人狼議事


231 獣ノ國 - under the ground -

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【人】 救星隊 アマルテア

 確かに仲が悪かったわね。
 イライラしてあなたの足を踏んだこともあったかしら。

[なんて、悪びれもせずにくすくすと笑った。
消毒液を脱脂綿に浸して、ピンセットで持ち上げる。
「我慢しなさいよ?」なんて意地悪に前置きしてから、
ノアの擦りむいた足を丁寧に消毒していった]

 そういえば、なんで仲が悪かったのかしらね。私たち。

[ぽつり、と呟いて。ノアの顔を見遣った]

 獣になった、ヒト……?

[怪訝そうな顔をして、首を傾げる。ひどく頭がずきずきした]

(11) gurik0 2015/07/18(Sat) 11時頃

【人】 救星隊 アマルテア

 被験体ってそんな。
 ヒトに対して。実験用のマウスじゃないんだから。

[鼻で笑おうとするけれど、ノアの顔は真剣で。
私はどこか薄ら寒くなってしまう。
いったい、あの施設で。
自分は何をしていたというのだろう]

 ……兄さん? ずいぶん前に、亡くなったわ。
 最期は薬の副作用……で……。

[ずきり、と頭が痛んだ。記憶がフラッシュバックする。
暗い病室。毛むくじゃらの腕。バケモノ。ヒトになりたい]

 ……あ。

[からん、と音を立ててピンセットが床に落ちた]

(12) gurik0 2015/07/18(Sat) 11時頃

【人】 救星隊 アマルテア

 ……なんて、ことを。私。

[身体がカタカタと震えた。兄は死んだんだ。
私が―――殺したんだ]

 痛い。

[頭を押さえた。ええと、そもそも何で。
自分は施設を辞めることになったんだっけ]

 ……クラリッサに、薬を投与して。副作用が。

[靄が段々と晴れていくのが分かった。
ぶつぶつと呟くと。やがて、泣きそうな顔でノアを見た]

 私、また同じ間違いを。犯してしまったのかもしれない。

[耐え切れないほどの罪悪感を消すために。
記憶に蓋をしていたんだ。
自分は、なんて卑怯で。弱い人間なのだろう*] 

(13) gurik0 2015/07/18(Sat) 11時頃

【人】 救星隊 アマルテア

 ……薬を、使ったわ。
 ヒトになりたいって言われて。外に出たいって。だから。

[間違ってる>>15、と強い口調で言われて。顔を上げた。
続けられた言葉>>16に。頭がカッと熱くなる]

 そうよ、無駄にしたくなかったのよ! 兄さんのために!
 自分のしていることは正しいと、ずっと信じてた!

[ぐっと拳を握る。
楽しい雰囲気はふっ飛んでしまって。
つい数分前まで、冗談を言い合っていたのが嘘みたいだった]

 助けたいと思ってたわ。
 クラリッサをヒトにして、外の世界を見せてあげたかった。

[それは事実だ。自分はすべての獣人を救いたかった。
ヒトになれば、彼らは幸せになれるんだと。
今はそれすら正しいか分からなくて]

(23) gurik0 2015/07/18(Sat) 12時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

 成功したの。彼女はヒトになれた。
 ―――けれど。

[そこで、言葉を詰まらせる]

 ねえ、私は。赦されても、いいのかしら。

[揺れる瞳で、ノアを見つめた]

 クラリッサは自由と引き換えに。
 視力を失ってしまったわ。

[いま彼女はどうしているのだろうか]

 これで良かったのか。分からないの。
 “実験”は成功したはずなのに。モヤモヤして。

(24) gurik0 2015/07/18(Sat) 12時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

 ……なにより、私は。

[唇を噛みしめて。口の中で、血の味がした]

 こんな大切なことを忘れて。
 のうのうと暮らしていた、今の自分が赦せないわ。

[罪悪感から逃げるために、自らの記憶を封印して。
いつから自分は。こんなに卑怯者になってしまったんだろう*] 

(25) gurik0 2015/07/18(Sat) 12時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

 研究を、続けるなんて。できないわよ。
 成功したのに。誰の幸せも生まない薬なら。

[新しい薬>>27、という言葉に。表情を硬くする]

