231 獣ノ國 - under the ground -
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おやすみなさい、クラリッサ。
[寝床に潜り込む彼女の額>>2:265をそっと撫でて。 すこやかな寝息が聞こえるまで側にいただろう]
……私も。眠りましょう。
[前夜から寝不足だったし、今日は色々なことがありすぎた。 医療室のベッドに寝転んで、白亜の天井を見つめた。 白くて、無機質で、とても冷たく思えた]
どうかしてるわ、私。
[彼に優しく触れられた感触が忘れられなくて。 まだ身体が火照っている感じがするのは、たぶん気のせいだ。 そう決めつけて、ブランケットを被った]
(14) 2015/07/14(Tue) 16時頃
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[その日、アマルテアは夢を見た。 扉を叩く音に目を覚ますと。“亀”>>0がいた。 彼は成功させてくれ、と自分にせがむのだ。 その声には、狂気じみた哀願の響きさえあった]
……やめて。お願い。
[自分は頑張っている。 もう十分すぎるほど頑張っているでしょう? 今までどれだけの“犠牲”を出しながら。自分は]
もう立ち止まれないのは、分かってるの。 けれど。私は、もう。
[蚊の鳴くような声で呟くと。 “亀”はアマルテアの白衣に手を伸ばしてくる。 その手が白衣に触れた瞬間、暗転。 ―――目が覚めた]
(15) 2015/07/14(Tue) 16時頃
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ひどい夢だわ。
[医療室のベッドの上で、目を覚ます。 背中まで汗でびしょ濡れだったし、ひどく悪寒がした。 時計を見ると起きるにはまだ早すぎる時間で。 深夜と早朝の境目に、悩ましい気持ちになる]
二度寝をする気分にもなれないわ。
[また、酷い夢を見そうで。 クラリッサを起こさないように、そっと医療室を後にした]
(16) 2015/07/14(Tue) 16時頃
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― 第三棟 自室 → 第一棟 医療室 ―
[自室に戻ると、軽くシャワーを浴びた。 頭をすっきりさせたかったし、気になることもあった]
……やっぱり、行っちゃったのね。
[未練がましくノアの部屋を覗いたが、もぬけの殻だった。 監視室に辞表のようなもの>>2:194が置いてあるのも、見た。 心にぽっかり穴が開いたような気持ちになった]
本当に、私。馬鹿みたい。
[辞表はそのまま、監視室に置きっぱなしにして。 ふらふらとした足取りで、医療室へ戻る。 取り留めもなく考え事をしていると、 すでに朝の時間になっていた。 マイクを手に取ると、いつもの日課を行う**]
(17) 2015/07/14(Tue) 16時頃
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[ さあてさてお立ち会い。
白亜から目もくらむ、乱痴気騒ぎの外の世界。愁嘆場じみた茫洋の。螺旋の波をのぞむ先。
“ ふかいふかい ”その“ 水面 ”で、
―――もとめた満腹はどこにある? *]
―― ? ――
[ ぐうと叫ぶ虫の鳴き声は、“いきたい”ともとめ、躯をうねる欲求は。いずれどこで、
―――“ きえた ”のだっけ。
螺旋のそこを1つ、1つと進みながら。いつか四角形の「造りもの」の中、水面へと躯を撓らせたように。今度は本当のひかりを、とただ、浮き泳ぐように。
己が「いきる」ことをねがった声を、思い返しながら。監視はどこまで自分を追ったろう。
――最後に聞こえた“こえ”に、くつわを外したその顔を、振り返らせかけては。自分を出した男は。すきに、とこがれる「ふるさと」へ、背を押した亀は。]
…、――――
[ やがて声も、白亜の名残も届かない古びた階段の先。いつの間にかフードも下ろされた、露わになったそこに。
―――撫でふれ、においたつのは。 ]
そと、
[ ひりとした喉奥を滑った、潮のにおいに。
足は一歩とその先を踏み締める。遠くに鏡映し、本物のひかりを照らすそれを、“しんかい”じみた色の隙間、のぞみながら。
なじみの彼が、鳥が、針鼠が、うたったそとを。
惚けた息が1つ、溢れたのは、誰に知られることもなかっただろうか。
――その場に暫く立ち尽くしたまま、やがて“観察対象”として、己のなした事に気がつけば。ふらつく足取りでひとの、ほかの気配から遠ざかるよう、歩みを進めただろう。*]
―― →路地裏 ――
……、――
[ うみ、――ふるさと、と。小屋がある、とつげた彼の声を乾きに喘ぐ奥、囈言のように1つ呟き。
……やがて路地の裏。清潔でも白くもない建物の壁隅にずり、と背中を付けては。そのまま、海底で息を潜めるようにしばらくと踞る。
――あれほど、ぐうぐうとないていた腹の底。
「満足」を、その先をもとめた餓えが。欲求が。跡形もなくなっているのには気付かないまま。]
―研究室―
んー…あ、あぁ……ふあぁ
[ソファの上で居眠りをしていたらしく、背伸びをしてからふと辺りを見回せば見慣れない光景で
そこが自分の前居た場所。否、これから居る場所になるのだが。研究室と気付くまでに数秒要したか]
そういや、ボカァ辞めたんだっけ…
[頭を掻いてから思い出して。貯金は思ったよりもあるし、研究に没頭するだけの蓄えもある
なのに、どうしてもやりたい事が見付からないし、研究を続けたいと思う事も出来なかった]
医者になろうかなって思ったんだっけ
…なんで、だ?
