人狼議事


197 獣ノ國

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メモを貼った。


メモを貼った。


―銀河鉄道・列車の外―

[招き入れられた後か、それとも前か。
窓枠に腰をかけ、列車の外に脚を揺らしながら。
群青色に瞬く宝石を見つめていた。

もはや隠していない翼。
それをみたときに彼は驚愕しただろうか。
それとも、書店の店主であった彼のこと。

苦もなく受け入れたのだろうか。
確認するには勇気がいって、顔は伏せたまま。

足元に広がる白や赤、橙の灯火を見つめていた。]


メモを貼った。


手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2014/10/09(Thu) 01時半頃


[渡された紙片を頼りに、汽車を乗り継ぎ目的地へ向かう。一人旅なんて、一体いつぶりだろうか。ジャニスは國の中ですら遠出をしたりはしなかったから、不慣れさ故にいつもの自信は鳴りを潜めている]

……連絡したら、迎えに来てくれたりは……、

[不安げな表情で端末を操作する。"彼"のアドレスを呼び出し、文章を打ち始めて――そうして、途中まで作り上げた文字列をそのまま破棄した。
……突然行って、驚かせるくらいはしたいじゃないか。ぼんやりそんな事を考えて、子供みたいな自分の発想に、ジャニスはくつりと苦い笑みを零す。そんな意地を張っている場合なのか。

がらごろ。がらごろ。
重たい荷物を引き摺りながら、見慣れぬ道を突き進む。ああ、誰も彼も知らない顔だ。小さな國しか知らないジャニスに、國の外は恐怖の対象でしかなかった。
誰も、自分を知らぬ場所。その事実が、こんなにも重いものか]


―ルーカスの別荘前・早朝―

――は、

[しんと静まり返ったその場所。時刻は早朝。まだまだ薄暗い時間だ。漸く辿り着いたそこに、明かりは灯っていただろうか。そうであれば、安堵の一つも出来るのだけれど。

どちらにせよ、ジャニスは躊躇いながらも扉に近付くだろう。そうして何度も紙片に書かれた住所を見返す。恐らく、間違いはないと思う。けれど初めて来る地だから、どうにも確信は持てなかった。

こん、こん、と。
控えめにその扉を叩く。ベルがあったのなら、一緒にそれも押しただろう。
そうして不安げな表情のまま、扉が開かれるのを待つ。この扉を開くのが、"彼"である事を信じて。

――ああ、でも。彼に会ったら、また。泣いてしまうかも、しれない]


メモを貼った。


―自宅―

[この地へ来たからと言って、朝が変わる訳ではない。あの國で長年起きた時間に――朝陽の差し始めるその時間に目覚め、珈琲を淹れる湯を沸かす。
――嗚呼、でもあのサボテンは置いて来さまったから。その間だけは、やる事が無くなってしまいはしたけれど。

湯の温度は83度。場所も道具も変われば、冷めるまでの時間も変わる。
そうして沸かした湯に温度計を差し込み、後もう少しで83度となろう時だっただろうか――家の外から、カラコロと荷を引く音が、聞こえて来たのは。]

………、……。

[思わず、窓の方へと視線を向けて。窓へと駆け寄りそうになる足を何とか止めていたのなら、家の前で止まる音。
――コクリ。聞こえた自分の息を飲む音に呆れつつ、それでも扉から視線を外す事は出来ずに。
それから、どれ程の時間が経っただろう――否、時間にするなら極々短い間だっただろう。それが何処までも長く感じてしまったのは――その胸に広がる、期待のせいに他ならない。]

……ッ、

[こん、こん。何とも控えめに鳴った扉の音と、次いで鳴らされるベルの音。
それが聞こえたのなら、男は今度こそ扉へと向かう足を止める事は出来やしなかっただろう。


――そうして、扉を開けたのなら。降り注ぐ朝陽の向こうに、焦がれに焦がれた姿が…あの夢の時のように、白に身を包んだ彼の姿が見えたのなら。
男は眩しげに目を細め、僅かに背を屈めてその腕を取り、家の中へと引き入れたのなら、身を強く、抱いただろう。
例え彼の荷物が外へと置き去りになったとしても――万一彼が、その抱擁を拒絶したとしても。]

