人狼議事


256 【突発RP村】胡蝶の夢

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[あの夢の中の歌い鳥は
身体には小さすぎる籠に押し込められた、真っ黒なカラスだった。

外の世界へ逃げ出そうと、必死にばたつき
助けを呼ぶように、醜い声で何度も鳴いて。

だけど解放なんてされやしない。
欲した相手は、決して現れない。]


[獣風情が親に会いたいなどと、
人喰いのケダモノが人間に歌を聞いてほしいなどと。

なんて図々しい身の程を知らない夢だったのだろう!]


[最期にカラスは籠ごと焼き捨てられた
崩れ落ち風に舞い上がる灰は汚れなき雪とは似ても似つかない。

あの時、カラスを冷ややかな目で見下ろし、火を放ったのは
誰だったっけ……?*]


逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/11/16(Wed) 00時半頃


[───うちに帰りたかったの。

収穫のお手伝い、ひとりで立派に遂げたなら
母さんはきっと褒めてくれたから。
その温かい腕で、胸の中に、強く抱きしめてくれたら
寂しさも不安もきっと全て消してしまえた。

ナナと、ニキと
降り積もった雪で遊べたに違いない。
一日くらい、休んでいたっていいでしょう?

ああ、でも──…
家に帰らない悪い子じゃあ、きっと褒めては貰えない。**]


[
  われわれの心の喜びはやみ、
  踊りは悲しみに変り、
  われわれの冠はこうべから落ちた。
  わざわいなるかな、
  われわれは罪を犯したからである。

       『哀歌』 5章 15〜16節
                    ]


[
 犯人捜しが始まるのを耳に、
 生きたい、と思った。
 初めての恐怖の中、
 死にたくない、と思った。
 初恋の君の亡骸を前に、
 もう戻れないのだと、人としての感情を切り捨てようとした。
 その為に友と呼んだ女を騙した。
 

 ……この三年間の孤独は辛いものだった。
 初めて同じ存在と出会い、
 多分己は、生きてみたかったのだ。
 あの男と、もしかしたら、彼女とも。
                             ]


[それもやはり、相応でない夢だったのでしょうね。]


[一人と一匹が命を奪われ、吹雪は未だ檻となり。
それでも尚、陽は昇り、一日は再び始まる。
血錆の臭いを纏って。]


    ……

[それは、食堂にいた。]


[それは、生前の姿のまま。
傷や、跡は見当たらず。
けれどそれは、酷く虚ろな目をしている。]


  ーー……

[そしてそれは、紡ぐ。
生者には聴こえぬ音を。]


[肉体を喪ったそれが紡ぐのは不規則で、不安定な歌だった。
少年のように、青年のように、獣の唸り声のように。歌声は纏まりを持たない。
時折、すすり泣くような音すら混じる。]


    ーー……


[ああ、これは讃美歌。
        葬儀の、為の。*]


メモを貼った。


[ふわりと身体が軽く感じられる。
わたしはそこに在るはずで、けれど何かが無いようで。]

 ああ、眠ってしまっていたのかしら──…。

[運んでくれたのはきっと、やさしい誰か。
眠るわたしを見つめる“わたし”の意識は
不思議なくらいに覚醒していた。

 今日も自分で起きられたんだわ。
  ねえ、母さん褒めてくれる?

鮮明に映る現実に怖がりも悲しみもしなかった
これが、わたし。──… 目を覚ますことは
いつまで待ったって、もう、ない。

ただ心が空っぽになる、ひどく虚しい心地。 

     ───…ああ、早く、
        早く家に、帰りたい。  ]**


[歌い烏は思い出す、最期の時を。
愚かなこと、彼の狩りを見たいと言ったのに。眠りこけてしまっていた。
たったひとりの犯人として此処に在ることは、家族だった女を騙すのは。
自覚は薄けれど確かに精神を疲れさせるものだった。]


