人狼議事


167 あの、春の日

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メモを貼った。


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   ……ありが、と、…っ

 [ あのときとは違うけれど。橙の花ではないけれど。
   口に運べばまた、ぽろぽろと涙は溢れ。

  いつからこんなに泣き虫になったのだろう。
   いつからこんなに悲観的に
    なってしまったのだろう。 ]

 [ 席を外すマユミの背中を目で追い、
   思い出したように膝の携帯を見れば、
      " 不在着信81件 "

  この同窓会が終わったら、きちんと終わらせよう。
   溢れる涙を手の甲で何度も、何度も拭っては、
   そう、決意した。   ]


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― 居酒屋 ―
[ゆっくり、目を開ける。
夢をみていた。懐かしい夢に、ふ、と笑みが零れた。

あの日、桃の味のジュースを飲んだ……心算だったが味が予想していたものと違った。
あれが、初めてのアルコールだった気がする。
ルーカスほどではないが、初めての酔いに戸惑った記憶。
それが酔いだとは知らなかった為、余計に。

ふわふわと笑うルーカスの頭を撫でてやった。
卒業したら、もうこうして撫でることもない。

後日、貰った写真は今でも大事にしている。
今回の飲み会の話を聞いて、久し振りに見た。
懐かしくなって。会いたくなって。

まだこの感情を持っていると改めて知った。**]


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[伏せていた顔を上げ、周りを見て目を細める。
夢をみていたからか、あの頃と同じように姿を探して。
いないことに首を傾げたが頭を振った。

いつからか、気にするようになっていた。
きっかけは覚えていない。覚えていないくらいの他愛のないことだったのだろうが。
切り揃えられた黒い髪。

夢ではあの場にはいなかった彼女へ、話しかけもした。
そうとは知らずとも、酒の勢いだったのだが。]


[退寮前、中庭の花壇が咲いたら見て欲しいと、直接言えれば良かったかもしれないが、結局伝えないままだった。
伝える心算もなかった言葉。
後悔ではない。
懐かしいと思える思い出だ。]


[店員を呼び、人数分の烏龍茶を注文する。
一緒にお絞りの新しいものもお願いした。]

 ……鍋、懐かしいな。

[あの時の鍋と同じ、昆布とキムチの鍋。
先に起きていたマドカへと、どんどんよそってやる。]

 〆は雑炊にしてもらおうな。

[目印のようだったちょんまげは、今はもうなくて。

改めて見れば、皆多少なりとも化粧をしている。
あの日、談話室で化粧をされていたジリヤも、今は当たり前のようにしているのだろう。

大人になったのだ。皆、同じように。]


[あのピンクベージュの封筒をキャサリンに返そうとして、結局そのまま貰ってしまったこと。
中身が種だとしれば、進学先で暮らし始めたアパートで育てていた。

夢をみて思い出したこと。
あの瑠璃色の封筒に入っていた手紙。
あれには、何が書かれていたのだったか。
貰ったことも、誰からなのかも覚えているなのに。
忘れるはずもないのに。
内容だけは曖昧なのは、夢の影響なのだろうか。**]


 ―居酒屋―
[目を開いて頭を上げる…。]

 やっぱり夢か、随分懐かしい夢だったな。

[あの頃に戻れるなら、きっと今の自分を伝えるだろう。
もっとよく考えろと、適当な大学で芝居を続ける。
最後は売れない劇団で芝居を続けて、観客の一人のヤジに切れて…。

『大きな声はもうだせないでしょうね。』

喧嘩の果てに辿り着いたのは、軽度の発声障害。
通常の会話は出来るけれど必要以上に大きな声は出ない。]

 懐かし過ぎて泣けてきそうだ…。

[情けなく笑いながらグツグツ煮える鍋を見つめる。]


[結局残ったのは女々しいと思って先には進めなかった人より得意なメイク技術だけ。
その道に進んでいればと後悔は後を絶たない。

きっと今からでも間に合うのかもしれないけれど…その勇気も度胸もなくしてしまった。

怖いんだ…また何かトラウマを抱えてしまうのではないかと…。**]


  
 [ 終わりは始まりを呼ぶわけで。
     ―――なら、私にとっての始まりって?

