人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2014/02/16(Sun) 00時頃


メモを貼った。


―転変―

[夜空に散る赤色が視界を染めた。
引き裂く爪が与えたのは、死に至る傷。

――そのはずだった]


 ――……。

[散り散りになり、消え行く意識は
黄金の星が月よりも眩く、闇よりも昏く輝くのを見た]


【人】 幸運の科学 リッキィ

[かつて。
僕は大切な、大好きな人達をこっち側へと“連れてく”ことが、
その人達を助けられるやり方だと信じてた。

だけど。
僕はこっち側の者になることが、――吸血鬼になることがどういうことか知ってしまったから、


周にーさんが僕の提案に乗らなかった時、
ちょっぴりほっとしてたんだ、ほんとのほんとなんだから]

(33) 2014/02/16(Sun) 00時半頃

[金色の鬼に血と共に人間であった自分を奪われ
身に打ち込まれた呪いに、苦しげに呻く]

 ……て、めえ。
 殺して、やる。――必ず、だ。

[搾り出す言葉は、黄金の鬼の望みに違わぬ憎悪の毒]


メモを貼った。


[黄金の鬼に掴みか掛かろうと、伸ばした腕が震えた。
――身体が撥ね、次の瞬間、猛烈な渇きに襲われる。

口元に零された王の血は、至高の甘露に似るが、決して渇きを満たすことはない。

これもまた、金色の鬼の戯れか。
或いは新たな眷属が、血の誘惑に溺れるように仕掛けた罠か]

 ……涼、平に、何しやがった。

[渇きに苦しむ周に、黄金の鬼は涼平の名を以って更なる呪詛を植え付ける>>*4]


メモを貼った。


[耐え難い渇きに悶える体を、零瑠に背負われ後方へと運ばれて行く。
揺れる視界に晒される、零瑠の首筋。
戦慄く口元がゆっくりと近付き、牙を――突きたてはしなかった]


 ……負け、ねえ。 絶対 に。

[熱に浮かされるような呟きは、戦場の喧騒の中でも零瑠には届くだろう。

苦痛に失われそうになる意識の向こうで
語りかけられる言葉たち>>*3>>*5がうねるように、遠く近く聞こえていた**] 


メモを貼った。


【人】 幸運の科学 リッキィ

― 補給基地 ―

――邪魔。

[僕は一息に円の傍まで近付くと右の脇差を首筋に近付ける。
何しに来たのか――その問いの答えは聞けたっけ。……ひとまず、思い出すのは後回しにして]

覚えてる? 僕が鬼ごっこ弱かったの。

[それは子供の頃の他愛もない思い出のひとつだったはずなのに、>>1:190
今はもう、こうなることを予見していたようにしか思えない。思えないんだ]

(110) 2014/02/16(Sun) 03時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

僕が弱かったから鬼に捕まって、弱かったから鬼になるしかなくって……、

[そのまま左のマインゴーシュを肩口へ振り下ろそうとする。武器が止められることがあっても言葉は止めようもなく、]


弱かったから、周にーさんも、絢矢も、みんな、…巻き込んじゃった。

[そして弱かったから、周にーさんと“お別れ”するだけして、
――それしかできなかった。何もできなかった]

でも、…安心して。

[だったらもう、少しでも最善に近付くために、僕が目指す道はひとつだけ。
今度こそ強くなって、たとえ周にーさんがどちら側に連れてかれようとも]

みんな、みーんな、同じところに連れてってあげるから、……ね?

(111) 2014/02/16(Sun) 03時半頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[その時、ふいに頭の中で“始祖様”の声がして、僕は息を飲む。……せっかく円の前で笑ってたのに]


決まったよ。……連れてく先が。

[そして、もう、その言葉を、周にーさんがどうなるのかを聞いてしまったから、
僕はしばらく、うまく笑えそうにない**]

(112) 2014/02/16(Sun) 03時半頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2014/02/16(Sun) 03時半頃


―Bestia Niger(黒き獣)―

[紅き瞳に映るのは、己の切り裂かれた喉から零れる鮮血と
無残に壊された同胞の骸。

そして、――憎悪の獣。

鬼となってから百年余り。
クラリッサの美貌は初めての恐怖に歪んでいた]


[どうして――? と、彼女は問う。

この獣は、黄金の王の新たな従者ではなかったのか。
何故、同胞を――鬼の王の僕を襲う?