……ようこそ、俺の巣へ。
本当に、捕らわれに来てくれたのか。

[胸に押し付けるように腕に力を込めてしまったから、もしかしたら少々息苦しさを感じさせてしまったかもしれない。
だけれど、それを気にする余裕など…今の男に、ある筈も無く。
嗚呼、彼はもしかしたら泣いてはいただろうか?しかし例え泣いていたとしても、きっと男はこの抱擁を止めはしなかった――止める事は出来なかっただろう。
彼が痛みや苦しさを訴えたのなら、初めてそれに気付いたように僅かにだけ、力を緩めたかもしれないけれど。]



これはあの夢の続きかな……また会えて、嬉しいよ。

[彼と初めて言葉を交わしたあの日と同じ、"目立つ"白いコートを纏う姿を、その腕の中へと閉じ込めながら。
嗚呼、どれ程この時を待ち焦がれただろう。
どれ程、この温もりに焦がれただろう。
さぁ、これで漸く。漸く…あの日の彼の言葉に、返す事ができる。]

あぁ…返事が遅くなってすまない。

――……愛しているよ、…ヨハン。

[ゆっくりと離したその顔は、少しばかり歪んでいたかもしれない。そんな顔は、男にしては至極珍しいものだったけれど。
そうして、両手を彼の頬へと添えたなら。もしも彼の頬が濡れていたのであれば、その雫を唇の先で掬いはしただろう。

見つめる瞳には、溢れんばかりの慕情を込めて。一度寄せた唇は、僅かに躊躇うようにその先にだけ触れる。
嗚呼、しかし。一度触れてしまったのなら、もう止めることなど出来はしない。
ほんの僅かな真を置いて、堪え切れぬように再度寄せた唇は――果たして。受け入れて…貰えただろうか。]


メモを貼った。


……きゃっ、

[言葉を交わす間も無く引かれる手に、ジャニスは小さく悲鳴をあげる。背後で荷ががたりと音をたてて倒れた。けれどキツく抱きしめられる体に、そんな事を気にしている余裕も無く。
自らを抱く体に小さく息を吐き、そうして、そっとその背に手を回した。最初は柔く、けれど次第に、彼の存在を確かめる様に強く]

アナタの為なら、何だって捨てられるって言ったでしょ。

[腕に込められた力の、その息苦しさすら愛しくて。溢れた涙が彼のスーツに染みを作ったけれど、このくらいは許してもらおう。……だって、この腕を緩めて欲しくない。
此方からも強く抱きついて、すりと頭を擦り寄らせる。瞬きする度に涙が落ちて、嗚咽を堪えて歪む頬を伝った]

……もう、夢なんかじゃないわ。
夢を現実にする為に、アタシは来たのよ。

[この再会を、"夢"になんてさせるものか。
震える声で、けれど力強く言葉を吐く。夢なんていう泡沫の存在ではない。そんなもので終わらせるつもりは、端から無かったのだ、と]


…………、
アタシも……あいしてる、

[いつもの余裕そうな笑みも何もない、彼の顔を見る。ジャニスだって似た様なものだ。否、もっと酷いだろう。溢れた涙は止められないままだし、零れそうになる嗚咽を堪え、強く奥歯を噛んでいるのだから。
頬に触れる唇に、ゆるく目を伏せる。拭われる筈だった涙は、次から次へと零れ落ちた。

絡まる視線に、漸く目元を和らげて。彼の瞳に映る色を見れば、微かに息を詰める。
一度、二度。寄せられた唇を拒むわけもなく、けれどそれに満足に応える事も出来ないまま、触れるあたたかさを堪能する。
けれどやがて、躊躇いがちに体を離せば、おろしたての手袋で自らの顔を拭った]


……玄関先でなんて、恥ずかしいわ。
中に入れてちょうだい。

[誰が見ているわけでもないと、そうは分かっていたけれど。彼と口付けを交わすのであれば、もっと秘めやかな場所が良い。
彼の腕の中からするりと抜け出て、倒れた荷物を持ち上げる。そうして、僅かに染めた頬で彼を見上げた]

――入れてくれたら、良い物をあげる。

[首から下げた"時計"を服の上から撫でて、ジャニスはにこりと笑ってみせた。これが彼にとって"良い物"であるかどうかは、分からないけれど。……そうであってくれればいい]


【人】 手伝い クラリッサ

―回想・公園―

[景色から切り取った間抜けな表情>>9に淑女らしい笑みを浮かべる。口の端を上げただけの男の笑顔とは違い、目元まで嬉しそうに。

凪えだ瞳に…の笑みは掻き消されたけれど。
どうやら彼にとって「呪いを解くのは真実の愛」は御伽噺ではありきたりらしい>>10。それは、構わないのだけれど。]

 少年が嘘を吐いた結果、最後には信用してもらえずに羊は全て狼に食べられてしまった。
 貴方は狼でしょう。一人二役でもするつもり?自分で自分を傷つけて、素敵ね。

[銀髪の下の穏やかな眼は、相手の眼に小さな自身を映し出す。]

 呪いのキッカケなんて知らないわ。ただ呪いが解ける方法を知った人は、それでしか救われないと思い込むの。
 貴方の呪いを解くのに必要な物は何?

