人狼議事


191 忘却の箱

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─中庭─

[花から、花へ。
その甘い蜜に、音色に、誘われるように。

碧い蝶が薄桃の上に止まり、
花だけに聞こえる声で囁く。


──おやすみ、ヤニク。
  ゆっくりとおやすみ。次の目覚めまで……]*


【人】 お針子 ジリヤ

[廊下で話した男の指し示したのは中庭>>4:107

 真ん中…ってどこかしら?

[白い風の吹く丘に建った箱
 その真ん中にある中庭は
 様々な木々や花々が生い咲き乱れ
 色に溢れた場所だった]

 まるで、あの絵みたい

[物悲しい旋律が風に舞い上がり
 どこからともなく聴こえて
 >>4:113>>4:114

 正しくは、あの絵がここを描いたもの
 それに気づいたのは、すぐのこと]

(7) 2014/09/11(Thu) 00時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[紫のブーケの咲く場所を探していて
 見知った顔に出会う]

 …御機嫌よう、金色の妖精さん

[彼女はどんな顔をしていただろうか
 自分は彼女から、どんな顔に見えただろうか]

(12) 2014/09/11(Thu) 01時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[すでに、記憶から抜け落ちてはいたが

 来てすぐのこと、いきなり写真を取られて驚いて
 それ以来、中庭へ行くのをやめてしまった

 記憶から、その出来事は消えてはいても
 どこかに、その嫌な気持ちは残っていたようだ

 自分の嫌いな自分の姿を写し取り
 彼女自身の記憶を埋めるために使うこと
 それが多分、自分には堪えられなかった

 記憶には残らずとも、思いだけはここにある*]

(13) 2014/09/11(Thu) 01時頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2014/09/11(Thu) 01時頃


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2014/09/11(Thu) 01時頃


[全身から、血液が抜けるのを感じる。
体温が無くなるのを感じる。
感情が失われるのを感じる。
感覚が薄れて行くのを最後に、
僕の、ズリエルの身体はほどけて、

僕に、なった。

此処に居る。
呼吸をしている。
葛藤も忘れて。
ただの、花になって。
此処に、在るだけ。

確かに、この場所に、
シンプルな『僕』が存在する。
記憶を失う前の、ヒトデナシのズリエルでもなく、
花が咲いて新たに構築された半端で幼いズリエルでも無い。
ただの、僕が。ただのズリエルが居るだけなんだ。
その事実がどれほど安堵できる事か。]


【人】 お針子 ジリヤ

[彼女の問いかけに、ぽつりと]

 紫のスイトピーの…ブーケを…

[それが、誰かはいわず
 昨日の今日のこと
 いつも通りであるならば、彼女にも分かるだろう]

 …花嫁衣装?

[彼女はすでに手にしていたか
 それとも、まだそこに埋れていたか
 苦い顔をして、白いドレスを見つめた]

(16) 2014/09/11(Thu) 02時頃

[だから、苦しくないんだ。
だから、苦しむ必要は無いんです。
消え去って、世の中から無くなった訳じゃない。
僕は此処に在るんですから。

それだけで、充分。

花は揺れるだけ。
喋りもしない、物も見ない。
古い記憶は空に舞い散った。
残った記憶も、いずれは散る

砂色の花が、咲いている。]**


【人】 お針子 ジリヤ

[花に埋れた楽器が目に留まる>>10
 その綺麗な状態から、察するに]

 …また、誰かが咲いたのね

[そのまま、ここに根づいたのは明白で
 先ほど聴いていた音色を奏でていた楽器であり
 その奏者だと気づく]

 …おやすみなさい、楽師さん

[そっと、つぶやいた]

(17) 2014/09/11(Thu) 02時頃

─自室─

[朝露が一滴 花弁を濡らす。
ふわりと漂う花の匂い。
紡がれる旋律は何処か懐かしく。

ひとつ ふたつ
落ちていく律呂と引き換えに、花の匂いは増していく。

甘やかなそれでいて物憂げな芳香。

地に根を下ろしては、蕾を膨らませる風船は今にも空を飛びそうな色。

天に一番高い場所で開花する気配を感じながら一輪は、舞い散る音に雫を伝わせた。]*


【人】 お針子 ジリヤ

[記憶にはない、日記の中にも残っていない
 ある日、書庫で聞かれた問いに>>4:117

 …そうね、素敵な物語

[以前、誰かに問われた時と全く同じことを
 隻腕の楽師にも返したか]

