3 ビー玉坂〜卒業式の前に視るその場所は…
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演劇部 オスカーは、『半身』が、頭の中で何か叫ぶのを聞いた[10]
2010/03/03(Wed) 01時頃
暗く寒い闇の中
その中でヘクターの魂が蝋燭の如く静か燃えている
眠るように
/中
眠くて限界だ。
また朝に。
[ケイトを抱きしめて]
無理するなよ。
|
─PCルーム─
[不意に、響いた『半身』のコエ。 大分鮮明に聞こえるようになった……気がするけれど、まだ、明確な長文は伝わらない]
……ってぇよ、ホリー……。
[思わず、口をついた名前。 唐突なそれは、マーゴを戸惑わせるなら、あ、と短く声をあげ]
あー……へーき。 なんか、今、頭ん中いっぱいに、コエ、響いて……。
でも……大丈夫。 手、あったかい、から。 落ち着いてる。
[言ってから、ふと、何気なく転じたパソコンのモニタ。 そこには、いつの間にか、新たな表示が加わるか]
(25) 2010/03/03(Wed) 01時半頃
|
|
─PCルーム→廊下─
[追加された一文。それが何を意味するかは、さすがに理解できた]
……なんか、コレ。 本気で、冗談なってねぇ……。
[モニターをしばし、睨むように見て、呟く]
とにかく、行こう。 ……廊下もなんか、騒がしいし。
[廊下から聞こえた叫び声、それも不安を微かに煽る。 けれど、それは、見せまい、と思ったから。 マーゴが動けるようなら、促してPCルームを出て]
……って。ちょ、これ、一体何が!?
[場の状況に、上擦った声で問いかける。 説明を受け、手助けを請われたなら、勿論すぐに動くつもりで**]
(53) 2010/03/03(Wed) 01時半頃
|
[気がつくと闇
五感は完全に奪われ
何も分からない]
ケイト・グリフィズいるのか?
[返答があっても、傍にいても、今のヘクターに知る術はない]
俺の名、知らないんだろ?
教えてやるから返事しろよ。
そして来いよ、暖めてやるからさ。
みんなと一緒に帰ろうぜ。
[ヘクターはさ迷う
探す者が傍にいても分からないままに
ときにその姿が、魂の燃える炎が、声が、皆に届くだろう]
|
─北棟3階廊下─
[マーゴの叫び>>87。それは、自分も抱えている気持ち。 状況がわからないから、余計に強くそう思えた]
……誰か、何か見てるかも知れないし。 誰かに、聞いてみるか……。
[ここにいない中で連絡が取れそうなのは誰だったか、と思いながら出した携帯にはメールの着信。 確認した内容はシンプルなもの>>2:1023]
……あ、答え、見つかったんだ。 保健室、危険? どゆ事?
[ぽつり、と疑問を零しつつ。 マーゴ>>115が上げる場所以外に休めそうな場所はあったか、と、しばし思案**]
(117) 2010/03/03(Wed) 08時頃
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|
―美術室前―
……結局、何がなんだか、わかんない、って事か。
[ミッシェルの説明に、ため息をつき。 PCルームで見た事を伝える。 保健室が危険である理由を聞けば、げ、と短く声を上げ。 ジェレミーが身体を起こすのに手を貸したりしている所に、聞こえた、声]
……ディーン!
[見慣れた姿に安堵の声を上げた直後。 頭の中で、半身が、叫ぶ]
……っつ……。 ホリー……?
[言葉にならないコエ。 ただ、それが警告なのは感じられて。 対峙するミッシェルとディーンを困惑を交えて見つつ、自然、マーゴを庇う位置へと**]
(145) 2010/03/03(Wed) 09時半頃
|
演劇部 オスカーは、無意識、ビー玉を握り締める。感じるのは、微かな熱さ(10)**
2010/03/03(Wed) 09時半頃
/中
手を差しのべてやりたいが、マジで口説きなるからな。
死なんかったらした。
俺を使ったRPはケイトの好きにしても構わね。ひでー目でも気にしないぜ。
/中
武骨者で愛だ、恋は知らん。
でも俺は後悔してねぇ。
早くお前に触れたいぜ。
孤独と生きながら全身を細切れにされる痛みに苛まれる。
[五感は失っているはずだった
しかしそれは否と知ったのは闇がヘクターを見咎め、苦痛と憎悪を向けた時
生きたまま、肉を、精神までもゆっくり細切れに、ゆっくりと再生させる痛みにだけの世界
意志は混濁しても、まだヘクターはこちらいた]
――!!
