人狼議事


162 絶望と後悔と懺悔と

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メモを貼った。


メモを貼った。


メモを貼った。



 ……甘、いの、

[なら、チビたちも食べてくれた。花の形で喜んでくれる子もいたからそれにしよう。花の形にした後の残りは刻んで蒸しパンにしても良いよな。
風呂は皆で入るのも楽しかったけど、沸かす手伝いも楽しかったよな。でもさ、]

 薪、割り、で、

[また怪我して倒れないでくれよ。あれそういえば、もう血が大丈夫になったんだ?良かった、今倒れられたら運べないし。
でも今はなんだか疲れたみたいで動けないんだ。チビたち寝付かせる役目、今日は勘弁してくれな。
起きたらいっぱい話したいことがあるんだ。また聞いてくれよ。昔みたいに。]


[昔に戻ったみたいで嬉しくて。
零留に答えたいのに声が出ない。
何も変わっていない。
自分より少し年上の兄。何も変わっていない。]

 ……   、

[切れ切れに口から漏れるのは、音になる前の息。

誕生日祝い。渡すもの。
いつも持ち歩いてて、いつ再会しても渡せるようにと思っていたのに。
上着を絢矢にかけてやったから、持っていない。]


[縛らず、鬼に掴まれた髪はぐしゃぐしゃに乱れている。
でも今は関係ない。奪われた家族が戻ってきた。もう二度と離さない。
力の入らない手で、それでもぎゅっと服と握り締める。

零留が何か言っている>>
けれど、自分に対してではない。

額に何か当たる感触に、うっすらとまた目を開ける。

近すぎて、顔は見えないけれど。
でも確かに此処にいる。]

 れい、る……。

[掠れて、それでも微かに空気を震わすことができた声で、家族の名を呼ぶ。
呼べたことに満足して、また目を閉じた。]


[零留の手が首に触れるのを感じる。

ねぇ、零留。僕はね。]

 ……          。

[首に何か食い込むのを感じる。
閉じた目から、暖かい涙が零れている。
痛くない。家族が傍にいてくれる。
それが嬉しくて。

最期まで微笑んでいた。**]


[リカルダの首に掛けられた鬼の手が動く。
けれど、――あと数歩が届かない。

喪失の恐怖に小さく揺れる眸に
次の瞬間、ずるり、小さな体が地面に落ちる様が映った]


[曙光を受けてジャニスの振るう三日月が、黄金の鬼を討った。

その隙に獣は地を蹴り手を伸ばし、
リカルダの小さな身体を掻き抱こうとする。


もし、――彼女を取り戻すことが叶うなら。

やがて黎明に消え行く星の輝きを、視界の端に収めながら身を翻し。
斃れた黄金の鬼と人間達の双方から距離を取りつつ、リカルダを庇うように身構える]


[獣に身を窶してまで抗っても、
結局この爪は黄金の鬼に届くことはなかった。
それでも、呪縛が解ければ、きっと仲間――家族は救われるはずだ。
とうとう願いは叶ったけれど。

敵を討つことなく、生き永らえた自分はどうすればいい?
植え付けられた憎悪と怒りは、決して消えないというのに]


 どこまでも、好き勝手しやがって。
 ……くそが。

[鬼の王の遺す言葉>>*33に眸を眇め、
裡に燻る衝動を持て余すように、地を蹴った**]


サミュエルと真弓の亡骸を縫いとめる刃に、視線を向けて


[折り重なるサミュエルと真弓の亡骸。
二人を縫いとめる刃が『夜刀』であることに気付き、薄明の空を仰ぐ]

 ……なあ、サミュエル。
 お前と真弓がこんなことになっちまったのは、俺のせいだよな。

[あのときサミュエルの声に応え、
立ち上がることが出来ていたなら、その後も共に戦い続け、
少なくとも彼一人を死なせることはなかった筈だ。

それなのに鬼と成り果て、獣にまで身を落とし、
挙句、金色の鬼を討つ事が出来なかった自分が、
おめおめと生き残ってしまった]


 ――……すまねえ。
 
[『夜刀』に貫かれた二人の亡骸は、
まるで自分の無力さを責めているようで。
零れそうになる涙を堪え、今は亡き友に力なく詫びる**]