 悲劇でも、喜劇でも…
 結末まで謎が解けなくても

 素敵な物語は読んでて幸せな気持ちになるわ

[たとえ、どれだけ現実が理不尽で
 孤独に苛まれていたとしても
 物語とは、ひとにとって糧となる「記録」]

(19) 2014/09/11(Thu) 02時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

 だから、素敵な物語が好き

[それが記されているものが本であり
 それ故に、本のたくさん詰まっている棚が
 並んでいる書庫は、宝の実のなる木が並ぶ宝の森]

 あなたは…何が好きかしら?

[珍しく、その日は饒舌だった
 多分、このやり取りも忘れてしまうのだろう
 それは分かっていても、言葉が溢れ出す]

(20) 2014/09/11(Thu) 02時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

[その問いには何が返って来たか
 記憶にも記録にも残っていない問いへの答えは
 あるのかどうかすらも定かでない]

 楽器が弾けるの? 素敵ね

[時々、聴こえてくる音楽が
 彼の奏でるものだと聞いて相槌を打つ

 物語がひとの糧ならば、音楽は薬
 そんなことを教えてくれたのは──誰だったか?

 記憶から消えてしまった日々の
 忘れ去られた相手との失われた日常
 そんな些細なやり取りだっただろうが

 言葉を聞いた時のときめきだけは残っている]

(21) 2014/09/11(Thu) 02時半頃

メモを貼った。


【人】 お針子 ジリヤ

[楽師の青年とは他にどんな話をしたか

 知る者は全て忘れ
 きっと、誰も記していない

 壁に飾られた絵だけが見ていた
 束の間の*出来事*]

(23) 2014/09/11(Thu) 03時半頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2014/09/11(Thu) 03時半頃


お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2014/09/11(Thu) 03時半頃


―ベッドに咲く花―

[自室のベッドに横たえられた、
少女の形をまだ少し残した花の群れ。
それは、今もまた、芽吹き、芽吹き、裂いて、咲いている。

こころ。
きおく。
記憶が留めた心。
心が留めた記憶。

たましい。
少女を少女たらしめるもの。

その中に『思い出』を抱いて。まだ"少女"は眠る。**]


【人】 お針子 ジリヤ

[問いへ金色の妖精は見てないと
 首を傾げる様子と指し示し方向を見て>>24

 …そう、ありがとう

[と、だけ返す]

 私ではないわね、多分

[ドレスの話題>>25になれば、そう答え]

(30) 2014/09/11(Thu) 19時半頃

【人】 お針子 ジリヤ

 あなたは…お好きなの?

[問いかけには問いで
 ふんわりとほほ笑みを返して]

 ドレスに罪は…ないわ

 そこに自分の都合で、勝手に意味を与えて
 好き嫌いをいうのは…人間だけ

[それで争うのも、また人間だけ
 それが人間として「生きている」というのなら
 人間とは、どれだけ罪深いものなのだろう

 果たせない約束を、いとも容易くして
 果たせないのは己なのに、いとも容易く
 相手が裏切ったと、記憶を都合よく塗り替え

 罪悪など「なかったこと」にできるのだから]

(31) 2014/09/11(Thu) 20時頃

【人】 お針子 ジリヤ

 そうね、嫌いなのは…
 「約束」を踏みにじるひと、かしら?

[ドレスを纏う花嫁だけが
 相手へ「誓い」をする訳ではない

 「誓い」をされた側もまた「誓い」
 「誓い」を果たすべき側でもあるのに

 それをいとも容易く忘れてしまう

 花嫁衣装とはふわりとした姿の影に
 そんな、鎖や枷も相手丸ごと背負うもの]

(32) 2014/09/11(Thu) 20時頃

【人】 お針子 ジリヤ

[根づいた雪の女王様も
 そんな「誓い」の元で身に纏った]

 …だから「約束」も嫌い

[彼女はそれになんと答えたか
 中庭を去りゆく後ろ姿に、そっと声をかける]