[
最後にカラスに火を放ったのは、最期に俺が見たものは。

           愛らしい、華のようなお姫様。**]


【人】 逃亡者 メルヤ


[トレイルの了承に、不満は募る。>>2:229]

 そう……。
 気を付けてね。

[言葉通りに、己の気持ちを収めることができはしない。
ただ、そんなのは嫌と言葉に出すことはなかった。

少しでも情報収集をしようと、食堂へと向かう。>>2:228
緩慢に歩けば、距離は二人と離れていく。]
 

(56) 2016/11/16(Wed) 12時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[食堂に入れば、隅の方で時を過ごす。
誰が人狼なのか、
情報は少しも得ることはできなかった。
得たのは、その夜食堂に残ったのは、
トレイル、ジェフ、ハナ、ヴェスパタインの4人だという事。]

 おやすみなさい。

[暖炉のある温かな食堂を去る際には、
挨拶を投げかけて、冷たい自室へと戻った。*]
 

(57) 2016/11/16(Wed) 12時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[自室に戻り、寝台で毛布に包まっても、
眠りに落ちていくのに、時間がかかった。]

 おねーちゃん、

[一人、部屋の中。
どうして信じてくれなかったの。
と、姉の声が響く。どーして、どーして?
責めたてられるように、どーして声が響くの。
姉は、意味もなくメルヤを咎めることはなかった。]
 

(58) 2016/11/16(Wed) 12時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


 私が、いい子じゃないから。

[姉の声が、知らぬ声へと変わる。
──メルヤ、ここでいい子にしていてね。
いつか、もう忘れてしまったけれど、
誰かに言い聞かされた事。
いい子じゃないメルヤは、いらない。
家族に、捨てられる。*]
 

(59) 2016/11/16(Wed) 12時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[意識は鈍い音で浮上させられる。
掠れた声で何事か、扉越しに問えば、
ハナの死が伝えられただろう。>>45]

 そうですか……。

[もし、姉がケヴィンの立場にいたのなら、
扉を開き、その身体に縋ることもできようか。
不安で堪らないと訴え、甘えることもできようか。

考えても、わからぬこと。
用意をしてから食堂へ行くと告げれば、
部屋の前より立去る気配を感じた。]
 

(61) 2016/11/16(Wed) 13時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[ハナが人狼に襲われた。
その事実を聞き、一番におもったことは。

──トレイルではなくて、よかった。
神に仕える修道女として、相応しいものではないことは、
確かだった。]**
 

(62) 2016/11/16(Wed) 13時頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/11/16(Wed) 13時頃


メモを貼った。


【人】 逃亡者 メルヤ


[自室を出れば、ハナに宛てがわれた部屋内を覗き見ることもできただろう。
3人、と、1人。
そこに求める、茶髪はない。

これからも続いて行くだろうその道は、
人狼によって閉ざされた。
悲しく思う。悲しくは思うのだけど。]

 お姉ちゃんだけじゃ、足りないの?

[考えの本軸は、姉だ。
眸を伏せ、その部屋に姿はない、
残されたもう一人の家族を探そうと踏み出す。]
 

(83) 2016/11/16(Wed) 19時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[トレイル。
わたしのだいじな、家族。
貴方だけは、何があっても信じきる。
姉のことは信じきることができなかったけれど、
トレイルだけは。

あなたがいなくなったら、わたしはひとり。]
 

(84) 2016/11/16(Wed) 19時頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[手摺りを持ち、一段一段下る。

おねえちゃんの敵討ち。
わたしは誰を討てばいいの。
階段に、修道院に滞在する人の顔を思い浮かべ、
踏みつけながら、下った。
考えても、やはり誰が姉を私から奪ったのか、
答えは出ない。]
 