  気づいている、本当は。でも、気付かないフリ。
  隣で眠る幼馴染を、瑠璃の瞳を細めてみつめ、
   着ていたチャコールグレーのカーディガンを
   彼の背中へふわり、とかけて。

  次々と起きる仲間たちと目が合えば、
   涙残る瞳のまま「 おはよ 」と微笑んだだろう。 ]


[微笑むジリヤに、おはようと返す。
当たり前だったこんな挨拶も、卒業して以来することもなかった。
しなくなったことが、当たり前になってそれが寂しいことだなんて思うこともなかった。]

 お前も夢、みてたのか?
 俺もみた。
 ……卒業してから卒寮するまでの頃の夢だった。

[ジェレミーに声を掛ける。
彼も昔の夢をみていたようだ。
もしかして、同じ夢だったのかもしれない。
そう思って問う。]


[既にお冷とお絞りが用意されていることに気づいたのは、頼んだ烏龍茶とお絞りが届いてから。
暖かい飲み物の方が良かったかと思いながらも、あれば飲むだろう。
大量に来てしまったお絞りは、隅に積んで置いた。]

 ……泣きたいなら泣けば良い。
 誰も笑わんさ。

[あれから10年経って、泣きたい時に泣けない大人になった。
弱音を吐きたくても吐けない。
支えてくれる

だったら、今なら泣いても良いのではないだろうか。
弱音を吐いても良いのではないだろうか。
少なくとも、此処にいる者たちは笑うことはないはずだ。

鍋を見つめているジェレミーの皿へ肉を入れた。]


[夢と現実を彷徨っていた所為か。
まだ寝ているエルゴットがどこか泣いているように思え、ぽんぽんと頭を撫でた。
きっと夢をみている彼女は、気付かないだろう。

ただ。
三年間あの寮で家族のように過ごした同級生として、頭を撫でるくらいは許してくれると思ったのだ。**]


[次々と、目を覚ます。御伽噺の魔法が解けるように。
あの日々は、魔法だったのだろうか。全員が同じように見た、幸せな魔法。

違う。

あれは、過去だけど、確かな現実。

大切なことから目をそらしてばかりだった、ふわふわとした日々。]


[くすり。笑って。
目を覚ましたばかりのジェレミーに近づく。
彼の皿に肉を入れた彼にも曖昧に笑ったまま。]

ジェレミー。メイクの続き、してよ。

[そう言って目を伏せる。彼はしてくれただろうか。]

私ね。なれなかった。プリマ。
嘘のメイクだけじゃ、もう駄目みたい。

[居酒屋に来る前、一室に残してきた男を思い出す。
彼ももうとっくに気づいていて。もう自分たちはとうに駄目だったのだろう。]

ねえ、今からでも綺麗になれるかしら…?


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―― → 個室 ――

 ……へくし!
 ああ、外はまだ寒いですね。

[個室に戻る前に、くしゃみをまた一つ。
何気ない顔をして部屋の中へ戻れば、隅に積まれたおしぼりの中から暖かいものを一つ手に取った。]

 ……あ!
 ジェレミー先輩もゴロウ先輩も。
 おはようございます。

[キャサリンとジリヤに続いて目覚めていた二人へ、向けるのは常の笑み。
けれどゴロウへ向けたそれは、少しばかり下に向いた。
眼鏡があることを確かめるように。]


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[目を開いて頭を掻きながら>>+9ゴロウの言葉に頷いた。]

 不思議なことに同じ頃の夢ですね。
 いえ、泣きたいといったのはものの例えみたいなもんですから。

[そう言ってグラスに入っていたウイスキーを一気に飲み干した。
鍋の肉を皿に入れてもらえれば、どうも。と頭を下げた。]


[>>+13ぼーっとしたままだった自分に声をかけたキャサリンの方を見て、ゆるく笑う。]

 あぁ、いいぜ。
 告白する時も、結婚する時も、いや、綺麗になりたい時はいつだってやってやるって約束したからな。

[半ば一方的な約束。それでも彼女の言葉に頷いて笑う。
目を伏せた彼女の顔にまずはベースメイク…はすでに終わっているのでパウダーファンデを薄く…。
コンシーラーを指にとって目の下に薄く塗り重ねて行く。]

 そっか…。夢だったのにな…。

[嘘のメイクだけじゃダメみたいだと>>+13告げる彼女に、残念そうに言葉を加えた。
だが、今からでも…そう続く彼女の言葉に、彼女の顎に触れて顔を上げる。]

 目を開けな、いつだって俺が、お前のことを綺麗にしてやるよ。
 最も、メイクが無くたってお前は充分綺麗だけどな。

[クスッと笑うものの、その姿は自信に満ち溢れていた。]


[キャサリンの眉をカットしながら、眉ペンやアイラインを入れて姿を変えていく途中、マユミが戻ってくれば、そちらに視線を向けて]

