人狼議事


19 生まれてきてくれてありがとう

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メモを貼った。


メモを貼った。


かみさま、
こんなぼくにすら…ねがうことがゆるされるのなら。
ぼくは、このむらのうえにふく すずしいかぜになりたいのです。

だれにきづいてもらえなくてもいい、
だれもおぼえていなくてもいい、
ただしずかに、そこにいて、このむらをみまもっていたいんです。

いろんなことがあったけど、それでもここが ぼくのいばしょだから。


メモを貼った。


【人】 薬屋 サイラス

― 自宅 ―

[昨夜、眠りに落ちたのは月が大分傾いた頃。
深い眠りを経て、男が目を覚ましたのは妹より随分後の事。]

ん……。

[ごろりと寝返りを打って、瞳をゆっくり開いた。
暫く夢うつつにまどろんで。
漸く隣に居た妹が居ない事を認識した。
覚えるのは安堵。]

…今日も無事、か。

[静かに独りごちて、机に向かいメモ帳を開く。
ペンを動かしたのも束の間、手を止めてポケットにメモとペンを仕舞うと階下へ降りていった。
台所から適当な食物を片手に摘んで居間へ顔を出せば、書置き>>3:165に目を留めた。]

(63) 2010/07/08(Thu) 21時半頃

【人】 薬屋 サイラス

ヴェス?

[手にした食物の最後の一切れを口に運んで、メモを元の位置へ戻す。
昨日見た憔悴した様子のヴェス。
その姿を思い出すと男も何だか心配になり、妹と同じく家を出る事にした。

よく晴れた日の午後。
男の心に薄い雨雲が漂いはじめるのは――――もうすぐ後の事。**]

(64) 2010/07/08(Thu) 21時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/07/08(Thu) 21時半頃


― 教会 ―

――。

[大男が自らの抜け殻と、メアリーの亡骸をともに棺に収めた。凶相に似合わぬ温もりを湛えた表情で、男は白い花を捧げた。

――幸福の花。

そこには確かな祈りが込められていて。
男は茫洋とした表情で兄と、幼馴染の姿を眺めていた]


[兄と幼馴染はなんと言葉をかわしただろう?
兄はなんといって男を送っていた?

だん、だん、だん

棺に釘を打ち付ける音。
男は膝に肘を預け、前傾姿勢のまま座して動かなかった。
ギリアンが隣をすり抜けていく。
やがて扉の軋む音が立ち、月灯りが射し込んでくる。
大男の黒い影が、闇夜にくっきりと浮かび上がった]

――。

[扉の閉まる音。
男は身じろきもしなかった。
やがて、月が落ち、夜が明けて]

――何処の地獄だ、ここは。

[搾り出すように、呟いた]


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/07/08(Thu) 22時頃


[風のようにふわりと、街の上を漂って、
あちこちに満ちる悲しみを静かに見守る。]

…ヴェス?
[見覚えのある姿に、首を傾げる。
夢の中で見た、無残に壊された扉をふと思い出した。]


[男はメアリーの姿を探しに行こうとはしていなかった。
ただ教会の椅子からじっと動かずに一日を過ごしていた。

どれほど時間が経っただろう。
呼び掛けられたような言葉にぬるりと顔を上げた]

――。

[背凭れに寄りかかる。気怠げに髪を掻き上げる。

皮肉げな表情。

どうやら死しても同じ仕草をしているのにおかしみを覚えたようだった。
ついと視線を向ける。先を促すように]


【人】 薬屋 サイラス

― 石畳の道 ―

―――…ん。

[ヴェスの工房へ向かう途中。
道中に留まる人々の姿>>71>>73に目をやった。]

…何やってんだよ?

[不思議な組み合わせの集団に歩み寄り、眉を寄せて首を傾げた。
一体何事やら、と。]

(76) 2010/07/08(Thu) 23時頃

[いつもどおりのようで、それでいて何処か空虚な雰囲気に見えたから。
何だか心配で、近くへと降り立つ。]

ヴェスは…もういいの?

[何がとはあえて言わぬ、シンプルな問い。]


――

[ラドルフの言葉を聞き、虚空に視線を移す。
長い時間を掛けて、男は呟いた]

あの娘は、最期まで祈りを欠かさなかった。
けれど僕は――

[く、と唇を歪める]

そういうことなのかもしれないな?

僕は死んだのか……よく分からなくなる。
第二の生を受けたのではないか。
そんな気すらしてくる。


【人】 薬屋 サイラス

そう、か。

[ラルフが逝った事を耳にすると少し目を伏せて。
何か手伝える事はあるかと尋ねようとしたが。]

―――…っ、オスカーが?

[言い淀むコリーンの様子に、ひやりと背中が冷えた気がした。
ペラジー>>81に問われ、答えようとしたが。
彼女の口から零れた言葉>>79に目を細める。]

ヴェスと「同じ」…?
おい、どういう意味だよそれ。

[ヴェスの死を未だ知らぬ男。
面々から回答はあったか。
どちらにせよ、男は共に屋敷に行く事はせず。
顔を顰めて駆け出した。]

(86) 2010/07/08(Thu) 23時頃

…そっか。

[隣に腰掛け、見上げるステンドグラスはまばゆい極彩色。]

死んだら、何もかも終わって無くなっちゃうんだって思ってたけど、
案外…違うんだね。


そうだな……

何の罰だ?
こうして滅びを突き付けられて。

その後は?

