人狼議事


289 【ペア】風邪引いたあの子ん家に行く村

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【人】 採集人 ブローリン

[再び打鍵音がしはじめたのは、吐息が寝息に変わってからのこと**]

(0) mmsk 2018/12/02(Sun) 11時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[打鍵音は、物語を進ませる。

 青年は少女と出会い、言い知れない不安と、僅かな苛立ちを抱いていた。
 知らない土地で自身の運命を託すのが口の利けない少女。
 こちらの言葉が伝わっているのか、自分はどういう扱いを受けるのか。
 扉をくぐるたびに思っていた感情に、シリーズが進んで慣れてきた今再び苛まれる。
 導かれるままに着いていき、石造りの町並みを歩むものの、彼女以外の人影はなく、異様さにぞっとして自身をかき抱いた。
 単なる悪寒というだけでもなく、あたりには霧が立ち込め、すぅと気温も下がりつつあった。
 振り向いてみても、もう来た道がわからない。
 少女を信じられないまま、それでも後を追う他なく――]

(3) mmsk 2018/12/02(Sun) 23時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[布団の擦れる音がして、ふとベッドの方へ視線を向ける。
 方徳さんが薄く目を開けているのに気づいて、キーを叩く手を止めた。]

……おはようございます?

[無理に起こしたいはずもなく、疑問符付きで目覚めの様子を問うた*]

(4) mmsk 2018/12/02(Sun) 23時半頃

【人】 採集人 ブローリン

はい、僕ですよ。

[寝起きで記憶が曖昧にでもなったろうか、目を擦る方徳さん>>5に改めて向き直る。
 何となく居住まいを正して正座すると、膝の上に手を揃えた。]

はい。
元々そのつもりでしたから。

[ずっといたことについては、特におかしなことでもないと思って素直に肯定する。
 眠ったからってすぐに帰るようじゃ、PCまで持ち込んだ意味がない。]

(7) mmsk 2018/12/03(Mon) 02時頃

【人】 採集人 ブローリン

ああ、それはよかった。
じゃあ、はい。

[眠って少し熱が下がったなら、それに越したことはない。
 枕元に避けておいた体温計に手を伸ばして、方徳さんに手渡した。
 薬も効いたのかもしれない。このまま楽になればいいのだけど、と願望を体温計に乗せてみたが、果たして数字は言うことを聞いてくれるやら。]

(8) mmsk 2018/12/03(Mon) 02時頃

【人】 採集人 ブローリン

僕がここにいたいからいてるんで、方徳さんがお礼したりする必要ないですよ。
僕のわがままなんです。

でも、どういたしまして。

[わがままだから、何も気にせずゆっくり休んで治してくれればいい。
 そこまで口に出して変に気負われるのも違うから、それは胸に秘めたまま、ありがとうに言い換えてもらった言葉を受け止める。]

(11) mmsk 2018/12/04(Tue) 02時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[検温を待つ間じっと眺めていたって結果は変わらないし、落ち着かなさそうな気がして、改めてキーボードに向いた。
 3分程度の待ち時間、書けたのは数行。
 少女がおもむろに立ち止まり、追っていた青年も止まる。
 ゆっくりと少女が振り向いて――のところで、表現に迷って書いては消し。
 電子音が鳴って、手を止めた。]

ああ、それはよかった。
薬も効いてるのかもしれませんけど、上がりきって、下がりはじめたんですかね。

[1度分下がったデジタル表示に、小さな安堵の息をつく。
 眠りの力は偉大だと思う。]

(12) mmsk 2018/12/04(Tue) 02時半頃

【人】 採集人 ブローリン

――翌朝――

[キーを打つうち、夜が更けていく。
 青年は霧の深いところを抜けて、街並みの中に出た。
 人影もあり、話しかけてくる住人がいたのだが、困ったことに言葉が通じそうにない。
 加えて、ここまでを案内してきてくれたはずの少女の姿がなくなっていた。
 続く戸惑いの中で、青年は――]

ぅん……?