問いは音にならず、
その答えを与えられることのないまま、

――ぐしゃり。
クラリッサの頭は熟しすぎた紅い実のようにはじけた] 


[渇きに身を蹂躙された獣は、
口の端から涎を垂らし、舌を垂らして無様に喘ぐ。
それでも、決して紅い果実に口を付けることなく、
ゆらり、闇へと歩き出した]




[――その後、零瑠か或いは他の鬼達が後方拠点を訪れても、
目にするものは無残な鬼達の屍ばかりだろう*]


メモを貼った。


[ゆるりと歩きながら、行き逢う鬼をその手に掛ける。

人を超えた肉体から揮われる武の技。
その前には、金色の王や黒姫――その眷属であればいざ知らず
並みの鬼など抗うにも足りない]

 
 ああ、……痛え。
 
[金色の鬼への憎悪を滾らせれば、
頭が割れんばかりの痛みに襲われて。
膝を突き、地にのたうつのを耐える。

鬼達に爪を振るえば、無数の影色の手に纏わりつかれ、
手足の自由が奪われそうになる]


 そんな目で、――見るなよ。

[鬼を殺す鬼に向ける、守護隊の仲間の視線と表情は
恐れと敵意に満ちたもの。
そんな彼らに向けて、寂しげに浮かべる苦笑も
血に飢えた鬼の嘲笑と見られるか。

けれど、難なく鬼を屠り、罷り通る獣を止める者はなかった]


 ……うる、せえ。
 俺が殺すのは――て、めえだ。

[>>*33脳裏に響く金色の鬼の声に抗おうと、獣は身悶えする。
一層強まり癒えることのない渇きに、震える牙がぶつかり、がちりと音を立てた。

眸の焦点すら定まらず、ぐらり体を揺らす獣の様に、
鬼を討つ好機と、守護隊の一人が武器を向ける]


 ――――っ!!

[振り下ろされる武器を払ったつもりだった。

――けれど、加護という名の呪いを受け、凶爪は、
その刃ごと守護隊員の手首から先を削ぎ落としてしまう]


 アイ、ザック――。

[鋭い爪に利き手を落とされ、苦しみ悶える隊員。
それは、同室のアイザックだった。

呆然と眺める獣の背に、今度は刺突が迫る。
殺気に振り返り、突き出された槍を掴んで、
使い手ごと地に捻じ伏せる]

 誰、が――従う、かよ。

[>>*36揺さぶるように重ねられる呪詛を払おうと、
振り上げた爪が――また一人、守護隊の仲間を傷つけてしまう]



 吾郎、……千明、皆、――やめてくれ。
 俺の敵は、お前達じゃねえ。

[苛烈を極める攻撃に身を削られ、血を吐くように零す言葉。

或る者は苦しげな、また或る者は憎しみの色を表に浮かべるけれど、獣の叫びに応える声はなかった。

若手隊員の筆頭格だった南方周は、もはや人間の脅威でしかないのだと、仲間達の視線は語っていた*]


メモを貼った。


―Bestia Niger:承前―

[金色の鬼の眷属となった身ならば、
並み居る守護部隊を振り切ることは、さほど難しくはない。

けれど呪詛は鎖となって、足を絡めとり、
血を――かつての同志達を贄として捧げるまで、獣を縛り付ける]



 ――――……。

[吹き荒れた凶風が止んだとき、
この場に獣の他に、生あるもの姿はなかった。
地に倒れ伏す戦士達の屍を前に、魂裂くような慟哭が天に響いた。

ざらり、胸の裡から何かが剥がれ落ちていった。
あと、どれだけ、この手を血に染めれば
金色の鬼に至れるのだろう。


――分からないまま、それでも獣は歩みを止めない]