[それはいつか自分とは違う人を見たからなのだろうか
優しかったあの人も、嫌味を言うその人も、不思議なあの人も]
…誰だっけ
[ノアの記憶から、すっぽりと“抜け落ちていた”**]
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おはよう、クラリッサ。
[管理人たちと何か話をしただろうか。 マイクから手を放すと、アマルテアはにっこりと微笑むのだった]
昨日。ここから、脱走者が出たみたいなの。
[世間話をするように、クラリッサに話しかけた。 脱走者、モスキートのことを思い起こす。 果たして彼は、生きてここを出られたのだろうか。 ふと、先日ノアとモスキートが何やら2人で話していた>>0:136のを思い出した]
(36) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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……まさか、ね。
[あの優しいお人好しは。 まさか辞める前に大事をしでかしたのではないか、 などと検討違いのことを考えながら。 彼ならやりかねないと思った。 同時に。管理人の誰かが手引きしたのではないのなら、 どうやってここから脱走出来たのだろうかと考えを巡らせる]
いずれにしても、物騒な話だわ。
[曖昧に微笑んで見せるだろう**]
(37) 2015/07/14(Tue) 23時頃
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アマルテアは、マユミが咳に悩まされていることを知らない。
2015/07/14(Tue) 23時頃
―研究室―
『マーティン先生が帰ってきてくれて助かりますよ
研究がずっと行き詰まってたんです』
[ソファーの上で生ぬるくなった珈琲を飲んでいればそこに現れる元助手の姿で
尤も、今では彼も昇格したらしく、教授として指導しながら研究を進めているらしいが]
…どれもこれも、駄目だってハナシ
[効果が無い上に、水を飲ませている方がよっぽどマシでは無いかと言う代物。これならばどこかで見た、薬の方が使えるに違いない]
どこで見た…んだっけ、なぁ
[元助手がこちらを見てまるでわからないとでも言うような顔をして、なんでもないと手をヒラヒラと振ってみせる
いつの間にか自分の居場所はここにも無くなっていた。けれど、前の居場所に戻るつもりもない]
なーんか、大事な事忘れてる気がするぞ…と
[それは誰の事だっただろうか。疑問が解決する事も無く、切れた珈琲豆を買うために研究室を後にした**]
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……本当にいいのね? 後悔は、しない?
[真剣な顔で、クラリッサに問いかける。 こんな態度はやっぱり自分らしくなくて。 どうやら、あのお人好しの馬鹿に当てられてしまったらしい]
これを投与してしまったら。 もしかしたら、取り返しがつかないことになるかもしれない。
[希望ばかり見せてきた女医が、初めて見せる態度だった。 箱の裏>>2:140にあった薬と注射器を手に取る。 研究を続けなければという理性と。 このままじゃいけないという感情が。 心の中で鬩ぎ合っていた]
(48) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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それでも、本当にいいのかしら?
