人狼議事


151 雪に沈む村

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─現在・時計塔─

[ぱちん。薪が爆ぜ、炎が揺れる。温まった空気の微かな動きが顔を撫でて、意識がゆるゆると浮上した。
目を開けると、そこは知っているけれど見慣れない部屋。
どうやら時計塔の一室で、うたた寝をしてしまっていたらしい。]

──……、ん、…ふぁ。……寝てしまったか…。

[脳が状況を把握すると、欠伸をひとつしてソファに沈み込んでいた身体を起こす。乱れた髪を片手で軽く撫でつけた。普段のチャールズならけして見せない気怠さだ。]

なんだかんだ…矢張り、眠くはなるんだな…、……えぇと、クシャミ君は、お出掛け、だったか…。

[半分しか開かない目を一度ぐっと瞑り、目頭を親指と人差し指で圧迫する。再び目を開いて(今度は先刻よりも幾分開いた)、首を巡らせ周囲を確認した。
古いけれど手入れのされた調度品の向こう、窓の外の雪は、はらはらと弱い勢い。これなら外に出れそうだ。]


墓地の手入れもしておかないとな…

[立ち上がって着衣の乱れを整える。
チャールズは人間ではあるが、寒くなると矢張り体に流れる龍の血は濁って重くなる。
常より眠る時間も長くなるものの、彼らのように冬眠できる訳ではないので、多少辛かろうが身体を動かさなくてはならないのだ。
でないと春にとんでもないことになる。
主に床擦れとかで。

外套を羽織って塔の外に出る。
積もった雪をきゅ、と鳴らして、通りへの道をのんびりと歩き出した]**


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[お昼のごはんを持ち、ぶくぶくに着膨れて一歩外に出た。寒いけど、ちょっとヒンヤリしてて心地良い。

ザク、ザクと歩いたところで一旦家の中に戻りシャベルを肩に担いで再び外に戻る。出歩く前に玄関付近の雪かきをしておいた方が良さそうだ。ふうふう言いながら雪を脇へよける。新雪でふわふわでも何十センチも積もれば重いのだ。ゆっくり作業したもののそれほど時間はかからなかった。

一息ついて、シャベルは室内に戻した。]

散歩すんの久しぶりだ。あー。春にならねえかな…

[だいたい二言目には春を待ちわびている。特にあてもなく歩いていると向こうから人が。時計塔の近くまで歩いていたらしい。すんと鼻を動かして匂いを確かめる。]


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-母の夢:教会-

昔から変わらないわね……
もう、お嬢さんって年でもないのに。ふふ。

[ 10年前の冬。銀世界を飛び跳ねるようにして教会へ向かった。
通い慣れたこの道も、白装束を着た今では全く別の世界。
しかし信心深さからそこに足繁く通っている訳では無く。
寧ろ、神がその理由を知れば呆れてしまうような……小さなエゴイズム。
一段と毛深くなった長い髪の毛を揺らしながら、チャールズ!と凛とした声で呼びかける。冬用に新調した厚手のコートは似合っているだろうか。コートと揃いの蜂蜜色の手袋は気付いてくれるだろうか。……なんて。

残念ながら呼び声に答える事はなかった。どこかへ出かけたのだろうか。
ぷ、と頬を含まらせると。
教会の傍に積もってある小さな雪の山を蹄で蹴り上げた。
平地になった雪が……再び雪山を作り……それを賽の河原の鬼の如く蹴り上げた頃……]


[ 彼が来た。

『──エリサ、雪が。』

そう言って自分に近づく掌の所為で、…雪のように積もっていた負感情がいともあっさり溶けてしまいそうで。
一方、そんな単純な事で許してしまう幼い自分が恥ずかしくて…そっぽを向いたものだ。
僅かに首元に触れる彼の指先に、ぞくり、とした。
そうなる原因は、冷たさばかりではないけれども。
………己の手の事など全く意に介さず、此方を心配げに見つめている暗灰色の瞳が……近い。

褒めて貰おうと思っていた蜂蜜色の手袋なんて、どうでも良くなっていた。
それをコートのポケットの中に入れると、外気から守られていた両手が露出する。
それは羊の獣人といえど蹄ではなく、人間と……目の前の彼と同じ手をしていて。]


[――…チャールズ、手が。手が冷たい。

初めて握った彼の手は、思っていた以上に大きくて。少し節くれだっていて。
苦労を重ねてきた事がよく解る、優しい手だった。
体温が相手にも届いて、少しだけ彼の指先が温かくなる。
己の体温と、彼の体温が、等しくなっていく。
その時、自分はどんな表情をしていたんだろうか。
……思い出せば、今でも頬が紅潮してしまう。

そうしていると、引っ張られる手。重なる指。
一挙一動を思い返せば思い返す程、胸の奥が締め付けられるようになる。
まだ少女だった己の、幸せな、ひと時。
時間にしてみればほんの一瞬にしか過ぎない、あの時を。
忘れた事があっただろうか。

何故。……何故、あの時言えなかったんだろうか。
時間は有限で、且つ二度と過ぎた時間は戻らない。
去りゆく時の流れのなか、何度も何度もあの雪の日を。

夢のなかで見た。]


[新雪はきめが細かく、踏みしめる度にブーツの下で音を立てる。
冬の乾いた空気と低い気温では簡単に溶けもせず、くっきりとした足跡が同じ間隔で刻まれていった。

ふと顔を上げると、道の向こうから見慣れた姿が此方へ向かってくる。多少──大分、いやかなり着膨れてはいるが、そのベビーピンクな肌と防寒着から覗く髪は、料理屋のピエールだろう。

向こうも既に此方に気付いているようで、軽く手を上げて挨拶をする。]

こんにちは、ピエール君。もう入眠したかと思っていたのですが。
お散歩ですか?