(21) 2014/10/09(Thu) 15時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

 ……キスから試してみましょうか?

[身体を相手の方に乗り出す。
脚に手をついて、唇と唇が触れ合う寸前まで顔を近付けて––––––……]

(22) 2014/10/09(Thu) 15時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[止まる。
相手が避けなかったのなら、間近にある瞳を覗き込んで、少し赤くなった目を食いしばる。
下唇を噛みしめる前に呟いた一言は、自分の耳にすら届かない。

ポツリ、ポツリ。独白が零れる。]

 ………貴方と私の、何が違うのかな。
 嘘を吐く理由が違う?貴方は誰かの為に嘘を吐いたりしないの?私なら……そうするわ。

 同じ嘘吐き、でも、どうして貴方には耳があるの。

[被った頭巾を解く。
抵抗されなければ、それを相手の耳を銀髪の頭に撫で付けるように覆い被せただろう。

ベンチから立ち上がると透明な傘を相手の隣に置いた。
残りの荷物を手に取って、軽く一礼。]

(23) 2014/10/09(Thu) 15時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

 呪いが解けたら教えてちょうだい。その時は盛大に祝福するわ。
 貴方に、幸運が訪れますよう。

[屈折に屈折した皮肉は、相手にどう伝わるだろう。
そのまま呼び止められなければ、私は公園を後にする。*]

(24) 2014/10/09(Thu) 15時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

―朝―

[いつもの通り、仕事に行く前の日課。
机の上の便箋にペンを走らせる。
鳥の鳴き声が朝の寒空に昇って行く。
何日も書き損ねた手紙の、最後の一行を書き終えてペンを置いた。
丁寧に折り畳むと、封筒の中へ。
淡い空色の封筒に書かれた宛先は、此処ではない何処か。

鞄の中に封筒をしまおうとして、端末に指が触れた。
昨日から掲示板には顔を出していない。ログも溜まっているようだ。]

 ……特に、書く事もないや。

[嘘も容易い文字の羅列なんて。
躊躇いなく掲示板を閉じた。

そして、見覚えのないアドレスが目に留まる。昨日自分で登録したのに忘れていた、カナリアのアドレス。
僅かに瞼を伏せると、優しい手つきでメールを作成し始める。]

(39) 2014/10/09(Thu) 16時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

――――――――――――――
差出人:狼の遣い
宛先:金糸雀さん
――――――――――――――
件名:おはよう、いい朝ね
20xx年 10月4日
――――――――――――――

[添付:画像]

――――――――――――――

(40) 2014/10/09(Thu) 16時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[悩んだ結果、文面は白紙のまま。
本文に貼り付けられたのは昨日撮れた銀髪の男>>9の不意を突いた拍子に撮れた顔。

相手の顔は知らないけれど、これだけ貼れば充分な気がした。
受け取り側が何を感じるかは相手の自由だし。]

 ………やだなぁ、すっかり感化されちゃってる……

[苦笑いを讃えて、鞄を肩に掛けた。]

 行ってきます。

[返事は来ない。いつも通り。*]**

(41) 2014/10/09(Thu) 16時半頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2014/10/09(Thu) 16時半頃


【人】 手伝い クラリッサ

―郵便局―

 はい局長!今から行きます!今すぐ!配達に……えっ?