 あぁ、おはよう。
 あんな少しの量の酒くらいで寝るなんて不思議なこともあるもんだ。
 もう大丈夫そうだよ。

[笑いながら答えて、ふと思い出したように、]

 マユミちゃん、可愛く、いや、すっかり綺麗になったね。
 元が良かっただけに、さらに綺麗になったよ。

[キャサリンにメイクをしながら笑ってそう告げた。]


 
 そうですね、本当に。
 ……不思議です。

[メイクを施されるキャサリンと、ジェレミーに視線を移す
彼らのやりとりも、寮では良く見る光景だった。
先ほどまで夢で見ていたはずなのに、もうひどく懐かしい。]

 ふふ、ありがとうございます。
 ――人形にはまだ、なれていませんけれどね?

[思い出すのはそんな一場面。
黒眼は懐かしく、それでいて少し寂しげに細められた。]


   
   なんか馬鹿みたいだな、私。
   本当はここに来るの、躊躇ったのよね。
   結構自分にいっぱいいっぱいで。
   
   ―――でも、来てよかった。


 [ 視線はお冷の氷。
   独り言のような本音を誰かに向けるわけでもなく
   ただただ吐き出す。   ]

   私、いろいろ間違えてたなぁ
   不幸せなんかじゃ、なかった。

 [ みんなのおかげでね。と加えて笑みが溢れた。** ]


[少し長めに夢を見ていたようだ。

ぱちくりと瞬いて目を覚ます。
きょろりと周囲を見渡して、
一瞬、これが現実なのかわからなくなった。

昔の夢なんてみた日には、涙が止まらなくなるのも珍しくはない。

けれど、みんながいる。
これは幸せな夢なんかじゃなくて、本当に。

嬉しくてにへら、と、崩れた顔で笑った。]


ー 回想 ―

[青い空に手を伸ばしてた、あのころは

 記録が伸びていくことが嬉しかった、
 おいしいごはんが食べられることが嬉しかった、
 仲の良い友だちがいて、楽しい先輩がいて、
 ただそれだけでよかった。

 マドカにはそれ以上はいらなかった。]


[記録を残すことにこだわっていなかったから、
 選手として生きることはできなかった。
 頭悪いなりに勉強して、みんなといっしょに大学に行って、
 陸上サークルには入ったけど棒高跳びの設備はなかった。

 それでも陸上がしたくて、
 そのためにサークルの付き合いも頑張った。
 お酒を覚えた、メイクも始めた、
 連れて行かれた合コンで出会った男の子に
 告白されて付き合ったけど、キスもしないうちに別れた。]


[そのうち就職して、
 どんくさいながらもコピーとお茶汲みを覚えて、
 毎日パソコン叩いて、笑顔でランチして、

 それから、それから……]


[恋とはどんなものかしら。

 あの春の日、青い空に問いかけた、
 その答えはいまだに、見つからないまま。

 見た目は大人になった。
 でも心はまだオトナになれなくて、
 心だけ、あの日に置きざりにしたまま。]


― 現在 ―

[そこまで思いを馳せたところで、ふと我に返る。
聞こえてきた声に、ぴょこんと肩揺らして頷いた]

 私も……私も、です!

 みなさんのおかげで、幸せです!

[声を出してから、振り返る。
大人っぽすぎて近寄り難くて苦手だったはずの
ジリヤの姿にびっくりして、目を丸くした。]



 そうか。

 ……今じゃなくても、泣きたい時に泣ければ良い。
 ただ、一人で泣くな。

[ジェレミーに頷くように告げる。

あの頃は、傍に誰かがいてくれた。
陸上部を辞めると決めた時、話を聞いてくれたのは確かフィリップだった。
話を聞いてくれる友人と、陸上の代わりになる物があったから、怪我をしたことも、そこまで腐らずに済んだのだ。

あの頃のように支えてくれる友人は貴重だったのだと、今なら分かる。]


[エルゴットの頭をぽんぽんと撫でながら、ジェレミーにメイクをねだるキャサリンを見た。

あの時。
夢の中、耳元で聞こえた気がした声は気のせいだったのだろうか。
それは確かめることはしない。]


[聞こえたくしゃみに、個室の入り口を見る。]

 おかえり。

[戻ってきたマユミへ声を掛けたが、その視線は自分の顔よりも下に向けられている。
眼鏡を確かめようとしている目的は知らないまま、嫌われたかと思い、視線を外して息を吐いた。]


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