[身じろぐような気配に、こちらも意識が浮上する。
 いつの間にか眠ってしまっていたらしい。
 いけない、自分まで眠ってしまっては本末転倒だ。]

はい、何か――

[凛堂さん、と問われる声がして、顔を上げ。]

(25) mmsk 2018/12/05(Wed) 00時半頃

【人】 採集人 ブローリン

あ。
ああああ……

[ふと液晶に目線を向けたら、突っ伏した時にエンターキーに手が触れていたのか、執筆途中の原稿には大量の改行が残っていた。
 消せばいいだけとわかっていても、小さな悲しみに眉がさがる*]

(26) mmsk 2018/12/05(Wed) 00時半頃

【人】 採集人 ブローリン

平気ですよ、慣れてますんで。

[>>27夜ふかしはいい仕事の敵かもしれないが、若干逆転気味生活なので、それほど行き過ぎた感覚はない。
 夜は静かで、自分の時間のような錯覚があるうえ、約束や予定で作業が途切れることが少ないので、筆が乗ると止まらないのだ。]

あ、いえ、その、心配いただくほどのことではないんですけど。

[CtrlとRを押して、見慣れた置換画面を開く。
 悲しいかな置換履歴に対処跡が残っているくらいには、よくやる失態。
 3連続の改行コードをまとめて空置換して削除すれば、書いている途中の原稿が見えてきた。]

あー……

[書いたつもりのところまで進んでいないところを見ると、途中から夢だったらしい。]

(29) mmsk 2018/12/05(Wed) 01時半頃

【人】 採集人 ブローリン

ふふ、大丈夫ですってば。
風邪もあんまり引かない方なんで、ご心配なく。

[一晩中いた事も風邪の心配も、気にすることはないとティッシュ箱をやんわりお断りした。]

あ、林檎剥きますね。
ちょっと待っててください。

[起きたら林檎を、という約束だったはずだ。
 ここで剥くわけにはいかないからと、部屋を出るために立ち上がった*]

(30) mmsk 2018/12/05(Wed) 02時頃

【人】 採集人 ブローリン

よくはないってわかってるんですが。

[静かな夜に身を任せる生活は、つい癖になりがちだ。
 特に時間に追われない生活をしていると、尚更。]

魔法が使えたら、もっと簡単に魔法で原稿書いちゃうんですけど。
残念ながらまだそこまでファンタジーなことはできませんねぇ。

[置換機能に素直な反応が返って、つい小さく笑う。
 溜め息の理由はもう見えないはず。]

(33) mmsk 2018/12/05(Wed) 23時半頃

【人】 採集人 ブローリン

はーい。

[林檎を改めてお願いされれば軽く返事をして、キッチンへ。
 一緒に食べるのはすでに織り込み済みだった。

 うさぎりんご……という発想はありつつ、皮はそれほど消化もよくないし、そもそも林檎の八ツ割サイズは鼻詰まりだと意外と食べきるのに苦しむので、皮は全部剥ききって、適当に乱切りにした。
 ひとつ分を器に入れて爪楊枝を二本刺して、おしまい。]

(34) mmsk 2018/12/05(Wed) 23時半頃

【人】 採集人 ブローリン

よいしょ。
お待たせしました。

[ノートPCを少し避けて、折り畳み机に林檎の器を置く。
 それだけで、甘酸っぱい林檎の香りが部屋に広がった。
 蜜の詰まった透明な果肉も見える。この林檎は随分と当たりだ*]

(35) mmsk 2018/12/05(Wed) 23時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[盗み見からそそくさと毛布に戻ったなんて顛末>>36は知らず、お待たせしましたと林檎を置く。
 はじめのひとつを方徳さんが取るのを見てから、もうひとつを取って口に運んだ。
 しゃく、と小気味良い音を立て、たっぷりの果汁が口の中にあふれ出す。]