(85) 2016/11/16(Wed) 19時頃

[
今も己の遺骸の傍らで。
まるでもう何もかもに興味を亡くしたみたいに、生者の姿にも反応をせず
歪む歌声を息継ぎ一つ無く響かせるばかり。

その虚ろな目が不意にひとりを捉え
ふ、と表情が緩んだ。
生前はその男に向けたことは無かった、穏やかな。

赤く伝わる感情に、
うれしいな、って。確かにそう感じて。]


[未熟で、迷惑をかけて、出会ってすぐに死んでしまっても。
同族として、仲間だと思ってくれているのだろうか。
もしそうならば、獣としての己は孤独ではなく生きられたのだろう。
その怒りは、亡者への細やかな救いだった。]


[ぼんやりと横たわるわたしを見ていた。
落ち着いた心で、冷静な瞳に
眠るそれはとても安らかな表情に見える。
不似合いに散らばるからだの欠片を拾い集める姿があった。
撫ぜる手に、見ているだけのわたしが何かを感じることもなく。]

 わたしの子ども?

[子どもの作り方などわたしは知らない。
ばらばらな身体を集めるんだろうか。
何をしようとしているんだろう。
ひとり、首を傾げた。*]


【人】 逃亡者 メルヤ


[歩み寄る音は、トレイルのものではない。>>90
後ろを振り返ることはない。

肩に載せられた手と名で、漸く存在を認めた。]

 オーレリアさん……。

[進む足は止め、眸にオーレリアを映す。]
 

(92) 2016/11/16(Wed) 20時半頃

【人】 逃亡者 メルヤ


[次の段は、オーレリアの顔を思い浮かべる番。
姉の血に染まるその顔と、
眸に映るオーレリアは異なる。
立ち止まるメルヤは、オーレリアの顔を踏むことはなかった。

移動する白い手に、身を硬くし、
より、手摺りの固い感触を感じる。]

 何故……、
 ──いいえ、貴女が言うのならそうなのでしょう。

[言い切れるのか、問い質す言葉は飲み込む。
受容の態度をとるのは、得意なはずだった。

眸を縁取る黒は、笑めば、深まった。]
 

(97) 2016/11/16(Wed) 21時頃

逃亡者 メルヤは、メモを貼った。

2016/11/16(Wed) 21時頃


[けれどすぐにその変化も
男達の話し合うような、争うような会話を前に消え失せる。

ケヴィンが去った後、苦しむような表情を、仲間が見せた。

己がそんな顔をした時、家族だった人間はどうしてくれたか。

思い起こせば考えずとも自然身体が動いていて
その金色に向けて伸ばした手は、……触れることなくすり抜ける。


その目には映ることなく、仲間は去っていった。*]


[アイリスのお姉さんが去ったあとで、
今度はヴェスパのお兄さんがわたしの元を訪れた。
けれど目にした現実を、彼は受け止めきれずにいたのか
狂ってしまったかのような笑い声をあげる。
そうして崩れ落ちた身体を、咄嗟に支えようとするけれど
軽いわたしの身体では、腕では それが叶うことはなく。
無力なわたしはその先を ただ見守るだけだった。

“人狼”と口にした言葉には少し驚き、
けれどそれ以上の感情はない。
誰がわたしをこうしたのかを、眠ったわたしは見ていない。
囁くアイリスの声を気付かれず確りと耳にすれば
ぱちり、目を丸くしたか。

こわい“人狼”が
やさしいヴェスパお兄さんなら、少し悲しいかもしれない。*]


【人】 逃亡者 メルヤ


[笑みを作る唇の端が歪む。
メルヤは修道院で生きていくことが決まった時から、
姉の傍でしか、泣けなかった。]

 おねーちゃんの、仇をとれたなら、
 その時に、 ……。

[姉の代わりは、誰にもできない。
それは幼き頃より、時を共にしていたオーレリアにさえも。
それ故に、目許は濡れることなく。>>101

トレイルを探しに行くと告げ、メルヤは再び歩き出す。
オーレリアが隣を歩いても、拒絶の意は表さない。*]
 

(103) 2016/11/16(Wed) 22時半頃

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