 実験結果を知ったジリヤは激怒して。
 私に襲い掛かったわ。
 もしかしたら、彼女は今頃。
 殺処分になっているかもしれない。

[タートルネックを捲ってみせれば、
まだ新しい首の刺し傷が露になった。
女医が施設を去った理由が、何となく察せられただろう]

(34) gurik0 2015/07/18(Sat) 17時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

 そして、当のクラリッサがいま幸せかどうかすら。
 私には分からないのよ。

[ジリヤの暴走は、クラリッサを思ってのことで。
それでジリヤが酷い目に遭ったりしたら。
きっと優しいあの子は、悲しむのだろうと思う]

 ……それでも、あなたは。

[成功しても。人を不幸にしかできなくて。それでも]

 私に研究を続けろって言うの!?

[声を荒げて、ノアを見遣った]

(35) gurik0 2015/07/18(Sat) 17時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

 ――――――っ!!


[ノアに思い切り頬を叩かれ、胸倉を掴まれる。
なんの抵抗もできないまま、非力にそれを受け入れた。
長身の彼に引き寄せられると、爪先立ちになる。息が苦しい。

反論をしようとするけれど。言葉にならなくて。
叩かれた左頬がひりひりと痛んだ。

すでに諦めてしまった彼が。私に諦めていいのかと説く。
とても矛盾していて、でも彼の目は真剣で。
何も言い返すことができない。
彼もまた、変わってしまったのだ。私が変えてしまった]

(46) gurik0 2015/07/19(Sun) 00時頃

【人】 救星隊 アマルテア

 ……ノア?

[彼は今、なんと言ったか。
聞き間違いだと思って。聞き返そうとする。
だって、あまりにも彼らしくない言葉で。
言葉を紡ごうと開かれた唇は、彼の唇によって塞がれてしまう。
長い長い、口付け。頭が熱くなって。蕩けそうになる]

 一緒に、やってくれるの?

[キスを終えると。上目遣いに、彼を見つめて]

 たぶん、私はまた間違いを犯すし。
 あなたにも失礼なことを言ってしまうわ。

[言いよどみながら、その瞳は揺れていて]

 研究を続ければ、きっと優しいあなたにとって。
 つらい決断をしなきゃいけないときも、来るかもしれない。

(47) gurik0 2015/07/19(Sun) 00時頃

【人】 救星隊 アマルテア

 ノア、それでもあなたは。私の隣にいてくれる?

[そう言って。不安そうに、ノアを見上げた]

(48) gurik0 2015/07/19(Sun) 00時頃

【人】 救星隊 アマルテア

[ぎゅう、と抱きしめられる。とても温かくて、心地よい。
頬にポタリ、と雫が当たって。そっと彼を見上げた]

 ……もしかして、泣いてるの?

[キミだけは失いたくない。そう言って。
彼の抱きしめる手に、力が籠った。
誰のことを思い出しているのか、ほんのりと理解する。
それは小さな独占欲。
こんなにも、今でも彼に思われている。名も知らぬ“彼女”に。
少しだけ嫉妬した]

 大丈夫、私はどこにも消えたりしないわ。

[自分も、そっと彼の背中に手を伸ばして。
強く強く抱きしめた。
このまま時が止まってしまえばいいと思う]

(55) gurik0 2015/07/19(Sun) 01時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

 ずっと一緒よ。

[“大切な人”を失う悲しみは。誰よりも良く分かるから。
そんな悲しみはもう2度と、彼に味わってほしくない]

 だから私のことも、ひとりにしないでね。

[あなたを失ったりしたら。
今度こそ自分は立ち直れそうにないから。
上目遣いに、彼を見つめた**]

(56) gurik0 2015/07/19(Sun) 01時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

 約束は破ったことない?
 どうかしら。管理人の規則はよく破っていたけれど。

[施設でのノアの仕事ぶりを揶揄して、くすくすと笑ってみせた。
優しい彼は、よく獣人たちに便宜を図っていたっけ]

 ……あ。

[皮肉を言う唇は。彼によって塞がれてしまって。
アマルテアは何の抵抗もなく、ベッドに押し倒された]

 好きよ、ノア。

[こちらも腕を彼の首に回して、ねっとりと唇を押し付ける。
情熱的な口付け。舌で唇をこじ開けて、彼の舌を探した*]