そんな、別に器用とかじゃないですよ。
とりあえず剥いたみたいな……
僕もひとりなら多分皮ごと行ってます。

[>>37林檎を剥ける剥けないの話ではなく、単なるものぐさ。
 やるとなったらやるが、一人になるとズボラになる典型的なパターンだ。]

(40) mmsk 2018/12/06(Thu) 09時頃

【人】 採集人 ブローリン

[美味しい、と聞こえてくれば口元が笑う。
 確かに美味しい。これは勇気をだして方徳さんに連絡したことが正解と思わせてくれるいい買い物だった。
 彼の力にもなれたし、仕事もさせてもらって万々歳。]

口に合ったならよかった。
僕これ、自分の分は煮てジャムにしようと思ってるんで、そちらも余りそうなら、また分けに来ますね。

[ネットで見かけたジャムの作り方は、科学実験のようで楽しそうだったし、何なら共同購入を断られたら全部煮てしまえとすら思っていた。
 ただ、分け合える人がいることは嬉しいし、いいことだと思う。]

(41) mmsk 2018/12/06(Thu) 09時頃

【人】 採集人 ブローリン

はい?

[こういうの>>39、の指すものがすぐにはぴんとこなくて、はじめは聞き返し。]

(42) mmsk 2018/12/06(Thu) 09時頃

【人】 採集人 ブローリン

だいたいみんな一緒ですよ、そういうのって。

昨日の雑炊だって、なんにもする気起きない時に、コンビニのおでんの残り汁にレンジでチンのごはん入れて、温めついでに火にかけておいしかったってやつで。
さすがに昨日のはおでん汁じゃないですけど。

[ズボラ自慢はむなしいが、笑いのネタにはなる。
 自虐気味に笑いながら、誕生秘話を話してみた。]

(46) mmsk 2018/12/06(Thu) 21時頃

【人】 採集人 ブローリン

へぇ、それはよかった。
僕あんまり食パン食べないから、使ってくれると嬉しいです。

[パン派じゃない人間がなにゆえジャムを作るかといえば、ネットで見たレシピが楽しそうだったからとしか言いようがない。
 ヨーグルトは好きなので、そこに好き放題入れて充実した日々を過ごそうかとしていたが、使ってくれそうな人がいるならそれに越したことはない。]

(47) mmsk 2018/12/06(Thu) 21時頃

【人】 採集人 ブローリン

……熱、まだありそうです?
林檎も食べましたし、薬、飲めそうならまた飲んだほうがいいですよ。

[寝転がったのは、あるいは本当に具合が悪い可能性もあるかもしれない。
 話の転換と心配とを綯い交ぜにして、様子をうかがう**]

(48) mmsk 2018/12/06(Thu) 21時頃

【人】 採集人 ブローリン

ふふ、それができるんなら、昨日の雑炊も簡単ですよ。
おでんの汁めんつゆに変えただけですから。

[今度やってみよう、とキッチンに立つ意思が見えれば、雑炊作りには充分だ。
 はじめの一歩が踏めれば、きっとまた次もやってくるだろう。
 人に教えられるような料理の腕は持ってないが、レベルが低い分同じ目線に立てるまでは早かったらしい。

 目線が揃えば、口数も増える。
 饒舌はぬくもりと照れくささと、それから僅かの緊張をもたらして。]

(59) mmsk 2018/12/07(Fri) 00時頃

【人】 採集人 ブローリン

うん、飲めるなら飲んだほうがいいですよ。
よくなってきても、油断しないほうがい――

[方徳さんが粉薬の封を開け、慣れたふうに飲み下すのを見て、ああうまいなあとか、緊張しないのかなとか、その極意を盗む――はずだった。]

わ、わーっ、大丈夫ですかっ!