 …ご機嫌よう、金色の妖精さん**

(33) 2014/09/11(Thu) 20時頃

お針子 ジリヤは、メモを貼った。

2014/09/11(Thu) 21時頃


メモを貼った。


【人】 お針子 ジリヤ

[金色の妖精が中庭を去る姿を
 しばらく、ぼんやり見送った

 そよりと風が吹き、花々は揺れ
 葉擦れの音がサワサワと鳴り響き
 中庭がにわかにざわめいた

 散る花弁が風に舞い上がり
 ふわりと雪のように降り注ぐ

 気づけば、日も高くなり
 ぽっかりと中庭の上に姿を現す]

(52) 2014/09/12(Fri) 02時頃

―中庭―

[薄桃色から離れて蝶は舞う。
ひらり、ひらり。陽光を受けて。

感謝の心を表すように。ひらり、ひらり。]


[いつかの戯言を、覚えていてくれたことに。
冗句に交えた小さな望みを、叶えてくれたことに。
彼が僅かな残り時間を使って、それを為してくれたことに。


――風に、レースが、一輪の紫が揺れる。


            “       ”―――……。]


[―――ありがとう。
         ――ありがとう。


 …お礼に一つ。
     叶わなかった想いが報われますよう。


    運びましょう、貴方の想いを。
         伝えましょう、その優しさを。]


―とある部屋―

[花の香に誘われ、ゆらり。ゆらり。
中庭の薄桃を離れた蝶は、白い風に乗って。

かつて親指だったはずの鴇色に。
右手の内と思しき紅鳶色に。
毟られた左胸の傷をそっと労わって、

――最後は、儚く揺れる蒼穹色に。]


【人】 お針子 ジリヤ

 あら、これは…

[再び、ドレスに視線を移すと
 袖の隙間に見える一輪の紫色の花>>4:101

 ここが、真ん中?

[袖口から、そっと抜き取り花を見れば
 朝、自室の机の上にあったものと酷似していて
 紛うことなきスイトピー

 花に埋れたドレスをそっと取った下には
 紫色のブーケと、青い花が咲いていた

 廊下でぶつかった男がいってた通り>>4:107

(53) 2014/09/12(Fri) 02時半頃

[碧き蝶は勿忘草に囁めく。

朱色に散った、心優しい男の最期を。
彼がここへ運ぼうとしていた品のことを
届けたかった想い、その願いの欠片を。]


[白き風に乗って、中庭の花弁が舞い込むことはあるだろうか。

――嗚呼、蝶には望むべくもない。
囁き伝えることはできようとも、彼を運ぶことなど。

けれど。願うくらいはできよう。
花となった彼らが、共に調べを奏でられますよう。]


―回想・蝶は歌う―

 ああ、……―――

[引き千切られた花を、悼む言葉を上げかけて。
けれどその行為は、決して負感情によるものではなかったから。
…言の葉は形にならず、口元に緩やかな弧を描く。

ギターを弾くのに邪魔だから。

そうして楽しそうに、嬉しそうに。
ただそれを掻き鳴らす青年を前に、小言なんて。]



 ―――いいね。
 ギターを弾くのは楽しそうだ。

 …楽しそうだ。実に。


[呟くように漏れた言葉は、感慨を込めて。

幼い頃、歌を口遊むのは好きだったけれど。
楽器を手にする機会は、終ぞなかったから。]




「あんたも弾いてみる?」


[ギターの音に紛れても、彼の耳には届いていたらしい。
少し迷いながら、困ったように笑い、問いを返す。]

 可能であれば、是非。
 ただ、

 ……右手だけで弾ける曲はあるかな?

 僕の左手は、今はもう、動かせないから。
 ここまで生やす前にお願いすべきだったな……


【人】 お針子 ジリヤ

 青い鳥はこんなに近くにいたのね…

[紫色の花々に囲まれた青い花を見て
 口を吐いたのは、そんな言葉

 白い箱のような建物の真ん中
 鳥籠のように小さな中庭の真ん中で
 深い蒼色の花が、風に揺れる

 そっと、しゃがんでそれに触れた]

(54) 2014/09/12(Fri) 03時頃

[――久々に。
 ほんの少し、後悔した。

新しいものに触れることは、好きだった。
今までにない経験。発見。喜び。
楽器を演奏することも、嗚呼、きっと楽しいに違いない。


けれど、もうそれは叶わない。
この左手は、"彼ら"の為に捧げたのだから。

心と身体を失うことも、忘れゆくことも、
全て受け入れた上での選択。

花を愛で、ここで育てることを後悔したことはないけれど、
……こうなる前にもう少し、もう少し。]


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