着かせるため言葉を重ねた。
彼の口からアイリスの名が聞こえる>>3:139
それを問えばまた気がたかぶるかもしれないと思い、
彼にその言葉の意味を尋ねることはしなかった。

夜も更け、疲労が滲む。
部屋に戻ろうとヴェスパタインやローズマリー、
それから、トレイルの傍にみえたメルヤに声を掛けた。

二階に続く階段には、赤が散る。]

 ――……オーレリア ?

[呼び掛ける声は、酷く、頼りない。**]

(8) 2016/11/17(Thu) 01時頃

粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 01時頃


[その事実
人狼として、人に殺められる覚悟も決められずに終わった情けない己には
酷く重く、耐えられないもので。

場の騒動の結末を見届けることも無く、残酷な目に合わせたメルヤを置いて
人を家具を壁をすり抜け逃げ出していた。

……昔から辛いことからはすぐに逃げ出す、どうしようもない男だった。]


[辿り着いたのはかつて過ごした記憶がある思い出の部屋
そこで人間達が仲間が何をし、何を話したかなんて、知ることはない。

その隅で膝を抱えている。
目は昏く黒く、姉を失ったメルヤに似ているのだろう。
今や相棒でも家族でも無いあの子に。**]


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 粉ひき ケヴィン

[オーレリアの変わり果てた姿に、声をなくす。
幸せを願った相手だった。
それゆえに距離をおこうとした相手だった。
オーレリアの力のことは知らない。
だから、先に逝くのは己だと思っていた。

ぐ、と堪えるように眉を寄せた。
けれど視界は滲み、彼女の姿をぼやけさせる。]

 ――……、

[くちびるのみで彼女の名を綴る。
嘆きの色が、露わとなる。]

(12) 2016/11/17(Thu) 02時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[底冷えする寒さ。
彼女に借りた黒のぬくもりが恋しい。]

 オーレリア、……

[彼女が人狼なら食べられていいとさえ思っていた。
林檎になぞらえて言った言葉は本心からくるもの。
近く、けれど遠くあった彼女を大事に思っていた。]

 如何して、キミが……

[先に逝くのか。
幸せについて言葉を交わしたあの日が過る。
彼女の幸せは何処にあったのだろう。
願うものは酷く遠く、
力を使わぬというのに、酷く胸が痛い。]

(13) 2016/11/17(Thu) 02時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[大事な者が襲われることを考えないようにしていた。
キャサリンの死も、本当はまだきちんと受け入れられてはいない。
修道院にはキャサリンの存在が大きく、
何処に目を向けても彼女との思い出がちらつくから、
ひょっこり現れるのではないか、なんて――
失われたはずの穏やかな光景を過らせていたから。]

 ――……、

[今、ケヴィンの眸に映るのはオーレリアただ一人。
いつもの距離で佇めど、まだ彼女に触れることは出来ない。

どれだけの時間、そうしていただろう。
彼女の名を幾度紡いだか知れない。

彼女の呼ぶ声が聞きたい。
けれどケヴィンにその声をとらえる術はなく。]

(14) 2016/11/17(Thu) 02時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[動けず其処でオーレリアを見詰めていれば
いつしか人の気配もまた疎らな時間>>5に近づく。]

 ――… 此処は、寒いだろう。

[語り掛ける声は微かに掠れた。
目許を乱暴に拭い、彼女を包むためのシーツを取りにゆく。

アイリスが現場を検分したのは、
ケヴィンがシーツを取りに離れた僅かな時間だったかもしれない。]

(15) 2016/11/17(Thu) 02時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[シーツを手に、オーレリアのもとへと戻る。
白で彼女の華奢な身体を包み込めば、白に赤が滲みゆく。
ゆる、と抱き上げる。
その軽さに、また目頭が熱くなるのを感じた。

髪に触れるだけでも躊躇うほどであったから、
彼女をこんな風に抱き上げる日が来るとは思わなかった。]

 …… 髪に触れただけで十分だった。
 キミをこんな風に抱き上げる日など、
 来なければよかったのに ――…、

[こんな状況にでもならなければこうすることはなかったろうと思う。
だから、こんな状況を厭い、
彼女の生を望み、分かりにくい言葉を紡ぐ。]

(16) 2016/11/17(Thu) 02時頃

【人】 粉ひき ケヴィン

[オーレリアが使っていた部屋へと行けば
シーツを纏う彼女を寝台へと寝かせる。]

 ――… 今夜は共にいよう。

[シーツから覗く彼女の手に己の手を重ね、
床へと座り込み、目線の位置を近くする。
もう片方の手をオーレリアの目許へとかざし、
軽く下へと動かして]

