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【人】 孤高天使連合 ナナオ[慶一が悶え苦しむ様に息を飲む。 (3) 2016/07/23(Sat) 00時半頃 |
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[「何してるんだ」
それに返事することなく今度は足を持って曲げたり伸ばしたり。
昔そんなことをしていたら、実代子や晶が喜んだ記憶があったから。]
[そんなことをしていたら、村長の鋭い視線を感じ、肩を竦めて見せた。
明日香が質問すると]
へぇ…。
そんな逸話があったんけ。
確かに鬼は言ってたっけな…。
道具は使わないとか敷地内だけとか
怪我させるなとか。
まぁ本当に遊びの一環みてーな感じらったけども
不気味に思わせるためとかではねかったんらな。
神隠しに合わねぇためかー。
防げたらいんだろっけども…。
[どうなんだ、と明日香の問いかけに追従するように村長を見ると、二人からの圧にたじろいだ様子。]
[そんな時だろうか。
北館家にドタドタと来客があがりこんで]
「 実代子ちゃんがめっかったって!」
[と勢いよく叫んだのは。]
村長!!明日までの宿題な!
何か昔のこと書いてる文献とか古文書とかさ、何かあっか
探してくれよ。孫の命が掛かってるんらっけ!
[そう脅して、どうせ年寄りは大して寝なくても平気だろなんて捨て台詞を吐いて]
行くぞ、明日香!
[と疲れてしんどそうな明日香を小脇に抱えるとまた車に飛び乗り
実代子が見つかったであろう隠神社へと向かう。**]
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【人】 孤高天使連合 ナナオ―拝殿の中― (9) 2016/07/23(Sat) 10時頃 |
【人】 孤高天使連合 ナナオこれは至近距離でないと、届かない…な。 (10) 2016/07/23(Sat) 10時頃 |
【人】 孤高天使連合 ナナオ[慶一を模したオニの声にぎくりと。>>11 (13) 2016/07/23(Sat) 10時半頃 |
【人】 孤高天使連合 ナナオ[指切りげんまん、するのなんて子供の時以来か。>>15 (17) 2016/07/23(Sat) 11時頃 |
【人】 孤高天使連合 ナナオ[げ、これはまずい、という表情。 (18) 2016/07/23(Sat) 11時頃 |
【人】 孤高天使連合 ナナオ[べ、と舌を出して] (21) 2016/07/23(Sat) 11時半頃 |
【人】 孤高天使連合 ナナオ[解放を何と解釈するか。 (25) 2016/07/23(Sat) 12時頃 |
[何やってるのでしょうか、このおじさんは
首を傾げつつ、不快とは思わない――構って貰えるのは、子供だからか好きだ――のでそのまま放置。]
……怪我させねェのは、次の依り代が弱らねェ為って言ってた
弱っちまったら困るなァ、オニだもんさ
[ボソボソと、手悪さしながら言う。
村長の顔を見られないのは怖いからである。]
……力のあるお人がオニさ、封じたんならァ
神隠しに遭うの防ぐ方法も考えてそうだもんっけさ
そう思ったんだが、防げるほどまでじゃアなかったんけ?
[そう、例えば昔あった祭りとか。
形代に息を三回吹きかけ、川に流すのは身代わりに禍を肩替わりして流すため。
そういう方法が、何かしらあったと思ったのだが。]
[そんな頃だったか、来客が来たのは
あ、うん……
[すごい脅し文句とともに名前を呼ばれれば
……年寄りは大事にしねェとバチあたんせのぉ?
[隣に飛び乗る辰次にそう言ってみたが、聞こえたかどうか。]
――→隠神社
[隠神社に着けば、「実代子」とやらはどこにいただろうか。
見付かり、辰次が傍へ寄るようなら、追わずに少し離れた所でじっと見つめ。**]
ー現世/隠村ー
[ごん。
鈍い音を立てて、後頭部が地面に激突した。]
いっ……!……たあ……。
……え?ここは……。
[ずきずき痛む頭を押さえながら体を起こす。辺りをきょろきょろ見回すと、そこは神社の境内らしかった。しかし今までのような不気味さは何処にもなく。
空の色は濃い藍になろうとしている、薄暗さは単に夜が近付いているからのようだ。
ぼんやり空を眺めていると、今までにあったことが思い出されてきた。]
……あー、そっか私……。
[帰ってこれたんだ。
辰次おじちゃんが鬼になって、さくちゃんが鬼になって、さくちゃんに鬼を渡されて……。]
……っ、そうだおじちゃん!さくちゃん!