[右手に握られた注射器の中の液体が、毒々しく煌めいている。 クラリッサの瞳を、じっと見つめた**]
(49) 2015/07/15(Wed) 00時頃
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……分かったわ。
[クラリッサの言葉>>57に頷いて、 差し出された腕に注射器を突き刺した。 この前の何倍も、強い薬。もう後戻りはできない]
これで終わり。
[薬を投与しを得ると、じっとクラリッサの様子を伺った。 知的好奇心よりも先に、恐怖が勝っていた**]
(58) 2015/07/15(Wed) 01時頃
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[怖い。怖い。怖い。
なんでだろう。自分が思い悩むことはないじゃないか。 これは彼女が望んだことなのだから。 後悔しない、と確かに彼女は言った。だから。
思考は堂々巡りをする。 “効果”は確かにあるはずなのだ。その為に研究してきた。 ただ、その作用に身体が耐えられるかどうかは。 ―――考慮に、入れていない**]
(62) 2015/07/15(Wed) 01時半頃
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……クラリッサ。 どこかに痛みはあるの?
[ピクリとも動かない>>76彼女に呼びかける。 やはり、薬の作用が強すぎたのだろうか。 彼女からの反応はなくて、焦りが全身に広がるのが分かった]
ねえ、クラリッサ。 私の声が聞こえる?
[両肩を交互に叩きながら。名前を呼ぶ。 焦る内心とは裏腹に。 嫌になってしまうほど、医者としての判断は冷静で。 彼女の意識レベルを確認しようとする]
大丈夫、クラリッサ―――
[必死に呼びかけながら。 あの日の出来事がフラッシュバックするのを止められない]
(87) 2015/07/15(Wed) 18時半頃
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― ―
大丈夫。兄さん、兄さん……!
[ベッドで身体を痙攣させる兄に。私は必死にしがみつく。 薬効が強すぎたのだ。彼の身体がそれに追いついていない]
そんなこと言わないで。私が助けるから。
[なあ、俺はヒトとして死ねるか。兄は言った。 私は言葉に詰まってしまう。“実験”は成功とは言い難くて。兄の腕はまだ、斑な毛に覆われている。 完全なヒト化には、まだ程遠くて。でも]
大丈夫、実験は成功したわ。成功したの。
[毛むくじゃらの手を握って。どうして、真実を言えようか]
兄さん、もうあなたは人間よ―――
[最期に呟いた。残酷な嘘]
(88) 2015/07/15(Wed) 18時半頃
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[がらり、と扉が開く音に我に返った。 振り返ると。ジリヤがそこに立っていた>>82。 激昂する彼女に、一瞬言葉を詰まらせる。 それでも、“管理人”として彼女は立ち上がり]
何をした、って言われても。 ……“治療”を行った結果よ。
[言い訳は、しない。 クラリッサを見下ろしながら、悪びれもせずそう言った]
出て行ってもらえるかしら、ジリヤ。 今はあなたに構っているヒマはないの。 クラリッサの“治療”を続けなければいけない。
[気丈に振る舞いながらも、内心は焦りで満ちていて。 只事ではない様子のクラリッサを、見遣った**]
(89) 2015/07/15(Wed) 18時半頃
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……“治療”よ。 彼女をヒトにするための。
[アマルテアは、ジリヤに向かって言い切った]
ケダモノ? 自覚があったのかしら。
[頭に血が上っていた。タイミングが悪い。 ジリヤに傷つけられた頬も、腕も。 まだ完全には治りきっていない。 どうして。この子は。 こんな大変なときに、自分の邪魔をするのかしら]
ヒトになれば、あなた達は外に出られるわ。 それを、私は手伝ってるだけ。
[間違っていない。間違っていない。 自分は。決して。間違ってはいないんだ**]
(95) 2015/07/15(Wed) 20時頃
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―――うるさい。
[ピシャリ、とジリヤに言い放つ。 ああ言えばこう言う。何もかもが気に入らない。 どうしてこの子は。 人の神経を逆撫でさせるようなことばかり]
いい加減にして。 本当に邪魔ばかりするなら出ていきなさい。
[震える唇で、やっとのことで言葉を漏らす。 冷静になれ。お前は医者だろう。 クラリッサの腕を握ると、脈を測った]
……っ。
[アマルテアの頬には汗が伝っている**]
(101) 2015/07/15(Wed) 21時半頃
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―― 路地裏 ――
[ ひたりとはり付く喉が痛かった。
パーカーの奥、たぷと揺れる水の――ペットボトルに入ったそれを、癖めいて腹へと流し込む。
腹の底へ落ちたそれに、足りないとも、満足したとも思わなかった。ただ息はしやすくなった、と空気に晒した瞼を伏せる。
ここは、…ここ“も”――、と。路地の薄汚れた、凹凸の目立つ壁へ、白亜に馴れ切った黒を滑らせながら。
俺はなにを、あんなに、
“ ”、と、一間のみ。手を取り和らいだその奥にあったのぞみは――一体、なんだったのだっけ。
求めたひかりはここにある。男の”おしえ”の先も。光る石の彼が自らへ告げた”いきる”先も。…チェビィの言ったふるさとも。あの地下で、こえが求めた自由すら、
――そう、だから俺はここでいきたい、と。……どうして、
…あそこではいきていけなかった? ]
…“ ”ら。
[ ダメだったから。
己の見知った彼を、彼らを、己の“領分”にひた侵すよう、くい潰す事も。傷つけても傷ついてもいけなかった、だから。
手元に触れるチューブに、“替えのきく”それに視線を向けつつ。ぎち、と開いたプラスチックの吸い口から漂うにおいにも、何を感じることもなければ。
―――、なんで、あんなにほしかったんだったっけ。
手を触れたとき、最後腕を下ろしたその先。彼は、己になんて、――いった? ]
……、?
