人狼議事


60 ─昨夜、薔薇の木の下で。

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[倒れるその瞬間、差し伸べられた手は自分を引きとめようとしたかのように。]

…やめ、ッ!!

[薔薇の木の呪いが、何かを触媒にでもしたのか、ディーンにまで襲いかかる。]

やめろ、…コイツを巻き込むな……ッ!!!

[声は既に届かぬ。こんなこと、望んではいないのに。
 喰い尽くされるならば、自分だけで…と。そう思って逃げようとしたのに。]


メモを貼った。


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メモを貼った。


[止めろと言われても、ここで逃してはいけないと本能が訴えていて。自分の意思で先輩に触れて。
途端何かに引きずられるように、かくりと身が揺らいで。

一段と濃厚な薔薇の香に包まれて……]


【人】 留守番 ジョージ

[ノックスの後を追うように走ってゆく。エメラルドが困惑の色にしばし揺らいで。]

 『大丈夫だよ。生気をわけてもらっただけ』

               『ランディと同じ、疲れて眠ってしまったの』

     『心配ないよ』


[不安がる少年に薔薇は囁く。本当のことだけを。
 そう、嘘はついていない。]

(9) 2011/08/07(Sun) 01時頃

[魂すら絡めとった蔦は、深いところへ引きずり込んでいく。

 蔓が元のままの蔓ならば、毒が甘いままの毒ならば、
 胸で育てた幼い憧れを綺麗な花として咲かせた少年のように、
 幸せな夢のなかで眠れたのだろう。

 けれど、この身に巣食ったことで、蔓は、棘は、変質してしまった。
 幸せな甘い夢など、歪んだ魂は信じていないから。

 肉体から離れてなお、
 身を絞めつける荊棘の棘は、魂を傷つけ血を流し続けていた。]


…何故、俺などに……

[拒絶すら跳ね除けて手を差し伸べてきたディーンに、戸惑いが隠せない。]

俺なんかに関わるから、こんなことに……


[最初は何か失敗して爆発させたのかと思った。
でも、薔薇の迷路の中でそれは無いぞと思いなおし。

次に、貧血で倒れたのだと思った。
それほど身体が弱い訳でもないなと気づいて。

結果、どちらでもなかったので、目をしばたたかせ]

 ヴェス先輩。
 すみません、駄目だって言われたのに。

[何故と言われても、ゆるく首を傾げるだけで]

 貴方の側に居たかった、では。納得してもらえませんか。


…側に……

[そう告げられて、身を縮めて顔を背けた。
 側に居たいとか、もっと君を知りたいとか、もっと欲しいとか。
 そんな常套句はいつも、下心ばかりだった。

 愛しているとの囁きは、常に欲情混じり。。
 幾人もに、そんな風に迫られて、なし崩し的に身体を許して。
 けれど結局、誰にも心など向けることは出来なかった。
 魂は既に、ねじ曲がってしまっていたから。]

…側に居て、何がしたかった?

[向けた笑顔は、酷く醜い嘲笑。
 閉じ込められた此処にすら、薔薇は甘く狂おしい香りを満たす。

 煽られる。
 …どす黒い感情と共にふつふつと込みあげる欲望。]

どうせお前も……シたいんだろう?


…叶えてやろうか。
こんなところに追ってきてまで、見たかった夢を。

[鋭い棘持つ荊棘を絡みつかせた手で、ディーンの頬に触れた。]


ディーンを甘い罠で絡めとるように、此方から唇を重ねた。**


メモを貼った。


 へっ?
 何って別に。いつも通り側に居て、あーヴェス先輩だなって思っていれば。少し触れて良いのならそれは嬉しいですが、これ以上すると壊してしまいそうでもう充分です。

[やはり、いつも見た顔でない顔で、先輩が喋っている。
うっすらと感じていた壁のこちら側、やっと来れたのだ]

 ……夢?し、いや。
 先輩待って下さい。

[頬に触れる手、やんわりと静止させようと伸ばすと棘がちくりと傷を作る]


 いたっ、この棘何だ……

 ヴェスせんぱ……!!!

[ぷくりと浮かぶ赤い玉に気をとられ、その顔が近づいていることに気づいたのは唇が重なってから。

驚いて、でもこれはいけないと拒否するように胸を押して顔を離そうと**]


メモを貼った。


―食堂→シャワールーム―
[パントリーから出てきたところで同級生と出会う
アレルギーでもあるのか、あんまりこちらに近づいて来ないノックスとは普通に挨拶する程度だ。たとえ、クラスメイトでも。]

ああ、ロイルかおはよう…

[自分自身が薔薇の匂いが移っていようが何をしでかしたか悟らせるような精の臭いをぷんぷんとさせてようが気にもせず。
軽く手を振って其処からでてシャワールームへと向かう。
哀れな後輩の身を清めたのは痕跡を隠そうとかそういうものでなく。
ただ、気まぐれにそのままにしておくのは可哀相だとか、そう思っただけ]


―シャワールーム―
[各部屋に備え付けの簡易的なシャワーでなく大浴場の脇のこちらに来たのはしっかりもろもろの痕を落としたかったから。
シャワーから熱い湯を被りしっかり石鹸で洗って。]