(78) gurik0 2015/07/19(Sun) 21時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

 ……んんっ、あ。

[直に柔肌に触れられ、下着の中をまさぐられれば。
思わずはしたない声が漏れてしまう。
羞恥に潤んだ瞳が、彼を見つめるだろう]

 もう。気にしているんだから。

[エロいというのが何を指すのか気付いて、顔を赤くする。
昔からのコンプレックスなのだ。
普段は白衣で必死に隠そうとしているけれど。
人よりも大きなそれは嫌でも衆目を集めて。
暗にそれを指摘されるのは、とても恥ずかしい]

 ……んっ。

[耳を甘噛みされる。体の芯に痺れるように熱くて。
なにも言い返せなくなる。
彼の温もりが。ただひたすらに心地よい。
熱っぽい吐息が漏れた]

(84) gurik0 2015/07/19(Sun) 23時頃

【人】 救星隊 アマルテア

[続きをシて欲しいか、なんて聞かれたら。
拗ねたように口を尖らせて]

 いじわる。

[そんなの、聞かなくても分かっているくせに。
陶器のように真白で、しなやかな肢体を彼の前に晒せば。
羞恥に顔を赤らめてしまう]

 好きにして。お願い。

[甘えるように、彼の耳元でそう囁いて。
柔肌を重ねるだろう*]

(85) gurik0 2015/07/19(Sun) 23時頃

【人】 救星隊 アマルテア

[綺麗だ、と言われて。頬にそっと口付けをされる。
いつもなら「あなたは、誰にでもそういうこと言うんでしょう?」なんて、嫌味のひとつを言ってやるところだけど。
どうしてか従順になってしまう]

 ……んんっ。

[コンプレックスの胸をいじられても、抵抗できなくて。
されるがままに愛撫をされて、熱い吐息を漏らす。
本当に意地悪な男。こちらの反応を楽しんでいるのだ。
身体が痺れるように熱くて。
自分でも痛いくらいに、鼓動が早い]
 
 じらさないで。

[潤んだ瞳で彼にお願いをする]

(112) gurik0 2015/07/20(Mon) 22時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

[施設の時とは大違い。当然だろう。
いつも気丈に振る舞って。他人に自分を強く見せて。
そんな仮面を、愛する男の前でくらい。
外したって、いいでしょう?]

 もう私、我慢できないわ。

[いつから自分は、
こんなにはしたなくなってしまったんだろう。
私のすべてを、ぐちゃぐちゃになるまでかき回してほしい。
ホットコーヒーに砂糖を混ぜるみたいに。
スプーンで、底まで入念に。甘ったるいくらい、ねっとりと。
アマルテアは、彼のすべてを優しく包み込んだ*] 

(113) gurik0 2015/07/20(Mon) 22時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

 ……んっ、大丈夫。

[痛くないか、と聞かれて。思わず強がってしまう。
こういう時ですら意地っ張りな自分に、本当に嫌になる]

 あっ……ん。

[必死に押し殺そうとしても、
痺れるような快感に思わず嬌声が漏れてしまう。
外に聞こえたらどうしよう、だとか。
彼の迷惑になるのでは、とか。
こちらの葛藤はお構いなしに、彼は激しく攻めたてるのだ]

 ……うぅ、っく。
 
[彼の背中に回した手に、力が籠る。
指が白くなるくらい強く。私は彼を求めていた。
身体が溶けてしまいそうな感覚]

(119) gurik0 2015/07/21(Tue) 00時頃

【人】 救星隊 アマルテア

[彼の愛はすべて受け止めたかった。ひとつも逃さず。
自分の中に、彼の温かなものが広がっていくのが分かった]

 ……だめ。

[彼の身体が離そうとしたならば、両腕でぐっと引き寄せて]

 お願い、しばらくこのままでいさせて。

[額をくっつけて、熱い瞳でおねだりをする。
もう少しだけ。彼とひとつでいたかった。
彼の温もりが名残惜しくて。それを手放したくなかったのだ]