[叫んだのはなんであろうか]
[破片になった混濁したヘクターの意識に笑い声は聞こえる
声を出そうにも破片では無理な事
それでも動こうとするヘクターの破片は散る桜のよう]
(ケイトに俺の名を教えてくれ)
[闇は動く
別れの赤い桜吹雪を降らすため]
/*
ケイト、サンキュー!!
中の人記号確認。
墓下でもRP、これでいいのか?
要領が分からんのでな。
|
─美術室前─
[ミッシェルと、ディーンのやり取り。 それを見つつ、動かなかったのか、動けなかったのかは、自分でもわからなかった。 頭の中が相変わらず騒がしいのは、もしかしたら理由の一つ、なのかも知れない。
でも、多分、一番の理由は]
……なんか……違う。
[言葉で言い表せない、違和感。 それの言語化に苦心していたため。 それに、波紋を広げたのは、ジェレミーの言葉>>279。 ひとつ、瞬いた]
あ……なんか、腑に落ちた。
[物言いが酷い、というのはさておき。 それと同時に、どこかが、なんだか、痛くなった]
(343) 2010/03/03(Wed) 20時頃
|
|
(また、だ)
[ふと、過ぎったのは、そんなコトバ]
(また……わかんない)
[意識がふ、と、遠くに飛ぶ。 二年前、半身を喪った時。
当たり前に一緒にいて、当たり前に接していた半身。 明朗快活な優等生で通してきた姉が、抱えていたモノ。 それが、限界に達するまで気づけなくて。 それが、姉自身に向けて振るわれる刃によって示されるまでわからなくて。 止めようとして。左腕は、その時に深く、ふかく切り裂かれて]
……ぅ。
[傷痕が、少しだけ疼く。頭の中のコエが、なんだか、哀しげになる]
(346) 2010/03/03(Wed) 20時頃
|
|
[その後に、飛び出した半身を追いかけて。 高台から、足を滑らせたのを見て。 ぎりぎりで引っかかっていた手に向けて、手を伸ばしたけれど。
届かなかった。 ほんの少し。 あと少し、背が高ければ。 届いたかも知れないのに。
届かなかった。 途切れてしまった。 残ったのは、傷痕だけ。
ほんの少しの闇。 抱えていたモノ。 奥の方で、それが、揺らいだ]
(349) 2010/03/03(Wed) 20時半頃
|
演劇部 オスカーは、軽く、首を横に振る。
2010/03/03(Wed) 20時半頃
|
─美術室前─
……あー、もう。
[声に宿る、微かな苛立ち]
今は、それどころじゃ、ない、だろ、オレ。
[何処かに行きそうな意識は、腕を掴む手が繋ぎとめてくれる。 だから、大丈夫、と自分に言い聞かせて]
……なんかよくわかんないけど。 後だしルール、って困るよなー。
[ジェレミーの指摘>>342と、ミッシェルのぼやき>>348に。 は、と大きくため息をついた]
(350) 2010/03/03(Wed) 20時半頃
|
/*
生きたかった。
生きていたら、手を握れる、話せる。
言いそびれ・やり損ねで未練が。
そろそろタガ外れそうなもんで自重期間に入るぜ。
|
─美術室前─
やほー、ただいまー。
[茶化すような言葉>>353に、軽口めいた口調で返す。 いつもと変わらない。 変えてたまるか。 そんな思いも微かにある。 死した半身のコエが聞こえる状態が、正常でないくらいは、さすがにわかっているから。 自分自身、それだけは失うまい、と]
……だーよなぁ。 強制参加の遊び、っていうのは、やっぱり面白くないし。
(358) 2010/03/03(Wed) 20時半頃
|
|
─美術室前─
……なんか、真理聞いた気がした。
[乗る必要ない、というジェレミー>>354に、ぽつり、と呟く。浮かぶのは苦笑。
ため息の後に、さらりと言われた言葉には、ひとつ、瞬いて]
……え。 何、それ。
[どゆこと、という疑問。 それを遮るようにさらりと告げられたディーンの言葉>>356。 今浮かんだのと、同じ疑問を感じながら、そちらを見た]
(360) 2010/03/03(Wed) 20時半頃
|
/*
話せば、より話したく。
手を握れば、抱きたく。
抱いたなら、その先に。
今でも違う欲望で突っ走りそうなのを抑えてるんだぜ。
だから俺に自重させてくれ。
|
─美術室前─
……大丈夫、かなぁ。 階段の事、知らなかったりしたら……。
[悲惨だよな、と。 なんか、遠くから聞こえたような気がした声に、ぽつり、と呟く]
……正直、オレ、話が全然見えてないんだけど。 一つ、いえる事があるとしたら。
……今のお前、なんか、変。
[それから、ディーンに向けて、ぽつり、という。 ぐるぐると巡った戸惑いが行き着いたのは、そこ。
理屈ではなく、感覚的な、違和感。 知っていた──仮に、それが「つもり」だったのだとしても。 少なくとも、近くにいた、のは確かだったから。 今のディーンが、幼馴染の彼とは思い難かった]
(371) 2010/03/03(Wed) 21時頃
|
[痛み以外の感覚が戻ったのは久方ぶり
でもそれは新たな苦痛の始まり]
(それは俺じゃねぇ)
[闇に散らばる破片に漂う意識
燐火が燻ってる]
(本当の俺はここにいる)
(気づいてくれ)
(誰か助けてくれ)
|
─美術室前─
[真剣な表情で頷かれれば、こちらも真面目に頷いて見せた>>370]
それ、激しく同意。
[メールは、やっぱり見破る事はできない。 そして、事の真偽を読み解く術もないから、それには触れずに。 ミッシェルの指摘にどんな答えが返されるのかを、ただ、待っていた、けれど]
……ん……?
