1 とある結社の手記:6
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―朝・広間― ……けほけほっ。
[広間の隅の椅子にぽつんと腰を降ろし、 口元を押さえながら小さな咳を零した。 温かいセーターを着込んでいても、朝の空気は肺に冷たい]
この、中に……?
[二人の人狼が居るとサイモンは言った。 丁度、ウェーズリーが持ってきたという手紙と、同じ数。 これは果たして偶然なのだろうか。それとも―――…]
…外、出られない…。
[続く説明を聞きつつ、ぽつり]
ゆきだるま……。
[本当に小さな声で呟き、しょんぼりと肩を落とした]
(13) 2010/02/19(Fri) 11時半頃
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えっ。ウェーズリーさんが、占い師さん……?
[郵便屋の宣言>>2に、きょとんと顔を上げて瞬く。 視界に昨日の不気味な手紙が映れば、 また少しだけ肩を震わせて]
あ、いえいえ。父からの手紙は、もしかしたら もう少し遅くなるかもしれないと、思っていましたし…。
いつも寒い中、手紙をとどけてくださって、感謝しているんです。 ありがとうございます。
[昨日とってしまった非礼な態度を詫び、力ない笑みを浮かべる。 毎日家の前に郵便屋の彼がやってくるのを楽しみにしているのも、 その仕事に感謝しているのも、全て本当のことだ]
(14) 2010/02/19(Fri) 11時半頃
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あ、あれ。サイラス先生も、ですか……? …その薬って、お酒じゃ、ないですよね。
[なんとなく反射的に場違いな疑問を口にしてしまい、 はっとして緩く首を横に振る]
占い師さんは、別のグループに行ってしまうのでしょうか。 もしそうならキャサリンさんの、発作が…。
[占い師がいるならサイモンとは別の場所で手伝いを>>#2、 との言葉を思い出し、心配そうにキャサリンを見やる。
否。其れ以上に。 人狼が本当にこの集会所内に、それも二人もいるということ。 そして数日間閉じ込められたまま、出られないということ。 更に、人狼を見分けられる能力の存在。 御伽噺のような出来事は、どんどんと現実に迫ってくるようで。
―――つまり、これから先、…]
(15) 2010/02/19(Fri) 11時半頃
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[冬の風が、ごとごとと窓を叩いている]
……………。
[怖いことばかり考え始めてしまって、 俯いたままぎゅっと自分の手を握った。
常と変らぬように振舞う気丈なメアリーを見上げつつ、 見習わなくてはと思うが なかなか体は思ったように動いてくれなくて]
あ、ありがとうございます。 僕も少し、お腹すいちゃったかな…。
[朝食を作るという言葉>>10に、薄っすらと笑みを返す。 手伝いを申し出る余裕は無さそうで、申し訳無さそうに。
やがて室内を見渡して、ラルフの姿を見かけると、 こっそりと近づいていく。 不安を打ち消すように、彼の服の裾をそっと掴んだ**]
(16) 2010/02/19(Fri) 12時頃
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―集会所・広間―
[お互いに困ったような視線が、キャサリン>>18と交錯する。 彼女が少年の体調を案じてくれていることを、 ぼんやりと感じて感謝しつつ。 続く言葉は、自分にかけられたものかとも思ったのだが]
はい、本当に困って……、
………??
[キャサリンの視線は此方からそれているように見えて、 言葉を止めて緩く首を傾げた。 彼女が死者の魂を視えるということは、知らないままに]
(54) 2010/02/19(Fri) 18時頃
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[やがてキャサリンもメアリーの後を追うようにキッチンへ。 少年はと言えば、兄のように慕う青年の隣へ小さく収まっている]
ラルフさん。どう、思いますか? ……この中に本当に人狼が、いるのでしょうか…。
[それは昨日までと比べ、 僅かにこの騒動を現実と受け止める色を帯びた言葉。 けれどキッチンの方からは、明るい楽しげな声が響いてくる。 まるで普段通りの、何の変りも無い村の一風景のような]
うぅん。 でも、あんまり暗く悩みすぎても、仕方ないかな…。
[テーブルに並べられていく温かい食事の香りも手伝って、 少しずつ気分は立ち直っていくか]
皆で一緒にご飯食べるのって、ちょっと楽しいですしね。
[ラルフを見上げながら小さく微笑むと、 自分も朝食をテーブルに並べていくのを手伝った]
(55) 2010/02/19(Fri) 18時頃
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[仕度が整えば、料理を作ってくれた女性陣に礼を述べつつ、 朝食を取り始める]
あっ。…どうせ閉じ込められているんだから、 この間に料理を教えて貰うのも、良いかもしれませんね。
[ふと、思いついたように顔を上げる。 雪だるまを作るのは、暫くの間は無理な予感がしたから]
そしたら、此処から出たとき、 ラルフさんや皆に食べて貰うんです。
[にいっ、と浮かべた笑顔は幾分少年らしい幼いもの。 場を暗くしないように、 出来るだけ明るいことだけを考えるように努めているようだ]
(56) 2010/02/19(Fri) 18時頃
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―広間―
[料理の練習を了承してくれたラルフ>>68に、 「ありがとうございます」と感謝の言葉を述べる。 それから暫しの間、賑やかな朝食の時間を楽しんだ。
最後はいつも通り薬を飲み終えて、食事を終える。 キッチンへ食器を持って行き片付けを手伝おうとしたが、 同時に集会所の扉が開く音が背後で響いた。
なんとなく気になって、其方へ顔を覗かせる。 コルクボードへと向かうローズマリーの姿を認めて、 自分も同じように貼ってあるメモを確認しに行った]
(75) 2010/02/19(Fri) 21時半頃
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―広間・コルクボードの前―
………っ!!