[脳裏に彼らの姿が浮かんで、慌てて立ち上がる。
彼らはもう鬼を渡したんだから、こっちに帰ってきているはずだ。会いに行かなくちゃ。
このときの私は、さくちゃんがまだ帰ってきていないことを知らない。
そして鬼を渡したもうひとり、綾瀬明日香のことも頭から抜け落ちている。
親しい相手の姿を思い浮かべながら、まずは外に出るべく鳥居に向かって歩き出した。]
[拒絶されない
なるほどなぁ。
敷地内だけってのも、制限を加えてるようで鬼にとっても制限ってことらかね。
……初めに7人て集めたんは鬼なんよな?
でも鬼を封じた偉いヤツがいるんなら、7人てルール決めたのはその偉いヤツかもな。
[明日香が語る言葉をうんうんと頷くものの、どれだけわかっているものか。]
─隠神社─
[境内に向かうと皆を探しに来た村人が見つけたのか人垣の中心に実代子の姿。]
実代子!えがった!
戻ってこれたんけ?
櫻子は?
他のみんなは大丈夫らか!?
[実代子の安否が確認出来れば次は他の面子の事を確認しようと。]
[そんな折、側に居たはずの明日香が少し離れたところにいるのを認めると、おいでと手招いた。その姿に実代子は彼女が綾瀬明日香だとすぐに気付くだろう。]
.
[鳥居を潜る前に、突然消えた人たちを探しているらしい村の人たちに見つけられた。
小さい村のこと、見知った顔に迎えられてほっと息を吐く。
何人かは辰次に知らせてくる!と駆け出していった。]
辰次おじちゃん……!よかった、帰ってたんだ。
[先に帰ったはずの叔父の名前に、とりあえず安堵。]
そうだ、あとさくちゃんも!さくちゃんも帰ってきてますよね?
[私に鬼を渡して、現世に帰ったはずの少女。もし会えるのならば一番に会いに行きたかったのだけれど。
村人たちは口を揃えて、「櫻子はまだ帰ってきていない」と言った。]
……え?いやそんなはずは、だってあの子は私に……。
[と、そのとき。
鳥居の外から騒々しい足音が聞こえてきた。]
おじちゃん!
[鬼面を被っていたときとは違う、私の知っている彼の姿。ほんの少しだけ視界が緩んだ。]
他のみんな……晶くんと智花ちゃんと、……あの半裸の男の人は、まだ鬼渡しの最中だと思う。
その、……私があの半裸の彼に鬼を渡して、それで……。
[言いながら、胸がちくりと痛んだ。
結局私は何も止められないまま、鬼を渡して帰ってきてしまった。心優しい二人と、私を助けようとしてくれた彼を。
でも、それよりも今は気になることがある。]
さくちゃん、まだ帰ってきてないの?
[彼女は私に鬼を渡したのだから、私より先に帰ってきているはずだ。
それなのに、叔父の口ぶり
ひっ……!お、鬼……!
……………、あれ?
[まるで自分の子どもを呼ぶかのような叔父の仕草の先を目で追うと、そこにいたのは小さな少女ーー綾瀬明日香だった。
自分たちを追い詰めた元凶を前にびくりと体が強張る。
しかし彼女はなにもしてこない。それどころか何処か遠慮がちで、まるで普通の女の子みたいだ。
これはどういうことだろう。説明を求めて叔父の方を見た。]
―隠神社―
[おじさんに呼ばれると
悲鳴をあげられ
おいでおいでされても、悲鳴を上げられてしまったから近付くことはできずに。]
あ、姉ちゃも鬼渡しに参加してたのけ?
[オニに取り憑かれてた時の記憶はないから、そんなことを尋ねて。*]
【人】 孤高天使連合 ナナオ[あたらおし、とは。>>29 (32) 2016/07/23(Sat) 18時頃 |
【人】 孤高天使連合 ナナオ[そのまま、掴んだのは広げられた掌ではなくオニの手首。内側から掴み、自分側に引っ張って体のバランスを崩そうと試みる。 (33) 2016/07/23(Sat) 18時頃 |
【人】 孤高天使連合 ナナオ…っく、 (37) 2016/07/23(Sat) 19時頃 |
【人】 孤高天使連合 ナナオ……! (41) 2016/07/23(Sat) 20時頃 |
【人】 孤高天使連合 ナナオうえ!? (45) 2016/07/23(Sat) 22時頃 |
[実代子から自分が去った後の話
て、ことは櫻子が実代子に鬼渡したんか…。
[そして、刑部に鬼が渡ったという。
誰かはあの場所に残らないといけない。
かつての明日香がそうであったように。
晶か智花か。
そんな残酷な仕打ちが現実味を帯びてくる。身体中の血の気がさぁっと引いていくのは夜の冷たさのせいだけではない。]
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