メモを貼った。


[マユミはいう。
 周は抗い続けているのだと、

 それは、あの時、周を救けられなかった自分のせいだ。

 マユミが獣となったと告げたので、
 だから、周を探す。

 あちらからは見えぬとも、
 その存在、こちらが感じれば、

 ともすると言葉は伝わるだろうか]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[対峙する始祖とジャニスの視界に
他のものは添え物のように映っているのだろうか。

見つめ合う二人はあたかも恋人同士のようで、

けれど──
熱を持たないそれを、人は愛とは呼ばない。]

(2) 2014/02/22(Sat) 09時頃



[そして、自身の遺体の前、空を仰ぐ獣を見つけた時、
 傍に躊躇いもなく寄って、
 その背に手を置くと、

 それが周だとわかったから]


 ――……だがら、おまーはあやまんな、っていっでるだ。





 謝るのはおでのほうだで。
 ごめんな。

 おまーを死んででも連れでかえればよかっただ。
 ごめんな。
 おでは、全然役にたたなかっただよ。

[そして、思う。
 悔しかった]




[もちろん、言葉が周に通じているかないかはわからない。
 周はこちらの存在など全く気がついていないかもしれない。

 だから、これは、ただの独白だ。

 でも、信じてた周に、かけていた負担も今考えれば大きく思って、
 そして、友人として、どうしても、言葉かけずにはいられなかった]




 ――……周、ごめんな。
 おで、お前にいっぱい負担かけてたと思うべ。

 お前を信じていだがら、なんでいえば聞こえはええだがな。
 結局はお前に甘えてたんだべ。

 だがら、お前がいなぐなって、
 本当に、辛かっただ。
 お前は、そういう存在だっだだよ。
 本当に、本当に、

 お前はすごいやつだっだんだ…。


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[リカルダの首に絡む始祖の指。
近づけは折ると、その瞳が語る。

だから、絢矢は──]


 ───…


[──ジャニスが始祖へと歩み寄り
斧を突き刺す予備動作に入った瞬間、
膝が軋む音を立てるほど強くアスファルトを蹴り、
ジャニスの躯によって出来た始祖の死角から駆けた。]

(3) 2014/02/22(Sat) 09時頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[訪れない機を待って潰えた者のいかに多いことか。
冷酷な鬼を相手に、待つは愚か。

待てど進めど、
失う可能性の同じならば、絢矢は走る。

二度と、後悔はしたくないから。]

(4) 2014/02/22(Sat) 09時頃

 でも、だがら、苦しみも、きっど、おでなんかよりすごがっただよな。
 お前はそれでも、前を向いて、
 今も、抗い続けてるっできいただ。

[背においた手、きゅっと力を入れるけれど、伝わるかどうかわからない]

 周。
 きっど、お前は、それでも始祖を討とうときっと思っているんだど思う。
 わがる。だっで、5年、もちろん、その前から一緒にいただ。

 きっどそれで、また、苦しんでいるんだど思う。
 でも、きっど、もう、いいだよ。

 お前も、仲間を信じていいだよ。
 きっど、絢矢やキャロライナやマドカや涼平を信じていいだよ。
 だっで、お前をみて、おでらは、

 強くなっだんだがら。





 ありがどな。
 もう、楽になっでぐれないがか?

 周が一人で戦っているのは、
 哀しすぎてみだぐねぇ。

 そでより、おでと一緒に帰ろ?

[それは、死霊の誘いにも聞こえてしまうだろうか。
 死への誘いに聞こえるだろうか。
 でも、精一杯の周への懺悔であり、

 そして、周をその地獄から救いたいと、今度こそと思うから**]


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[斬撃は音もなく──。


三日月の鋭い尖端が始祖の胸に埋まるより早く、
リカルダを掴んでいた始祖の腕が、
その肩先からずれて落ちる。

何かが、肉を貫く音を聴きながら、
幼い躯を抱き締めて、始祖の背後へと駆け抜けた。]

(5) 2014/02/22(Sat) 09時頃

メモを貼った。


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[>>8:112聞き知らぬ名を呼ぶ、
聞き憶えのある誰かの声。

声の方へ振り向いて──]


 零──…

      ───……  明ちゃん!!