[むせこんだのか飲みそこねたのか、異物を排除するように薬と水分とが逆流する。
 つい見てしまったせいで若干飛沫がかかったが、そんなことはどうでもいい。
 あの瞬間の苦しさは覚えがある。慌てて立ち上がって背をさすりながら、パジャマで拭うのを手伝った。]

(60) mmsk 2018/12/07(Fri) 00時頃

【人】 採集人 ブローリン

はい、ええと、出て奥の左側ですよね。
持ってきます。

[さっきまでの雰囲気一転、ばたばたと部屋を出ていく。
 ほんの少しだけそれどころじゃなくなったことに安堵して、いやいや人の不調を喜ぶなんてと、部屋の外一人で頭を振って考えを振り払った。

 半ば駆け足でパジャマとタオルを持って戻った*]

(61) mmsk 2018/12/07(Fri) 00時頃

【人】 採集人 ブローリン

[吐いた水分のうち、いくらか固形物が混ざっていた。
 胃が完全には受け付けていないようだし、粉薬で咳き込むと苦味や異物感で吐き気が続いて第二波もありうる。
 なるべく早く戻ろうと、気が急いた。]

方徳さん、大丈――

[夫ですか、とタオルとパジャマ引っ掴み駆けつけて、そこで出くわしたのは、生理現象で存在を主張した、家主自身。]

(64) mmsk 2018/12/07(Fri) 01時頃

【人】 採集人 ブローリン

あ――……

す、すみませんっ!

[咄嗟に顔を隠したのは、掴んでいたバスタオル。
 渡すはずのものを使って視界を塞いでいては渡せないなんてこと、今は完全に頭から抜けていた*]

(65) mmsk 2018/12/07(Fri) 01時半頃

【人】 採集人 ブローリン

あ、ええと、はい!
そうですよね!

濡れたら、その、染みますよね!

[今は朝で、水分を取らせたのは自分で、それがどういう状態かは自分でもよくよくわかっている。
 だがわかっているからと言って、真正面から全力で見るものでもないと思う。
 目をそらすのに必死で、フォローを肯定する声もバスタオル越しにくぐもった。]

(68) mmsk 2018/12/07(Fri) 01時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[大丈夫、と聞こえた声に少し冷静さが戻ってくるのと同時に、バスタオルを要求されて、はっと気がついた。
 いま手元にあるのは汚れたパジャマの代わりにするための新しいパジャマと、体を拭うためのバスタオル。]

わ、わ、ごめんなさい!

[見てはいけないものを見たという意識だけで頭がいっぱいで、がっしり握りしめてしまっていた。
 顔の前にあった腕をそのまま正面に突き出して、タオルとパジャマ一式を受け渡す。]

(69) mmsk 2018/12/07(Fri) 01時半頃

【人】 採集人 ブローリン

あの、汚れた方、片付けますね。
洗濯機に突っ込んじゃっていいですか。

[身体を拭くのは当人のほうがやりやすいところもあるだろうと、汚れものを片付ける方に回る。
 湿ったパジャマを拾い脱がれたパンツを拾い、バスタオルの代わりに腕に抱えた。
 ひやりと冷たい感触と、うす甘いような匂いに混じって、少しだけ汗の匂いがした*]

(70) mmsk 2018/12/07(Fri) 01時半頃

【人】 採集人 ブローリン

[慌てて離れるみたいにパジャマを持って、今度は洗濯機へと逆戻り。
 蓋を開ければ、靴下やらなんやら、細々したいくらかの洗濯物がまだそこにいた。
 風邪でなかなか、洗濯も満足に出来なかったのかもしれない。
 仲間を増やすみたいにパジャマをそこに放り込んで、蓋をしめる。]

(75) mmsk 2018/12/07(Fri) 02時半頃

【人】 採集人 ブローリン


――――ふ……


[そして、そのままずるずると座り込む。
 一緒にいるとか、いたいとか。急な話に、変に胸の奥が燻る思いがした。
 それから突然あんな状況に出くわして、羞恥が臨界を超えたのか、一瞬指が触れたことさえ、どきりとした。]

(76) mmsk 2018/12/07(Fri) 02時半頃

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