ふー…

[それにしてもまだ洗い足りないのかと思うほど薔薇の残り香が染み付いている気がする]

最後に…やっぱ、これだよなぁ

[熱い湯から冷たい水へ一気に冷やそうとしてシャワーを被った。

その時―――…

何処からともなく急にきつい薔薇の香りが漂った気がしてその場に崩れ落ちた。
後には冷水が出しっぱなしのシャワーの水音だけが**]


メモを貼った。


…壊してくれて、構わないのに。
いや、違うな…

もう、ずっと前から壊れたままだ。
だから…今更壊れることなど

[動くたび鋭い棘は突き刺さり、小さな呻き声と共に甘い毒は染み渡る。
 身を離そうとするディーンの、陽光のような金の髪へ手を伸ばし、指先に絡めた。]

…幻滅したか?こんな男で。
お前に慕われるような価値なんか、俺には…


…寄越せよ。

[肉体から引き剥がされた魂だけの状態だというのに、
 感覚は鮮明で、吐く息は熱を帯びているかのよう。

 湧き上がる抑え切れない渇望。
 それを埋める手段をそれしか知らないから、
 力尽くで引き寄せようとする。

 朽ちた黒薔薇の色映す瞳は、
 乱暴な手とは裏腹に、縋るような懇願を湛えていた。]


[触れた唇が離れる頃には、指先の痛みなど気にならなくなっていて、じっと見つめ]

 ヴェス先輩が壊れたままならば、俺はそれを癒やしたい。
 今まで沢山の物の姿を変えてきたなら、先輩の事もまた別の姿に……変えられる筈だから。

[根拠は何もなかったが、何故か出来る気がして。
撫でられる髪、サラサラと流れ]

 ……薄々気づいてたのかもしれませんが。
 俺の好きな人のことそんな風に言わないでください。怒りますよ?


[腕に棘が刺さっても、傷が増えてもそれを厭わず先輩を抱きしめて。悲痛な望みは叶えてやるものかと意思表示、強請られた物は決して渡そうとせず。

巻きついて捉えたままの荊を掴んで引っ張り外れないなら何時も通り壊すつもりで]

 怖い……、怖かったんですか?

[ぐいぐいと荊を引っ張りつつ、行動と違う意思の見える瞳に気が付いたならそんな言葉が出て。
傷から滲む赤が着かないように、そっと頬を撫で返した]


メモを貼った。


…何故………

[傷つくことも厭わず、呪縛から引き剥がそうとするその手。
 わからない、わからない。
 無償の愛なんて、ありえない。]

何が目的で、そんなにまで…

[裏切られ壊されて、それを受け入れて此処まで来たから。
 向けられる思いをどうすればいいのか分からない。

 きっと、思っても裏切られる。
 身を守るために殺し続けてきた心が、胸の中には澱のように積み重なって朽ちていた。]


[深く絡みつき、どす黒く染まった薔薇の蔓。
 それは無数の蛇のように、ディーンへも鎌首をもたげて迫る。]

…離れろ、ッ!!

[巻き込ませまいと、それをたぐり寄せ引き戻そうとしてしまったのは、何故?
 自分自身その行動は、理解できなかった。
 分からない。
 胸の奥にうずまく感情は様々であまりに矛盾していて、
 自分でも何が本心なのか纏まらぬ。

 それでも薔薇が彼にまで侵食してしまったとしたら、蔦はどんな色に染まるのだろう。**]


 俺だってそんなの。……解りません。
 ただ貴方が苦しそうな顔するのは嫌だから。

[先輩の心の内までは見えないから、何を考えているのかは解らないけれど。
棘による傷が増えると赤く染まる指先で蠢く薔薇の蔓を引きちぎって、宿主を殖やそうとするならばそれも良いと黒い蛇を引き寄せて]

 先輩、駄目です。独りで背負い込まないで、俺にも分けて。
 貴方を縛るこれ、全部壊してみせるから。

[己の魂で大切な人を護れるなら、それに勝る喜びなんて無い。そういう想いも有るのだと**]


【人】 留守番 ジョージ

──中庭・回想──

[蔦が、ヴェスパタインだけではなくディーンをも巻き込むのが見えた気がした。ゆっくりと倒れる二人の身体。]

 大丈夫……。

[眠るだけ。大丈夫。それはわかっているけれど、転べば怪我をするし、炎天下に置いておくわけにも行かない。
 気持ちだけははやるけれど、ノックスから運ぶ頭数に数えられれば、思い切り困った顔をした。自分と30cmも身長の違う人、上級生が二人居るとは言え手伝いきれる気もせずに。
 おどおどと対処に困っていたけれど、ヤニクが人を呼ぶと言ってくれたのでほっとした。木の陰に向かうノックスとは離れ、薔薇の木のほうへ向かう。]

 ……すごいや。

[誰かが気遣ってくれたのだろうか、折れかけた部分には添え木がなされ、けれどすでにそれが必要ないくらい、枝はみずみずしさを取り戻している。ランディと、ヴェスパタインと、ディーンと、三人分の生気を貰って……]

     『違うよ、四人分』
            
              『君に酷いことした、あの子の分も』

(64) 2011/08/07(Sun) 13時半頃

【人】 留守番 ジョージ

 えっ!?