[少し高い位置にあるコルクボードを見上げて、 最初に見つけたメモの内容に小さく息を呑んだ。 それはラルフが貼ったもの。そして、その返答。
そわそわとキッチンの方を一度見やるが、 先に残りのメモを確認しようと再び顔を上げる。
次に目に留まったのは、占い師は二人いるのかという類の質問。 ローズマリーの返答メモ>>@8を見て緩々と首を傾げる]
体調……。
[室内を見渡せば、郵便屋と薬屋の姿はあったか。 あまり体調を崩しているようには、 見えなかったような気もするが――]
(76) 2010/02/19(Fri) 21時半頃
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……う、嘘吐き…? あ、それか、勘違いとか……、でしょうか…。
[考え込むように、小さく唸りながら呟いた]
(77) 2010/02/19(Fri) 21時半頃
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あ、キャサリンさんっ!
[コルクボードの近くまでやってくる車椅子の姿を認めれば、 ぱたぱたと嬉しそうに近づいていった。 ――ただし、あまり大きな音は立てないように気をつけながら]
ラルフさんが、雪をお願いしてくれました! これで、多分雪だるまが見れますよ…!
[ラルフがその為にお願いしてくれたかは分らないのだが。 そうだといいなという、願いも込めつつ。 自然と表情を緩ませながら、楽しそうにキャサリンに語る]
(84) 2010/02/19(Fri) 22時頃
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[キャサリンの言葉>>90に、更に表情を明るくして]
あ、本当です! 部屋の中なら、僕も一緒に―――…。
[彼女の手が伸びてくるのを感じて、 少しだけ気恥ずかしそうにしながらも身を屈めて頭を撫でられる。 それから、その彼女の手を今度は自分がそっと捕まえて]
…キャサリンさんも、一緒に作れます。 皆で、一緒にっ!
[にっこりと笑顔を浮かべた]
(100) 2010/02/19(Fri) 22時頃
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[やがて、ラルフの姿>>88も近づいてきたことに気づけば、 とたとたとその背に近づいていって]
―――…ラルフさんっ!
[がばっと後ろから抱きついた]
雪、あの、ありがとうございます!
[場にそぐわない態度かとも思ったが、 嬉しさを押しとどめることが出来なかった様子で。 何よりも彼の気遣いが、嬉しかったのだ]
(101) 2010/02/19(Fri) 22時頃
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[ふと、ヤニクの言葉>>92が耳に届く]
…………。
[少年も使用人から、 カーティス家にまつわる悲劇>>72はよく聞かされていた。 …聞かされていたのだ]
……………。
[いや、だからと言って偏見はよくない。 それに長年の修行もしてきたらしい。 ならばこれは期待できるのでは無いだろうか。 あぁ、いや、でも、悲劇>>72が…]
……た、楽しみですっ!
[少年は、ピッパを信じることに、決めた―――!!]