雪を踏み締めつつ、何時もの笑顔でピエールに歩み寄った。**


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[ 手が重なる。10年前よりもずっと皺が寄って、骨の浮きだったようなその手を、同じように。

続けられるその苦しげな声は、搾りだすかのように痛ましくて。
ああ、どれほどの長い間、この人は己の背負った十字架に苦しめられていたのだろうか。
何度、女神に祈りを捧げてきたのだろうか。

気持ちのなかに、火を吹き付けられたような切なくも温かな衝動が過る。許されるならばその衝動の儘に、動きたかった。
懺悔をするこの男の身体を受け止めて、全てを赦してあげたかった。
けれどもそれをするには、時間があまりにも――…、]

……チャールズ…。

[ 長い告白のあと、漸く出した声は掠れてしまっていた。
重ねられた手を少し強く握り返す。
あの雪の日と同じように、優しい掌を実感する。
色んな言葉が喉元まで出かかって、…口内で消えてしまった。
だから、これだけでも。せめて。]

………ありがとう。


[………。
私の人生の中で貴方の存在は18/18なのだけれど。
貴方の悠久の時の中で、私の存在は18/300くらいなのかしら。
そして、段々と希薄になっていくのかしら……。

18歳の時に村を出た理由を思い出す。
ああ。なんて愚かな。]

―――……神様。どうか、この人に救いを。

[巻き戻す事が出来ないその時を噛みしめるように。
目を閉じて祈りを捧げた。]


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[匂いでだいたい馴染みの客と近所の奴くらいなら目で見なくても分かるのだ。
わかる。向こうから歩いてくるのが険しい顔など見たことない奴で、だいたいいつも黒い格好で、そして馴染みの客でもある男だと。相手も気付いているようで手を上げ返す。

体力を使わないように同じ速度で歩む。]

よ、チャールズ!元気そうだなぁ。今日は天気がいいからな。散歩と仕入れしておきたくてよ。それと雪かきな。や、雪も冬もさみいし春が早く来ねえかなと思うがよ、嫌いじゃねえんだよな、なぜか。

眠りは深くなるが、俺ぁ入眠出来ねえよ?体の仕組みはほぼ人間だからな。つーか冬眠しちまったらうっかりお前さんの世話になっちまうよ。

[ガハハと笑いながら冗談にもならないような冗談を言った。]


[旅の荷物を抱えて、村の出口に来たときだろうか。]

――ジリヤ。

[その美しい銀髪のドライアドはウォーレンに旅の安全を祈る。]

…ありがとよ。なぁに、「すぐ」さ。

[そう言うとニィと笑う。
彼女が眠るまでに戻れるだろうか。しかし春になればまた会えるのだ。
長いようできっとあっという間だろう。]


[そのまま半日ほど歩き続ける。
石畳の街道がだいぶ広くなった頃、町並みが見えてきた。
往来を通る者も村と違って大分多い。
街中の大通りから一本路地を入ったところ、いつも買出しの時に使っている宿に入る。]

…空いてるか?

[人のよさそうな宿の主人は、久しぶりの顔に、めっきり寒くなっただの、あそこに店ができただの、何くれと笑顔でウォーレンに話しかけ、それをウォーレンも穏やかに聞く。
傍からみればどちらか宿の主人か分からないだろう。]


[そうして宿の主人と少し話せば、夕暮れの町に出る。
鉱物を扱う問屋に向かえば石炭を注文する。
ここは同じドワーフの主人がやっている店だ。
明日運べるように木箱にまとめてもらう話をつけ、ついでに鉄や真鍮、各種鉱石を眺めるだろう。
同族だからか、何かと融通を利かせてくれるのはありがたい。

色々頼み、外へ出て、市場で夕食を買ってから宿に戻った。]


ええ、君もお元気そうで何よりです。ふふ、私も冬は好きです。何かと苦労もしますが、我々のように起きて過ごす者にはそれなりの楽しみ方も有りますしね。

何時もの調子のピエールにどことなく安堵を覚えて同意を返した。続いた冬眠しないという彼の言葉に、目を瞬いて、ああ、と零す。]

そうでしたか。実は私も同じでして…、眠くはなるのですが、それにかまけていると足腰がやられてしまうので。こうして散歩していたところです。

[洒落にならない冗談を言ってからからと笑うピエールに、つられて笑みが零れた。歳には勝てませんねえとこちらも悪趣味な冗談を返す(何せ人間にしては大年寄りだ)。
常に人が集まる店の店主らしく、この男の周りはどこか明るく居心地が良い。]

私もピエール君を見習って雪かきでもしてみましょうか。
毎冬、教会の硝子を割るわけにもいかないですしね…、ふふ。

[済ました顔で呟く。
割と失敗の多い人生のようであった。]


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―回想・自宅―

 わ、ジリヤさん!?

[本を抱えていたら、入口からまたお客さんが来ました。クシャミの事を抜け駆け、と言っています。何か約束でもしていたのでしょうか。]

 ……もしかして、ジリヤさんのお茶の葉も足りてませんでした……?

[おそるおそる、といった風に女の子はジリヤに質問してみます。背後で僅かに母親が気配を尖らせます。]


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