人狼議事


299 さよならバイバイ、じゃあ明日。

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メモを貼った。


炎天の雷光 インティJrは、メモを貼った。

2019/10/14(Mon) 00時頃


メモを貼った。


メモを貼った。


 ……おや。バレてしまいましたか。
 もう少しだったのですが、残念です。

[異邦人であると看破された時の狐の反応は、その程度のものだった。
 それでも祝賀会が開かれると聞けば嬉しそうに目を細めて、それは楽しみですと笑った。]


 とんてけとんとん、しゃんしゃん、ぴーひゃらら。

[お祭りのような祝いの音色が街に響く。
 その中心にいる狐は、頭に載せられた花冠にまんざらでもない顔をして、歌い踊る住人達を眺めている。
 狐の目元を彩るのは、虹色顔料を混ぜた紅。狐があちらこちらに鼻先を向けて手を振る度に、赤から緑、青、橙、そして金へと色が変わってゆく。
 狐が纏うのは、おろしたての真っ白な狩衣。その下の着物は、星が夢見る夜空のように深く、青い。
 その上から花やらなにやらで飾り立てられて、狐はまるでちんどん屋のようであった。]


[あちらもこちらも飲めや歌えやの騒ぎの中、一際目立つ極彩色が目に入ると、狐はぴくりと耳を立ててそちらを向いた。]

 もし、そこの人。
 そのテーブルの上の、そうそれ、虹色の。
 これにとって持ってきてくださいまし。
 ほら、餞別だと思って。

[不運にも近場にいた、乳のようにどろりとした飲料を注いで回る酪農家にそれそれと指を差し、二枚貝の入れ物を押しつけた。
 金蒼角の酪農家がキラキラしくなった指に顔を顰めながらそれを持ってくると、受け取った狐は満足そうに頷いた。]

 どうもお手数をおかけしまして。
 わたくし、この色がとても気に入りましたので。次行くところにも持ってゆきたかったのですよ。

[そう言って二枚貝を大事そうに荷物にしまった。]


[どこからかキンキン囀る声が聞こえればそちらに目を向ける。
 若草色の"美の研究家"には仏壇臭いだのインチキ祈祷師だの散々突っかかられたものだが、狐は相手をおだてたり話題を逸らしたりして、のらりくらりと躱すのが常だった。
 だから今日も、扇子で口元を隠したまま、目を細めてホホホと笑うだけ。
 その様子に、また彼女はぷりぷりと怒り出すのかもしれないが。]


 おや。これはこれは可愛らしい。
 貴方も一緒に来てくれるのですか?
 ホホ、これは嬉しいこと。

[荷物の中に入り込んだ小さな毛玉に目を瞬いて、どうやらあのふわふわ毛玉のものらしいとわかると、ちょんと指の先でつつく。
 荷物の中は雑多なもので溢れているので、手拭いを丸めた巣を作ってやることにした。これで道中、潰れることもないだろう。]


 ああ、ソルフリッツィは今日も見回りですか。
 こんな時にも……いえ、こんな時だからこそ、でしょうね。
 いやはや全く、彼の真面目さには頭が下がります。

 けれど、……ほら。
 少しは、楽しんでいかれればよろしいのに。

[祝いの席から離れようとしては別の輪に捕まり、また離れては別のところで捕まり……を繰り返している自警団の彼を遠目に眺めて、ホホホと笑う。

 その後ほどなくして、彼が雷に打たれて絶命したことを、狐が知ることはないだろうけれど。
 もしも彼の死の様子を見たならば、狐はきっとよかったと言うのだろう。

 彼が死を恐れていることを知っていたから。
 何が起きたのか理解する暇もないまま、一瞬で絶たれたのであれば、きっとそれはよかったのだと。]


 あっこら、胴上げはおやめなさい。
 いやワッショイワッショイではなく、あっちょっと、うっぷ、ちょっとお待ち……ああぁ……

[それから、急に始まった胴上げに為すすべなく揺られながら、狐は走馬灯のようにこの街での日々を思い出したりなどするのであった。**]


ぺったりと耳が寝た虚無顔でゆーら、ゆーら。


メモを貼った。


【人】 炎天の雷光 インティJr

[てけてけとんとんてけとんとん
 てけてけとんとんてけとんとん]

[軽やかな祝福の音が街から、
 住民を送り出していく。

 当人の意思とはまるで無関係に。
 
 ──街にあった異物を、遠くへと。]

(2) 2019/10/14(Mon) 19時頃

【人】 炎天の雷光 インティJr

─ 粉屋回想/イナリへ ─>>3:15

[粉屋の前の道は、しっとりと雨に濡れている。
 それを喜ぶものがないまま、黙りこんだ鳥はひっそりと息を吐いた。]



 ───… 祈祷師。

 お前、どうやってこの街に来たか。
 まだ覚えているか。

[鳥は不意にそれまでの話題とは、一見関係ないことを言った。]