[柔らかな胡桃色に吐息の緩むより、
明之進が膝を屈するのを見て
燕のとって返すように、再び地を駆けて戻る方が先。]

(6) 2014/02/22(Sat) 10時半頃

【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[強く、固い地面を踏み締めるたびに
鮮血が灰色を赤く染める。

戦闘で温まった躯から、
血は止まることなく零れ落ちる。]

 …──、
 ごめん明ちゃん、耐えて。

[小太刀を鞘に納め
眼を瞑る明之進の肩を抱くと、
太腿から抜いたくないで躊躇なく傷口を抉る。

深く、容赦なく、くないは肉を裂き孔を広げる。
瞬く間に冷たい血の海が足元に広がり、
その中で、絢矢は明之進の頭を自らの肩口に押し付けた。]

 飲んで、明ちゃん──。

[声は祈るように。]

(7) 2014/02/22(Sat) 10時半頃

隠れん坊 アヤワスカは、メモを貼った。

2014/02/22(Sat) 11時頃


メモを貼った。


[夢をみた。
幸せな夢だ。

孤児院で暮らしていた、昔の夢。
皆と再び暮らし始める、未来の幻。

とても幸せな夢だった。
皆、笑ってた。]


[手を伸ばせば、届くと思ってた。


でも、結局届かないまま。
夢から醒めて。
二度と醒めない深い深い眠りへと――。**]


メモを貼った。


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[押し付けた肩に感じる微かな動き。
項を擽る前髪の感触。
辛うじてそれと分かる程度の、弱々しい拒絶──。

手首のない腕を背に回し、抱き寄せて再度請い願う。]

 少しでいいから……お願い……。

[左手で明之進の後頭部を強く首筋に押し付ける。

手首から、口を開けた左肩の疵から、
血の香は濃く立ち上る。

烏羽の小袖の肩は、
既に血を吸ってぐっしょりと重く濡れていた。]

(12) 2014/02/22(Sat) 18時頃

[――声が聞こえた。
それは、今は亡き友の声だ。

振り返る獣の双眸に映るのは、
夜刀に貫かれ、既に事切れた二人の亡骸。

背中を預けることの出来た友は、もういないのだと改めて思い知り。
片手で顔を抑え、ああ、――と、息を吐いた。

けれど、背に置かれた手から、ぬくもりが伝わる気がして、
獣の瞳が微かに揺れた]


[たとえこの声が、友の死を悼み、
後悔する己の心が生み出した幻だって構わない] 

 ……違えよ。
 
 お前が役立たずだなんて、そんなこと、あるかよ。

 サミュエルがいてくれたから、
 俺はいつも前だけ向いて、戦えたんだ。

[立ち尽くしたまま、悔しそうに紡がれる言葉に応える]



 ――なあ、前に畑で話したこと覚えてるか?

 あんだけ心配してくれたってのに、
 俺はあの言葉を無碍にしちまうどころか
 お前に全部押し付けた挙句、無様晒しちまった。

 金色野郎にだって、結局手は届かなかったってのによ。

 
 なのに、……今でも、お前は、
 こんな俺を認めて、信じてくれるんだな。
 
 本当にお前は、昔から変わらねえ、お人よしだよ。

[口元が自嘲の笑みに歪んだ]




 そうだな。
 俺も、……楽になりてえよ。

[金色の鬼は斃れた。もう、家族を脅かす敵はいない。
もう、獣の――周の役目は終わったのだ。

だから――]

 ……なあ、サミュエル。
 連れていって、くれないか。

[いなくなってしまった、皆のところへ。
怒りと憎しみに突き動かされずにすむ、その場所へ。

連れていってくれと――疲れ果てた獣は、帰ろうと誘う友の声に希う*] 


メモを貼った。


【人】 隠れん坊 アヤワスカ

[傷口は塞がり始めているのだろうか。
酷く掻き回した傷口は多量の血と着物とでよく見えない。
しかし脛を浸す赤い海は
今もゆっくりとその範囲を広げているように感じる。

傷が塞がったとしても、
血を失いすぎた鬼はどうなるのか。]

 ───、

[視線はジャニスへと──否、
その奥に転がる始祖の骸へと向いた。]

(13) 2014/02/22(Sat) 19時頃

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