[頭の中。 半身のコエが、急に。 落ち着きなくなったのは、気のせいか、それとも]
(377) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
|
!!
[声にならぬ叫び
新たな痛みは死ぬ事も許されぬ死の苦痛
それでもヘクターはヘクターだった]
(狂えば楽に―)
[再び混濁に沈む意識]
|
─美術室前─
……んだよ、もう……。
[小さく呟く。 コエは、いつの間か、前よりも聞き取りやすくなっていた。 けれど、明確になるのは、短文の突っ込みだけ。 おかげで、騒がれるとノイズが酷くてふっと意識がどっか行くわけだが]
……なに……そこ? え?
[小さく呟いて、視線を転じる。 見やった先。 そこには何かが、蟠るか]
(382) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
|
|
─美術室前─
[立ち去るメアリーに、声をかける事はできなかった。 色々と理由はあるが、一番の理由は、きっと]
……げ。
[ふと見やった先に蟠っていたのは、闇。 その中から、揺らぐように現れる、お下げの姿>>@42]
……あいっ変わらず、いきなり出てくるよな、お前って。
[歪んだ笑みを見つつ、低い声を上げる。 ポケットに突っ込まれた左手が、淡い緑のビー玉を握り締めた]
(386) 2010/03/03(Wed) 21時半頃
|
|
─美術室前─
……大丈夫。
[しがみついてくるマーゴ>>388に、小さな声で告げる。 目は、細まる緋色>>@43をき、と見返し]
……シュミの悪い、お知らせメッセージなら、見つかったけど。
[何を意味するかは、説明するまでもないだろうから、言わず]
……でも、見つける。 見つけてやる。 ……逃げるのも、諦めるのも、しない。
[頭の中、響く、コエ。
にげて、ちかづいちゃだめ、はなれて。
広がる闇への警告のコエは、今はノイズ交じりで届いていない]
(394) 2010/03/03(Wed) 22時頃
|
|
─美術室前─
[付け加えるようなミッシェルの声>>396に、ちょっとだけ視線をそちらへ向ける。 日誌の話がどこから出てきたのかはわからないから]
……2月、25日って。 お前にとっては、色々と、あった日、みたいだけど。
そんな、途切れたまんまの景色に閉じ込められるのって、こっちとしちゃ、すっげーめーわくなわけ。
[そこ、わかってる? と首を傾げる。 絶対終わらせる、というマーゴの宣言>>400には、うん、と小さく頷いた]
(405) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
|
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─美術室前─
[ディーンがいなくなった事には、気づいていなかった。 ヘクターみたいに、という言葉>>@48。 そちらに、意識は行っていて]
……みたいに、もなんも。 引っ張り込んだのは、そっちじゃないのかよ……。
[思わず零れたのは、そんな突っ込み]
(409) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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─美術室前─
……そっか、そんなのが。 さんきゅ、後でチェックするよ。
[ミッシェルの説明>>411に頷いて。 途切れたケイトの言葉>>@49に、一つ、瞬く]
……ヘクターが。 お前の。
……なに?
[内心は伝わらない。内側までは見れない。 けれど、何となく。 痛そうに見えた──気がした]
(417) 2010/03/03(Wed) 22時半頃
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