 おやすみ、オーレリア。

[眠れる気はしないが、
オーレリアに安らかな時間が訪れる事を祈り、目を伏せた。**]

(17) 2016/11/17(Thu) 02時頃

粉ひき ケヴィンは、メモを貼った。

2016/11/17(Thu) 02時頃


     ── …… ケヴィン 、


[ 掠れる音は、宵の中へと溶けゆきましょう。]


─ 3日目/メルヤと ─

[ キャサリンの仇を取ると話す彼女の眸は、
昏く暗くあり、滲むこともありませんでした。
気丈を振る舞う彼女も、異常なこの場に、
心が追いついていないのだろうと、思います。
だからこそ、心配なのでした。

キャサリンやトレイル、彼らにしか、
心を開くことの出来ていないだろうメルヤ。
私では、だめなの、かもしれません。
…… それでも、貴方の心を軽くしたいと思うのは、
私の自己満足であったのかもしれません。]


 ── …… いつか、私にも、


[ 心を開いてくれると、いいのに ……
小さな言葉は、届くことはないのでしょうね。]


[ トレイルを探しにゆくと話す彼女、
ひとりにはしたくありませんでしたし、
私自身も、彼の姿を探し出しては、
言の葉を交わしたいと思うのです。
ですから、メルヤの隣を歩こうと、思うのでした。

ですが、何故だか隣に並ぶことは躊躇われ、
後ろをついて、降りるのだったのでしょう。
その後のことは、目まぐるしいものでした。]


[ 階段の曲がり角、聞こえる声は、
     …… トレイルの死を、告げました。

メルヤは、其の儘、向かうのが見えましょう。
私は、階段の隙間から、
ローズマリーの衣服の汚れを捉えました。
そして、耳に届く言葉に、
ガツンと頭が鈍器で殴られたように鈍く響き、
私の足は、床に縫い付けられたよう。
前に進むことは、ありません。]


 どうし、て … うそ、 そんな


[ 紅く染まる、鉄錆の、いろ。]


[ 階段の壁に背を預け、ずるりと崩れ落ちましょう。
私の与えた、神の啓示の所為でしょうか。
いいえ、違いありません。


  ローズマリーの、綺麗な掌を、
        私が 穢れさせたのです。


其れだけでは、なく。
トレイルの死をも、私の心を揺れに揺らすのです。
あのとき、私はどうするのが正解だったのでしょう。
私は、何をすればよかったのでしょう。
この力は、正しいものなのでしょうか。]


[ 信じられぬことばかりでした。
壁に凭れ掛かり、天井を見上げます。
神は、何をお考えなのでしょうか。
神は、私に何をさせたいのでしょうか。

ぼうと、天井が滲んでゆきました。
ヴェスパタインが、狂ったように喚く声は、
私の耳には届いてはいなかったのでしょう。
私は、神にただ、問いかけ続けていたのですから。
けれど、神は都合の悪いことなど、
返事をしては、くれないのでしたね。]


[ 知らぬ間に、刻は進んでいたのでしょう。
この力の使い道も、己の存在も、
分からぬことばかりではありました。
…… けれど、与えられたものは、
神は使えと望むのだろうと、
聖堂に今夜も向かう為に、ふらりと、
立ち上がったときだったでしょうか。

階段の下から突如現る、黒い影 ── ]


 …… ── 貴方は、


[ 言葉を紡ぎ切る前に、
その影は私の首元に食いついたのです。]


[ 牙が減り込むのが、分かります。
的確に頚動脈を貫かれ、
紅い噴水が湧き上がるでしょう。]


 ── ひゅ 、は …… ッ


[ 声はもう、二度と出せぬのでしょう。
この唇はもう、唄を紡げないのでしょう。

鋭い牙の、持ち主は、
最期に視界に映る姿は、
人の皮を被った、醜い金髪の男の姿 ── ]


[ 意識を手離してしまう前に、
    音の出ぬ喉の代わりに、
       唇は、とある名を象るのでした。]


  …… ── ッ、


[ ── ケヴィン、と。愛しい、かれの名を。*]


[ まことに、まことに、あなたがたに告げます。
  一粒の麦がもし地に落ちて死ななければ、
      それは一つのままです。
  しかし、もし死ねば、豊かな実を結びます。
   自分のいのちを愛する者はそれを失い、
    この世でそのいのちを憎む者は
  それを保って永遠のいのちに至るのです。

        『ヨハネによる福音書より』 ]


[ …… ── 私は、ただ。
皆のしあわせを願っていただけなのです。
みなのしあわせさえあれば、何も要らぬと、
みなで笑ってさえいられるのなら、何も要らぬと。

儚い願いは、雪解けを待つことができず、
花開くことは、なかったのでしょう。]