(3) 2019/10/14(Mon) 19時頃

【人】 炎天の雷光 インティJr



 我はな。……鳥頭故に、
 それを忘れてしまった。
 
 「いつ」来たのかは覚えていても、
 キッカケを推測はしても、
 
 どうやってか、どこからかは、
 もう、忘れてしまったのだ。
 

(4) 2019/10/14(Mon) 19時頃

【人】 炎天の雷光 インティJr



 ただな。ずっと前には「死」との死闘など
 繰り広げてはいなかったのだ。

 慣れるのでもなく、「死」というものを
 そもそも、我も周囲の翼ある仲間も、
 まったく認識すらしていなかった。


 それは、ただただ、
 止まることでしかなかった。

 
 ゆえに、…
 

(5) 2019/10/14(Mon) 19時頃

インティJrは、途中で、少し言葉を選ぶ間を置き

2019/10/14(Mon) 19時頃


【人】 炎天の雷光 インティJr


 ゆえにな。それは以前の我にとっては、
 「死」と戦うなどとは、
 とうていまったく思いもつかぬことであった。


 それはまったく何でもない、ただの現象で。

 順番待ちのようなものであったのだ。

 

(6) 2019/10/14(Mon) 19時頃

【人】 炎天の雷光 インティJr



 しかしな。しかしだ。
 我は、ある日気がついたのだ。

 我はな、己が止まるのがイヤであると。
 仲間が止まるのがイヤであると。
 

(7) 2019/10/14(Mon) 19時頃

【人】 炎天の雷光 インティJr


 我の仲間には、その話をしても
 まるで何もわからない顔をされた。

 動くものは、いずれ全てが止まる。
 自明のことだとな。
 
 おかしくなったのは我の方であろう。
 まあそうかもしれんと思った。
 仲間はただ止まることを受け入れていて
 抗おうとするのは我一羽であったしな。

 我は、まあその。…我の威光により、
 仲間に遠くから眺められるばかりになった。



 で。その後だ。
 我が気がつくとこの街に居たのは。
 

(8) 2019/10/14(Mon) 19時半頃

【人】 炎天の雷光 インティJr

[てけつくてけつくてけつくてけつくとん。とんとんてけてけとんてけてん]

 …… 

[何処からか、祭り囃子が聞こえてくる。
 それをききながら、鳥は先を続けた。]



 祈祷師、貴殿、ここを出て行く気はないか。

[キョロリと金色の鳥の目が狐を見る。]

 
 ここは死んだ者を送る場所だ。
 しかし、それに、別れに慣れて、

 …すっかりもう、慣れきってしまう前に、
 もし。出て行く先があるなら。

(9) 2019/10/14(Mon) 19時半頃

【人】 炎天の雷光 インティJr



 ここではない場所を知っているなら。
 覚えているなら。

 もしか、ここに残りたくてもだ。


 出て行った方がいい。
 

(10) 2019/10/14(Mon) 19時半頃

【人】 炎天の雷光 インティJr


 
 やはり、そうだな。
  
 止まるばかりの葬送に慣れる。というのは。
 我は、イヤなのだ。

 言う側の気持ちに立って送り出すなら。


 相手のその先がせめてもある

 … さようならの方がいいであろう?
 

(11) 2019/10/14(Mon) 19時半頃

【人】 炎天の雷光 インティJr



 故に、出て行け。

[キロリと鳥の目が狐を見る。とてもとても勝手な理屈で話すのは、それはこの街に伝わる「噂話」にまつわる話。そして、実際に起きる「祝いの席」にまつわる話だ。]



 貴殿がもしか、異邦人なら。


 「外」へ。

[「外」から紛れ込んだ異物だとか、この街に帰属していない存在だとか言われるものを送り出すための話だ。
 てけつく、てけつく てんてんてん 祭り囃子の音はだんだんと強くなる。]

(12) 2019/10/14(Mon) 19時半頃

インティJrは、そう言い終えてから、

2019/10/14(Mon) 19時半頃


【人】 炎天の雷光 インティJr



 まあ、貴殿がこれで異邦人でないとすれば
 我のこれは盛大な空振りなのだが、

[街全体の空気はザワザワと、その発見に揺れているかのようだった。]



 ……"見つかりたくなかった"なら。

 残念だったな。

[鳥は、狐にクワ。と大きく口を開けて見せた*。]

(13) 2019/10/14(Mon) 19時半頃

【人】 炎天の雷光 インティJr


[てけつくてけつくてんてんてん
 てけつくてけつくてんてんてん] 
 

(14) 2019/10/14(Mon) 19時半頃

【人】 炎天の雷光 インティJr

 ク ワ ーーーーーーーーー ッ !!!