[いつも手際の悪い自分に対する叱咤を恐れてハキハキ返事をする。
しかし穏やかだが厳しい上司から伝えられたのはとある大学の講師からの伝言>>3:302で。
瞠目する他なかった。]

 五十蔵先生から……?!なんで……

[進んで足を運ぶ講義の先生からお呼びが掛かれば、喜びよりも戸惑いが。
そして昨日から連絡が途絶えている「時計の家」の主のことを思い出せば、不安が勝った。

恐らく先生とルーカスさんは知り合いで、ルーカスさんと一緒にいる所を彼は見ていた筈だ。]

 分かりました、明日大学に…はい……はい……ああ、頭巾?頭巾は……なくしちゃって。ふふ、いつものことですよ。

 ………じゃあ、行ってきます。

[昨日よりも更に少なくなった郵便物を後ろに乗せて、配達が終われば向かう先は大学構内。*]

(57) 2014/10/09(Thu) 21時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

―大学構内・カフェテリア―

[仕事ついでに家から持ってきたのは、ルーカスの家でお留守番をしていた小さな袋>>2:401
一度入った事のあるカフェテリアに、今度は一人で足を踏み入れる。
やはり大勢の同年代の学生の中に混ざるのは肩身が狭い。

だから、晴天の垣間見える屋外からの手招き>>54は、蜘蛛の糸を差し伸べられたような心境だった。]

 ………こんにちは先生。
 手前に失礼してもいいですか?

[外に出た瞬間に、抑えがない長髪が微風に煽られた。
足早に相手に近付くと、軽く一礼して先生が座っている席の正面を指差す。
許可が出たならばそのまま静々と座っただろう。]

 今日も講義だったんですか?お疲れ様です。忍び込みたかったんですが……生憎仕事で……

 あの、今日私をお呼びになられたのは……

(58) 2014/10/09(Thu) 21時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[手持ち無沙汰になった両手を膝の上で落ち着きなく動かす。表情も、人見知りのそれとは異なる緊張が走っている事が伝わっただろうか。
長い間の後、]

 先生がルーカスさんのご友人だからですか?

[本題の裾に触れる。]

(59) 2014/10/09(Thu) 21時半頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2014/10/09(Thu) 21時半頃


クラリッサは、ヤニクの答えの続きを考えている。

2014/10/09(Thu) 22時頃


[ふらふら ふらふら 爪先を揺らす。 
振り子のように等間隔に。

ヒンヤリとしているようで、暖かい。
夢の中で感じる空気のような大気。

包まれているのだ―――と
朧に思った。]


  ヒヤリ

[薄青い窓硝子に触れれば指先が、
凍えるほどに冷たい。

ガラスから離した指先には、冷たく白い氷の花。
指の熱に、好きとおり雫となって

   消えて いく


ふと、翼を与えられる前。
彼の店で買った、あの本を思い出す。
               ]


         ペラリ

[頁が捲られる音が

       聞こえた気がした]


【人】 手伝い クラリッサ

[次々と軽いメニュー提案する先生>>70>>71に、硬くなっていた姿勢が少し和らいだ。]

 私はコーヒーを–––––……やっぱり、いいです。

[この場所でコーヒーを注文した男の顔がチラつく。
話題に上がるであろう人物の話をするのには不釣り合いのような気がして、メニューに視線を落としたまま黙り込んでしまう。
もしかしたら、ルーカスさんと連絡がつかなくなったのは自分と別れてからではないだろうか、という不安。

仕事に疲れている訳でもないのに、相手の言葉は耳から耳へ通り過ぎて行った。
飲み物を頼んだ事にさえ気が付かない。

話題に上がった男の話になれば、ようやく顔を上げて。]

 友人である先生にも音信不通ですか。
 私も今朝配達に伺ったんですけど、コーヒーの香りが……いや、インターホンを押しても出てこなくて……

[扉の所に掛かっていた、サボテンと折り紙と、不釣り合いな懐中時計が詰め込まれた袋を机の上に置く。
指先でさだけで相手に差し出した。]

(85) 2014/10/09(Thu) 23時頃

【人】 手伝い クラリッサ

 昨日の朝には、これが扉に掛かっていました。
 宛先も何も無くて……誰かに向けての物なのか。

[ふと、床に置いた鞄からチカチカとメールの着信を知らせるランプが目に入る。

"獣人"の掲示板に書かれていた内容が脳裏に浮かぶ。「追放」と「研究」の四文字。
そして、ルーカスの手を取った時の違和感。
机の上に出した端末を握りしめたまま、再び黙り込む。]

(86) 2014/10/09(Thu) 23時頃

【人】 手伝い クラリッサ

[先生の意見>>90>>91に、妙に納得してしまって袋の宛先の真実には気恥ずかしさに肩を竦めた。]

 ルーカスさんは大体可笑しな人でしたよ、なんて……

[不発となった冗談の尻尾が切れて、気まずさに、届いたホットチョコレートに口を付ける。
ジワリ。甘さが舌先に染み込んだ。
机に置いたマグの中でさざ波立つ液体を、ただじっと見つめる。]

 嘘みたいな話をします。
 信用と疑心、半分半分で聞いてください。
 ……先生は、獣人をご存知ですか?