 …… 神は何故、
 このような試練を与えたもうたのでしょうか。


[ 目の前に横たわる、己の姿。
醜い姿の自分自身を見下ろして、呟きます。
目蓋を伏せて、現実から逃れてしまいたいと、
淡く思うのでしたでしょうか。]


[ 牙を隠す男の姿は、もうなかったのでしょう。
遠く横切る少女の姿も、認識はしていませんでした。

“ 死 ”を迎えてしまった私は、
突然のことに、まだ実感が湧かないのです。
魂として、いま、意識があるのですから。
其の場に蹲り、己の頬を撫ぜようと掌を伸ばします。
醜い姿とは異なり、いまの私は綺麗なままでしたか。]


[    ───── とどく声に、
私は、はじかれるように顔をあげました。
唇を開き、そして、…… 閉じます。
かれの声は、今まで聞いてきたどれよりも、
頼りなくて、弱々しくて、どうしたのと、
問いかけたくなるほどでした。]


 ケヴィン、私が、見えるの、ですか


[ …… 紡ぐ声は、決して届きはしないのです。
私の声に、返答はありません。
彼の唇は、なんども、なんども、
私の名を、綴り続けました。]


[ 眉は垂れ、儚く笑みを浮かべます。]


 …… ケヴィン、 貴方ったら、
 そんなに泣き虫だったかしら?


[ 滲む瞳を見詰め、ゆると目元を撫でようと、
指を伸ばします。けれど、私の指は濡れぬまま。
もう触れることは、二度と叶わぬのでしょう。
頬を撫でる仕草をしてみせますが、
かれの熱は、指先には伝わってきませんでした。]



 …… ケヴィン、貴方が生きていてよかった。


[ 此処にいるのが、貴方ではなく、
          … 私でよかったと。

貴方には、しあわせになって貰いたいと、
私は常より願っていたのですから。
結局、貴方のしあわせが何なのか、
聞くことはできませんでしたけれど。]



 …… ケヴィン、ねぇ、ケヴィン
 私は、あなたが幸せなら、しあわせよ。


[ 何時か綴った言葉をもう一度。
届く筈もないこえを、名を、なんども綴りました。]


[ 私に触れてくれぬ、かれの姿は、
ぼやりと滲み、姿形を、
はっきりと捉えられなくなっていました。
如何して、なのでしょうか。
魂となった私がなぜ、
このように震えているのでしょうか。
分からぬこと、ばかりでした。

かれが、何かを言って、場を離れます。
そのあとでしたでしょうか、
花屋の少女が、私の身体を拾い集めたのは。]


[ ぼんやりと、立ち尽くしている間でしたか。
再び、かれが戻ってくるのでした。
シーツに包まれた私は、彼の腕の中にあります。
彼の言葉を聞いて、私は、唇を噛み、
小さく息を吐き出しましょう。]


 ケヴィン、 私は、 ……
 貴方に触れても、よかったのかしら。


[ 本当は、もっと、触れて欲しかった。
本当は、もっと、貴方に触れたかった。
我儘な私は、髪に触れられる以上を、
求めてしまっていたのでしょうね。]


[ 私の使っていた部屋まで、
運ばれるあとを、私はついてゆきます。
寝台に横たわる身体、重なる指も、
こうならなければ、触れ合えなかったのかと、
そう思えば、此れでよかったのかと、
私は、ぼんやりと、思ってしまいます。

…… けれど、中身のない私は、
体温を分け合うことのできぬ私は、
本当にこれでよしとは、できないの、でした。]


 ケヴィン、 … ねえ、
 一番心が安らぐのは、貴方の傍なのよ。
 …… 知らなかったでしょう?


[ 私は、私が居たい場所にいるのです。
彼の隣に、私は膝を立てて座りましょう。
伏せられた目蓋を、じと見詰めます。]


[ 温もりも、柔さも、感じられぬことは、
わかっています。でも、最期なんだもの。
此れくらいの我儘は、赦して欲しいのです。]


 おやすみなさい、…… ケヴィン。


[ 濡れた睫毛を伏せて、少しだけ身を寄せて、
彼の唇に、そっと唇を重ねたのでした。]**


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。


【人】 粉ひき ケヴィン

[オーレリアの遺体を見つけた時、
ヴェスパタインの隣にはローズマリーの姿>>20があった。
彼女が彼についていてくれることにほっとする。
気掛かりであるのはメルヤのこともであるが。

その時は、ローズマリーの声に、ゆるく頷きだけを向けた。]

(25) 2016/11/17(Thu) 11時頃

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