(120) gurik0 2015/07/21(Tue) 00時頃

【人】 救星隊 アマルテア

[いつまで、そうしていただろうか。
やがて頭が冷静になってくると、
自分の先ほどまでの痴態がひどく恥ずかしくなってきて。
シーツを手繰り寄せて、胸元を隠すだろう]

 ……ごめんなさい。
 大丈夫、かしら。お仕事なのに。

[上目遣いに、彼を見遣った*]

(121) gurik0 2015/07/21(Tue) 00時頃

【人】 救星隊 アマルテア

 ……ん、ぶかぶかね。

[渡された薄ピンク色のシャツを羽織れば、少し眉を顰めた。
余った袖を持ち上げると、感慨深げにそれを見つめる。
普段見上げているときから薄々感じていたけれど。
ノアってやっぱり大きいのね、などと改めて思う]

 もう、子供じゃないんだから。
 ボタンくらい自分で留められるわ。

[着替えを手伝われれば、口を尖らせつつも。
彼の好きにさせた。こういうのも悪くない、と思う。
胸のところが若干苦しいのは黙っておこう]

 んっ……。

[首筋につけられた痕に、彼の独占欲を感じて。
なんだか嬉しくなってしまう自分がいて]

(144) gurik0 2015/07/21(Tue) 19時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

 ……外に住居を?

[唐突に告げられれば、怪訝そうに眉を寄せて]

 ノア、それって。

[一緒に暮らす。
その意味が分からぬほど、アマルテアは子供ではない。
大きく目を見開いて、それから瞳を潤ませた。
この人の前では泣いてばかりだ。
いつもの強がりが、まるで出来ない]

 本当に、いいの。

[思わずそんな声が漏れて。
なんて物好きなんだろう。彼も、私も]

(145) gurik0 2015/07/21(Tue) 19時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

[やがてプロポーズの言葉を告げられれば。
いよいよ、その瞳からポロポロと涙が溢れた。
彼に着せてもらった、ぶかぶかのシャツの袖で涙を拭うと。
今できるであろう、とびきりの笑顔を浮かべて]

 はい、喜んで。

[こくりと頷くその顔は、
たぶん泣き笑いのような表情だったと思う。
思い切り彼の胸に飛び込むと、背中に手を回した]

(146) gurik0 2015/07/21(Tue) 19時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

[ノアと一緒なら、何でもできると思った。
私はとても嫌な女だから。また、彼に嫌味を言ったり。
喧嘩したり。時には傷つけ合ったりしてしまうのだろう。

それでも、彼と一緒なら。
ひとりで出来なかったことも、成し遂げられると思えたから。

これからふたりで歩いていく道は。
たぶん、平坦なものではないけれど。

けれどこれだけは。自信を持って、言える]

(147) gurik0 2015/07/21(Tue) 19時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

 ノア。私いま、すごく幸せよ。

[そう言って、微笑むと。思い切り背伸びして。
彼の唇に、そっと口付けるのだ**]

(148) gurik0 2015/07/21(Tue) 19時半頃

【人】 救星隊 アマルテア

― それからいつか ―

[ふわり、と風が吹く。暗い赤髪が軽やかに揺れた]

 ……あら。手紙。

[ポストの中を確認すると、アマルテアは微笑んだ。
懐かしい名前。あの施設での出来事を嫌でも思い出す。
あの頃は、ノアともいつもいがみ合っていて。
喧嘩ばかりしていたっけ。なんだか可笑しくて、くすりと笑う]

 あなた宛に、手紙よ。

[エプロンを外しながら、愛しい人に手紙を差し出した]

 もう、そんなにおかしい?
 私だって、たまには白衣以外着るわよ。
 今回は自信作なんだから。

[テーブルの上の皿には、昔より随分上達した料理が並んでいる]

(153) gurik0 2015/07/21(Tue) 23時頃

【人】 救星隊 アマルテア

 それより、ねえ。この手紙。
 あの頃を思い出さない?

[くすくすと微笑んで。
上目遣いに彼を見つめてみせた]

 お願い、早く読んでみて。

[こうしてお願いすれば。
彼はアマルテアの頼みを断れないだろう。
それが分かっていて、アマルテアは悪戯に微笑むのだ。
さて、手紙には。几帳面な元同僚の字が並んでいることだろう**]

(154) gurik0 2015/07/21(Tue) 23時頃

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