[大きな手で顔を覆う。大きく、息を吐いた]

――ふ。
僕らはずっとこのままか?


――……ここ、は。

[ゆっくりと、意識が覚醒していくのを感じる。
開いた視界に映るのは、いつも通りな村の風景。]

 いや、いつもどおり、ではないか。

[異様なまでに静まり返った景色。
全てが止まったかのように、何一つ物音もない。]

 ――……。

[無言で、喉元に手を遣る。]

 そうか。死ぬってのは、こんなもんか。

[ふと、空を見上げる。
雲は動くことなく空に浮かんでいた。]


メモを貼った。


【人】 薬屋 サイラス

っの、馬鹿どこにいんだよ―――!

[言われなくても、とコリーン>>92へ返し、挨拶もそこそこに駆け出すと、手当たり次第に妹が居そうな場所を当たっていく。
コリーンの話>>85も気がかりだが、ペラジーの話>>88が耳について離れない。
一番あってほしくない事ばかりが頭の中を回る。

ここでもない、ここも違う、と幾つか巡った頃。]

は…、…  はぁ… は…っ  

―――――ッ!?おい!

[広場のベンチに横たわる妹の姿を見つけ、大きな声で呼びかけながら妹へと近寄った。]

(93) 2010/07/08(Thu) 23時半頃

どうなんだろうね…
善い行いをした人は、神の国に迎え入れられるのかな?

どうせ、僕は…行けないんだろうけどね。
[俯いて、薄い笑みは諦観。]


【人】 薬屋 サイラス

おま、…何…やって  、だよ…

[息を切らせ、肩を揺らしながら妹を見る。
むくりと起き上がった姿には心底ほっとした。
額の汗を拭うと、呼吸を整えながら。]

……おら。帰んぞ。

[簡素にそれだけ一言。]

(97) 2010/07/08(Thu) 23時半頃

僕も罪深いってことか。

――それであの娘が救われたのなら、まだ救いがあるさ。

[自嘲の笑みを浮かべ、口角をつり上げる]

ここは教会だから……
懺悔すればきいてくれるかも知れないな?

手遅れかも知れないが。


【人】 薬屋 サイラス

……、…っと。

[一足遅かったとの言葉には眉を寄せて口を曲げる。
よろめいて倒れこむ身体はしっかりと受け止めて。
背に回る腕には瞬きをしたが。]

アイツの事だから、メアリーの事でも追っかけてんじゃねえの。

[ぽんぽんと頭を撫でながら、肩を竦める。]

そういや、…オスカーとラルフも…逝ったんだってな。

[オスカーが殺された、という事は言わない。]

(103) 2010/07/09(Fri) 00時頃

メアリーかぁ…。

[ポツリと呟いて、目を伏せて。]

メアリーなら、きっといけるよ。
…きっと、ね。


【人】 薬屋 サイラス

…訳のわからねえ事ばっか並べて、怪しい動きしながらだろ。

[ぼんやりと在りし日のヴェスを思い浮かべて苦笑する。]

つか、お前いつまで―――

[そうしてるつもりだよ、と言葉を続けようとしたが声は紡がれない。]

――――…は?

[項へと滑る腕。近づく顔、小首を傾げる仕草。
問いかけに返せたのは、間抜けな一音。
驚いたように瞬きをして。]

……阿呆。

[口を曲げると、フイと視線をそらした。]

(111) 2010/07/09(Fri) 00時頃

【人】 薬屋 サイラス

…んだよ。
笑うとこじゃねえだろが。

[ムス、と眉を寄せたまま視線を戻す。]

嘘でもいいからって、おま…、え?

[項から今度は頬へ手が伸びる。]

っむ…――――。

[何事かと。
一瞬事態を把握出来なかった。
伝わるのは柔らかな感触と、ぬくもり。
触れて、離れて。
妹の声は耳に入らず、ぽかんと口を開けたまま立ち尽くした。]

(116) 2010/07/09(Fri) 00時半頃

そうならいい。
そうであればいい。

そして――その気持ちが変わらぬうちに僕も逝ければいいのに。

[いつか、彼女がいないこと。
そのことに対する絶望に塗り潰される――
そんなことを示唆して]

――何のしがらみもないのなら。
そう思ったことすらあったというのに。

[ゆらりと身体を起こし、ついと視線を向けて]

僕はもう行く。
観たいものもあるしな。

[そう水を向けた]


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/07/09(Fri) 00時半頃


うん。
[小さくうなづいて、立ち上がる。]

…お嬢様、どうしてるかな。
セシルも…ミッシェルもコリーンもアイリスも……


泣いてなきゃ、いいな。


薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/07/09(Fri) 00時半頃


【人】 薬屋 サイラス

……、…っの

[味わっとけ、との言葉に漸く何が起こったのか理解して。
思い切り口を曲げたが]

馬鹿…何やってん……、…

[走り出したかと思えば転倒する妹。
呆れた顔をしながら近寄るも、様子がおかしい事に気がついた。
痞えが取れたはずの胸に、影が差し始め。]

お前…、まさか

[鼓動が、速くなっていく。]

(123) 2010/07/09(Fri) 00時半頃

薬屋 サイラスは、メモを貼った。

2010/07/09(Fri) 00時半頃


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