[思わず声を上げる。煽ったのは自分のくせに薔薇の精は酷い事なんて言葉を使う。]

 フィリップ先輩……も?

             『君に手を出したりするから』

     『少しだけおしおき』

                 『君はぼくの大事な契約者だもの』

[薔薇の精が笑い、頭を撫でるような気配がした。]

(65) 2011/08/07(Sun) 13時半頃

【人】 留守番 ジョージ

 手伝います。

[やがてヤニク達が戻ってきたなら、本当に何の役にも立たなかっただろうけれど手伝おうとして。そのあとをちょろちょろとついて行く。]

 あの……フィリップ先輩見ませんでしたか。

[どこかで倒れているのだろうか。それならば探さないと、と思うけれど。
 心当たりはなく、またうろうろと外に出る。]

 フィリップせんぱーい。

[答えが返るはずもない声。迷子の子供のようなそれは、誰かの耳に届いただろうか。]

(70) 2011/08/07(Sun) 14時半頃

留守番 ジョージは、メモを貼った。

2011/08/07(Sun) 14時半頃


【人】 留守番 ジョージ

[細く開いた窓、最初はどこからの声かわからず周りを見回す。]

 ……サイモン先輩。

[それが誰のものかわかると、びくりと身体をこわばらせた。
 けれどそれも一瞬のこと、自ら窓に近づいてゆく。]

 何か、用、ですか?

[自分には妖精がついていて。何かあったら眠らせてしまえる。
 歪んだ自信が警戒心を緩ませた。]

(73) 2011/08/07(Sun) 15時頃

【人】 留守番 ジョージ

[思い出したのは昨夜のこと。
 そうだ、自分がこの人を眠らせてしまえば、フィリパ先輩が黒ミサに参加させられずに済む。それはとても名案に思えて。]

 からかわない? ほんと?

[薔薇の精にも天敵が居ることなど知らぬ少年は、そっと手に手を重ねる。薔薇の花が、ふわりと香った。]

(75) 2011/08/07(Sun) 15時頃

【人】 留守番 ジョージ

 いばら?

[握られた手の強さに、少年は怯える。薔薇の精も、また。]

 やだっ! 離して!!

[暴れ藻掻き、薔薇の香を一層強くまき散らす。まだ足りない、まだこんなところで散るわけにはいかないのだと。]

 助けて!!

(77) 2011/08/07(Sun) 15時半頃

【人】 留守番 ジョージ

[情欲だとか罪だとか、露悪的な言葉に嫌悪感が増す。手を掴まれたまま、必死でサイモンから顔を遠ざけた。]

 そういう風に言わないでっ!
 僕はただ、妖精を助けたいだけだ!

[罪を自覚しないというなら、少年こそがそうだろう。
 依存を恋と置き換えて。異常を異常と捉えずに。
 いつだって自分の立ち位置を見誤る。]

(82) 2011/08/07(Sun) 16時頃

【人】 留守番 ジョージ

 犠牲なんてないよ、みんな眠るだけだもの!!

[甘い毒が残す傷に思い及ばず、少年は反論する。
 折ってしまうぞと言う脅しに、ぞくりと鳥肌立てて。

 手が離されるやいなや、一目散に駆けだした。]

       『あのこはダメだ』
                          
                      『どうにかしないと』

  『はやく、はやく、』

[廊下に駆け込んで、はぁはぁと荒い息をつく。掴まれた腕に残ったうっすらとした赤い痕が嫌で、ズボンでごしごしと擦った。]

(88) 2011/08/07(Sun) 17時頃

【人】 留守番 ジョージ

っ、ヤニクせんぱい……。

[人の気配に敏感に反応する姿は、いつもの小動物のような。]

    『手当してくれる子だ』

[薔薇の精は少しほっとしたようだった。]

(89) 2011/08/07(Sun) 17時頃

【人】 留守番 ジョージ

 えっと……フィリップ先輩が倒れたみたい、だけど、僕は見てないです。

[いつもの癖で、胸の辺りで自分を守るように手を組んで、ふるりと首を振る。]

 サイモン先輩が……。

[腕の痕を見咎められてびくりと。言葉を濁せば、大まかなところは伝わるだろうか。
 そういえばまだ、フィリップに犯された後シャワーも浴びられていない。]

(92) 2011/08/07(Sun) 18時頃

【人】 留守番 ジョージ

[近寄らないほうがと言われ、こくりと頷く。自分だって近寄りたくはない。]

 ザック先輩がいてくれればいいのに。

[ぽつりと呟いたのは、彼を信じているからで。そのうち黒ミサの生け贄にされる予定だなんて知らないから。]

     『まだ足りない』

           『もっと頂戴』

 ふぁ……!

[薔薇の香が強くて、一瞬くらりとバランスを崩した。]

(96) 2011/08/07(Sun) 18時半頃

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