メモを貼った。


【人】 幸運の科学 リッキィ

[僕は周にーさんが“始祖様”に倒されるところをこの目で見たわけじゃない。
よそ見してたけど、――落とした帽子を拾い上げてたけど、
円の声を聞いて、予想が本物になった、って思ったんだ。>>142]


………。

[ちょっと前のことを思い出しながら、僕は円に止められた腕を動かして武器を振るおうとする。
でもうまくいかない。

見たところ円も武器持ってるみたいなのにまだ僕に向けてこない……どうして?
それにさ、さっきはまるで僕のこと迎えに来たみたいな物言いして、>>143
あれも、どうして……]

(176) 2014/02/16(Sun) 23時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

じゃあ、誰が悪いのか分かってるんだ……、なら話は早いね。

僕はもう、その“悪い奴ら”とおんなじなんだよ……っ!

[僕は「どうして」が増えてく前に声を張り上げる。>>144
円の言う通りならこうなったのは全部吸血鬼のせいで、そして今の僕はご覧の通りの吸血鬼。

今だって、僕に牙を立てた“お姉様”がこれ以上もちそうもないくらい傷ついてるらしくって、
気配……みたいなのが薄くなってく感覚に寒気すら覚えてる]

(177) 2014/02/16(Sun) 23時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

[ほら、円の運命を歪ませたあいつと同じなのがここにいるんだから、一思いに倒せばいいのに。

でないとさっき言った通り、本当に連れてっちゃうかもしれないんだよ]


――――…っ!

[僕は脇差から一度手を離して両手でマインゴーシュの柄を持って、
両側に分散させてた体重を左手側に一気にかける。
流れる血を見て、ようやく“斬った”って手応えが得られた。>>145

でも、まだ届かない。近付けない]

(178) 2014/02/16(Sun) 23時頃

【人】 幸運の科学 リッキィ

………、
さっきから聞いてれば分かったような口ばっかりきいてさ。
何も知らないくせに、そう簡単に「信じる」なんて言わないでよ……っ、ねえ。

[周にーさんが連れてかれた先は、吸血鬼が歩む夜の道。>>147
その昏さは実際に歩んでみなければ分からない。

……ああ、円も同じところに連れてくつもりなんだから、そのうち分かるか]

円こそ、このまま僕と一緒に来てよ。
命だけは助け、―――…ううん。

[暗に剣を向けないでって言いながら、僕は落ちてた脇差を拾って左右の武器を構えなおす]

来ないんなら……無理やりにでも連れてくから。

(179) 2014/02/16(Sun) 23時頃

幸運の科学 リッキィは、メモを貼った。

2014/02/16(Sun) 23時頃


[成り果てたばかりの獣にも、その声は届いた。

彼が最期に残したものは願い。
家族に、大切な人達に幸せになってほしいと、
ただ――ささやかな。


――その遺志、受け継ごう。
金色の鬼を斃し、仲間達に自由を

獣の眸から、一滴の血涙が落ちた]


【人】 幸運の科学 リッキィ

……、知ってるよ。


周にーさんがどれだけ諦め悪くってかっこよくって、
どれだけ僕らの痛みを引き受けてたか、ってことくらい。

[だいじょうぶ、ちゃんとわかってるって。>>190
そう言ってあの頃みたいに笑って頭を撫でてやれたらどれだけよかっただろうね。
もしも僕らの間合いが近かったとしても、僕は武器を離せないまま血塗られた手を伸ばすしかない。円を連れてくために]

(204) 2014/02/17(Mon) 00時頃

情報 プロローグ 1日目 2日目 3日目 4日目 5日目 6日目 7日目 8日目 9日目 エピローグ 終了 / 最新

視点:


トップページに戻る


← ↓ ■ □

フィルタ

注目:リッキィ 解除する

生存者
(5人 75促)

リッキィ
25回 注目

種別

通常
内緒
仲間
死者
裏方
背景

一括

全示
全断
反転

ツール

クリップボード

ピックアップ

>>【】
(0.078 CPUs)
SWBBS V2.00 Beta 8 あず/asbntby
あっぱれ、うっかりアイコン by 小由流
人狼議事キャラセット by りりんら
管理 sol・laななころび