(109) 2010/02/19(Fri) 22時半頃
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小僧 カルヴィンは、病人 キャサリンの手の温もりを感じて、にっこりと目を細めた。
2010/02/19(Fri) 22時半頃
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[ラルフに頭を撫でられ>>104て、笑みを深くする。 雪だるまを作るために雪を頼んでくれたのだと再確認し、 改めて彼への感謝の気持ちが広がる]
ラルフさん、大好きっ。
[一緒に作ろうという言葉にこくこくと頷き、 漸く彼から離れたのだった。
フィリップの声>>98を聞けば、其方を振り返り]
アーチを、飛ばすんですか。わぁ、アーチ、頑張ってね。 なら、僕もお願いしようかな…。
[寒空を窓越しに眺めて、エールを送る。 同居している使用人が解放されているのかは分らないが。 もしそうなら、きっと心配しているだろうと]
(122) 2010/02/19(Fri) 22時半頃
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[雪だるまの話に笑顔を零す薬屋>>105に、 少年も表情を緩める]
広間で雪合戦も楽しそうですが、 後片付けが大変なことになりそうですね…。
[半分冗談、半分本気の様子で、残念そうに呟いた]
(124) 2010/02/19(Fri) 22時半頃
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[結社員の言葉>>@13は、 弾んだ心を現実に引き戻していくようだった。 だが、理解はしている。 きっと考えることを止めては、いけないのだ]
……むっ。外に出たいから、嘘、ですか…。
[けれど、と、名乗りを上げた二人の姿を思い出す。 ウェーズリーも、サイラスも、少年はよく世話になっている相手だ。 自分の都合で嘘を吐くような人物には、とても、思えなかった]
うぅん……。
[ならば、勘違いの思い込みかもしれない。 けれど仮にそうなら、それはとても悲しいことだと思う。 やはり体調に問題が無さそうな二人の占い師候補を見やり、 小さく息をついた]
(133) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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[新たにコルクボードに貼られたメモ>>116を見上げる]
誰が、届けるべき手紙の相手か……。
[言い換えればつまり、誰が「人狼」なのか、ということ。 この中でおそらく誰よりも淡々と職務をこなす郵便屋の態度は、 きっと常通りのものなのだとは思うけれど。
自分も同じように、 すぐに思考を切り替えられるかと言われれば、難しくて]
…………。
[互いが嘘を付いているのかと言い合う二人を、 おろおろと見守る。 ただ、まだ険悪な雰囲気が感じられないことが、 救いではあったのだが]
(143) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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あ、僕、届けてもらう為に手紙の準備をしてきますね。
[はっとして顔を上げると、 フィリップに声を掛けてもらっていたことを思い出す。 戻る折、マーゴの姿を認めればそっと近づいて]
マーゴさん、もう聞きましたか? アーチが家に手紙を届けてくれるみたいです。
もし必要なら、僕、 便箋は沢山持っているので声をかけてくださいね。
[彼女の祖母が今どうしているのかは、分らないのだが。 自分と似たような境遇の彼女には、声をかけておきたかった。 にっこりと微笑んで一度頭を下げると、自室へ戻る**]
(151) 2010/02/19(Fri) 23時頃
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―広間―
[自室から一通の手紙を持って戻ってくる。
書かれている内容は、本当に簡単なもの。 今の大体の状況と、心配は要らないからという言葉。 寒くなりそうだから其方も体に気をつけて、 という挨拶で最後は締め括られていた]
…………。
[部屋の中と違い、廊下は一段と冷える。 小さく数度咳を零しながら広間の扉を開けると、 暖かい空気が舞い込んできてほっとした表情を浮かべた]
(208) 2010/02/20(Sat) 01時頃
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[煙の匂いがした気がして、もう一度小さく咳をする。 けれど郵便屋によってすぐに消された煙草の残り香は多くは無く、 すぐに元の調子に戻るか。
鳥を連れた青年の姿を見つけると、歩み寄っていく]
フィリップさん、お手紙書けました。 ありがとうございます。
[手紙をそっと差し出しながら、頭を下げる。
が、直後にアーチがベネットを突くのを見ると、 驚いて大きく瞬いた]
わ、わぁ、アーチ。駄目ですよ、危ないよ。
[あわあわと鳥に声を掛ける。 フィリップがけしかけたとは、勿論知らない]
(215) 2010/02/20(Sat) 01時半頃
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…………?