 身体に動物の特徴を持つ人の事です。探せば専用のネット掲示板もありますよ。
 彼の手を掴んだ時に虫を触った時のような気持ちになった事がありました。
 これは、あくまで私の主観だと思いますか?彼には嫌悪も、侮蔑のような感情も感じた事はありません。
 …それとも、彼が本当に獣人だったとしたら……

(100) 2014/10/09(Thu) 23時半頃

【人】 手伝い クラリッサ

[掲示板で見た内容を反芻する。
文字だけの憶測よりも、現実を元に話しているという事実に穏やかに瞼を伏せた。]

 彼は、物珍しさのせいで誰かの手で、何処かに連れ去られていてもおかしくない……のでしょうか?
 誰にも、親しい人にも別れを告げる事なく……

(101) 2014/10/09(Thu) 23時半頃

手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2014/10/09(Thu) 23時半頃


手伝い クラリッサは、メモを貼った。

2014/10/09(Thu) 23時半頃


[思わず伸ばしてしまった腕は、少しばかり彼を驚かせはしてしまっただろうか。
捕らえるように回した腕の中、小さく聞こえた悲鳴すらも愛おしく。彼の荷物が立てた音は、耳には届いてはいたけれど――それに構う余裕など、とてもじゃあないがありはしない。
強く抱き返された腕には、堪え切れぬように息を吐き。
聞こえた彼の言葉には――あの時に告げられた言葉を再び伝えられたのなら。その吐く息すらも、震えてしまいはしたけれど。]

……あぁ、覚えているとも。
名も國も、何もかもを捨てて俺の元へと来てくれたのなら…

["自分の全ては、君へ"。
繋げようとした言葉は、震える息のせいで声にはならずに。
だけれど胸のあたりにじわりと広がる暖かさを感じたのなら、こっそりと目元を綻ばせ。嗚咽を堪えるような彼の声には、言葉には。男もまた、熱くなる目頭を堪えながら頭を寄せはしただろう。]


クラリッサは、錠のレモンティの香りが鼻腔を擽って肩を落とした。

2014/10/09(Thu) 23時半頃



現実に、か。それは解っているんだが…
…何故だろうな。まだ夢心地だ。

[この地へと来る途中に、幾度この温もりを夢見た事だろう。そうしていざそれを再び手に入れたのなら――今度はそれを失うのが何とも恐ろしくて。
離さねば、と考える脳に反し、回した腕の力は強くなるばかり。
嗚呼、その上そんな愛らしい言葉を言われたのなら、今度こそ抑えが効かなくなってしまうじゃあないか。]

……また、泣かしてしまったな。

[次から次へと溢れる涙を、丁寧に唇で掬い取りながら。言葉とは裏腹に、その声はとてもとても柔らかなものだったけれど。
あの日の涙とはまた違う涙を。流れるそれは、なかなか泣けない自分の分まで流してくれているような、そんな気にすらなる。
そうして、久方ぶりにその唇へと緩く触れ――実際には、それ程の時間は経ってはいなかったけれど。
それでも十年の時を経たような錯覚を覚えたのは、それ程までに彼に焦がれていたと言うことなのだろう。]



………、あぁ、すまない。
あまりに美味そうな蝶が巣に引っ掛かってくれたものだから、つい。

[顔を拭う、別れた日とは違う真っ白な手袋。その手をやわりと取りながら、戯けたように言ってみせて。

"こんなに美味そうなご馳走が目の前にあるのなら、どんな蜘蛛だろうと味見をしたくなるもんだ"――なんて。
そう繋げてみせながら、持ち上げられた彼の荷物を取ろうと手を伸ばす。
そうして男は、荷物を取れたのであればそのまま、取れなかったのであれば苦笑を浮かべ、自ら巣へと飛び込んできたこの美しい蝶を、中へと招き入れただろう。]

しかし、荷物もあったろうに。
連絡をくれたら――あぁ、…返さなかったのは俺か。

メールは、全部届いていたよ。
……何度。電話をしようと思ったか。

[――パタン。
扉の閉まる軽い音を聞き流しつつ、服をなぞる彼の指先を見つめる。
そうして腰を引き、背を屈め。なぞられた辺りへと唇を押し付けてみたのなら、コツリと硬い感触が伝わりはしただろうか。]


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