(15) 2019/10/14(Mon) 19時半頃

【人】 炎天の雷光 インティJr

─ 祝賀会会場 ─

[いつもなら、暗い街がざわざわと
「祝い」の気配に揺れている。

 その中には、劈くような高い鳥の声が混じった。

 街の路地を抜けた先では、
 狐が花に囲まれている>>3:26。]


 出て行け! 出て行け!
 遠くまで行け!
 
 この街にいる「死」より早く!
 

[送り出し側は、真ん中にいる者の存在の気持ちを感知しない。ただただ、ただただ快哉を叫ぶばかりだ。]

(16) 2019/10/14(Mon) 19時半頃

【人】 炎天の雷光 インティJr




 さよならだ! さよならだ!!
 さようならだ!!

 少なくとも、それが、
 貴殿の行き止まりでないことを、
 我は祝うぞ!!

[排除を祝う鳥は果たして、呪われないで済んだのか。祝いのムードの中でその答えはないままに、ただ送り出しの声は空に昇った*。]

(17) 2019/10/14(Mon) 19時半頃

炎天の雷光 インティJrは、メモを貼った。

2019/10/14(Mon) 19時半頃


炎天の雷光 インティJrは、メモを貼った。

2019/10/14(Mon) 20時頃


メモを貼った。


[死後の世界、というものがあるのかどうか、ソルフリッツィにはわからない。
 わからないが、ソルフリッツィが命の灯を止めた者の中には、それを信じるものもいた。
 自分はどこに行くのだろうか。その前に、死したのだろうか。
 何もはっきりとしない。ただ暗闇の中を、漂うような落ちるような感覚を抱いたまま、そこにいる。]


【人】 炎天の雷光 インティJr

─ 草屋にて ─

[白い狐が、華やかに盛大に送られたその影。
>>3:21 軟体動物が、そのしっぽを齧って去った後。

 大鷲は初めて、連日草屋を訪れていた。]

(26) 2019/10/15(Tue) 23時半頃

【人】 炎天の雷光 インティJr

[そこまでやってきた理由は、狐を送り出す花をもらうためで、その中にいる主人がすでにこときれているとは、知らないまま。
 ただ、その前に訪れたときより随分と草木が育ったその様相には驚きはしたけれども>>2:88


 …… …… おい、 主人

[一歩、一歩と鳥は、中心にたどり着くのを阻む草木をよけて奥に進む。]

 ……おい?

[返事はない。ただ、様々に生えて繁る草木だけがそこにはあった。]

(27) 2019/10/15(Tue) 23時半頃

インティJrは、──ぐう。と、腹を鳴らした。

2019/10/15(Tue) 23時半頃


【人】 炎天の雷光 インティJr



 …… 

[鳥は空腹を自覚する。
 自覚しながら、奥へ奥へと進んでいった。

 ほんの少し、何かの予感に躊躇いながら。

 そうして、その奥に、
 中心にすっかり植物に絡まれた
 竜の身体を見つけた。]


 ……

[歩みが止まる。]

(28) 2019/10/15(Tue) 23時半頃

インティJrは、一瞬、ぽかん。として

2019/10/15(Tue) 23時半頃


【人】 炎天の雷光 インティJr

[それに近づくのを躊躇う理由はごく単純。
 鳥の目には、動かないそれが
 どうしても獲物に、
 ── 肉に見えるからだ。]

 ……

[ごくりと喉が鳴る。獲物、ではない。ないが、それはまだ鳥の目にはとてもとても美味しそうだった。

 たべてもいいよ。と、
 鳥の頭に言葉が蘇る。

 躊躇をしつつも一歩。また一歩。
 近寄っていけば、
 すぐに嘴の届く範囲まで来る。]

 ………………… おい

[そうして、齧られた尾が見えるまでの傍へと、鳥はたどりついた。]

(29) 2019/10/15(Tue) 23時半頃

[ゆらゆら、ゆらゆら、そこにソルフリッツィの意思は介在しない。
 死後の世界に行くならば、行くのだろう。
 あるいは、ソルフリッツィにとって、今まで生きていた街こそが死後の世界だったのかもしれない。

 では、死後の世界で死ぬと、どこに行くのだろう。
 考えることすら、もう、できない**]


【人】 炎天の雷光 インティJr

[草を寄り分けて踏む音は周囲にはない。鳥が動かずとも
 ぷーっと息を吐く竜の寝息が耳に届くことはない。

 遠く遠くに歓声が上がって聞こえることはあっても、草屋の主人が眠りについている場所は、今だけは静かなものだった。]



 ………… 死んだのか。

[その様子はなんだか。
 まるでありとあらゆる草に絡まれたようでもあり、その種の陽でもあり、またただ眠っているようだなと、そう思った。
 暴れた様子はなく、荒れた様子もない。
 
 齧られていても、派手に
 緑が血に染まってもいない。

 全部受け入れたような、静かな死に様だった。]

(30) 2019/10/15(Tue) 23時半頃

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インティJr
54回 (5d) 注目

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