[ ならない虫は、もう満腹をもとめることはない。
“きえてしまった”それに、鮫は気づくこともなく。ただ、正体の掴めない違和感に、眉を顰めた。*]
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……殺したいわけ、ないじゃない。
[掠れた声で、アマルテアは絞り出した。 ジリヤの言葉>>106に、苦虫を噛み潰したような顔になる。 そのとき、クラリッサが呻き声のようなものを漏らした>>107]
目を覚ましたのね。 クラリッサ、私の声が聞こえるかしら。
[必死になって呼びかける。 彼女の異変に、アマルテアは気付き始める。 様子が、どうもおかしい]
もしかして―――見えていないの?
[嘘であってほしい、という気持ちを込めながら。 クラリッサにそう問いかけるのだ*]
(108) 2015/07/15(Wed) 22時半頃
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治療は成功したのよ。クラリッサ。 あなたの手、もうすっかりヒトのものだわ。
[クラリッサの頭を優しく撫でた。 しかし。その代償に失ったものは、あまりにも大きくて]
……ちょっと、失礼するわね。 クラリッサ、我慢してちょうだい。
[白衣の胸元からペンライトを取り出して、点灯する。 それをクラリッサの目の近くにかざした。 瞳孔の収縮をつぶさに観察すると、ため息ひとつ]
副作用としか考えられない、か。
[固い声で呟いた]
(116) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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[アマルテアは手近なマイクを手に取る。 すぐにでも、“上司”に報告せねばなるまい]
こちらアマルテア。応答を願います。
[同僚たちとマイクで話す時よりも、固い口調で]
番号:xxxx。 種、猫。名前はクラリッサ。 “実験”に成功したものの、後遺症が残っている模様。
[淡々と、事実を述べる]
ここの医療機材では、どうにもならないわ。 すぐにでも、地上の病院への検査移送を―――
[これで、良かったのだろうか。 成功したというのに。頭の中は、ぐるぐる回っていて*]
(117) 2015/07/15(Wed) 23時頃
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……あうっ。
[>>119ジリヤに押し倒されて、強く腰を打った。 うまく、息ができない。苦しい。 両目を狙われているのが分かって、 必死に首を捻って避けようとする]
ぐ、は。
[ジリヤの針のような髪束は、首を掠って。 どくどくと血が流れ出した。マズい。これは、非常にマズい。 最後の気力を振り絞って、声を張り上げた]
私を傷つけたら、クラリッサはずっとこのままよ。 治療、できなくなっても、いいの、かしら。 このまま、目が、見えないままでも。
[それは、脅しだった。こんな実験に造詣の深い医者など、この国では自分を置いて他にはいない。 そんな自負もあった]
(123) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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[かろうじて、まだ手に持ったままのマイクを口元に当てて]
医療室で、大怪我。を。 至急、応援を―――
[掠れるような声で、言った。 近いうちに、助けがくるはずだ。 段々と意識が遠のいていくのが、分かる。出血が多いのだ。 けれど、傷は動脈は外れている。 外の病院で適切な治療を受ければ。 助かる。大丈夫。落ち着け、アマルテア]
……っ。
[怖かった。只々、死ぬのが。怖かった。 こんな恐怖とずっと戦っていたのか。クラリッサは。 ああ、あなたは。本当に強い子ね―――**]
(124) 2015/07/15(Wed) 23時半頃
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