[小声で話すフィリップとベネットの話は、 よく聞こえなくて。 だけど深刻そうな表情から、何となく内容の察しはついた。 困ったような表情を浮かべて、顔を俯ける]
…って、焼いても駄目ですよ。 アーチが焼き鳥になっちゃいます。
[ベネットの悪態にも、慌てて顔を上げる。 いつもの遣り取りだと分っていても、 目の前で繰り広げられていると律儀に声を挟んでしまうらしい]
あ、そうだ。現金は無かったんだけど、これ。 アーチが食べられると、良いんですけど。
[ポケットからビスケットを取り出して、 小さく割って差し出してみた]
(221) 2010/02/20(Sat) 01時半頃
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[結社員と村人の間に流れる、険悪な雰囲気。 考えなくてはいけないことが多すぎて、 良く分らなくなってしまう。
何とか穏便に。何事もなかったかのように。 ぱっといつもの日常に戻るような方法を模索しようと してしまうのは、現実逃避だろうか]
…………。
[怖いのを誤魔化すように、アーチの頭を指で撫でていた]
(226) 2010/02/20(Sat) 02時頃
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美味しくても、焼いちゃ駄目です。
[ベネットの言葉>>225が冗談だと分っていても、 ぶんぶんと首を横に振る。 庇うように抱こうとしたアーチは、 心なしかベネットを狙おうとしていたかもしれない]
……ゆ、茹でても駄目です。 何だかヘルシーな感じがしますけど、駄目です。
[続いて聞こえてきた薬屋の声にも、首を横に振り。 ついでに自分も少し酷いことを言っている気がするが、 気づいていない]
(233) 2010/02/20(Sat) 02時頃
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―――……人間。
…人狼。
[去っていく結社員の背中を映し終えた瞳は、 力なく床へと落ち着く]
もし。
もし、この中の誰かが、人狼だって言われたら。 その人は、…………。
[御伽噺の中では、人狼と告発された者は、どうなったか。 顔見知りしかいないメンバーの誰かが、 …いなくなってしまうかもしれないのか。
現実感が無いようで、現実味を帯びた、恐怖]
(235) 2010/02/20(Sat) 02時頃
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小僧 カルヴィンは、本屋 ベネットの突っ込み>>236に自分の発言の不味さに気づいて、慌てた。
2010/02/20(Sat) 02時半頃
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…あ。そうだ、ベネットさん。
[くつりとベネットが肩を揺らせば、何となくバツが悪くって。 話を逸らすように、顔を上げる。 けれどその内容は元々彼に伝えようと思っていたこと]
読みやすい本、持ってきていませんか? 色々考えてしまって、何だか、寝つきが悪くて…。 ベッドの中で、何か読もうかなって、思うんですが――…。
[本屋で本好きな彼なら、何か持って来ていないかと。 尋ねかけて「蒸しアーチ>>239」の結論に目を丸くする]
(240) 2010/02/20(Sat) 03時頃
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蒸すのは難しいと思います。アーチ、暴れると思いますし。
[物凄く真面目な顔で告げた言葉は、 ひょっとすると一番酷いかもしれなかった]
って、だから、喧嘩は駄目ですって…!
[どたばた騒ぎを見守りつつ、けれど何だかんだで 少しだけ気が楽になるのを感じたのだった]
(241) 2010/02/20(Sat) 03時頃
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[しばらくして、結社員の話>>@35を思い出す。 人狼と会ったことがあるらしいサイラスの方へ視線を向けた。 話を聞いて見たいと思った。 けれど、傍にいるマーゴの顔色が優れないように思えて、 彼女の気を休める為にも後にした方が良いのかなと考える。
代わりに、そっと立ち上がって]
フィリップさん。マーゴさんも、手紙を出したいみたいなんです。 だから、アーチを飛ばすのを もう少しだけ待って貰っても良いですか?
[すみません、と頭を下げつつお願いした。 それから、マーゴの傍へと歩み寄って]
(242) 2010/02/20(Sat) 03時頃
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マーゴさん、大丈夫、ですか……?
[おずおずと、声を掛ける。 ベネットのおかげで、 彼女の具合も大分良くなっていたかもしれないけれど]
便箋、此方で選んで持って来てみました。 良かったら、貰ってください。
[差し出す便箋には、青々と広がる空が描かれている。 少年が一番好きな絵柄の便箋。 これを見て、少しでも彼女が元気になってくれれば良いのだけれど]
空、って。何処とでも繋がっているんです。 皆おんなじ空を見ているんだと思うと、 寂しさも、小さくなります。
[頼りない笑顔を浮かべつつ、緩く首を傾けた**]
(243) 2010/02/20(Sat) 03時頃
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―広間―
[マーゴに便箋を渡した後、自分もジャスミンティーを貰う。 ぬくぬくと体が温まる感覚に、ほっと息をついた。
―――…のだが]
…………!!
[コルクボードに何やらメモを貼っているようだと 目で追っていたピッパ>>246が、眩しい笑顔で振り返る]
りんごぐらたん…。
[思わず声を零す。 カップを取り落としそうになる手に、何とか力を込めて]
た、楽しみ、だなぁ……。ピッパさん、宜しくお願いします。
[にこにこと笑う少年の顔は、若干青ざめていたという―――…]
(260) 2010/02/20(Sat) 19時半頃
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